プライベート・ライアン   

2/25のタマフルの1コーナー、サタデーナイトラボで放送された「宇多丸よ!そして日本人よ!銃を語らずにしてなにが男ぞ!!TBSアナウンサー安東弘樹プレゼンツ"シネマの中の銃"ハスラー!!」にて、安東アナが選ぶ銃映画1位として語られていたので、鑑賞しました。

プライベート・ライアン
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映画.com「プライベート・ライアン」
解説:1944年6月。ノルマンディ上陸作戦は成功に終わったものの、激戦に次ぐ激戦は多くの死傷者を出していた。そんな中、オマハビーチでの攻防を生き延びたミラー大尉に、落下傘兵ライアン二等兵を戦場から救出せよという命令が下された。彼には3人の兄がいたが、全員が死亡。兄弟全てを戦死させる訳に行かないと考えた軍上層部の決定であった。ミラーは中隊から7人の兵士を選び出し、生死も定かでないライアン二等兵を探すために戦場へと出発するのだが……。
「宇多丸よ!そして日本人よ!銃を語らずにしてなにが男ぞ!!TBSアナウンサー安東弘樹プレゼンツ"シネマの中の銃"ハスラー!!」前編
「宇多丸よ!そして日本人よ!銃を語らずにしてなにが男ぞ!!TBSアナウンサー安東弘樹プレゼンツ"シネマの中の銃"ハスラー!!」後編

久々のスピルバーグ監督作品です。
ライアンのプライベート?って意味わからなかったので、調べた所によると原題の意味は「ライアン一等兵の救出」という至極まっとうなタイトルだったみたいですね。ライアンは一等兵なのに、日本版はなぜか二等兵に格下げされてますが…。

結構な人が、すでに鑑賞済でしょうが、一応いろいろ書きます。

この作品は、絶対に映画館で観た方が、面白かっただろうなと思います。音的にも絵的にも…。
それくらい迫力ある戦闘シーンがしょっぱなからあります。僕は、あんまり戦争映画を観てないんで、全然わからないですが、こんなリアルな戦争映画は、これまで無かったらしいですね。
安東アナ曰く「実際に、ノルマンディ上陸作戦に参加してた元兵隊達が、いつもの戦争ごっこ映画だと思ったらまさに自分達が経験した戦争そのもので、匂いまでして来て、終わった後、席を立てなかった」との事。
Wikiによると冒頭の戦闘シーンは〝映画史に残る20分〟として、知られてるみたいですね。
確かに、迫力はハンパ無いです!でも、だからこそ映画館で観たかったんですよねぇ…。悔しいですね。
なぜそんなに後悔するかと言うと、やはり、迫力あってこそのこの映画だと思ったんですよね。ブルーレイでも十分に迫力あるけど、所詮、家のテレビですからね。映画館とは雲泥の差なのは明らかで。

と言うのも、素敵なお話だと言うのは異論無いですけど、ストーリーはベタと言えばベタだと思うんで、それで170分だったんで、長いなぁと思ってしまって…。でも実際、これはなかなか見つからないライアンや、終わらない戦争を観客が体験する上で、必要な時間なんじゃないかと思うんですよ。やっぱり映画館で、こうイライラさせられたかったなぁと思いますよ。この映画ストーリーで勝負しようって作品じゃないと思うんで。

ちなみに、この年のアカデミー賞は「恋におちたシェイクスピア」ですが、米エンターテインメント・ウィークリー誌が、過大評価されてる受賞作に挙げてて、98年は、今作が受賞すべきで、50年後も語り継がれるのは、今作だとニュースに出てましたね。

米誌「過大評価されているアカデミー賞受賞作18本」を発表
↑この記事、興味深いですよ。
映画にしろ音楽にしろ、数十年経ってみて、本当のその作品の価値が始めてわかったりするから面白いですね。

ちなみに、wikiに
約3時間にも及ぶ長編映画にもかかわらず、わずか60日間という凄まじい早撮りで作品を完成させた
撮影に入る前、トム・ハンクスをはじめとした出演者たちは、リアルな演技をするために元海兵隊大尉のデイル・ダイの協力の下、ブートキャンプ同等の訓練を10日間受けさせられた。その間は教官がいきなり俳優達に向かって発砲(空砲)したり、当時の兵士達が持ち歩いていた道具と装備を全て背負わせて延々と行軍させたりと内容的にとても厳しいものであった。ライアン一等兵役のマット・デイモンはこの新兵訓練の参加メンバーから意図的に外された。これは10日間の過酷な訓練を通じて救出隊のメンバーにマット・デイモン=ライアン一等兵に対する反感を植えつけるためであった。俳優らは2週間にも及ぶ戦闘場面の撮影に酷使され、疲労の色も濃く、撮影当初の和んだ気分も消えて荒んでいた上に、現場の進行を知らない新進気鋭のデイモンが新兵よろしく撮影途中に現場到着した時には、当初の意図通り剣呑な雰囲気となり、それらとの相乗効果でリアルで緊迫した演技へと集約され、作品テーマの一部に組み込まれる。
とありますが、この辺の情報も面白いです。「ドラゴン・タトゥーの女」追記で書いた、スピルバーグ監督は、大体1~2テイクしか撮らないと言ってた話の裏付けになりますね。本当に仲を悪くさせる演出も面白いですね。それでいて効率的ですね。

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by eigasirouto | 2012-03-06 23:02 | 旧作(2012年鑑賞)

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