シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム   

金曜日に、ユナイテッドシネマとしまえんで鑑賞した3本目!

シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム
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公式サイト
解説:『アイアンマン』シリーズのロバート・ダウニー・Jrと『コールド マウンテン』のジュード・ロウがシャーロック・ホームズ、ジョン・ワトソンにふんするアクション・ミステリーの第2弾。おなじみのコンビに謎の女占い師を加えた3人が、ある事件を裏で操る最強の敵との死闘を繰り広げる。監督は、前作に続き『スナッチ』のガイ・リッチー。また、2人と手を組むヒロインを、『ミレニアム』シリーズのスウェーデン出身の女優ノオミ・ラパス、テレビドラマ「MAD MEN マッドメン」シリーズのジャレッド・ハリスが敵役として登場。ヨーロッパをまたに掛けて活躍する、ロバートとジュードの絵になるコンビに期待が高まる。
あらすじ: オーストリア皇太子が自殺する事件が起きるも、シャーロック・ホームズ(ロバート・ダウニー・Jr)は皇太子が暗殺されたと推測。事件の謎を解くため社交クラブに潜入したホームズは、ジプシーの占い師シム(ノオミ・ラパス)と出会うが、シムは事件の手掛かりを知ったことで暗殺事件の首謀者モリアーティ教授(ジャレッド・ハリス)に狙われてしまい……。

今回の記事は、かなり長くなると思います。
なので、読むのがめんどくさい人の為に、結論から書いておきます。

最初からずっと楽しかったけど、強いて言うなら少しだけ悪ノリし過ぎな感じがしなくも無かった。でも何よりもラストの僕らが子供の頃読んでいた少年ジャンプ的な盛り上がりに大興奮したので、最高でした!!

と言う事で、これからチマチマと書きたい事を書いていきます。
今回は、本当に長くなりそうなので、以下のブロックに分けて書いていこうと思います。
①物語について
②ロバート・ダウニー・Jr、ジュード・ロウの魅力とホモ・ソーシャルな関係について
③格闘技について
④原作との比較に関して
⑤周りの作品との関連性
めんどくさいですよねー。更に、これに前作との比較なんかも織り交ぜながら書いていきたいと思います。なので、興味ある部分だけでも読んで下さいな。

①物語について

1作目の敵は、ヘンリー・ブラックウッド卿で、近年のガイ・リッチー作品には欠かせないマーク・ストロングが好演してましたが、1作目からヒロインであるアイリーン(レイチェル・マクアダムス)を利用して、ホームズに接近を図ってた宿敵モリアーティ教授(1では、影しか見えない)が、今回ついに登場し、ホームズ達と対峙します。それをジャレッド・ハリスが怪演します。
ブラックウッド卿も中々手ごわかったですが、今回は、ホームズと互角の頭脳を持つ男です。天才ホームズもただでは、済みそうにありません。おまけに大好きな相棒ワトソン君は、結婚します。
どうなる?ホームズ!どうなるんだ?このコンビ!?と序盤から目が離せない展開です。

とにかく、アクションあり、コメディあり、やおい感あり、ミステリーサスペンス(ここが弱くて文句言ってる人は結構います)ありの、盛りだくさんなお話を素晴らしいスピードとテンポで、見せてくれます。
全体的に、あらゆる面で、1よりスケールアップしてるにも関わらず、上映時間は1が129分に対し、2は128分と短縮されてる事に驚きです。(1で必要だった、キャラ説明が必要無いからという理由が一番大きいかと思われますが)

そして、1では、19世紀ロンドンで大活躍するホームズ達ですが、今回は、ヨーロッパを駆け回ります!イギリス出身のガイ・リッチー監督、1でロンドン愛を爆発させてたと思いますが、2では、ヨーロッパを描いてくれました。モリアーティ教授との最後の決着は、④でも触れますが、原作同様に、スイスで行われます。

ただ、ヒロインに関しては、アイリーンの方が、好きでしたね。ノオミ・ラパスも素敵ですけど、あの、敵か味方かわからない峰不二子感が好きだったんですけどね。まぁでもアイリーンが死んだ場面自体は映してないから続編で、実は生きてましたーという「男塾」的な展開も望めますよ。

でも、とにかくラストに向かって、物語はエスカレートして行き、テンション上がりますよ。最後のチェスをしながらのモリアーティ教授との戦いは、興奮必至です!チェスで思い出すのは、「リボルバー」と「ドーン・オブ・ザ・デッド」ですね。ガイ・リッチー監督の黒歴史と言えそうな「リボルバー」が、今回の決戦で成仏出来るのでは、無いでしょうか。あれがあったから今回の興奮すべき展開があったんですね。失敗はあっても無駄にはしなかったですね!!

果たして、どうなるのか?興味ある方は、1をDVDで鑑賞してから劇場へ行きましょう!

②ロバート・ダウニー・Jr、ジュード・ロウの魅力とホモ・ソーシャルな関係について

確かに、このシリーズのホームズとワトソンは、ちょっとちょっと~と言いたくなるくらいホモホモしくて、やおい好き女子もたまらないんじゃないでしょうか。ただし決して、ゲイって訳では無く、あくまで友達…いや、マブダチ感が強いだけで、いわゆるホモ・ソーシャル感が半端無い事になっています。
ホモ・ソーシャル=ホモフォビア(同性愛嫌悪)とミソジニー(女性嫌悪)を基本的な特徴とする、男性同士の強い連帯関係のこと。それ自体同性愛的なものでありながら、男性同性愛者を排除し、異性愛者同士で閉鎖的な関係を築く。
色んなスポーツ物や、ヤンキー物、バトル物なんかは、実は、ここにこそ魅力があったりすると思うんですよ。熱い友情にグッと来るじゃないですか。物語だけじゃなく、実際のスポーツとか、バンドとか、お笑いコンビとかも、実は、こういう要素って大事で、意識こそしないけど、そこに萌えたりしてる部分絶対あると思うんですよね。お笑いコンビとか、面白さだけじゃなくて、関係性とかもやっぱり大事だと思いますし。

だから僕は、ガイ・リッチー監督は、よくぞこの要素に着目し、拡大したなと思いますね。これが入る事によって、単なる天才探偵と助手と言うだけじゃなく、キャラクターに深みが増してる思います。更に、1作目からワトソン君が結婚を前に、コンビを卒業しようとしてて、ホームズがやさぐれると言う事で、面白いし、危機感と寂しさを醸し出してて、僕は、それがたまらなく好物ですよ。

そして、それを演じる2人も最高に素晴らしいですよ!

まず、なんと言ってもシャーロック・ホームズを演じるロバート・ダウニー・Jr
「アイアンマン」で、すごく惹き付けられたのですが、このホームズも当たり役と言って良いでしょう。僕的に、今、一番好きな俳優かも知れません。「アベンジャーズ」の予告編が、チラホラ流れ始めましたが、色んなヒーローがいる中、僕は、やっぱり彼が映ってるシーンは、テンション上がります!とにかくカッコイイって、だけじゃない魅力がありますよ。なんでしょうか、この半端無いロバート・ダウニー・Jr力は。「戦場のメリークリスマス」で、僕はたけしさんが画面に映るとテンションが上がったものですが、それと同じような感覚がありますよ。ずっと観ていたい存在感があります。

また、このホームズ像がハマるんですよ。何を考えてるかわからない顔で、男前だけどすっとぼけた感じの顔でもあるんで、天才って感じもするし、頭のイカれた人にも見える。完璧ですよ。

もう一方のワトソン君を演じるジュード・ロウも、スマートで色気があっていいですね。
そう言えば、「ヒューゴの不思議な発明」で一言も彼に言及してなくて、後悔してたのですが、ヒューゴの父親役で、素晴らしい演技を見せてくれてましたよ!

彼は、ホームズの保護者役って感じなんですけど、なんだかんだホームズに巻き込まれる損な役割で、いつもホームズに怒ってるんですけど、どうもまんざらでもなさそうなんですよね。お前も、本当は、ホームズとバカやりたいんだろ?でも、世間体とか考えて、大人のふりして結婚とか考えてんだろ?ってのが、バンバン伝わって来て、たまんないですよ。それが証拠に、今作で酒を飲んだらホームズ以上にハチャメチャな人間だったと言うのも描かれてて、面白かったです。

この2人が、画面に映っただけでも映えますからね。それだけでも、僕としては、もうこの映画は、楽しいんですよ。ずっとこのコンビを観て行きたいですよー!

で、そのホモ・ソーシャル感なんですけど、これも前作よりアップしてます!
確か、1の時、原作者コナン・ドイルの遺族に、「これ以上そういう描写を増やすなら続編は作らせない」と怒られたとか、聞きましたが、2では、
ホームズ「誰にダンスを教わったんだい?」
ワトソン「君だよ、君」

もうこれ、確信犯でしょ!怒られちゃいますよ!
まだ1の方が、シレっと入れてる感じしましたけどね。
僕は、ニヤニヤが止まりませんでしたけどね。


とここまで書いて疲れたので、残りは久々に追記で続きを書こうと思います。では。

ブログ内関連記事
ガイ・リッチー
「シャーロック・ホームズ」
「リボルバー」

「ヒューゴの不思議な発明」
「ドーン・オブ・ザ・デッド」

2012/3/29に追記を書きました→こちら
2012/4/27の「裏切りのサーカス」で、ちょっと追記あります。
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by eigasirouto | 2012-03-28 02:17 | 新作映画(2012)

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