ドライヴ   

4/13(金)の3本目!実は最初からこちらの作品が大本命でした。

ドライヴ
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公式サイト
解説:スタントマンと逃がし屋の二つの顔を持つドライバーの姿をクールに描き、欧米の評論家の称賛を浴びたクライム・サスペンス。昼と夜では別の世界に生きる孤独な男が、ある女性への愛のために危険な抗争へと突き進んでいく。メガホンを取ったデンマーク人監督ニコラス・ウィンディング・レフンは、本作で第64回カンヌ国際映画祭監督賞を受賞。『ブルーバレンタイン』のライアン・ゴズリングと、『17歳の肖像』のキャリー・マリガンの演技派が出演。緊迫感あふれるバイオレンスとフィルム・ノワールのような雰囲気、ジェットコースターのような展開から目が離せない。
あらすじ:天才的なドライブテクを武器に、昼は映画のカースタント、夜は強盗逃し専門の運転手をしているドライバー(ライアン・ゴズリング)。ドライバーはアイリーン(キャリー・マリガン)にひそかに思いを寄せていたが、彼女には服役中の夫スタンダード(オスカー・アイザック)がいた。ある日、服役から戻ってきたスタンダードがガレージで血まみれで倒れている姿をドライバーが目撃し……。

「鑑賞後、映画から抜け出せず、主人公になりきり肩で風を切って映画館を出た。
好き嫌いは分かれるかも知れない。
スプラッターが苦手な人は、嫌かも知れない。
しかし、
たまらなくかっこいい。そして、ヒロインの笑顔がたまらなくかわいい。そして、せつない。
この映画、本当に展開が読めなかったんで、興味ある方は、このブログを読まずに、すぐ映画館に行って下さい!マジで面白いと思うんで。
好きか嫌いか別にしても、なんだか凄い映画ってのは、間違いなく伝わると思うんで、映画館で観ておいた方がいいですよ!
とにかく色んな映画やってますけど、予定を変更してでも行くべきです。金が無ければ消費者金融に走るべきです。とにかく、今、映画館で観て欲しいです!音響も大切なんで是非、映画館で。」


以上の文章は、映画を観終わって、大江戸線内で書いた文章です。

そして、3日経った今もこの映画から抜け出せて無いほど、愛おしい大好きな作品になってます。

これは、もうDVDが出たら買おうと思ってます。何度も何度も観てみたいんです。

この数日間で、色々レヴューとか読んだ感じだと賛否両論あるみたいです。
まぁそれもわからなくもないです。
なので、この映画は僕の偏愛が強いかもしれません。
ただ、誰がなんと言おうとこの映画が好きです。

それで今この映画をどう伝えればいいのか非常に悩んでます。
なぜ他の映画に比べて、こんなに興奮してるのかも、まだ掴み切れて無い状況です。
その上で、その理由を手繰って行こうと思います。

今回は、以下の項目に分けてみます。
①どういう映画なのか
②ドライバーとヒロインについて、そして純愛
③監督について
④まとめ


①どういう映画なのか

ストーリー自体は、その辺にある様な映画だと思います。
町山さんは、「シェーン」がこういう系統の原点だとおっしゃってて、他にもたくさん真似されてると言われてました。
どういう事かと言うと、好きになった人妻を守りたくて、恋敵である筈の旦那の為に一肌脱ぐ話です。

町山さんの解説に興味ある方は、ポッドキャストを。

主人公のドライバー(ライアン・ゴズリング)は、昼間は整備工&スタントマンをやり、夜は強盗を逃がす運転をするやり手のドライバーです。そして、後で気付いたんですけど、彼の名前は一切出て来ませんし、サイトなんかで調べても無いのです。つまり、〝名も無き主人公〟です。更に、無口でほとんどしゃべらない男で、何を考えてるのかわからないです。

わからないけど、言葉で説明せずとも表情や行動でわからせてくれるという正に、「アーティスト」の様な偉い演出です。(こっちにぶっ飛ばされて、アーティストの評価が厳しくなったのかも知れません。)ただ、それが全然、気取った演出になってなくて、ちゃんとキャラを引き立てる要素にもなってて、無口で出来る男でかっこいいと思えました。

「ドライヴ」というタイトルからは、カーアクションを連想されるかも知れませんが、後半は全然違う展開になって行きます。だから本当に、情報を入れずに、まず映画を観る事をオススメします。
※ちなみに、アメリカではアホな観客が「カーアクションシーンが無いから詐欺だ」と激怒して、訴訟を起こしてるとの事w

じゃあ、どんな映画なのか?とりあえず、似てる映画を考えますと、色んな方が指摘されてますが、まずは初期北野映画じゃないでしょうか。
言葉は少なめで内なる狂気を持った主人公、ほとんど会話が無く愛を伝える、非常に暴力的、何とも言えない悲しいラスト…など北野映画を連想してしまいます。

とするならば、韓国ノワール映画にも共通してます。今年、鑑賞した新作では、「哀しき獣」が一番近いです。

また、北野武監督が、俺と感性が似てるというマーティン・スコセッシ監督の暴力系の映画とも共通する部分がある気がします。
僕は、どうしても、主人公がドライバーだし、「タクシードライバー」を真っ先に連想しました。21世紀型トラヴィスとは、言えないかも知れないけど、内に秘める狂気や暴力性、純愛などは共通するのではないでしょうか。

それでいて舞台はロサンゼルスだけど、デンマーク出身の監督ですから非常にヨーロッパ的な映画っぽく、芸術的でオシャレな感じも残ってます。

あれだけ映画を観てる町山さんが、「ストーリーはベタだけど、全く新しい映画。 タランティーノ以来の映画に革命を起こした監督かも知れない」的な事を言われてます。他にもデヴィッド・リンチっぽいとかも言及されてました。(デヴィッド・リンチの作品は、もっと観たいけどGEOでなかなか見つけられて無い状況です。)

とにかく色んな要素が入ってるんだけど、なんか新しい。変な映画ではあるんだけど、僕はそのいびつさも含めてすごく好きですよ。

また、タイトルやエンディングの文字が、ピンクと言うのも、この映画にふさわしいのか~?と思いつつ、エンディングなんか黒にピンクの文字で、かっこいい!!と思いました。

色々、頭使い過ぎて、疲れたので、②以降は、また追記します!おやすみなさい!

2012/4/16に「ドライヴ追記」あります。→こちら
2012/4/18「ドライブ追記2」書きました。
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by eigasirouto | 2012-04-16 04:08 | 新作映画(2012)

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