サニー 永遠の仲間たち   

韓国万博の竹島問題で揉めてますが、そんな事は全く関係無く韓国映画を観て来ました。
今年見た新作の韓国映画は、「哀しき獣」以来2本目です!

今日(6/1)は、映画の日だったので、渋谷にて、今作+「ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン」+「先生を流産させる会」の女性の軍団モノ3本立てを勝手に楽しもうと決め込んでたのですが、寝坊してプランが上手く立てられず、今作と「先生を流産させる会」の2本立てになってしまいました…。

サニー 永遠の仲間たち
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公式サイト
解説:デビュー作『過速スキャンダル』が韓国で大ヒットし、一躍有名になったカン・ヒョンチョル監督による感動の人間ドラマ。かつて共に青春時代を謳歌(おうか)した女子高生仲良し7人組“サニー”のメンバーが、25年ぶりの再会を果たす様子を温かく描く。『サイボーグでも大丈夫』のユ・ホジョンらベテラン勢と、本作がデビュー作となるパク・チンジュらが共演。過去と現在を行き来しつつ紡がれる、笑いと涙と青春の甘酸っぱさが詰まった物語に心が躍る。
あらすじ:ナミ(ユ・ホジョン)は夫と高校生の娘に恵まれ、主婦として平凡だが幸福な毎日を送っていた。そんなある日、彼女は母の入院先の病院で高校時代の親友チュナ(チン・ヒギョン)と思わぬ再会を果たす。25年ぶりに再会した友人はガンに侵され、余命2か月と宣告されていた。チュナの最後の願いはかつての仲間たちと会うことだった。

初のル・シネマに行って来ました!綺麗な所で、格式の高い映画館でした。トイレがメッチャ綺麗でしたね。優雅な気分になれましたよ!

ポスターの感じで、勝手に微妙な恋愛映画だろうと思ってましたが、なぜ鑑賞したかと言いますと、水道橋博士さん他が、ツイッター上で激推しされてて、非常に興味を抱いたからであります。

そして鑑賞後の結論は、女性の友情物語で、笑えて泣ける素晴らしい作品でした!

今回は、以下
①まず物語の骨格が個人的に好み
②キャラクターの描き分けも出来てる
③その他とまとめ
に分けて書いて行きます。


①まず物語の骨格が個人的に好み

僕は、「莫逆家族」という漫画が好きで、単行本も全部持ってますけど、その話は30過ぎた元暴走族の男達が、必死に社会に適応しようとしてたのですが、ある事件をきっかけに家族を創り、調子コイた若者や昔の因縁の相手に大暴れする話なんですが、この映画の中で40過ぎの元ヤンのおばさん達が、主人公の娘の仇打ちで女子高生達を凹りに行くシーンを観て、女版の「莫逆」だなと思って好きになりましたね。※「莫逆家族」は、もっとえげつないですが。
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ちなみに、この漫画も秋に映画が公開されるので、非常に楽しみにしています。

後、7人の仲間と言えば、「7人の侍」に始まり、王道中の王道ですよね。
複数の仲間モノに僕は弱くて…。なぜかリーダー格よりも、脇のあんまり目立ってない人が好きになるタイプですが、やっぱり複数モノは僕的には鉄板だなぁと思いました!なんでしょうか、関係性にグッと来てるんでしょうかね。
「ドーン・オブ・ザ・デッド」も、それがスゲー好きな所ですからね!

そして、〝仲間を探す〟ってパターンも、大好物でして。
「7人の侍」や「X-MEN: ファースト・ジェネレーション」の仲間を探すシーンが、本当にワクワクして好きなんですけど、今作は、昔の仲間を集めるという変形バージョンですが、これまた楽しい!次は、どんな人物が見つかるかな~?と非常に楽しめる訳です。

これらの要素だけで、僕的には、60点くらいは堅いんですよ。
そこから後は、こまごました所で、どれくらい面白くなってるか。なんですけど、随分と点数を積み上げてくれましたよ。


②キャラクターの描き分けも出来てる

①で、複数の仲間モノが好きだと書きましたが、しかし、キャラクターが描き分けられてて、それぞれに魅力がある。と言うのが、条件になって来ます。
そして、今作は、確かに影が薄いキャラクターもいますけど、しっかり描き分け、魅力、あると思います。

写真を貼ってくのが、めんどくさいので、名前とキャラクターだけの説明です。

イム・ナミ(現在ユ・ホジョン/高校時代シム・ウンギョン)
本編の主人公
高校:田舎からソウルに転校して来た普通の女の子。
現在:旦那は成功者で金持ちみたいです。高校生くらいの娘がいます。
松嶋菜々子に似てて綺麗な女性です。ちなみに高校時代の妙な動きが笑えてクセになりそうです。

ハ・チュナ(ジン・ヒギョン/カン・ソラ)
高校:器が大きく、“サニー”のリーダーで、転校生のナミを仲間に入れる。
現在:最後に、仕事が明かされるが、ガンで余命2カ月の命に。
非常に男前な性格で、頼りになります。高校時代の彼女は、結構美人だと思います。彼女の要望でナミは皆を探します。

キム・チャンミ(コ・スヒ/キム・ミニョン)
高校:美人になろうと必死な女の子で、二重まぶたにしようとしている。
現在:保険セールスマンをやってるけど、残念な成績。
デブでコメディリリーフな役回りです。最初に見つかる元メンバーで、その後、ナミと仲間を探すので、出演機会が多いです。

ファン・ジニ(ホン・ジニ/パク・チンジュ)
高校:頬が出っ張ってて、口の悪いお調子者の副リーダー。
現在:整形して、金持ちと結婚してセレブになりすまし、過去を忘れようとしている。
チャンミとは、別方向のコメディ担当です。高校時代のライバルチームとの罵り合いも笑えるし、ナミ達が現れての慌てっぷりも、面白かったです。

ソ・クムオク(イ・ヨンギョン/ナム・ボラ)
高校:唯一のメガネっ娘。小説家を目指している。
大人:団地暮らしで姑にいびられている。
上の4人に比べて、あまり取り上げられませんが、裕福では無いし姑に罵られて手がガタガタ震えていて、なかなか大変な状況。高校時代、武器を持つと最強でした。

リュ・ポッキ(ユ・ホジョン/キム・ボミ)
高校:ミスコリアを目指して、おしゃれに勤しむ。
大人:母親が事業で失敗して、娘にも会えない。ホステス?
彼女も、あまり取り上げられないが、ノイローゼ気味でおかしくなっている。ガンのチュナ、クムオクとは、また別の角度で一番大変な状況。彼女が一番好きになりました。

チョン・スジ(高校時代ミン・ヒョリン)
高校:メンバー1の美女だが、感情を表に出さず何を考えてるのか謎。
現在:見つからない
高校時代の彼女は、本当にかわいいです。少女時代は、かなり重要人物なだけに、〝見付からない〟という事で、逆に存在感が増しています。この辺のキャラの置き方が、すごく上手いと思いました。

どうでしょうか?これだけでも、こんな彼女達がどう絡むのか?興味湧きませんか?


③その他とまとめ

この話、前半部分は、ほぼコメディタッチで、わざと過剰な演出をしたりしています。
80年代感を出すためか、好きな男を前に、頬が赤くなったりします。
更に、ナミの母親の病室で、みんなでドラマを観てて、全員で皮肉満々のつっこみを入れたりと本当にコメディチックです。
前半は、ゲラゲラ笑わせてもらいました。

それで、ナミ達の高校時代は、86年なんですが、その頃の曲がかかったりして、当時に青春時代を送った40代の人達は、非常に喜ばれてるみたいです。
僕は、86年は、まだ10歳ですから曲を聴いた事あるなぁくらいですが、ナミがジージャンにジーパンを着てる所とか、共感出来ましたし、シンディ・ローパーの「Time After Time」とかも、まぁ知ってますし、僕は、35歳なので、ギリギリ着いていけるくらいですけど、40代ならもっと色々思い出したりするんじゃないでしょうか。

でも80年代生まれも生まれて無い人も、話が面白いので楽しめるんじゃないでしょうか。
まぁ、最後の都合良すぎない?とも思える展開に、ええ?とは思いましたけど、ちゃんと面白いポイント、テンション上がるポイント、感動するポイントを抑えてるから全然、気になりません!

後、当時の韓国は、武装した学生と政府が衝突したりしてたんですね。
その揉めてる中に交じって、女子同士のケンカのシーンは、なかなか笑えましたよ。
そういう当時の様子も入れつつ、現在とシンクロさせて行きます。
その場面の移り変わりも、いちいち工夫されてて、面白かったです。

そして、後半は、泣きましたよ、、、、もう。

とりあえず、中学、高校の友達に会いたくなりましたね~。


そんな、淡い自分自身の思春期も思い出してた訳ですが、その後に観た「先生を流産させる会」の衝撃に全てを吹っ飛ばされました!

つづく…
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by eigasirouto | 2012-06-02 01:28 | 新作映画(2012)

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