DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る   

「枯れないためにも、いつまでも太陽のような存在でいてください。」by大島優子

DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る
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公式サイト
解説:爆発的人気を誇る人気アイドルグループAKB48の光と影に迫るドキュメンタリー第2弾。CD売り上げでは数々の記録を打ち立て、テレビ、映画、雑誌などでその姿を目にしない日はない少女たちの過酷な実状を映し出す。東京、グアム、台湾、シンガポール、そして東北各地を駆け足で飛び歩くメンバーに365日間カメラが同行。独占インタビューで語られる、華やかな舞台の裏で悩んだり傷ついたりする少女たちの姿が共感を呼ぶ。
あらすじ: 2005年、秋元康のプロデュースにより誕生し、今や国民的アイドルの地位を不動のものにしたAKB48。西武ドームコンサートで3日間で延べ9万人を動員するスーパーアイドルたちのメンバー内格差や、アイドルとしての葛藤(かっとう)を1年にわたり追い掛ける。カメラがとらえたし烈な舞台裏や、メンバーのインタビューなども収録されている。
総選挙を観た後に、今作を鑑賞しましたが、先にこっちを観ておけば、もっと楽しめたでしょう。
いや、しかし総選挙もこの映画も面白かったですよ。
僕は、「ウルトラマンサーガ」の時に、チョロっと触れましたが、顔と名前が一致するのが、前田敦子、篠田麻里子、高橋みなみ、板野友美だけで、「ウルトラマンサーガ」を観たから秋元才加もわかる…。その状況で、選挙前、ネットや友達とかの情報で、あっちゃんが辞めるから大島優子が1位を期待されてるとか、神セブンってのがいるらしい。とか情報は入れてましたが、全然、顔と名前が一致しない状況で、総選挙を観たのですが、面白かったですね。

推しメン(昨日、今日覚えた言葉をさっそく使ってます。)は、マリコ様だけでしたけど、大島優子がなんだかんだ1位になるのも納得できました。
かわいいとか、美人とかだけで決める訳じゃないですからね。アイドル力、人間力の勝負なんでしょうけど、彼女の笑顔は、なんか癒されるというか元気をもらえるなと思ったんですよね。もう、僕は彼女の事が気になり始めてますよ。僕は。

2位・渡辺麻友、3位・柏木由紀、4位・指原莉乃の魅力に関しては、にわか…というより無知な僕は、まだわからなかったです。キャラが全然わからないですからね。キャラがわかってれば、また違った印象があるのでしょう。指原さんは、フジテレビのアナウンサーに粘着されてましたし、大分で母親も応援してて、推されてる感じもしますし、ベジレンジャーでも〝ベジレンジャーロボ〟という特殊な役をやってるんで、ちょっと興味湧いてます。

それで、元々知ってて、かわいいなぁと思ってた5位マリコ様のコメントは、プロレス的でよかったですよ。ナタリーの記事から引用させていただくと、
私はこの総選挙が嫌いではないです。自信があるからではないです。自信はないですし、この日が来るのが不安でした。でもこうやって皆さんのあたたかい声援とあたたかい気持ちがぶつかる今日の日を、この緊張感を味わえる今日を、自分がすごく成長できる日だと思ってます。後輩に席を譲れという方もいるかもしれません。でも、私は席を譲らないと上に上がれないメンバーはAKB48では勝てないと思います。私はこうやって皆さんと一緒に作り上げるAKB48というグループが大好きです。だからこそ、後輩には育ってほしいと思ってます。悔しい気持ちはすごくあると思います。正直、私も今この順位にビックリしてすごく悔しいです。でも、そうやって悔しい気持ちをどんどん先輩、私たちにぶつけてきてください。私たちを潰すつもりできてください。私はいつでも待っています。そんな心強い後輩が出てきたならば、私は笑顔で卒業したいと思っています。
確かに、投票だから何をどうがんばればいいのか?とか、すでに上に後輩がいるとか、つっこみ所は、あるんですけどね。
皆、若いのに本当に立派なコメントをするなぁと思ってますが、ただ、言ってる事は違えど、泣きながら似たような発言が多い中、空気を一変させるコメントだったので、やっぱり一番興奮しましたね。
さつっこみ所として、投票だから何をどうがんばればいいのか?と書きましたが、結局、人気というのは、メディア露出というのが、一番大きいでしょうけど、じゃあメディアに出るには、何が必要なのか?自分自身の個性を把握してそれを活かして行く事だったり、後、これは映画に出て来るシーンなんですけど、じゃんけん大会の優勝したマリコ様以外の発言に、センターになる自信の無さがあるので、とにかく自信を持てと言いたかったんじゃないでしょうか。
もちろん引退しろという若い世代のファンへ向けたものであり、マリコ様自身のファンを安堵させるべきコメントと言うのは、言わずもがなでしょうが。

他にいいコメントだなぁと思ったのは、宮澤佐江ちゃんのコメントですね。漫談的に家族の話をしてて面白かったです。話す順番とかも完璧だったんじゃないでしょうか。

後、個人的には、松井玲奈と梅田彩佳がかわいいなぁと思ったり、今後、HKT48も上手く行くといいなと思いましたよ。

それと大島優子にあっちゃんが、花束を贈呈するシーンがあるんですけど、テレビだとフリがあったけど、現場だといきなりヅカヅカと現れた感じに思えたので、あっちゃんが舞台に立つ前に、徳光さんの煽りがあるともっと盛り上がったのかなぁとか、それだといやらし過ぎるかなぁ?とか、色々考えさせられましたね。

っていうのが、第4回総選挙の感想ですね。AKB商法、総選挙の是非、過剰なメディアの取り上げ方とか、まだまだ考えるべき部分はありますけど、そこは、一旦置いておきましょう。
とにかく、総選挙自体は、本当によく出来た構造になってると思います。僕みたいな立場の人間でも、面白かったです。

それで映画の話になりますけど、まずタイトルが長いというのが、第一印象ですね。
ちなみに、今作は、DVD鑑賞ですが、今年映画館で上映されたものなんで、新作扱いさせて下さい。※年末に新作だけランキング発表しますよ。

映画の流れとして、
3.11後の、被災地訪問の様子→震災を経験した研究生の子のインタビュー→第3回総選挙の様子と舞台裏→西武ドームコンサートの様子と舞台裏→チーム4の話→じゃんけん大会→再び、被災地訪問
という流れだったと思います。
これに、それぞれのインタビューとか入ってました。チーム4からの流れは、順番というより、入り組んでました。

まず、被災地訪問の子供達の喜んだ様子を観て、そもそもアイドルに興味の無い僕でさえ、なんか嬉しくなりました。今、AKBが多くの子供達に一番喜ばれる存在なんじゃないでしょうか。アイドルという存在の意義をいきなり証明されたと思いましたね。
舞台にその辺に咲いてる花を持ってくる女の子がいて、峯岸が舞台の上からすげーしゃがんで受け取るシーンがあって、感動したんですけど、峯岸が舞台を降りて受け取ってあげればよかったと後悔してる…という発言に、腐りきった己の心を洗い流されて、目が覚めましたよ。そういう気持ちがあるから彼女はキラキラしてるんですよ。
もしかしたら、そんなの計算とか思う人もいるかも知れないし、本当はそうだったとしても、騙されてもいいですよ。心の優しい子ですよ、絶対。

その後の、第3回総選挙、西武ドームコンサートは壮絶でしたね。
この2つは、あっちゃんが主役なんですが、AKB素人の僕なんかは、そもそもなんであっちゃんがセンターなのか?って疑問があったりします。たかみなはリーダーシップがすごいし篠田はかわいいし大島の笑顔は素敵だしで、周りの方がキャラ立ってる気もします。で、色んな話を聞くと、そもそものコンセプトがセンターらしくない子をセンターにしたとか、言ってる人もいて、なるほどなぁと溜飲が下がりました。
しかし、出発点がそうであっても、数々の試練がそうさせたのか、立場が彼女を変えたのかわかりませんけど、映画を観てて、この女なんか持ってる!と思いましたね。

普段は、本当に頼りない感じがするんですよ。総選挙でも1位になって、崩れ落ちるほど泣くし、コンサート前も緊張で過呼吸になるし…たかみなやら大島がしっかりしてる分、なんか頼りなく思えまして。
で、もうあっちゃんは無理だ…みたいな所まで来て、ギリギリの本当にギリギリの所で、復活するという、まるでドラマや漫画の主人公の様な場面を見せてくれます。
これは、大いに感動しましたね。

で、僕は、あっちゃん=劉備説を提唱したいんですけど、三国志って、本来、曹操が主役な訳ですけど、曹操じゃ強すぎるって事で、何度も何度も負ける劉備を後の時代で主人公にした訳なんですが、ただ、劉備も負け続けるだけじゃなく、ギリギリの所で一矢報いるという事実があるから物語が生まれると思うんですよ。これまでのあっちゃんの活動をあんまり知らないですけど、ずっと苦渋をなめさせられてるんだけど、ここ一番で大きな力を発揮する。それがあっちゃんなのかなー?とか、勝手に思ってるんですけどね。強引過ぎるのは、重々承知の上ですが。

2位に落ちた、大島の実は裏では号泣していた…というシーンも切なくなりますね。そりゃ、順位を付けたら傷つく人が出て来るのは、当然ですからね。確かに、芸能界ってそういう所なのかも知れないけど、基本的にはオブラートに包んで来てると思うんですよ。好きなタレントの順位とかだって、そこまで気にならないし、オーディションだって、勝者にしかスポット当たらない訳で順位なんか出ないし、ジャンプの投票だって、あくまで漫画の勝負だし、お笑いのコンテストだって、その時のネタでの優劣(当然、そこには芸人さんの魅力も加味されてる訳だけど、人間力だけで順位を決めてる訳じゃない)勝負する訳ですけど、総選挙は、重要であり、総合の人気だけで勝負させられるという、ここまで露悪的な勝負も無いものだとか、すごい思いますけどね。彼女の涙に色々思いましたよ。

で、あっちゃんがインタビューで、総選挙なんて誰も進んではやりたがってないんじゃないですかね。と言ってて、一体私たちは、何と戦ってるんだろう…?と、言った所で、その先が言えなくなるんですけど、敵は、このシステムを作り上げてる秋元康であり、運営側じゃないですか。(別に、批判してる訳じゃないですよ。)だから、それに気付いたあっちゃんは、卒業を選んだのかな?とか思ったり、で、篠田はわかった上で、運営側を肯定するコメントを第4回総選挙のコメントでしたのかな?とか、そういった想像もしてる所です。

その他、諸々と書きたい事はあるんですけど、この辺にしておきます。
AKB知らなくても、楽しめると思います!楽しい楽しい言ってますけど、かなり壮絶な裏側を見せてる映画なので、ご注意を。
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by eigasirouto | 2012-06-10 18:24 | 新作映画(2012)

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