ヘルタースケルター   

7/18(火)、渋谷のシネマライズに行って来ました!今年初の友達と行きましたよ。

ヘルタースケルター
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公式サイト
解説: 雑誌「フィール・ヤング」で連載され、高い人気を誇る岡崎京子のコミックを実写化した、異色にして衝撃のドラマ。全身整形によって誰もがうらやむ美しさとスタイルを手にしてトップモデルへと上り詰めた女性が、欲望と背徳に満ちあふれた芸能界でさまざまな事件を引き起こしていく。『パッチギ!』『クローズド・ノート』の沢尻エリカが、自ら出演を熱望して虚構の美をまとったヒロインを熱演。メガホンを取るのは、『さくらん』で独特のビジュアルセンスを見せつけた、写真家の蜷川実花。『ハゲタカ』シリーズの大森南朋、『キャタピラー』の寺島しのぶ、『ノルウェイの森』の水原希子ら、実力派や注目株をそろえた共演陣も見どころだ。
あらすじ: トップモデルとして芸能界の頂点に君臨し、人々の羨望(せんぼう)と嫉妬(しっと)を一身に集めるりりこ(沢尻エリカ)。だが、その人並み外れた美ぼうとスタイルは全身整形によってもたらされたものだった。そんな秘密を抱えながら弱肉強食を地でいくショウビズの世界をパワフルに渡り歩く彼女だったが、芸能界だけでなく、世間をひっくり返すような事件を引き起こし……。

沢尻エリカがとにかくかわいかったです。序盤にエロいシーンがちょくちょくあって、特に、そこでSEXすんの?とか、この人とSEXするの?ってシーンは、ちょっと興奮しましたね~。予告であるから書きますけど、「あなたの彼氏とこれからすごーくエッチな事するのよ~」って所は、エロ!っと思いました。

蜷川実花監督作品は、今の所、「さくらん」と本作だけですが、褒められたもんじゃない女性の、しかも裏側を描いてるって所は共通するし、また共に漫画原作と言う点も共通してますが、どちらも写真家らしい派手な色彩感覚が特徴なんじゃないでしょうか。僕は写真の良し悪しや色彩の良し悪しはよくわかりませんけど、美しいと思えました。

後、やっぱり桃井かおりって存在感あるなぁと思いましたね。人の話を聞いて無さそうだけど、真実はわかってる人って感じで、まさに芸能プロダクションのやり手社長って感じでした。沢尻演じるリリコには優しいんだけど、本音は厳しくて冷たい感じも上手く表現されてたと思います。

ガツガツ強気なリリコが、完全に自信を失い、泣き叫ぶシーンが僕的に非常に好きでしたね。沢尻エリカ自身のイメージも手伝い、ドSぶった女王様が、普通の女の子みたいにワンワン泣いちゃって、そのギャップに萌えるというか、強がってない君もかわいいよ。と思ったりしました。そして、それを鎮める為に、桃井社長が優しく声をかけるんだけど、右手に持ってるのは注射器という…。ああ、恐ろしい。そこまで含めてあそこのシーンは、僕的には非常に好きなシーンでした。

と。全体的に、特に前半は結構楽しめたんですけど、後半やや飽きたというか。前半でグイグイとエグくてエロい事が続いたから、こっちも麻痺しちゃって、色んな事が驚けなくなって来たのかなと思います。「冷たい熱帯魚」は、その辺上手かったなと改めて思いました。ドンドン衝撃的な事が更新されて行きますからね。確かに衝撃的な事は起きるけど、なんか前に起きた事を越えれてないと思ったんですよね。

それと一番これどうなの?と思ったのが、大森南朋が演じる検事(?)達の描写ですね。なんか、実在感の無いかっこつけた詩的な台詞ばかりで、全然会話の中身が入って来なかったです。原作漫画を読んで無いですけど、漫画そのままだとして、漫画なら自分のペースで読めるけど、映画じゃちょっと聞き逃すとよくわからないですから、現実の会話っぽくして欲しかったです。大森の相手をする鈴木杏の演技も若干気になりました。

後、ラスト間際でリリコが記者会見をするのですが、あの記者達のCG感は何を狙ってたのでしょうか?わからなかったですけど、僕が思うに、予定調和な記者会見を強調したかったのかな?と思ったんですけど、どうでしょうか?なんか一目瞭然で違和感のある絵だったので、気になりました。良い悪いでは無い部分ですが、どういう意図かは、知りたい所ですね。まぁでも、沢尻エリカ本人の事を知ってる我々はやはり注目すべきシーンなのは間違いないです。

だからこそ、僕はここで終わって良かったんじゃないか?って思いました。というか当然終わると思ったら、そこからまさかのもう1エピソードがあって。まぁ要らないと思うけど、あってもいいか。と思ったら更にもう1エピソードあった時には、もういいよ~と思ってしまいましたね。それもあって、後半よくないなと思ってしまいました。

とは言え、話題も尽きないし、お客さんも入ってるみたいで、それなりには衝撃作だとは思いますから、今、映画館で観るべき作品の一つだとは思います。というか、非常に原作が読みたくなりました!
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by eigasirouto | 2012-07-20 02:21 | 新作映画(2012)

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