ダークナイト・ライジング   

8/13、ユナイテッドシネマとしまえんで2D字幕版で鑑賞しました。

ダークナイト・ライジング
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公式サイト
解説: 鬼才クリストファー・ノーラン監督が、『ダークナイト』に続いて放つアクション大作。8年間平和を保ってきたゴッサム・シティを狙うベインが出現し、再びダークナイト(バットマン)と激しい攻防を繰り広げる様子を映し出す。今回も主演のクリスチャン・ベイルをはじめ、マイケル・ケインやゲイリー・オールドマンらが続投。新キャストのアン・ハサウェイやトム・ハーディらと共に見せる、最終章にふさわしい壮絶なストーリー展開に熱狂する。
あらすじ: ジョーカーがゴッサム・シティーを襲撃するものの、ダークナイトが死闘を繰り広げ彼を撃破してから8年後。再びゴッサム・シティの破壊をもくろむベイン(トム・ハーディ)が現われ……。

なんだか割と絶賛ムードの人達も多いみたいですが、ちょっとそれは解せないですね。駄作だとか、全く面白くないとかは思いませんけど、いくらなんでも過大評価過ぎるんじゃないですかね?このすごい事してるっぽい雰囲気に騙されてる人が多いんだなぁと思います。

いや、僕もなんだかんだ楽しかった部分もありますし、すげー期待して観に行ってるんですよ。ただ、残念ながらあまり盛り上がれなかったです。その理由として、以下の様な点が挙げられます。
・ベインとの戦闘が全く盛り上がらなかった。
・ベインの弱点の場所に度肝を抜かれた。
・ベインの目的があやふやで感情移入出来なかった。
・バットマンの折られた腰がパンチ一発で治ったのに心底驚いた。
・もう少しキャットウーマンのセクシーサービスが欲しかった。
・警察達が長期間、地下にいるのにピンピンしてるのがおかしい。
などなど、言い出したらキリがないので、この辺でやめておきますが、納得出来ない部分が好きな部分を凌駕してしまいました。

町山さんもおっしゃってましたが、リアリティラインがおかしくなってると言うのは、僕もすごく感じました。どの位、真剣に観れば良いのか、全然わからないんですよね。もっと漫画っぽくやってれば、全然気にならないかもしれないけど、無理にリアルにやろうとしてるから、そうなるとそこおかしくない?って疑問は当然出て来ますよ。

全体像は、凄く好きなんですよ。金持ちVS貧乏人の戦いになりそうな展開、ゴッサムシティに革命を起こす。なんて、超面白くなりそうじゃないですか。だけれども、その描き方がなんとも中途半端に思えました。もっと掘り下げられたんじゃないのかなぁと。
それに、それぞれのキャラの見た目とか、持ってる悩みとかも好みで、すごく感情移入しかけてるんですよ。でも細部が変過ぎて、生きてる人に思えなかったんです。人間が描けてないなと思ってしまいました。そうなると途端にどうでも良くなりはじめてしまって…。

まぁ、「インセプション」同様に、そういう絵的にスゲー!と思わせるシーンはあるんですけどね。でも、予告編とかでもやってたアメフトの試合中に地面が落ちてくシーンとか、予告の時、凄く楽しかったのに、いざ本編で観るとちょっと肩透かしくらった感じで。具体的にどう良くないのか言葉に出来なくて、もどかしいですが、予告編の方が盛り上がったんですよね。僕的に。もしかしたら予告編で使われてなかったら、もっと盛り上がれたのかなぁ?と言うか、あれをクライマックスに持って来ても持って来て、そこにバットマンが現れてもよかったんじゃないですかね?

ものすごく大それた事を言わせてもらうと、クリストファー・ノーランって、そんなにかしこいと思われたいのかなぁ?と僕は思ってるんですけど…。サービス精神よりも、そっちのが大きいんじゃないのかと思うんですよね。でも、そこまでかしこく無いんじゃないですかね?本当にかしこければ、アホと思われても観客を喜ばせる方向に頭が働くだろうし、ここまで矛盾が出ないですよ。突き詰めるなら「ウォッチメン」くらいはやって欲しいですよね。
もしくは、真面目過ぎるのか。真面目過ぎて、観客の楽しさよりメッセージとか、そっちが先に立ってて、そっちにばかり気を取られて、絵的な面白さ一発で、サービス部分をなんとかカバーしようとしてる様に思えるんですよね。そんな大それた事より、全編に渡って緻密にサービスして欲しいですけどね。僕は。正直、前半、全く面白く無くて、何度も寝そうになりましたよ。もしかしらた脚本も辻褄合わせに必死になってる内に、大ポカやらかしてるパターンじゃないでしょうかね。

でも、全て否定的とか、そういうスタンスでも無いです。役者さんバットマン/ブルース・ウェイン(クリスチャン・ベイル)、ベイン(トム・ハーディ)を始め、全員、魅力的でしたし、先程も書いた様に、映像の凄さもありました。駄作とかは全然思ってません。ただ、いかんせん過大評価ムードが、どうなんだろう?と思うだけです。いや、ここのこう言う部分が好きだ!ってのは、僕もありますし、そういう評価はいいんですけど、漠然と良かったとか、あの世界観が…とか言ってる人は、やっぱりどうしても雰囲気に騙されてないですかね?と思ってしまいますね。

中途半端な問題提起してる映画よりも、バカ映画でも楽しい場面が多い映画の方が僕は大好きですね。
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by eigasirouto | 2012-08-24 01:03 | 新作映画(2012)

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