カテゴリ:新作映画(2012)( 74 )   

アルゴ   

11/5、ユナイテッドシネマとしまえんにて

アルゴ
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解説: 『ザ・タウン』などのベン・アフレックが、監督、製作、主演を努めたサスペンス。1979年のテヘランで起きたアメリカ大使館人質事件と、その裏で敢行されたCIAによる救出作戦の行方を追い掛ける。監督として『ザ・タウン』で見せた緩急自在な演出をベンが本作でも繰り出し、謎に包まれていた救出作戦の全ぼうを活写。その一方で、貫録たっぷりに指揮を執るCIAエージェントを熱演する。『リトル・ミス・サンシャイン』のアラン・アーキンや『アーティスト』のジョン・グッドマンら、脇を固めるベテラン勢にも注目。
あらすじ: 1979年11月4日、テヘラン。イラン革命が激しさを募らせ、その果てにアメリカ大使館を過激派グループが占拠し、52人もの人質を取るという事件が起きる。パニックの中、アメリカ人6名が大使館から逃げ出してカナダ大使の自宅に潜伏。救出作戦のエキスパートとして名をはせるCIAエージェントのトニー・メンデス(ベン・アフレック)は、6名が過激派たちに発見され、殺害されるのも時間の問題だと判断。彼らを混乱するテヘランから救出する作戦を立案する。しかし、それは前代未聞で大胆不敵、そして無数の危険が伴うものだった……。

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by eigasirouto | 2012-12-15 19:30 | 新作映画(2012)

ザ・レイド   

11/3、シネマライズにて鑑賞。

ザ・レイド
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解説: インドネシアの麻薬王が支配する30階建ての高層ビルを舞台に、SWATとギャングたちが銃撃戦や肉弾戦などし烈な死闘を繰り広げる驚がくのノンストップ・アクション。ギャングの巣窟に強制捜査に入った20人のSWAT隊員が、住人たちの激しい反撃に抵抗しながら戦うさまを描く。監督と主演は、『ザ・タイガーキッド ~旅立ちの鉄拳~』のギャレス・エヴァンスと、東南アジアの格闘術「シラット」の使い手で同作にも出演したイコ・ウウェイス。始まりから終わりまで、止まることのない過激なアクション・シーンに度肝を抜かれる。
あらすじ: ジャカルタの麻薬王が支配する30階建ての高層ビル。ギャングに殺し屋、ドラッグの売人たちのアジトとなっているそのビルに、20人の精鋭からなるSWATチームが強制捜査に入る。しかし作戦の情報が漏えいしており、激しい銃撃戦が勃発。そんな中隊員たちは、己の肉体やさまざまな武器を駆使しながら、次から次へと襲撃してくるギャングたちと死闘を繰り広げ、麻薬王を捕獲すべく進んでいく。

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by eigasirouto | 2012-12-15 19:25 | 新作映画(2012)

黄金を抱いて翔べ   

11/3、渋谷シネパレスにて鑑賞。

黄金を抱いて翔べ
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解説: 日本推理サスペンス大賞に輝く高村薫のデビュー小説を、『パッチギ!』シリーズなどの井筒和幸が実写化したクライム・ムービー。万全の警護システムが敷かれた銀行地下金庫からの金塊強奪に挑む男たちと計画の思わぬ行方を、息詰まるタッチで活写する。『悪人』の妻夫木聡、『ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~』の浅野忠信、『BECK』の桐谷健太、『釣りバカ日誌』シリーズの西田敏行、東方神起のチャンミンなど、豪華な顔ぶれが結集。裏切りや疑心が交錯する物語に加え、計画の推移を綿密に追ったディテールにこだわった描写も必見。
あらすじ: 裏社会の住人相手の調達屋として生きる幸田(妻夫木聡)は、大学の同級生だった北川(浅野忠信)からある計画を持ち掛けられる。それは大阪市の銀行が誇る、コンピュータを駆使した完璧な防犯システムが施された金庫から240億円相当の金塊を強奪するというものだった。システムエンジニアの野田(桐谷健太)、北川の弟・春樹(溝端淳平)、爆破のプロでスパイでもあるモモ(チャンミン)、元エレベーター技師のジイちゃん(西田敏行)というメンバーで金庫に挑む幸田たちだったが、彼らの意外な過去や裏切りが浮上し……。

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by eigasirouto | 2012-12-15 19:23 | 新作映画(2012)

SAFE/セイフ   

10/19、ユナイテッドシネマとしまえんにて鑑賞

SAFE/セイフ
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解説: 『エクスペンダブルズ』シリーズなどの肉体派スター、ジェイソン・ステイサムが主演を務めるアクション・サスペンス。特殊な能力を持つ少女と出会った元警官の格闘家が、彼女を追うロシアン・マフィア、汚職警官グループ、チャイニーズ・マフィアを相手に壮絶な戦いを繰り広げていく。メガホンを取るのは、脚本家やプロデューサーとしても活躍している『タイタンズを忘れない』のボアズ・イェーキン。ジェイソンが屈強な肢体を躍動させる肉弾戦はもちろん、ニューヨークの市街地を猛スピードで激走するカーチェイスも見もの。
あらすじ: ある事件でニューヨーク市警の刑事を辞め、マイナーな総合格闘技のファイターとなったルーク(ジェイソン・ステイサム)。負けるように指示されていた八百長試合で勝利してしまった彼は、試合を牛耳るロシアン・マフィアに制裁として妻を殺されてしまう。生きる気力を失い、地下鉄で飛び込み自殺を図ろうとした彼は、妻の命を奪ったロシア人たちがアジア人少女を追いかけているのを目撃。少女を救い出して街に逃げ出すが、そんな二人を汚職警官の一団や中国系マフィアが襲い掛かる。激しい攻防と逃走を繰り広げながら、ルークは少女に隠された秘密を知る。

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by eigasirouto | 2012-12-15 18:42 | 新作映画(2012)

鍵泥棒のメソッド   

10/19、ユナイテッドシネマとしまえんにて。

鍵泥棒のメソッド
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公式サイト
解説: 『アフタースクール』の内田けんじが監督を担当した、さまざまな要素が詰め込まれた予測不能の娯楽作。ひょんなことから人生が逆転してしまった2人の男性を巻き込んだ物語の成り行きを、笑いとサスペンスを交えて描き切る。情けない主人公を演じるのは『ジェネラル・ルージュの凱旋』の堺雅人。そして『劔岳 点の記』などの香川照之が、記憶をなくす前と後でまったくの別人に変身する男を怪演する。彼らが真剣勝負で挑む人生を懸けた戦いに胸が躍る。
あらすじ: 35歳にして定職もなく、売れない役者稼業にもほとほと嫌気がさした桜井(堺雅人)は自殺にまで失敗してしまう。その後、出掛けた銭湯で見るからに勝ち組男のコンドウ(香川照之)が彼の目の前でひっくり返り、頭を強打したせいで記憶を失ってしまった。桜井は衝動的に彼の荷物をくすねてコンドウに成り済ましたのだが、実はコンドウの職業は殺し屋で……。

個人的に、今年の後半は面白い邦画がとても多いと感じてるのですが、これまた非常に面白かったしかなり好きです。ランキングが非常に困りますね…。

内田けんじ監督は、いとうせいこうさんが期待してるみたいで、イイ評判を聞いてましたが、実はこれまで未見でして…。前作を振り返る事も無く、いきなり映画館に行って観ましたが、すごく良かったですね。またこれから遡って内田けんじ監督の作品を観てみます。まだ4本しかない観たいなんで、今のウチですね!

このお話は、人物入れ替わりものと言う、よくありがちな設定の物語だとは思うんですが、一人が記憶喪失でもう一人はわかった上で入れ替わってるんで、ファンタジーでは無く、リアルな入れ替わりです。なので、意識があって入れ替わる桜井(堺雅人)がコンドウ(香川照之)の人生を乗っ取るんですが、前半はコンドウの金持ちっぷりに、いちいち驚いていく所とか面白かったですね。意識を失ってるコンドウも桜井としての自分を受け入れて行くシーンも好きでした。

それで、本当に二人のキャラクターが、わかりやすく正反対で、殺し屋のコンドウは非常に几帳面ですごくしっかりした人物で、売れない役者の桜井はだらしなくて自殺しようとしていた人物です。この2人がそれぞれ役割が変わっても、中身は変わらないのが観てて楽しいですね。

自殺しようとしていた堺雅人演じる桜井の部屋は、本当にボロボロのアパートで、部屋中散らかってて、完全にだらしない性格なのですが、香川照之演じるコンドウが桜井になってからは、ノートにこの部屋にある物を綺麗に書き出し、ボロボロの部屋ながら綺麗に片付いています。で、元々の桜井だった男の持ち物として、煙草を持ってたので、自分を思い出す為に、嫌々苦手な煙草を吸う所とかおかしかったですね。とにかく、きっちりした人は、どんな状況に陥ってもなんとかなるなと思いました。後、シャツをいちいちインするのがかわいいですね。

一方の桜井は、コンドウになる訳ですが、こっちは元がクズなんで、すぐに部屋は散らかすし金はあったらあっただけ使ってしまいます。でも僕は完全にこっち側の人間ですから、すごく感情移入すると同時に、色々と身につまされ、家に帰って部屋の掃除しようと強く思いました。

とにかく極端に性格が違うので、入れ替わる事で非常にわかりやすいギャップコメディになってるんですが、ちゃんとしてる方が殺し屋。という所がひねくれてて(でも、実際そうじゃないと出来ない仕事)アクセントになってていいなと思う訳です。

そして、それなりに裕福な家庭で育った真面目な水嶋香苗を演じる広末涼子が、とてもよかったです。本当の彼女がどういう人物か知りませんけど、やっぱり彼女は清楚な役が合う気がします。でも、ただの清楚じゃなく、なんかちょっと変わってると言うか、強い何か意思みたいなものを持ってる人物がいいのかな?と思いました。すごくしっかりしてるけど変わり者なんですよ。そして彼女が父の為に結婚を決意して、相手を必死に探している時に、記憶を無くしたコンドウに会ってからお互い仲良くなって行く訳です。

後、ヤクザの組長(?)を演じるのが、荒川良々と言うのも面白いですね。かわいい顔ですが、得体の知れない顔ですからね。ただ、部下も含めてバカ過ぎる軽すぎると言うか、コメディより過ぎな気もしましたけどね。敢えてそうしてるんでしょうが、本当に怖い方が、より緊張感あってよかったのかなぁ?とか、ちょっと思ったりします。けど、まぁちゃんと怖いと思わせるシーンもありましたんで、まぁそこまで影響無いでしょうかね。

書き忘れてましたが、コンドウが殺す時、ナイフをサクサクサクっと刺すシーンが、すごい好きですね。かっこいいです。

やっぱりこれは脚本がしっかりしてるのと、役者さん達の演技がしっかりしてるんで、面白いなぁと思うんでしょうね。そして面白いのが、香川照之と堺雅人が演技の練習をしてるシーンで、二人の演技論をぶつけ合うシーンが特筆して面白かったですね。メソッド演技については、「トロピック・サンダー/史上最低の作戦」で、紹介しましたけど、タイトル通り、メソッド演技についても口論します。ちょっと勉強になりました。

後、車のブザーの伏線の回収が上手いなぁとか、記憶としての音楽の使い方になるほどなぁとか色々細かい所も良かったと思います。

僕は、面白かったし割とオススメも出来ると思いますよ。
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by eigasirouto | 2012-11-04 13:09 | 新作映画(2012)

アウトレイジ ビヨンド   

10/12、新宿バルト9にて鑑賞。

アウトレイジ ビヨンド
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公式サイト
解説: 世界中から熱い注目を浴びる北野武監督が、巨大暴力団組織の内部抗争をバイオレンス描写たっぷりに描いた『アウトレイジ』の続編。前作で死んだはずの元山王会大友組組長・大友がまさかの復活を果たし、関東と関西の二大暴力団の抗争に組織壊滅を図る警察の思惑が絡み合い、その渦中に大友が巻き込まれていく。前作から続投するビートたけし、三浦友和、加瀬亮、小日向文世らをはじめ、新たに登場する西田敏行、高橋克典、新井浩文、塩見三省、中尾彬らの悪人ぶりが見もの。
あらすじ: 5年前、ヤクザ界での生き残りを懸け壮絶な権力闘争に明け暮れた暴力団「山王会」は関東の頂点を極め、政界にまで勢力を広げていた。彼らの壊滅を目指す刑事の片岡(小日向文世)は、関西最大の「花菱会」と対立させるべく策略を練る。そんな中、遺恨のある木村(中野英雄)に刺されて獄中で死んだはずの大友(ビートたけし)が生きていたという事実が持ち上がる。その後、出所した大友だったが……。

隣の席のカップルが田舎のヤンキー風の男とキャバ嬢だったけど、意外と礼儀正しかったぞコノヤロー!でも、時々、スマートフォンをいじるから液晶画面の光が気になるんだバカヤロー!

という、もう「アウトレイジ」鑑賞あるあるでは、ベッタベタなあるあるから入った訳ですが、前作越えしてるじゃねーかコノヤロー!!って感じですね。

いや、鑑賞後にお客さんの中で、前の方が面白かった。と言う声も聞こえて来たんですよ。謎のおばあちゃん二人組の。で、それを聞いた若い男2人も、この出来じゃあそう思うよね。と聞こえて来たんですよ。でも、僕はそれは違うと思いますね。それは単純に前作の方がエンターテイメントとして、わかりやすかっただけ。じゃないでしょうか?今作には、本当にたけしさんのメッセージが、生の本音が入ってるんじゃないか?と思い、そこが非常に興味深かったです。

とりあえず、その件はひとまず置かせて下さい。

前作を観て無い人には、なんのこっちゃわからないし、今作のネタバレになるかも知れませんが、今回は前回と正反対の立場の人達が勝つ展開になりましたね。
要するに、どういう人達が死んで行くのか?って事ですが、前作で生き残った汚く計算高いインテリやくさの連中を愚直で昔気質の大友(ビートたけし)が、復讐して行くと言う事です。
ある意味、勧善懲悪になっているし、前作の後味の悪い終わり方も、それはそれで僕は好きなんですが、やっぱり今作のカタルシスはたまらないですよ。ムカつく奴らが殺される訳だから。だから1,2をセットで鑑賞するとより、今回のラスト方面はスカッとしますよね。

そして、特筆すべきは、回想などで、前作のシーンを使ったり一切しなかった潔さ。これはたけしさんのこだわりだと思うのですが、回想無しで、あんな複雑な人間関係を伝えきるというのは、さすがだなぁと思います。

それと前作に引き続き、人選が面白いですね。関西の花菱会の会長に神山繁さん、若頭に西田敏行さん、その下に塩見三省さん…と素晴らしいです。特に塩見三省さんの顔はリアルに怖いですからね。本当にヤクザだと信じて疑いませんでした。西田敏行さんなんか、猪八戒とか釣りキチのあの人の役が多くて、ドジないい人の役が多いと思うのですが、やっぱり本当は怖い人なんじゃないかしら?と思わせる迫力でしたね。
一方、こちらも今回から参戦の韓国フィクサーと言うのもいるのですが、そのボスを金田時男と言う誰も知らない、たけしさんの知り合いをチョイスしています。それが逆にリアルと言うか。でも、その脇にしっかりと名優の白竜さんを置いてましたね。
それと好きだったのは、ヤクザ憧れ的な位置にいる、桐谷健太さんと新井浩文も切なくてかっこ良かったです。色んな日本映画で素晴らしい演技と存在感を魅せる2人が、大御所俳優さん達に負けず劣らずの素晴らしい存在感を出してました。
それと高橋克典さんも全く台詞が無いけど、かっこよかったです!確か、急遽本人からたけしさんに出演したいと依頼があって、たけしさんも無理矢理入れたと言ってたんで、エキストラ的な役なのに強過ぎ!とは、思いましたが。
他にも、山王会に実はこんな人達がいました軍団の中尾彬さん、名高達男さん、光石研さんのズッコケ3人組(ウソ)、刑事の松重豊さんと邦画界の貴重な人材を存分にたけしさん流に使ってましたね。
と、新メンバーだけでも、どれだけ名のある人達を使ってるんだ!と思いますが、そこに前作に引き続き、三浦友和さん、小日向文世さん、加瀬亮さん、中野英雄さんが登場します。前作にも出てる人は、この世界に置いて、親近感湧きますね。

これらの出演者がそれぞれ素晴らしい演技と存在感でひしめき合う中、やっぱりたけしさんが、その中でひときわ輝きますね。もうなんなんでしょうか?あの存在感は…。

演者は本当に皆、素晴らしいんですが、やっぱり僕はちょっと加瀬亮さんが叫ぶ時の迫力の無さが若干気になりました。特に前半は加瀬亮さんがいきがってるシーンが多いので。まぁでもそれが良いと言ってる人も多くいるので、僕の個人的な感想です。

それで、先に述べた前作の方が、エンターテイメントとして、わかりやすかったと言う部分ですが、前作の見所はありとあらゆる楽しい殺し方。にあったと思うのですが、今作は変わった殺し方は一つだけ(野球の)で、もう一つ拷問シーンでうわーってのはありましたけど、後は、基本、銃殺でしたね。でも、逆に前作は殺しのインフレが起こってたと思うのですが、今作は、野球の殺すシーンが一際際立ってて、怖いなぁと思いましたね。

でも、今作は、そういう殺し方大喜利的な部分に重きを置いて無くて、騙し騙されの頭脳戦こそが見せ所なので、前作みたいなのを期待するとちょっと違うと思う人もいるのかな~?とか思ったりしました。僕なんかはそこが非常に楽しかったですし。

そして、最初に言ったたけしさんのメッセージが詰まってるんじゃないか?と言う部分の話なんですが、初期たけし映画のたけしさんって、いつも人生の無常感に囚われて死のう死のうと生き急いでいたと思うんですよ。そして、前作の捕まってでも生き延びようとするたけしさんと言う、いままでと違うたけしさんを見せた訳ですが、今作もそこは引き続き、小日向さんに煙草をもらって、「いらねーよ」「先輩、まだ生き延びようとしてるんですか?」「うるせーよ、バカヤロー」(←ここでちょっと笑いながら言ってるのが、素晴らしい)と言うやりとりで、年を取って逆に長生きしたくなった。というメッセージなのか、自分への皮肉なのかわかりませんが、これ本音っぽいなぁとか思ったり。

また、何度も「もうヤクザやめたい」という台詞を言ったり、権力やあてがわれた女に興味を示さなかったりとこれもまんま本音なんじゃないかと思う訳です。「もうヤクザやりたくない」→「でも求められるからとりあえず、この仕事だけしてる」が、そのまま「もうヤクザ映画撮りたくない」→「でも求められる(略)」と言う気もしますし、おそらく芸能界でも最強に近い権力を持っているたけしさんのそこに全く魅力を感じて無い感も出てると僕は思ったんですけどね。

更に、前作はどうせ器用で要領のいい奴が勝つんだよ。という結論に対する今作のアンチテーゼは、数多くの職業監督に対し、芸人出身で映画界では異端児であるたけしさんなりの逆襲では無いでしょうか。

考え過ぎですかね?
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by eigasirouto | 2012-10-20 00:43 | 新作映画(2012)

ディクテーター 身元不明でニューヨーク   

10/1、新宿武蔵野館にて鑑賞。

ディクテーター 身元不明でニューヨーク
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公式サイト
解説: 『ブルーノ』などのお騒がせ男サシャ・バロン・コーエンが、世界一危険な独裁者を熱演する痛快爆笑ムービー。それまで欲望のままに生きてきた暴君が、ひょんなことからニューヨークに渡り、生まれて初めて庶民の世界を垣間見る様子をブラックな笑いと共に描き出す。将軍の右腕を、『ガンジー』などの名優ベン・キングズレーが好演。観る者を爆笑の渦に巻き込みつつ、時代背景を反映した痛烈な社会批判も込めた力作に脱帽する。
あらすじ: アラジーン将軍(サシャ・バロン・コーエン)は、幼いころから北アフリカにあるワディヤ共和国の独裁者として君臨していた。彼は気に入らない相手を即刻処刑したり、核ミサイルの開発に手を出したりとやりたい放題だったが、ある日、核ミサイルの件で国連から釈明を求められてしまう。そこで将軍は意気揚々とニューヨークに旅立つが、陰謀により捕らえられ、立派な口ひげをそられてしまい……。

さすがですね。当然、好きな人ばかり観に来てるんだろうから、それはそうかもしれませんが、冒頭の〝敬愛なるキム・ジョンイルに捧ぐ〟というメッセージから館内笑いの絶えない105分でしたね。僕もずっと笑ってました。

表面上は、くだらないギャグや下ネタ、差別ネタ、処刑ギャグ、など良識ぶった人達に嫌いそうな笑いなんですが、ただ、一枚皮を剥ぐとサシャ・バロン・コーエンの頭の良さ、したたかな計算と風刺の効いた表現に、恐ろしさを感じます。

「アリ・G」(未鑑賞)、「ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習」、「ブルーノ」とアメリカを中心にモキュメンタリースタイルで世界をからかいまくったサシャ・バロン・コーエンの新作です。前3作のモキュメンタリーはわかりやすく言うと「電波少年」的な事をもっと過激に、そしてスタジオでのつっこみも無く、ディレクターからやらされてる訳じゃなく、警察を呼ばれたり、殺されかける所までやると言う、恐るべき芸人根性で世界を笑わせました。普通に、いつ殺されてもおかしく無さそうですが、かと思えば、「ヒューゴの不思議な発明」で、素晴らしい泣かせる役をやったりもしているサシャ・バロン・コーエン。で、前3作との大きな相違点は、今回はモキュメンタリーでは無く、劇映画と言う点です。だから惜しいと言えば惜しいのかも知れませんが、逆にこういう政治ネタ系が嫌いな日本の観客にとっては、逆に安心して笑えるかも知れないとは思います。僕もテレビのバラエティにケチつけるPTAとかに普段うるさいなぁと思ってるけど、「ボラット~」「ブルーノ」は基本ゲラゲラ笑ってますが、時々、やり過ぎて相手がかわいそうに思ったりしてますから、今回のは普通に作り物だから気にせず笑えましたね。まぁそういうケチをつけるPTA的な感覚の人は、これでも大激怒しそうですけどね。

独裁者を題材にしたコメディと言えば、ほぼ同時期に鑑賞した「アイアン・スカイ」の中に何度も登場した、チャップリンの「独裁者」が一番に思い付くと思うのですが、チャップリンの方は、非常に皮肉の効いた風刺のコメディだと思うのですが、今作は、狂ったギャグの中に風刺が入ってる感じと言いますか、くだらないギャグ>風刺と言う感じでしょうか。だから風刺を求めて劇場に行くと面喰うかも知れませんが…。

それとコメディじゃないですけど最近鑑賞した「デビルズ・ダブル -ある影武者の物語-」も、ちょっと連想したりしましたね。独裁者にはやっぱり影武者がいるよね。とか思ったり、やりたい放題やってる所とか。サシャ演じるアラジーンと言う独裁者も、コメディタッチで描いてるけど、トチ狂ってて極悪非道ですからね。見せ方で観客は笑っちゃいますけど。アラジーンは何かと言えば、処刑ですからね。核兵器の先っぽが尖ってるか尖って無いかで口論になっただけで、その科学者を処刑にしたり。で、覚えて無いと言う。リアルだったらたまりませんよ。

とにかく、北アフリカのワディヤ共和国と言う架空の国の独裁者として、やりたい放題のアラジーン。国の200の言葉をアラジーンに変えたせいで、YESもNOもアラジーンと言う独裁っぷり。(ジョージ・オーウェルの「1984年」と言う小説のパロディみたいです。)医者に「今日はアラジーンな話とアラジーンな話があるけど、どっちから聞きたいか?」と言われ、患者が「じゃあアラジーンな話で」と答える様なちょっと気の利いた知的なギャグの後に、ただのくだらないギャグが入ったり、すぐに処刑したり、核兵器を開発しようとしてたり、デリヘル嬢みたいな感じで、ミーガン・フォックス(本人役)とヤッて「泊って行きなよ~」「明日は、イタリア大統領の相手だから無理」とか言わせて、一緒に写真を撮って、それを壁に貼ったら、そこには大量のベットを共にしたハリウッドスター達の写真が飾られてて、独裁者っぷりを権力者っぷりをコミカルに見せて行きます。

そんな感じでやりたい放題やってたけど、核兵器の所有が国連で問題になってニューヨークで演説をする流れになるのですが、そこで裏切りに合い、象徴である髭を剃られて、ニューヨークの街に放り出されます。その間、アホな影武者が言われるがままに、ワディヤ共和国を民主主義国家にすると演説してしまって、アラジーンからすれば、大変だとして何とか独裁者に返り咲こうという話です。

街頭テレビでリベラルな人達が、偽アラジーンの演説を抗議活動をしながら見守ってるのですが、そこに本物だけど髭の無いアラジーンが来て、一緒にテレビを観てるのですが、偽物に対して、本物が「あいつは本物の権力者じゃない!」と言い放つのですが、リベラルな活動家達が〝ふさわしくない〟の意味に捉えて、一緒に「あいつは本物の権力者じゃない!」と連呼する所とかも結構好きでしたね。そこで知り合ったリベラルな女と仲良くなって、そいつが店長を務めるスーパーで働く事になって…と言う流れなのですが、全部書いてしまうと意味無いので、この辺で。

とても笑える作品でした!
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by eigasirouto | 2012-10-16 17:57 | 新作映画(2012)

最強のふたり   

10/1、新宿武蔵野館で鑑賞しました。

最強のふたり
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公式サイト
解説: 車いすで生活している大富豪と介護者として雇われた黒人青年が垣根を越えて友情を結ぶ、実話を基にしたヒューマン・コメディー。年齢や環境、好みも異なる二人が、お互いを認め合い、変化していくプロセスを描いていく。監督は、本作が長編4作目となるエリック・トレダノとオリヴィエ・ナカシュのコンビ。主演は、『歌え! ジャニス★ジョプリンのように』のフランソワ・クリュゼと『ミックマック』のオマール・シー。フランス本国のみならずヨーロッパで記録的なヒットを樹立した、笑いと感動に包まれた良質なコメディーを堪能できる。
あらすじ: 不慮の事故で全身麻痺(まひ)になってしまった大富豪のフィリップ(フランソワ・クリュゼ)は、新しい介護者を探していた。スラム出身の黒人青年ドリス(オマール・シー)は生活保護の申請に必要な不採用通知を目当てに面接にきた不届き者だったが、フィリップは彼を採用することに。すべてが異なる二人はぶつかり合いながらも、次第に友情をはぐくんでいき……。

これは、まず視点についての映画じゃないかと思うのです。

一般的に言う所の社会の底辺で生きているドリス(オマール・シー)の視点はとにかく純粋です。

障害者に気を遣うのも、また差別だと思うのですが、ドリスには、障害者であるフィリップ(フランソワ・クリュゼ)に対して、全く気を遣ったりしませんし、偽善もありません。

また、絵画やオペラやら、金持ちが芸術だと価値を見出してる物をバカバカしい事と捉えています。特にオペラ演劇の時、急に歌い出す役者を観て彼は爆笑するのですが、僕はそこがツボで笑いが止まらなくなりました。

そんな彼を学の無い無知なバカ。と捉える人もいるでしょう。しかし、知識があるからこそ見落とす物もあるんじゃないか?と言う事をドリスを通じ、映画を通じて、改めて学んだ気がします。知識があるとそう言うものだ。と思ってしまうと言う事は往々にしてあると思います。子供の頃にオペラを観た時に、僕も笑いましたし、ピカソの絵だって下手くそだと思ったものです。ただ、知識が入っちゃうともうそういう見方は出来ないですからね。でも改めて考えるとやっぱりこれって変かもよ~?と言うメッセージも無きにしもあらずじゃないでしょうか。

そもそも芸術って何だろう?と言う問いと、芸術に群がる金持ちのおかしさを浮き上がらせてると言う部分では、僕の2011年の新作1位だった「イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ」にも通じるテーマもあったと思います。

と、そんな風に何も知らない純粋なドリスは、我々に純粋視点を思い出させてくれます。

そんなドリスは、障害者フィリップにも容赦ないです。チョコを食べてて、フィリップが欲しがっても「これは健常者用だ」とおちょくってみたり、マリファナやら煙草やら吸わせてみたりとダチ感覚で接します。前科もあり問題児とされるドリスですが、フィリップにとっては、自分に気を遣わないドリスを気に入り受け入れます。

ここで、重要なのは、こういう感動話になりそうな話をギャグで描いてる所が素晴らしいなと思いました。それで行くと「ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜」にも似てるなぁと思いました。

フィリップ金持ち過ぎだし、他の介護者に対して、つんけんし過ぎ!と言うのは、ちょっと気になりましたけど、総合的に面白くて、最後はグッと来る映画でした。

後、ベテラン介護士のおばちゃんがよかったです。
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by eigasirouto | 2012-10-06 00:45 | 新作映画(2012)

踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望   

9/28、ユナイテッドシネマとしまえんにて。

踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望
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オフィシャルサイト
解説: テレビドラマ、映画共に絶大な人気を誇り、映画版では数々の記録を打ち立てた『踊る大捜査線』シリーズの劇場版第4弾にして最終作。警察が押収した拳銃が絡む殺人事件を皮切りに、第2の殺人、そしてユースケ・サンタマリア演じる真下湾岸署署長の子どもの誘拐事件が発生し、織田裕二ふんする青島ら湾岸署のメンバーが捜査に奔走する。織田、深津絵里などのレギュラー陣、前作から加わった小栗旬のほか、犯人役でSMAPの香取慎吾が出演。青島たちにいかなる試練が待ち受けるのか、15年の歴史に幕を下ろすにふさわしい派手な展開に期待。
あらすじ: 国際環境エネルギーサミット会場で誘拐事件が起こり、その後被害者が殺された状態で発見される。殺害に使われたのは、警察が押収した拳銃だった。捜査を担当することになった湾岸署だったが、青島(織田裕二)ら捜査員には情報がまったく開示されない方針が決定。そんな中、第2の殺人が起き、続く第3の事件では真下(ユースケ・サンタマリア)の息子が誘拐されてしまう。

まず、映画と全然、関係無い話なんですけど、キングオブコント2012で、この映画の脚本家である君塚良一さんが、夜ふかしの会さんの紹介VTRでコメントしてたんですけど
「ボケでもツッコミでも無い、全く新しい笑いだと思う」
的な事をおっしゃられてたので、どんな感じなんだろう?と凄く期待して見たら、面白かったですけど別に普通にボケとツッコミのある笑いで、特殊なのは5人組と言う部分で、実に的外れな意見だなーと思いました。いや、他のネタはそういうのもあるのかも知れませんけど、あんな事言われたらハードル上がりませんかね?

と、まずは全く関係の無い話でジャブを打ってみた訳ですが…。

これは酷い!でも3よりもマシ!だから中途半端に駄作!もったいない!もっと酷い作品に仕上げて欲しかった!

という感じで、非常に残念でしたね。

いや、でも好きな部分もありました僕はドラマを観て無いけど、映画の1~3は観てまして、OPのあのテーマ曲は好きで、その曲に合わせて、出演者を一人づつ紹介して行くのは凄い好きなんですよ。で、3ではそれが無くて、がっかりだったんですけど、4は最後だからかそれが用意されてまして、ここはぶっちゃけ、かなりテンション上がりましたよ!しかも、ラストですから、これまでのシリーズの映像も使ってて、青島やら室井が若いな~とか思いながら見れたし、そこは本当に好きですね。

でも、そこがマックスでしたね。

あ、それとエンディングのドラマ時代の映像も良かったです。

後は、もうヘルタースケルター(ひっちゃかめっちゃか)のカオスの世界でした。

以下、ネタバレあり。楽しみにしてる人は読まない方がイイかも知れないです。

まず、冒頭のテンションの上がるOPの前に、一悶着あるんですけど、いきなりこれがもう付いていけないな…と言う感じで。青島(織田裕二)とすみれ(深津絵里)が夫婦になってて、商店街で唐揚げ屋を営んでて、そこに和久君(伊藤淳史)が働いてて、商店街の人気者で商売も大繁盛してるんですけど、僕は最後だし予告で刑事辞めるとか言ってた気がするので、もしかしたら警察を辞めた後の背景を冒頭に持って来てるのか?とちょっとだけ期待したんですけど…

嫌な予感は的中。

そうです。これは行方不明の泥棒の張り込みでした的なオチだった訳です。まず、リアリティが無さ過ぎですよね…。そんな泥棒の為にここまで大がかりな張り込みをするとは子供でも思えないんじゃないですかね?もしかしたら超一級犯罪者だったら、わからなくも無いんですけど、どう考えても小物の犯罪者ですよ?しかも一ヶ月も唐揚げ屋をやってたらしくて。ありえないですよね?でもそれはギャグなんだとか、カレンダーに制作者達の好きな黒澤監督の名前を入れてて気が効いてるとか、オドラー(踊るシリーズが好きな人の呼称。勝手に僕が付けた)にとっては、楽しめるのかも知れませんけど、僕から言わせてもらうとギャグとして何が面白いんだよ?リアリティが無いと全然笑えないんだけど…ってのと、簡単に黒澤監督の名前を使わないで欲しいなと思いますね。

しかも

お客さん達も含めての張り込みだと思ったら、客は刑事だって全く知らなかった様子。まぁまぁそれはバレたらまずいんでわかるんですけど、それはイイとしても、その後、経理科で会計してる時に、経費より売上の方があるらしく
青島「いや~、俺、商売の才能あるのかな~?テヘ」
みたいな事を言うんですけど、公務員って商売してもいいんでしたっけ?副業は認められない筈だと思ったんですが…。

まぁそれは良いにしても、冒頭からこの調子ですから、もうキツイな…と映画館でなった訳です。とりあえず、その冒頭の笑えないコントで、この映画、この後も真面目にやるつもりはありませんから!ってメッセージなのかも知れませんけどね。だとしたら色々と合点が行きますが…。

とりあえず、もっと色々と書こうと思ったんですけど、時間も結構使っちゃったんで、もうこの辺で辞めます。

おやすみなさい。
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by eigasirouto | 2012-09-29 02:59 | 新作映画(2012)

アイアン・スカイ   

9/28、ユナイテッドシネマとしまえんにて。

アイアン・スカイ
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オフィシャルサイト
解説: 世界各国の映画ファンやSFマニアから出資を募るや、約1億円ものカンパを集めてしまったことでも注目された、異色のSFアクション。第2次世界大戦で敗北したものの、月の秘密基地にひそんでいたナチス・ドイツが地球侵略作戦を遂行していく姿を活写する。メガホンを取ったのは、『スターレック 皇帝の侵略』で話題を呼んだティモ・ヴオレンソラ。奇想天外な設定もさることながら、ナチス的意匠を施したメカやガジェットのデザインも必見だ。
あらすじ: 1945年、連合軍の猛攻撃にさらされ、アドルフ・ヒトラーが率いていた「第三帝国」ナチス・ドイツは完全に敗北。しかし、その一部のエリートたちはひそかに月の裏側へと逃亡を図り、秘密基地を建造していたのだった。第2次世界大戦の終結から70年超にわたって独自の軍事テクノロジーを発展させ続け、虎視眈々(たんたん)と連合軍への復讐(ふくしゅう)の機会をうかがっていた彼らは、2018年、ついに決行のときが到来したと判断。UFOの大編隊を組んで、地球侵略を開始する。

初日に鑑賞出来て嬉しいです!

とにかく設定が素晴らしいの一言に尽きます。こんなバカバカしい設定の映画をよくぞ作ってくれました。製作費は、ファンから1億円の援助があったみたいですね。

フィンランド/ドイツ/オーストラリアの合作で、設定が狂ってるだけに、ただのB級バカ映画と思って、それはそれで最高だと思って観に行ったんですけど、意外にもアメリカに対して痛烈な皮肉の籠ってたり、ポリティカルコレクト的なメッセージも入ってて、なかなか真面目な作品でした。

女性陣が色気があって良かったですね。無意味なエロさはB級の素晴らしい所だと思います。とりあえず観客を喜ばそうとするサービス精神は素敵です。

もちろん時代錯誤ギャグやギャップによる笑い、お色気ギャグ、差別ギャグと笑いも満載でした。チラッとヤフーレビューを見たら、ギャグがスベッてると言ってる人もいるんで、笑いは様々ですね~。僕は、ちょくちょく笑えましたけど。

でも何にしろ、この設定が本当にすごいと思いますよ。ナチスが月の裏に基地を作ってて、それが攻めて来るなんて、どこかの国の都市伝説であるんですかね?どこから来たアイデアなのか知りませんけど、これを具現化したスタッフ一同に感謝してます。
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by eigasirouto | 2012-09-29 02:01 | 新作映画(2012)