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リボルバー   

「シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム」鑑賞前に、ガイ・リッチー作品を制覇しよう企画第二弾です。

リボルバー
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オフィシャルサイト
解説: 出所したすご腕ギャンブラーを中心に、暴力的なカジノ王、2人組の詐欺師、情緒不安定なヒットマンらの運命が交錯するスタイリッシュ・アクション。監督は『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』のガイ・リッチー。主人公のギャンブラーを『トランスポーター』シリーズのジェイソン・ステイサムが演じている。製作はヒットメーカー、リュック・ベッソン。いくつものエピソードが絡み合う複雑な構成と、大胆不敵で独創的なラストに驚かされる。
あらすじ: 冷酷卑劣なカジノ王マカ(レイ・リオッタ)のわなにはまり、7年間の刑務所暮らしを余儀なくされたすご腕のギャンブラー、ジェイク(ジェイソン・ステイサム)。出所した彼はマカのカジノに乗り込み、見事大金を巻き上げるが、逆上したマカは百発百中の殺し屋ソーター(マーク・ストロング)にジェイクの殺害を命じる。

結構、ガイ・リッチー監督は好きなんだけど、今作は、酷い酷いと言われてて、観るのをためらってたんですが、冒頭で言った通り、全制覇を目指してる人間としては、観ないとダメだと思って鑑賞しました。
映画を観始めて「あれ?思ったより悪くないんじゃないの?」と思って、「なんで、これがそこまでボロクソに言われるの?主人公が心の声がダダ洩れで、映画的じゃないから?」とか考えながら観てましたが、観終わった感想は「ダメだこりゃ」でしたね。

ぶっちゃけ、僕は訳がわからなかったです。わからなかったらそれなりに、調べてわかろうとする姿勢を持ってるつもりでしたが、調べてみるとガイ・リッチー自身が「俺もこの映画、よくわかんねー」的な事を言ってるらしく、「あ、もういいや」と思った次第であります。訳がわからなくても、良いですが、投げっぱなし感が、ちょっと嫌だなぁと思います。

「ファイト・クラブ」みたいな事が、したかったんですかね?
ちなみに、ソーターを演じてるマーク・ストロングが、かっこ良い事に異論は無いですよ。

おそらく後に離婚するマドンナとの夫婦生活が、上手く行ってなかったんだと思いたいですね。当時のレビューとか読むと「この人終わった」と言う意見が多くいですよ。ただ、当時より未来に生きてる僕からすると「大丈夫」と言ってあげたいですよ。「ロックンローラ」で、そこそこ復活出来るし、「シャーロック・ホームズ」で見事、返り咲きを果たせますよ!今作が、ガイ・リッチーの底でしょう。

ブログ内関連記事
ガイ・リッチー監督
「ロックンローラ」
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by eigasirouto | 2012-02-29 16:11 | 旧作(2012年鑑賞)

おとなのけんか   

昨日、初の日比谷のTOHOシネマズ シャンテに行って来ましたが、月曜の昼下がりだからなのか、老人ばかりでしたよ。真後ろに座った婆さんが、時折、「う~う~」唸ってたのが、非常に気になりましたが、鑑賞した映画は、こちら…

おとなのけんか
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オフィシャルサイト
解説:世界各地の公演で好評を博し、演劇界でも権威のあるオリヴィエ賞とトニー賞に輝いたヤスミナ・レザの舞台劇を、名匠ロマン・ポランスキー監督が映画化したコメディー。子ども同士のケンカを解決するため集まった2組の夫婦が、それぞれに抱える不満や本音をぶつけながらバトルを繰り広げるさまを描く。和解のための話し合いから修羅場に陥っていく2組の夫婦を、ジョディ・フォスターとジョン・C・ライリー、ケイト・ウィンスレットとクリストフ・ヴァルツという演技派が務める。豪華なキャストが集結した本作で、彼らがどんなストーリーを展開していくのか注目したい。
あらすじ: ニューヨーク・ブルックリン、子ども同士のケンカを解決するため2組の夫婦、ロングストリート夫妻(ジョン・C・ライリー、ジョディ・フォスター)とカウアン夫妻(クリストフ・ヴァルツ、ケイト・ウィンスレット)が集まる。双方は冷静かつ理性的に話し合いを進めるが、いつしか会話は激化しホンネ合戦に。それぞれが抱える不満や問題をぶちまけ合い、収拾のつかない事態に陥っていく。


今年、鑑賞した映画で、声を出して笑った回数は「宇宙人ポール」か今作か、というくらい笑わせてもらいましたよ。館内もかなり笑いが怒ってましたが、別に年寄り向けのお笑いじゃないので、若い人達にもおススメ出来ると思います。

元々は、世界的に有名な舞台劇みたいですが、今作でその事を初めて知りました。
それとロマン・ポランスキー監督作品は、「戦場のピアニスト」しか鑑賞した事ありませんが、去年日本公開された「ゴーストライター」も非常に評判が高いので、今後、チェックを入れて行こうと思います。

物語は、密室劇ですが、僕が鑑賞した事のある密室劇は、
「十二人の怒れる男」
「12人の怒れる男」(ロシア版)
「12人の優しい日本人」
「奇人達の晩餐会」
「キサラギ」
こんな感じですが、今作は非常に「奇人達の晩餐会」を連想させられました。まずコメディである事と密室劇、フランス映画(厳密には「おとなのけんか」はフランス、ドイツ、ポーランド、スペインの合作ですが)ですし、時間も「奇人達の晩餐会」が80分に対し、こちらは79分とどちらもタイトな時間です。

OPとEDだけロングショットで外にいる子供達の行動を描いてるだけで、後は部屋の中かアパートのエレベーターまでで、登場人物もほぼ4人です。その演じてる4人が、ジョディ・フォスター(ペネロペ・ロングストリート)、ジョン・C・ライリー(マイケル・ロングストリート)、ケイト・ウィンスレット(ナンシー・カウアン)、クリストフ・ヴァルツ(アラン・カウアン)と非常に芸達者な人達で、ほぼ会話だけですが、実在感があるんで観てて入り込みやすいと思います。特に僕は、「イングロリアス・バスターズ」でハンス・ランダ親衛隊大佐を演じてたクリストフ・ヴァルツにはまりましたね。インテリだけど皮肉屋を演じさせたら、今一番はまるんじゃないでしょうか。

最初は、お互いの子供の喧嘩に対し、双方穏やかに会話を進めて丸く治まりかけるんですが、ちょっとした一言で、ムキになって少しずつ本性を現し始める展開なんですが、夫婦VS夫婦、男VS女に発展し、1対3になり、バトルロワイヤルになったりして、酒も入りドンドン過激な口喧嘩になって行きます。先程から会話劇、会話劇と言ってますが、この映画で一番の会話以外の見せ場は〝ゲロ〟ですよ。そういう所もこの作品を好ましく思える部分ですね。

結局、大人達の喧嘩は、それぞれの立場、考え方、職業などの対立になってて、それぞれがわかりあえないからこそ起きる摩擦でした。大人なので温厚に話を納めるのが、理想的だと皆わかっていながらある部分だけは許せなくてムキになる。それが非常に上手く描けてると思いました。そして、大事なのは4人とも笑わせようとは、一切してない真剣な話し合い(皮肉的なブラックジョークはありますが…)が、傍から観てると笑える。という仕組みになってる所だと思うんです。(こういうのを観ると笑わせようとし過ぎる「ALWAYS 三丁目の夕日’64」のギャグシーンのダメさが際立つんですよね。)

後、〝間〟が非常に上手いなと思いました。特に、仕事人間のアラン・カランの携帯が鳴るタイミング。この携帯が鳴る〝間〟だけで、笑いに昇華されてると言うのが、素晴らしいですね。過剰な説明や意味が無くても、こうして笑いは取れるんだという事ですよ。

とにかく老人ばかりじゃなく、ぜひ若い人達にも観て欲しい作品だなと思います!

文章内に登場した、ブログ内作品
「宇宙人ポール」
「ALWAYS 三丁目の夕日’64 」
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by eigasirouto | 2012-02-28 18:51 | 新作映画(2012)

28日後...   

そろそろゾンビ映画に、手を出そうと思いまして、とりあえずこの作品から鑑賞しました。

28日後...
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ホームページ
解説:怒りを抑制する薬を開発中のとある霊長類研究所。ある夜、精神を冒し即効性の怒りを発するウィルスに感染している実験用チンパンジーが、侵入した動物愛護活動家たちによって解放されてしまう。その直後、活動家の一人がチンパンジーに噛まれて豹変、仲間に襲い掛かる…。28日後。交通事故で昏睡状態に陥っていたバイク・メッセンジャーのジムは、ロンドン市内の病院の集中治療室で意識を取り戻す。ベッドから起き廊下をさまようジムだったが、院内にはまったく人の気配がなかった。人の影を求めて街へ飛び出したジムは、そこで驚くべき光景を目にする…。

久々にダニー・ボイル作品を鑑賞したんですけど、僕はもしかしたらこの人が苦手かもしれないです。結構、勇気を出して言いますが、ぶっちゃけ「トレインスポッティング」にピンと来なかった人間なんですよ。観た当時は、自分にはセンスが無いと思ってたんですけど、その後、「ザ・ビーチ」を鑑賞して、はっきり〝つまらない〟と思いまして。やっぱり「トレスポ」も皆がギャーギャー言うほど良い映画じゃないんじゃない?と思い改めまして。「スラムドッグ$ミリオネア」も、悪くはないけどまぁまぁなんじゃないかと思ってます。それが、僕のダニー・ボイル監督に対する考えなんです。

それで、この映画を観てどう思ったかと言いますと〝やっぱり俺にはこの監督の作品は合わない〟という気持ちを強めました。

ゾンビ映画をほとんど観て無いので、まだ語れる段階では無いですが、ちょっと調べたらこの映画は走るゾンビの先駆け的存在と書かれてましたね。なるほどと思いました。ダニー・ボイルの映画はとにかく走ってばかりですからねぇ。

始まりは、すごい面白そう!思ったんですけど、その後、う~ん…となりました。もっと気持ちの悪いゾンビを見せて欲しいなぁと思います。というかもっと色々じっくり見せて欲しかったんですよね。余計なシーンは長かった気がしますけど。設定とか絶対面白いのに、もったいないなぁという感想です。

ちなみに、DVD版はラストが変更されてるみたいで、映画館上映時に公開されたバージョンも入ってて、どちらも観ましたが、僕は映画館バージョンの方が好きでしたね。
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by eigasirouto | 2012-02-28 07:38 | 旧作(2012年鑑賞)

ジェイソン・ライトマン   

ジェイソン・ライトマン
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父親は映画監督のアイヴァン・ライトマン
母親は女優のジュヌヴィエーヴ・ロベール

フィルモグラフィ
赤文字は、鑑賞済です。またこのブログに感想のある作品は、クリックでそのページに行けます。また鑑賞してても、あまり記憶にないものは、未鑑賞扱いにしています。
長編監督作品
サンキュー・スモーキング Thank You for Smoking  脚本 2005年
JUNO/ジュノ Juno 2007年
マイレージ、マイライフ Up in the Air 脚本・製作 2009年
ヤング≒アダルト Young Adult 2011年
制作総指揮
CHLOE/クロエ Chloe 2009年
Ceremony 2010年
制作作品
ジェニファーズ・ボディ Jennifer's Body 2009年
Jeff Who Lives at Home 2011年
出演作品
ゴーストバスターズ2 Ghostbusters II 1989年
キンダガートン・コップ Kindergarten Cop 1990年
ファーザーズ・デイ Fathers' Day 1997年

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by eigasirouto | 2012-02-26 04:53 | 映画人物

マイレージ、マイライフ   

ジェイソン・ライトマン監督の「ヤング≒アダルト」が、25日(昨日)から公開という事もあり、観て無かった作品を鑑賞しました。(一昨年、映画館に行きそびれて、ずっと放置してました…。)

マイレージ、マイライフ
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オフィシャルサイト
解説: 『JUNO/ジュノ』でその才能を高く評価されたジェイソン・ライトマン監督がジョージ・クルーニーを主演に迎えて描く人間ドラマ。『サムサッカー』の原作者でもあるウォルター・キルンの同名小説を基にリストラ担当として全国を駆け巡る男の、一見身軽そうだが実はそうでもない人生を軽快なテンポで見せる。ジョージ・クルーニーのペーソスにあふれた演技も見逃せないが、モザイクのようにさまざまな現代のキーワードが散りばめられた登場人物の生き方に共感を覚える。
あらすじ: 仕事で年間322日も出張するライアン(ジョージ・クルーニー)の目標は、航空会社のマイレージを1000万マイル貯めること。彼の人生哲学は、バックパックに入らない荷物はいっさい背負わないこと。ある日、ライアンは自分と同じように出張で各地を飛び回っているアレックス(ヴェラ・ファーミガ)と出会い、意気投合するが……。

この作品で、ジェイソン・ライトマン監督作品、旧作(長編のみ)は全部制覇しました!

この監督は、僕の一つ年下でまさに同世代なので、応援したいです。
この監督の長編デビュー作「サンキュー・スモーキング」を五年くらい前になんとなく観て、すごく面白かったんですが、当時、あまり監督とか気にして無かったんですよ。それで「JUNO/ジュノ」を観た時、監督を調べたらあの時の監督と知って、嬉しくなりました。さらに、いつか観ようと思ってた「マイレージ、マイライフ」も監督だったと知り、この監督の作品は全部抑えておくべし、と勝手に使命感を感じた次第であります。

それで、3つの作品を観た上での、僕なりのこの監督の印象は、こんな感じです。
・物語を軽いタッチで描く
・主人公に苦い経験をさせる
・セックスが、作品内に意味を持つ

ちなみに、映画.comのインタビューでは、こんな事を言ってます。
「僕はパーフェクトじゃない人々、と同時に、変わらない人間を描くのが好きなんだ。だってそれこそが真実だと思うから。僕らは常に変われるチャンスに遭遇し、それが示す意味も理解しているけれど、それでも変われない。大変だからね。でもそれを描いている映画はとても少ないんだ。大体が、信じられないくらいコロっと変わる人々だよ(笑)。でも、僕は映画に実際の人生を反映させたい。そういう映画こそが、僕に何かを与えてくれるから」
これは、すごくわかりますね。「JUNO/ジュノ」は、ちょっと大人になった気がしますけど、他二作は、まさにこれが当てはまると思いますね。

それで、この「マイレージ、マイライフ」ですが、またまた小説原作で未読ですが、予想通り素敵な作品でしたよ。本当にこの監督の作品は、軽いタッチで描いてくれるので、観やすいというか、楽な気持ちで鑑賞出来ますよ。気軽に観れます。けど、観終わった後は、ビターな味わいが残ってるんですよね。そこが、くせになるというか。甘いんだけど苦い、まるでチョコレートみたいです。僕は彼の作品をチョコレート映画と名付る事に今しましたよ。

なんと言っても、主役のライアン・ビンガムを演じるジョージ・クルーニーが渋いんですよ。白髪だらけだけど、絵になる男だな~と思って観てたんですが、町山さん曰く彼が、この役をやるからいいんだとの事です。

キラキラでの町山さんの「マイレージ、マイライフ」紹介 

そこの部分だけ、簡単に説明するとジョージ・クルーニーは、ブラピとかと世界中を遊んで周ってたけど、皆、大人になって結婚しちゃって、今は一人ぼっちになってると。つまり大人のなりそこねなんです。
で、この映画のビンガムもそういう人間で、アメリカ中飛び回って、色んな会社に行って、初対面のビンカムがリストラ対象者にクビを告げるという仕事をしてるんですが、この男は、結婚もせず、適当な女と遊んで、1000万マイル貯める事だけが楽しみな、やはり、大人のなりそこねなんです。
だから虚実皮膜(意味は、ググりましょう)になってて、キャラクターに深みが増してる的な事をおっしゃってます。
それで、この仕事ってはっきり言って、嫌な仕事じゃないですか。ただ、ビンカムはベテランで、クビになった人の傷が最小限に留まる様に、説得するプロみたいです。なので、仕事の出来る道楽者って感じです。

そのクビにする会社に、アナ・ケンドリック演じるナタリー・キーナーという天才の女の子が入社して、これからは無駄にあっち行ったりこっち行ったりせずに、スカイプ的な奴で、サクサク仕事こなしましょうや。って提案して、ビンガム的は「俺達の仕事なめんな!」となる訳です。1000万マイル貯めたいのと女に会えなくなるのもあるでしょうが、「人をクビにするのを伝えるんだからとてもナイーブな仕事だから、直接会って話すべし!」と持論を展開し、社長が「じゃあ、その娘、連れて仕事教えてやって~」と言う流れで、二人でアメリカ中を旅します。

それで、途中でアナ・ケンドリックスが号泣するシーンがあるんですが、声出して笑いましたよ。バカにしての失笑じゃなく、面白くての方です。なぜ笑うかは観て確認した方が、いいと思うんで、伏せますが、レビューとか読んでても、映画館でそのシーンは、笑いが起きてたと書いてる人いましたよ。

後、未婚のビンカムが、結婚式当日に結婚にビビって辞めるとか言いだした、妹の彼氏を結婚する様に説得するシーンも、笑う面白さじゃないけど、味わい深い物がありましたよ。

こんな感じで、軽いコメディタッチなんですけど、ビンカムは段々と追い込まれて、考え方も変わりつつあり~…で、どうなるか?というお話です。

ほんとに軽いノリで観れる映画なので、気軽に観てみて下さい。おススメ出来ますよ。でも、終わった後には、少し人生という物を考えてしまうかもしれません。特に、僕の様な大人になりそこねた人は。

ブログ内関連作品
「JUNO/ジュノ」
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by eigasirouto | 2012-02-26 04:28 | 旧作(2012年鑑賞)

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い追記   

「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」感想

このつい口に出して言いたくなるタイトル、賛否ありますが、僕は好きですよ。

ちなみに、こちらも原作未読です。

ちなみに、原作は、タマフルで伊藤聡さんが紹介されてますので、よかったら聴いてみて下さい。

サタデーナイトラボ「推薦図書特集 feat. 伊藤聡」 前半
サタデーナイトラボ「推薦図書特集 feat. 伊藤聡」 後半

こちらも泣かせようとしてる映画かもしれませんが、こちらは素直に泣いてる自分がいました。

序盤は、こまっしゃくれたオスカー少年に対して、クソガキがと思ってましたが、いざ冒険が始まるとグイグイ物語に入って行きました。

前回も書きましたが、この作品は音響が迫力あるんで、家のDVDで観るより、やはり映画館が、お勧めです。

というのも、オスカー少年は、9.11で父を亡くし、高いビルや電車などが怖くなってるんです。だからニューヨークの街を歩くのも怖いんですが、彼に説明の時の音が段々、大きくうるさくなるんです。それでこっちもドキドキするし、近くを通る電車の音がものすごくうるさくて、少年が、電車に恐怖を感じる様に、見てる僕も恐怖を感じたんです。やはり、これは全体で音を楽しめる映画館ならではだと僕は思います。

映画館はやはり体験で、DVDは鑑賞なんじゃないか?と改めて、感じさせてくれました。

で、少しネタバレ込みになるんで、書こうか悩みましたが、僕はやはりおじいちゃんとの冒険が大好きでしたね。
おじいちゃんがいて、おばあちゃんがいて、お父さんがいて、お母さんがいて、自分がいるんだというのにオスカー少年が気付かされるんですよ。
説明的で無く、ジワジワ気付かされるんです。
その頃には、すっかりオスカー少年=自分になってて、涙が止まりませんよ。

映画を観た後、上で紹介したPodcastを聞き直して、伊藤さんもおっしゃってたのを完全に忘れてました。

この前の記事で書いた映画より、圧倒的にこっちのが泣けると僕は思うんですけどねぇ。
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by eigasirouto | 2012-02-24 05:07 | 追記、修正など

ALWAYS 三丁目の夕日'64追記2   

ALWAYS 三丁目の夕日'64感想
ALWAYS 三丁目の夕日'64追記

前回、自分でも訳わからなくなりましたが、改めて考えてみました。
その前に、言い忘れてたんですけど、原作である漫画は読んでません。だから漫画との比較は出来ませんし、本来であれば漫画を読んでからゴチャゴチャ言うべきだとは思ってます。しかしながら、僕の批判ポイントは、映画の作りや、構造、過去を美化した内容、それを絶賛する観客達に対してが主な部分だと思いますので、その辺はご了承下さい。
だけど、過去を美化したという部分については、原作が原因なのかもしれませんので、作者の西岸良平さんの事を調べさせて頂きましたが、Wikiにこうあります。
昭和30年代ブームの火付け役の一人であるが、必ずしも当時を美化し、復古を訴えるわけではなく、当時の生活の貧しさや不便さ、社会の不自由さを客観的に描き、それを題材にすることも多い。
この文書を鵜呑みにするならば、やはり原作じゃなく映画に責任だと思います。
いや、もはや映画にでは無く一部の人達が、過剰に受け取ってる事に対して、僕は頭に来てるのかも知れません。

レビューとかを読んでると〝あの頃は古き良き時代だった〟と懐かしむ声が多々散見されます。では、昔は何が良いと言ってるのか?いくつかレビューの例とそれに対する反論を書いていきます。
お父さんが強くて、お母さんが優しくて、良き時代を思い出させてくれた
僕は現在の家族像がわかりませんが、↑この家族像は果たして本当に正しいのでしょうか?
殺伐とした現代より、よっぽどいい時代だったような気がする
本当に現在は殺伐としてるのでしょうか?震災で色んな絆を目の当たりにしませんでしたか?
現代の日本人より、余程人間味が溢れて(勿論デフォルメされているが)いる。ネット社会の裏でコソコソ這い回る奴より・・・匿名だと好き放題何でも言うくせに現実では何も言えない奴より・・・平然と人を騙す奴より・・・今の日本に溢れているエセ日本人(自己中・自分勝手・金儲けしか考えない)より素敵だと思う。
ちょっと突っ込み所が多すぎて、めんどくさいですが、なんで今の日本人が人間味が無いと言いきれますか?
ネット社会の裏でコソコソ這い回るって、そういう人もいるかも知れないけど、大体の人が外に出て社会の中で働いていると思いますよ。
匿名だと好き放題何でも言うくせに現実では何も言えないって、当時は誰一人陰口とか無かったのですか?同じ事では無いですか?
自己中・自分勝手・金儲けしか考えない…これって、今の時代の問題でしょうか?時代など関係なく人間性の問題ではないでしょうか。それにだからって、そういう人をエセ日本人という意味がわからないです。たとえどんな犯罪者でも、日本国籍を持ってれば、日本人ですよ。
自分を見つめ直し、反省し、取るべき行動をちゃんと実践していく勇気。今のエセ日本人が一番嫌う「責任」を、どのキャラクターもきちんと取る。だからこそ、この映画は人の心の深く入りこむのだと思う。
本当に時代関係無いですよ。なんでこの人は現代人が責任が嫌いと思ったんでしょうね。何か宗教的な本でも読んだのかも知れませんね。怖い。
例え自分が嫌われても、大事な人が成功してくれるのなら敢えて憎まれる。今の時代、そういう人間がどれだけいるのだろう?こういう展開を、実体験で体験していない人は文句を付けたがるのだろうが、逆に言えば本物の愛情に出会ったことがない可哀相な人なのだろうと思う
めんどくさいんで、それぞれ突っ込んで下さい。
あの頃は携帯もパソコンもなく、車、飛行機も今とは比べものにならない位ボロかったが皆幸せだったと思う。
そう思い込みたい気持ちはわからなくはないけど、絶対、不幸な人いたと思いますよ。
実際、あの当時ああいう医者がいたということを自分は知らなかったし今の保険診療代を稼ぐためだけの医者に対する当て付けにもなりますよ
ふざけんな!今でも立派な医者たくさんいるわ!当時も悪い医者いるわ!
今は失われつつある 人間同士のふれあい
そんなものは思い込みです。

ただ僕は、映画が上記の様な事を訴えてるとまでは、思ってません。けど、実際に映画を観てこんな事を言ってる人もいるという事です。

それで1964年の事を少し調べたんですけど、東京オリンピックなど華やかな影でこんな事がありますよ。

•3月11日:狭山事件で、一審の浦和地裁が死刑判決。事件発生(1963年)
•8月24日:俳優・高島忠夫の長男(5ヶ月)が、お手伝い(17)に殺された。


狭山事件は、わからない人もいると思いますが、詳しくはググって下さい。簡単に言うと部落出身の人が警察によって、犯人に仕立てたと思われる事件です。
この二つの事柄で、僕が何を言いたいかは、わかってもらえると思いますが。結局、当時が人達が良く思えるのは、思い込みなんですよ。

そもそも、古代ギリシャから「最近の若者はなってない」的な事は言われてる訳で、年取るとそういう説教したくなるんですね。内容は少し違いますが「昔」と「今」の比較の仕方は同じですよね。僕としては、劇中のもたいまさこのセリフを引用しますが「若者の味方」でいつまでもいたいですよ。

結局僕は、過去を描くのはいいし、過去を観に行くのもいいです。けど、過去を利用して現代に説教する事に、頭に来てるんだと思います。

僕の昭和ノスタルジーに対するアンチな姿勢は、以上の様な理由からなります。ご理解頂けたかは別として、ここからは、この作品の演出的な部分の文句に入りましょう。

まず、説明的台詞が多過ぎだと思います。語り口が上手くないと思いました。

例えば、茶川父の葬式の場面ですが、茶川は父に勘当されてるんで、葬式に出ないつもりでしたが、嫁の小雪にお願いされて、渋々葬式に出ます。そこで、不貞腐れてる茶川にお手伝いさんと思われる高畑淳子に、
「お父さんは、小説家は厳しい世界だから覚悟を決めさせなければいけない。だから勘当して帰る家を無くした。でも、本当はすごく応援していたのよ」
とこの様な台詞を言わせます。大体の人が、その前の危篤で一回帰った時に、どうせそういう理由だろうなとわかると思いますが、それを改めて、高畑さんが、説明してくれます。(感動的音楽が鳴る)
これだけで、お腹いっぱいだし、茶川もっと早く気付け!鈍感過ぎだろと思うのですが、更に、父の部屋に戻り、本棚に茶川の小説がたくさんあり、そこに親父のメモ(「非常にいい出来!」「今回は、少し物足りない。がんばれ!」など)を発見!茶川号泣「勘当するって言ったのに~」という説明的展開&説明台詞が、入ります。(当然、感動的音楽)
どう考えても、父の部屋に入って気付くくだりだけでいいと思うんですけどね。

一事が万事この調子で、ダラダラダラダラしてるんですよ。だから無駄に142分という長い時間になってると思います。そのゆっくりした感じがいいと言われる方もいるでしょうが、違います。ゆっくり風景を描くとかではなく、見せ方、説明が下手だから長くなってるんです。

だから僕は、観てて「もうここわかったし、そんなに面白くないから早く次行って」と思いながら観てました。

おそらく、作り手側は、観客はここまで説明しないとわからないと思ってるんですよ。観客はバカだと思ってるんですよ。もしくは媚を売ってるんですよ。そうじゃないとしたらただの下手くそですよ。僕も説明下手ですけど、金払って観に行ってる側だから言わせて下さい!

さっきも言いましたが、茶川が何かにつけて、僕らの想像の先を…もっと言えば、全部の話が僕らの想像を先を行ってくれないんです。〝だろうね〟の連続で。

ただ、それなのに、周りからは鼻をすする音が聞こえてくるんですよ。皆、薄着で来て風邪引いたのかなぁと思ってたらレビュー観たら結構、泣けた泣けた言ってて。時々、見かける否定は否定で、短いし過激過ぎて、否定派的に戦力にならないんですよ。だから尚更、孤独を感じています。

この映画の制作会社「ROBOT」は、こういった作品が多いですね。日本じゃ人気あっても海外で笑われてる作品多いですよ。「海猿」とかはアメリカの試写会で泣かせようとする場面で爆笑が起きたらしいじゃないですか。隣の韓国ノワールが世界で絶賛されてるのに…僕は日本人として悔しいですよ。(まぁ韓国は韓国で変な映画いっぱいあるらしいですが、しかし「チェイサー」や「アジョシ」が一位になれる国でもある訳ですからね。)
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by eigasirouto | 2012-02-24 04:10 | 追記、修正など

ALWAYS 三丁目の夕日'64追記   

観た直後の「ALWAYS 三丁目の夕日'64」 の感想です。

基本的に、観たい映画ばかり観てるんで、こういう風に面白かったみたいな感想ばかりで、読んでる方はつまらないかも知れないですけど、書く方はあまり気を遣わないんで楽っちゃ楽ですけど、自分が面白くなかった映画の事を書くのはしんどいですよ。
やはりその映画が好きな人もいると思うと褒める映画より、より神経使って書かないとなって思う質なんですよ。と言うのも、色々レビューとか読んで好きな映画を一行で、「クソ映画だった」みたいな事を書かれてる人のを読んで、嫌な気分になりイライラする事もあります。だから僕は、つまらないと思った映画こそ真摯に書こうと思っています。その上で、この映画が好きな人を傷つけてしまうかもしれませんが、気持ちはご理解下さい。

で、「ALWAYS 三丁目の夕日'64」なんですけど、人気もあって評価は高いんでしょうけど、僕はあんまり乗れませんでした。その理由をなぜなのかこれから詳しく書いていきます。ちなみに今回は、劇場大盛況って事で、ネタバレします。じゃないと伝えきれないです。なので、本当に楽しみにしてる人は、読まない方がいいと思います。

いくつか理由があるんですけど、大きく三つに分けてみたいと思います。
①そもそも昭和ノスタルジーより常に今が最高だと思っていたいので乗れない。そして昭和を良しとする世の中の空気が嫌い。
②そんな大した事してないと思うんだけど、過剰に泣かせようとしてる演出が苦手。
③時々、恥ずかしくなるギャグが入ってくる。
という事なんですけど、①を読んでじゃあ最初から観るなよと思われるかも知れませんが、僕は特に観たくないものを敢えて観て、なぜ自分が嫌いなのかを確認したいというのもありますけど、来週の「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」の課題映画になった。というのが大きいんですけどね。毎週聴いてて、やはり観ないで聴くより、観てから聴いた方が面白いので、観に行きました。ちなみに、『ALWAYS 三丁目の夕日』『ALWAYS 続・三丁目の夕日』も鑑賞済です。

『ALWAYS 三丁目の夕日』を観たのは、6~7年前だと思うんですけど、当時はあんまり映画を観てなくて、色々、違和感を感じながらも泣いちゃったりして、結構、当時観た中ではわりと面白かった印象ですけど、こう色々鑑賞して振り返ってみると何か別に特に面白かった作品としては出てこない…という感じでして。
人生において色々経験も積むし知識も増えるし考え方も変わったりで、僕はやはり過去を過剰に美化する事が好きじゃないと今は思ってるんです。多くの信頼出来る先輩方が、こんなの昭和じゃないと言ってますね。僕は昭和51年(1976)生まれだから少ししか昭和知りませんけど、僕もそう感じる所があって。過度な美化はどうなんでしょう?ファンタジーだから別にいいって言うんでしょうけど、それでレビューとか読んでると昔は良かった的な説教をされてる気分になるので、若干不快なんですよねぇ。もっと汚いドロドロした部分を無かった事にして、「昔は良かったとかなんとかしみじみと言ってくれるな」とマーシーのソロ曲から引用したくなりますよ。
現にレビューとかで、年寄りは昔はこんなにいい時代だったとか言ってる人いるし、若者は、知らないからそんないい時代だったんだとか言って信じちゃってるし、ねじ曲がった昭和の思い出が出来上がりつつありますよ。
そりゃ、時代は変わるから、その時々で価値観も変わるし、良き面悪き面あるでしょう。僕は、近所の人みんなでテレビを観るなんて嫌ですよ。一人か彼女もしくは信頼出来る友達としか観たくないですよ。仮にそれがいい事で、今はそういうのが無いからコミュニケーション不足だから悪い世の中だとしても、しかし、今だっていい所たくさんあるじゃないですか。何より便利な世の中だし、当時より、色んな生き方や価値観があって、選択肢も広いと思うし。今が悪いってばかりじゃないですよ。

まぁでもそんなのは抜きにしても話が面白かったり、魅力的なキャラに出会えたり、緊張出来たり、笑えたり泣けたりすると観て良かったなと思えて、そんなちっぽけな思想は吹き飛びますよ。

でも、②で書いたように、このシリーズを観た方ならわかると思いますが、毎回毎回、茶川竜之介(吉岡秀隆)が居候している古行淳之介(須賀健太)を何かしらの理由で追い出しては、いなくなって色々思い出して「うわー」って泣きながら追いかけて連れ戻すというくだりが、最大の見せ場であり、泣かせ所だと思うんですが、僕はそれが茶番に思えてしょうがないんですけどね。やってる事はよく考えたらマッチポンプじゃないですかね?「いや、お前わざとだろ?普通、追い出す前にその気持ちに気付くだろ?」って思うんですけどね。
そもそも連れて行こうとしてる側に対して失礼ですよ。大体、茶川の方から淳之介を連れて行く事を頼んだ訳ですからね。ギリギリになってからやっぱなし!は、周りは困りますよ。まぁ僕はクズ人間なんで、結構それやりますけどね。
ただ、それは良いですけど、やってる事はそういう事なのに、それを感動的な音楽流して、泣きながら追いかけて、感動風な演出にするのは、正直、ダルいな~と思ってしまうんですけどね。

それで、今回に関しては、同じ様な展開になるけどいつもとは違いましたけどね。大体の流れはこんな感じです。

茶川は小説家になりたがってる淳之介に大変だから東大に行って、安定した仕事をしろと言ってる。

淳之介は勉強するふりをしながら、こっそりペンネームで、同じ雑誌で連載してる。

茶川より新人(淳之介)の方が人気が出て、その雑誌から茶川は連載を切られてしまう。

茶川がその新人が淳之介って事に気付く。

嘘を付いてた事に対し激怒し、書いてる途中の原稿とアイデアノートを破って、淳之介に諦めさせる。

淳之介、家が無くなると困るので、原稿とノートを燃やす

茶川の父が死に、勘当されてたけど、実は父が影で応援してたと知る

茶川が考え直し、編集者(大森南朋)の所に行き、ある(以下の展開)お願いをする。

編集者が、茶川の家に淳之介を説得に来る。しかも淳之介の為に寮も用意すると言っている。(茶川の頼みだが)

茶川は淳之介に「お前、小説なんかやりたくないって言ったよなぁ?」と脅し的に言う。(芝居として)

淳之介ビビって、何も言えない。

茶川「はっきりしろー!」とあの高い声で叫ぶ。(芝居として)

淳之介「やっぱりやりたい」とはっきり言う。「おじさんは大変大変って言ってるけど、やってるじゃないですか!それは書きたいからじゃないですか!」と正論を吐く。

茶川は「だったら出てけ!」と淳之介の荷物を外に投げ捨てる(芝居として)

泣く泣くタクシーで出ていく淳之介(横には編集者)

何かを忘れて慌てる淳之介

忘れた万年筆に気付く茶川。それは出会った時にあげた万年筆だった!

走って追いかける茶川(いつもの様にここで、たっぷり時間をかけ、感動的な音楽)

再会!万年筆渡して感動!

という流れなんですが、今回違うのは、この後、連れ戻さないんですよ。そこは、前2作とは違ってましたね。
別に悪い話では無いと思いますけど、ベタな話と言えばベタな話だし、それをベッタベタな演出(感動的音楽+涙)であざといから、ひねくれてる僕は感動の押し売りに感じてしまうんですよねぇ。

突然ですが、色々、考えて書きすぎて、訳がわからなくなりました。全然、言いたい事が書けてません。すみません。また、改めて書くつもりです。

2012/2/24に追記書きました→こちら
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by eigasirouto | 2012-02-22 04:31 | 追記、修正など

ドラゴン・タトゥーの女追記   

先に、「ものすごくうるさくて、ありえないくらい近い」「ALWAYS 三丁目の夕日’64」「ドラゴン・タトゥーの女」の観た直後の感想に、写真や解説・あらすじを付けたので、よかったら見てみて下さい。写真あるとやはりボリューム出ますね。ただ、今日、せっかくiphoneで写メ撮って来たのに、写真が横向いてしまうんですよね…。誰か詳しい人、なぜそうなるのか教えて下さい!

「ドラゴン・タトゥーの女」感想

という事で、追記なんですが、町山さんがキラキラで「ドラゴン~」を紹介してて、面白いので聞いてみて下さい。前半はほとんどみうらじゅんさんの話で、映画の内容より監督の事ばかり話してますが、それが興味深い話してますよ。

デヴィッド・フィンチャー監督の事は
・現在、アメリカで一番カルト的に人気のある監督で、一時期のキューブリック並
・完璧主義で最低でも40テイクは撮る
・芝居にものすごくうるさい
・なぜそうするのかと言うと何度もやってると監督も役者も思い付かなかった演出が出てくる
ちなみにキューブリック監督
・何度も撮り直しをするタイプ
・何度もやらせて精神的におかしくなった所を撮る
・演技が全然わからない人だったからその中から面白いものを使う
他に、日本でも溝口健二黒澤明はこの何テイクも撮る鬼畜タイプみたいです。

逆に、イーストウッド監督の場合、1テイクしか撮らなくて「J・エドガー」でもっとやりたいディカプリオと喧嘩になったとか他にもスピルバーグも大体1~2テイクで、三池監督もそのタイプ…とかそう言った話をされてて、興味深いですよ。

僕が役者だったら絶対、後者タイプの監督にお願いしたいですけどね…。やはり芸術って正解が無いんですよね。やり方みんな違いますからね。

だけど今回は、このフィンチャーの鬼畜撮影があったからこそのリスベット(ルーニー・マーラ)だったんだなと聞き直してから思いましたよ。結構、色んな人が彼女を絶賛してますが、僕も御多分に洩れず本当にこのキャラを愛してしまいましたよ。

この娘が…
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こんな事になってますよ…
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えらいこっちゃですね。まぁこの姿は原作通りなんですけどね。

しかし、このリスベットって役を大物女優達がみんなやりたがってたみたいですけど、結局、無名に近い彼女になったみたいです。

詳しい彼女の話をしたいし物語の事も書きたいですけど、眠いんでまたにします!では。

2012/3/5に追記2書きました。
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by eigasirouto | 2012-02-21 05:50 | 追記、修正など

ドラゴン・タトゥーの女   

最後は、今日の本命映画です。

ドラゴン・タトゥーの女
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オフィシャルサイト
解説: 『ミレニアム』3部作として映画にもなったスウェーデンのベストセラー小説をハリウッドで映画化。『ソーシャル・ネットワーク』のデヴィッド・フィンチャーが監督を務め、白夜のスウェーデンを舞台に、数十年に及ぶ血族の因縁と猟奇的ミステリーに彩られた物語が展開する。キャスティング選考も話題になった天才ハッカーのヒロインを演じるのは、『ソーシャル・ネットワーク』のルーニー・マーラ。彼女と協力し合うジャーナリストを、『007』シリーズのダニエル・クレイグが演じる。原作とは異なる衝撃のラストに注目だ。
あらすじ: 月刊誌「ミレニアム」で大物実業家の不正行為を暴いたジャーナリストのミカエル(ダニエル・クレイグ)。そんな彼のもとに、ある大財閥会長から40年前に起こった兄の孫娘失踪(しっそう)事件の調査依頼が舞い込む。連続猟奇殺人事件が失踪(しっそう)にかかわっていると察知したミカエルは、天才ハッカー、リスベット(ルーニー・マーラ)にリサーチ協力を求める。

三本目は、二本分の疲れが出たのか、前半睡魔が襲いかけましたが、途中から映画にのめり込んで、ちゃんと最後まで観れました!
ミステリー的な謎解きは、頭が混乱しましたが、そんなのわかんなくてもかなり面白かったですよ。観賞後、喫煙所で意味わかった?とか言ってるカップルもいたので、やっぱりかとおもいました。そこをじっくりわからせようとはしてないのかもしれませんね。というのも、原作が世界的にヒットしてる訳ですからね。そこより、どう面白く見せるかですよ。
今、小説も読んでる途中なので、小説で細かい謎解きは理解しようと思います。
また続き書くと思います。

2012/2/21に追記書きました。
2012/3/5に追記2書きました。
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by eigasirouto | 2012-02-20 23:54 | 新作映画(2012)