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ウルトラマンサーガ追記   

先程、タイガがウルトラマンサーガにならない理由が弱いと書きましたが、それは、無理矢理にでも理由を付けて言い訳をして、逃げようとする若者。って事かもと今、思い付いたんですが、そう考えるとその部分が、すごく納得出来たんですよ。
そう考えるとDAIGOのキャスティングって、かなりいいと思えます。ぽいじゃないですか。
更に、そんな若者が皆の為に…めっちゃイイ気がして来ましたね。

それとごっつのオマージュがあると書きましたが、製作陣は、パロディも含めて、改めて「ウルトラマン」と言う存在を研究したのかなと思うとまた好感度UPですね。

ウルトラマンに興味ない大人も感動出来るとまでは、言わないですけど、なんか愛くるしい作品に思えて来ましたよ。
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by eigasirouto | 2012-03-31 04:30 | 追記、修正など

ウルトラマンサーガ   

ちびっ子達と一緒に観て来ましたよー。

ウルトラマンサーガ
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公式サイト
解説: 3人のウルトラ戦士と勇気ある地球人が、謎の侵略者に制圧された地球を危機から救うために戦いを繰り広げる特撮ヒーロー・アクション。若き最強戦士・ウルトラマンゼロ、伝説の英雄・ウルトラマンダイナ、慈愛の勇者・ウルトラマンコスモスが登場し、それぞれのキャラクターをDAIGO、つるの剛士、杉浦太陽が熱演する。また、地球の未来を守るために立ち上がった7人の女戦士に、秋元才加や宮澤佐江などアイドルグループAKB48のメンバーが挑戦。ヒーローや怪獣が入り乱れるド派手なバトルと、希望あふれるストーリーに注目だ。
あらすじ: 怪獣が闊歩(かっぽ)する地球。残った人類は、未来のために戦うことを選んだ7人の女性たち“チームU”と子どもたちだけだった。地球を守るため時空を超えてやって来たウルトラマンゼロは、地球人タイガ・ノゾム(DAIGO)と一体化。そんな中、アスカ・シン(つるの剛士)、春野ムサシ(杉浦太陽)らの前に、触角宇宙人バット星人(東国原英夫)が現われ……。

新宿ピカデリーに行って来ましたが、あそこは、受付が2Fにあって、その階でチケット見せてスタッフに「映画によって○○階の○番のスクリーンです。」と案内されるんですが、おっさん1人でチケット見せたんで、スタッフも「『僕らがいた』は、上の階の…、あ、失礼しました。こちらは9階5番のスクリーンになります」と間違えられましたよ。へへ。

「ウルトラマンサーガ」のスクリーンは、ちびっ子と保護者ばかりでした。上映前に、トイレに行ったらちびっ子が、三人並んでお尻丸出しで、オシッコしてて、かわいかったけど一瞬焦りましたよ。

鑑賞前に、この小冊子みたいな漫画をおまけでもらえましたよ。
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昨年12月1日に亡くなられた内山まもる先生の書き下ろし漫画が、掲載されています。これはファンにはたまらないでしょうね。
さっきの子供3人が、それをもらえる事に気付いて「何かもらえるみたいだよ?」「本?」「DVD!」「映画?」「映画がもらえるの?」と話してて微笑ましかったです。

ただ、今作に関しては、どう評価すればいいのかわからないです。

なぜかと言いますと僕のウルトラマンに対するリテラシーが低すぎます。
僕が、物心ついた時は、「帰って来たウルトラマン」か、「ウルトラセブン」どちらかをやってたと思うし「ウルトラマン」だって、再放送でやってるのを観てた記憶はありますし、怪獣も少しは知ってますが、どちらかと言えば、「仮面ライダー」派、もっと言えば「戦隊モノ」派なので、ウルトラシリーズに、そこまで思い入れは無いんですよ。そもそも保育園の頃、母親が、「ウルトラマン」を見せてくれなかった様な記憶があるんですよね。だから保育園で「セブン」の話を友達がしてて、付いていけなかった記憶だけは、しっかり残ってます。
その後、興味はあったんですが、掘り下げる機会が無かったと言う感じです。
そして、平成ウルトラマンに関しては、本当に何一つわからないです。

更に、僕はなぜか昔からアイドルに全然ピンと来ない人間なんですよね…。だからAKB48も誰が誰か全然わかりませんでした!知ってるのは、あっちゃん、しのだまり、高橋南、板野友美くらいですよ。この人達は出て無いですけど。

普通の映画として鑑賞するならハッキリ言ってダメかも知れないんだけど、ウルトラシリーズが、好きな人は、この部分たまらないんじゃないかな~?とか、思う場面も多々ありましたし、AKB48ファンが観ると嬉しいシーンとかもあるのかなぁとか考えるとウルトラマンにも、AKB48にも詳しくない自分が、とやかく言えないと思うんですよ。

と言う人間(35歳・男)が、唐突に今作を観てどう思ったか?と言うのを踏まえての感想であると言う前置きをさせていただきます。だから的外れしてると思います。ちなみに鑑賞は2Dです。

まず、DAIGOが前半チャラい感じで、これが現代版ウルトラマンの主人公なのか!?と驚いたんですけど、子供達はキャッキャ喜んでたんで、彼で良かったんじゃないですかね。
もっと衝撃だったのは、彼は、ウルトラマンゼロと融合するんですが、彼とゼロが会話するんですけど、ゼロがまさかのノリツッコミをしてましたよ。ウルトラマンがつっこむなんて、僕の知ってるウルトラマンから随分と変わったものです。
更に、ごっつええ感じのコントで「正義の味方」という僕の好きな、かなり面白いコントがあるんですけど、それと全く同じギャグがありました。まさかのごっつオマージュ。と言うか、そもそもそのコントがウルトラマン及び仮面ライダーのパロディなんですけどね。場内の子供達はウケてましたよ。

ただ、DAIGO演じるタイガ・ノゾムが、ゼロと融合しちゃうんですけど、なかなかタイガがウルトラマンになりたがらないんですよ。その理由が僕はちょっと呑み込めなかったですね。
「子供の頃、親をウルトラマンが助けてくれなかったから頼りたくない」と言う理由との事なんですけど、戦後みたいな所で、「助けてー!ウルトラマン!」と叫んでるけど、ウルトラマンがその場にいなかったって事で、仕方ないんですよ。だからタイガも「ウルトラマンを恨んでる訳じゃないけどさ」とも言ってるんです。けど、かなり皆がピンチの状況になってても、「俺はやらない!」の一点張りだから、ちょっと共感出来なかったですね。ちょっと理由が弱いと思ってしまいました。
それでも、あれだけ嫌がってたウルトラマンに、ついになるって部分は、感動的だからこの葛藤と成長の話自体は、いいと思うんですよ。折角いいのに、その理由が弱くてもったいないなぁ…と思ってしまったんですよね。

もう一点、ゼロとタイガの関係で、気になったのは、コスモスは人間の時は杉浦太陽で、ダイナはつるの剛士という風に、ウルトラマンの時と人間の時があるんですけど、ゼロだけ人間の時は、無かったんですかね?それとも、コスモスもダイナも、そもそも何かのきっかけで人間と融合したの?その辺のルールがいまいちわからなかったんですよね。ウルトラマンに詳しい人、その辺、教えて下さい。俺は、この設定が変だと思うけど、ウルトラマン的なルールでは合ってるのかも知れないですからね。正解か不正解かわからない違和感を覚えたのです。

その他、なんであの女の子と子供達だけは生き残れたの?とか、日本以外はどうなってるの?とか、気になる所はありましたけど、ここで世界の事やなんで女の子だけ生き残ったまで描くと子供達が混乱する、もしくは飽きる可能性はありますからね。世界は予算的なものかもしれないけど。あくまで子供が楽しい部分があれば、それでいいんじゃないでしょうか。そういうつっこみ所も、ウルトラマン楽しさのひとつな気もするし。

AKB48の事とか、昔のウルトラマン達の事とか、ゼットンが最大の敵でテンションが上がったとか、他にも書きたかったけど、かなり時間がかかりそうなので、この辺で止めておきます。

それでも言っておきたいのは、最初にダイナが登場するシーンは、マジでよかったと思います!でかい奴が歩くからビルのガラスが割れると言う描写、すごくいいと思います。

とにかく、制作陣が、子供達に〝逃げない事〟〝夢を観る事〟そして、なんと言っても〝ウルトラマンの楽しさ〟などを子供だからと舐めずに、真摯に伝えようとしてると僕は思ったんで、嫌いには絶対なれないし、いつの日か子供でも出来たら子供とまた一緒に観たいですね。
なんだか、子供向けって事で、子供を舐めた感じで「はやぶさ」の説明する映画を最近観た気が…

追記を書きました。→こちら
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by eigasirouto | 2012-03-31 03:22 | 新作映画(2012)

アウトロー   

2本目!


アウトロー
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解説:南北戦争後の西部に生きた男ジョゼイ・ウェルズの半生を描いたイーストウッド監督・主演の意欲作。アメリカ建国200年記念として製作された大作であったが、単なる娯楽西部劇に終る事なく、一人の男を通してアメリカの歴史を浮かび上がらせた秀作。どことなくニュー・シネマの匂いがする作風もあって、監督イーストウッドを語る上で決して無視できない作品である。

乱雑な並べ方でお馴染みの裏のGEOが、一念発起して、綺麗に並べてくれたので、クリント・イーストウッド監督のDVDを見つける事が出来ました!やれば出来るんですよ。旧作は100円で借りれるから大好きですよ。

1976年の作品で、まさに僕の生まれた年で、同じ年です!

主演も、イーストウッドで、若くて(今もだけど)かっこいいですよ。髭のイーストウッドもいいですね。
このブログでは、初の西部劇なんですけど、僕は、イーストウッド監督の西部劇「許されざる者」を大リスペクトしてまして。常々、それ以前のイーストウッド西部劇も観ておきたいと思ってました。

前半と後半で、結構、雰囲気の変わる映画だなぁと思いましたね。
冒頭で、戦争によって、家族を失う所から始まるんですけど、後半、仲間が増えるに連れて、疑似家族みたいになって行きます。
前半は、復習に燃える男が、孤高に突き進んでる感じでしたけど、「やっちゃって下さい!先輩!」って感じで観てましたけど、どんどん連れが増えて行って、後半では「あ~ん、このままウェールズも、ここに住めばいいのにぃ」と思ってて。

これまた仲間達がいいですよ。インディアンや女性や南北戦争で無職になった人達など、当時の社会的に弱い立場の人間ばかりが、仲間なんですが、賞金首のウェールズは、アウトローと言っても、すごい良い奴(グッドフェローズ)なので、皆が寄って来ます。(敵も寄って来ますが…)
僕は、インディアンのおじいさんが好きでしたね~。
後、この作品の作品中に付き合い出したというソンドラ・ブロックが、すげー美人でしたよ。
それと「カッコーの巣の上で」のチーフことウィル・サンプソンもインディアンの酋長として、出演してましたね。彼と出会った時のウェールズの台詞がカッコイイですよ!
「俺たちみたいな人間にとっては、死ぬのは簡単だ。生きて行く事の方がよっぽど大変だ」
的な事をおっしゃるんですが、ほんと、しびれちゃいますよー。

インディアン関連で言うなら「カムイの剣」で、次郎がインディアンの娘のピンチを救った事で、唐突に親父さんが、「命の恩人だから村の掟にしたがい、嫁にもらってくれ。」という台詞で、劇場は、笑いが起きてましたが、今作にも同じ様な台詞があり、あれは、リアルにあり得る事だったんだ!って、教えられましたよ。あそこは、今後、観るとしたら笑ってはいけませんね。※しかし、その後の次郎の意味不明の台詞及び、親父の返しは、絶対に笑うだろうな。

映画を観終わった後、メイキングとか色々と観たんですけど、当時を振り返って、色んな役者さんや関係者が、ほんとイーストウッドは手際がいいと絶賛してましたね。
それとそれまでは、単純だった西部劇を結構、深いテーマで描いたとの事ですね。僕は、あまり西部劇に詳しくないので、わからなかったですけど。

ただの農民だったウェールズが、なんでこんなに強いの?というのは、ちょっとわかんなかったですけど、イーストウッドだからいいんだよ!って事で、納得しました。

それと最後の字幕が、ちょっと物足りないとの言われてる方もいました。興味ある方は、こちらを読んでみて下さい。

ブログ内関連記事
クリント・イーストウッド
「J・エドガー」
「カッコーの巣の上で」

「カムイの剣」
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by eigasirouto | 2012-03-30 04:12 | 旧作(2012年鑑賞)

グッドフェローズ   

今日、新作を鑑賞したけど、その前に素晴らしい旧作を2本観たので、先にUPしておきます。
1本目!


グッドフェローズ
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解説: 実在の人物をモデルに、少年の頃からギャングに憧れ、その仲間入りを果たした一人の男の波瀾に満ちた半生を、主人公のモノローグを織り込みながら描いた犯罪ドラマ。

マーティン・スコセッシ監督作です!またまたロバート・デ・ニーロとのコンビです!

その前に、かなりのシネフィルであるスコセッシ監督が、映画監督志望の若者向けに、外国映画39本を推薦したそうですね。推薦は、以下の通り
赤文字は、鑑賞済です。
「メトロポリス」(フリッツ・ラング)
「ドクトル・マブゼ」(フリッツ・ラング)
「吸血鬼ノスフェラトゥ」(F・M・ムルナウ)
「ナポレオン」(アベル・ガンス)
「大いなる幻影」(ジャン・ルノワール)
「ゲームの規則」(ジャン・ルノワール)
「天井棧敷の人々」(マルセル・カルネ)
「無防備都市」(ロベルト・ロッセリーニ)
「戦火のかなた」(ロベルト・ロッセリーニ)
「揺れる大地」(ルキノ・ビスコンティ)
「自転車泥棒」(ビットリオ・デ・シーカ)
「ウンベルトD」(ビットリオ・デ・シーカ)
「美女と野獣」(ジャン・コクトー)
「東京物語」(小津安二郎)
「生きる」(黒澤明)
「七人の侍」(黒澤明)

「雨月物語」(溝口健二)
「山椒大夫」(溝口健二)
「天国と地獄」(黒澤明)
「絞死刑」(大島渚)
「いつもの見知らぬ男たち」 (マリオ・モニチェリ)
「若者のすべて」(ルキノ・ビスコンティ)
「大人は判ってくれない」(フランソワ・トリュフォー)
「ピアニストを撃て」(フランソワ・トリュフォー)
「勝手にしやがれ」(ジャン=リュック・ゴダール)
「はなればなれに」(ジャン=リュック・ゴダール)
「ウィークエンド」(ジャン=リュック・ゴダール)
「追い越し野郎」(ディノ・リージ)
「情事」(ミケランジェロ・アントニオーニ)
「欲望」(ミケランジェロ・アントニオーニ)
「革命前夜」(ベルナルド・ベルトルッチ)
「肉屋」(クロード・シャブロル)
「四季を売る男」(ライナー・ベルナー・ファスビンダー)
「不安は魂を食いつくす」(ライナー・ベルナー・ファスビンダー)
「マリア・ブラウンの結婚」(ライナー・ベルナー・ファスビンダー)
「さすらい」(ビム・ベンダース)
「アメリカの友人」(ビム・ベンダース)
「カスパー・ハウザーの謎」(ベルナー・ヘルツォーク)
「アギーレ・神の怒り」(ベルナー・ヘルツォーク)

「大人は判ってくれない」って、観た事ある様な気が…。黒澤映画に一時期ハマってて、実は結構、鑑賞してて、小津安二郎監督の「東京物語」も、メッチャ好きなので、すごく嬉しいですよ。
未鑑賞の作品ばかりですよ。少しずつでも、鑑賞して行きたいですね。(別に、映画監督を目指してませんけど)

それと「ヒューゴの不思議な発明」で、言及し損ねた、ちょっとした追記をこの場を借りて、書かせて下さい。スコセッシ監督が、ものすごいレベルのシネフィルだと言う事は、「ヒューゴ~」の時に書きましたが、インタビューでこんな風に答えてます。その記事
「わたしは3歳のときに喘息(ぜんそく)になって、それ以来、すべてから隔離されるようになった。スポーツはおろか、走ることも笑うことすら許されなかった。だから、駅で孤独に暮らす少年にたちまち共感したよ」
更に、他の記事で補足すると、喘息で何も出来ない頃に、家が労働者階級で、本を読む習慣が無かったので、父に映画によく連れて行ってもらってたそうです。それが、スコセッシがシネフィルになるきっかけであり、父との絆を深めた理由との事。
僕は、それらの記事を読んでて「ヒューゴ~」を鑑賞したんで、やっぱり映画、映画史に対する場面、父との映画の思い出のシーンで、涙が出てしまいました。
まだ未鑑賞の人は、早く映画館に行って絶対に、3Dで鑑賞して下さいね!3Dでこそ意味がある映画なので!!


ちなみに、元々、原作の「ユゴーの不思議な発明」に、興味を示したのは、ジョニー・デップで、制作に名を連ねてますが、ジョニデも巨匠の中の巨匠、スコセッシが監督として名乗りを挙げた時は、度肝を抜かれたと言う事も、この記事には書かれてますね。

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さて、今作の話に戻しますけど、当たり前ですけど、この作品は傑作ですね!

かっこいいですよ。かっこいいっですけど、かっこ悪くもありますよ。
正しいギャング映画の在り方では、無いでしょうか。
しかも、実話を元に作られてるというから驚きです。世の中、そうそう甘くないって事ですよね。

この映画の凄みを一言で表すなら、登場人物達のハンパ無い実在感じゃないでしょうか。

とにかく、どの人物も〝ああ、こいつ友達の○○に似てる〟と思えるんですよ。
実話だから当たり前と思われるかも知れませんが、それは、違いますよ。果たして「おかえり、はやぶさ」に、それを感じれたでしょうか?僕は、言わずもがなですよ。
僕の地元は、ちょっとしたゲットーで、不良だらけだったんですけど、ここに登場するような人々で溢れてましたよ。懐かしくもあり、悪い奴の嫌な感じがすごく描かれてると思いましたね。
仲良くやってるんだけど、急にキレたりケンカになったり、普段は温厚に楽しくやってるけど、その膜は非常に薄くて、いつ何がどうなるかわからない緊張感のある関係もよく描かれてるなぁと。共感と共に、やだな~というのと緊張感を維持しながら映画が展開して行きます。
俳優陣もすごいし、スコセッシ監督の演出も素晴らしいんだと思います。

絶対、観ておいた方がいい一本だと思います。

ブログ内関連記事
マーティン・スコセッシ
「ヒューゴの不思議な発明」
「レイジング・ブル」
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by eigasirouto | 2012-03-30 02:21 | 旧作(2012年鑑賞)

ジュード・ロウ   

ジュード・ロウ
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フィルモグラフィ
赤文字は、鑑賞済です。またこのブログに感想のある作品は、クリックでそのページに行けます。また鑑賞してても、あまり記憶にないものは、未鑑賞扱いにしています。
出演作品
1993ショッピングShoppingビリー
1996プラトニック・ゲームI Love You, I Love You Notイーサン
1997真夜中のサバナMidnight in the Garden of Good and Evilビリー・カール・ハンソン
1997ガタカGattacaジェローム・ユージーン・モロー
1997オスカー・ワイルドWildeLord Alfred Douglas
1997ベント/堕ちた饗宴Bentナチス突撃隊員
1998クロコダイルの涙The Wisdom of Crocodilesスティーヴン・グリルシュ
1999ロンドン・ドッグスLove, Honour and Obey
1999ミュージック・フロム・アナザー・ルームMusic From Another Roomダニー
1999リプリーThe Talented Mr. Ripleyディッキー・グリーンリーフ
1999イグジステンズeXistenZテッド・パイクル
2000スターリングラードEnemy at the Gatesヴァシリ・ザイツェフ
2000ファイナル・カットFinal Cut本人役
2001A.I.Artificial Intelligence: AIジゴロ・ジョー
2002ロード・トゥ・パーディションRoad to Perditionマグワイア
2003コールド マウンテンCold Mountainインマン
2004アルフィーAlfieアルフィー
2004クローサーCloserダン
2004アビエイターThe Aviatorエロール・フリン
2004ハッカビーズI ♥ Huckabeesブラッド・スタンド
2004レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語Lemony Snicket's A Series of Unfortunate Eventsレモニー・スニケット
2004スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモローSky Captain and the World of Tomorrowスカイキャプテン(ジョー・サリバン)
2006オール・ザ・キングズ・メンAll the King's Menジャック・バーデン
2006こわれゆく世界の中でBreaking and Enteringウィル
2006ホリデイThe Holidayグラハム
2007マイ・ブルーベリー・ナイツMy Blueberry Nightsジェレミー
2007スルースSleuthマイロ・ディンドル
2009シャーロック・ホームズSherlock Holmesジョン・ワトソン
2009Dr.パルナサスの鏡The Imaginarium of Doctor Parnassus変身後のトニー
2010レポゼッション・メンRepo Memレミー
2011コンテイジョンContagionアラン・クラムウィード
2011ヒューゴの不思議な発明Hugo父
2011シャーロック・ホームズ シャドウ ゲームSherlock Holmes: A Game of Shadowsジョン・ワトソン
2012アンナ・カレーニナAnna Kareninaアレクセイ・カレーニナ
2012不思議の国のガーディアンRise of the Guardiansピッチ (ブギーマン)

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by eigasirouto | 2012-03-30 00:58 | 映画人物

ロバート・ダウニー・Jr.   

ロバート・ダウニー・Jr.
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フィルモグラフィ
赤文字は、鑑賞済です。またこのブログに感想のある作品は、クリックでそのページに行けます。また鑑賞してても、あまり記憶にないものは、未鑑賞扱いにしています。
出演作品
1970PoundPuppy
1983ベイビー・イッツ・ユーBaby Its Youスチュワート
1984家族の絆Firstbornリー
1985ときめきサイエンスWeird Scienceイアン
1985ハイスクール・ファイターTuff Turfジミー・パーカー
1986バック・トゥ・スクールBack to Schoolデレク
1987ピックアップ・アーチストThe Pick-up Artistジャック
1987レス・ザン・ゼロLess Than Zeroジュリアン
198819691969ラルフ
1988ハリウッド行進曲/私をスタジオに連れてってRented LipsWolf Dangler
1988ジョニー・ビー・グッドJohnny Be Goodレオ
1989ワン・モア・タイムChances Areアレックス・フィンチ
1989That's AdequateAlbert Einstein
1989トゥルー・ビリーヴァー/はぐれ弁護士の執念True Believerロジャー
1990エア★アメリカAir Americaビリー・コヴィントン
1991ストレンジ・ピープルToo Much Sunリード
1991ソープディッシュSoapdishデビッド
1992チャーリーChaplinチャーリー・チャップリン
1993愛が微笑む時Heart and Soulsトーマス・ライリー
1993ショート・カッツShort Cutsビル・ブッシュ
1994ワイルドボーイズHail Caesarジェリー
1994ナチュラル・ボーン・キラーズNatural Born Killersウェイン・ゲール
1994オンリー・ユーOnly Youピーター(デイモン)
1995リチャード三世Richard IIIリヴァース伯
1995ホーム・フォー・ザ・ホリデイHome for the holidaysトミー
1995恋の闇 愛の光Restorationロバート・メリヴェル
1997バックラッシュDanger ZoneJim Scott
1997ワン・ナイト・スタンドOne Night Standチャーリー
1997マンハッタン恋愛事情Two Girls and a Guyブレイク
1997ヒューゴ・プールHugo Poolフランツ
1998The Gingerbread ManClyde Pell
1998追跡者U.S. Marshalsジョン・ロイス外交保安局捜査官
1999IN DREANS/殺意の森In Dreamsヴィヴィアン
1999Friends & LoversHans
1999ビッグムービーBowfingerJerry Renfro
1999ブラック AND ホワイトBlack and Whiteテリー
2000ワンダー・ボーイズWonder Boysテリー・クラブツリー
2003歌う大捜査線The Singing Detectiveダン・ダーク
2003ゴシカGothikaピート・グレアム
2004愛の神、エロスErosニック・ペンローズ
2005ライフ・イズ・ベースボールGame 6スティーブン・シュウィマー
2005キスキス,バンバンKiss Kiss, Bang Bangハリー・ロックハート
2005グッドナイト&グッドラックGood Night, and Good Luck.ジョー・ワーシュバ
2006シャギー・ドッグThe Shaggy Dogマーカス・コザック
2006シティ・オブ・ザ・ドッグスA Guide to Recognizing Your SaintsDito Montiel
2006スキャナー・ダークリーScanner Darklyジム・バリス
2006毛皮のエロス/ダイアン・アーバス 幻想のポートレイトFur: An Imaginary Portrait of Diane Arbusライオネル
2007ゾディアックZodiacポール・エイヴリー
2007ラッキー・ユーLucky Youテレフォン・ジャック
2008チャーリー・バートレットの男子トイレ相談室Charlie Bartlettネイサン・ガードナー校長
2008アイアンマンIron Manトニー・スターク/アイアンマン
2008インクレディブル・ハルクThe Incredible Hulkトニー・スターク
2008トロピック・サンダー/史上最低の作戦Tropic Thunderカーク・ラザラス
2009路上のソリストThe Soloistスティーヴ・ロペス
2009シャーロック・ホームズSherlock Holmesシャーロック・ホームズ
2010アイアンマン2Iron Man 2トニー・スターク/アイアンマン
2010デュー・デート 〜出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断〜Due Dateピーター・ハイマン
2011シャーロック・ホームズ シャドウ ゲームSherlock Holmes: A Game of Shadowsシャーロック・ホームズ
2012アベンジャーズThe Avengersトニー・スターク/アイアンマン
2013Iron Man 3トニー・スターク/アイアンマン
2014Peabody and ShermanMr. Peabody

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by eigasirouto | 2012-03-30 00:42 | 映画人物

シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム追記   

まずは「シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム」の感想(前編)を読んでいただけると幸いです。

以下の5つのブロックに分けて、色々書いてます。
①物語について
②ロバート・ダウニー・Jr、ジュード・ロウの魅力とホモ・ソーシャルな関係について
③格闘技について
④原作との比較に関して
⑤周りの作品との関連性

前回は、①と②について書きましたが、この記事は、③以降について書いていきます。

③格闘技について

このシリーズは、いわゆる探偵モノと思ってたら、肩透かしを喰らうと色んな方が言われてます。(それに関しては、④で言及します)しかし、アクションシーン、特に格闘シーンはスゲー楽しいです!

原作からして、ホームズは架空のバリツと言う、日本を発祥とした格闘技を体得してるという事になってて、ボクシングもプロ並みの強さとの事です。とにかくホームズは、頭も良ければ、ケンカも強いんですよ!ただ、バカと天才は紙一重で、事件が無い時のホームズは、ダメ人間で、完璧な人間では無いという部分も好きになる要素なんですよね。

それは、さて置き格闘技の話をしますが、まず、ガイ・リッチー監督が、
7歳の時に空手を始めた。柔道では黒帯を、ブラジリアン柔術では茶色のベルトを所持している。
とWikiにあり、一方、ロバート・ダウニー・Jrは、
薬物依存のリハビリ・プログラムの一環として始めた詠春拳やヨーガなどのレッスンを、克服した現在も続けている。
とWikiにあるように、それぞれ、格闘技に精通していると言えるでしょう。

つまり、この映画に於いては、ブラジリアン柔術×詠春拳=バリツと考えても良いのではないでしょうか。ちなみに詠春拳とは、ブルース・リーが習った格闘技で、昨年、日本でも公開されたブルース・リーの師匠を描いた「イップ・マン序章」「イップ・マン葉問」も、かなり面白いので、未鑑賞の人は、是非、観て下さい!

実際、シャドウゲームでは、前半に中国人に変装してるホームズのカンフーシーンが観れますよ!

それで、その格闘シーンをどういう風に描くのか。と言う部分が大事で、「300<スリーハンドレット>」で、〝ゆっくり見せて、素早くドン!!〟と言う格闘シーンを紹介しましたが、それの強化版とでも言いましょうか。
まず、ホームズの頭の中で、格闘シーンをシュミレーションします。「向こうが右で殴って来るからこうよけて、顎に一発入れて…」という具合です。それを映像でスローで見せた後、実際の速度でシュミレーション通りのシーンを見せてくれます。これが、メチャクチャかっこいいんですよ。かっこいいだけじゃなく、ホームズの洞察力や判断力が、すごいと言うのも同時にわかるから素晴らしいんですよ。その脳内のシュミレーションの事を〝シャドウゲーム〟と呼ぶ事が今作で明らかになります。

ただ、1でこのシーンが一番好きで、前半で2回もやってくれたのに、途中から一切無くて、ちょっとがっかりだったんですけど、2を観てわかりました。これ、2のラストの伏線だったんですね。
だから初めから1,2通して考えて作られてて、1だけ観ると物足りなさを感じましたけど、続けて観ると納得は、出来ると思います。(それがアリかどうかは別として)

その最後のシャドウゲームで、僕はこの作品大好き!!って、なりました。すごく言いたいですけど、ネタバレになるとあれなんで、とにかく少年ジャンプ的盛り上がりがあるとだけ言っておきましょう。


④原作との比較に関して

色々、書いて来ましたが、元々のシャーロック・ホームズファン(シャーロキアン)の中には「こんなのホームズじゃねぇ!」と怒ってる人もいるとの事。で、僕はと言いますと子供の頃に、NHKでやってた『シャーロック・ホームズの冒険』(イギリス・グラナダTV制作)を何度か観た程度で、例によって、原作は読んだ事がありません。なので、調べたり聞いた話しか出来ませんが、批判がある一方で、「これぞ原作通りのホームズ!」と言ってるシャーロキアンもいるみたいです。

まず、③でも書きましたが、原作でもホームズは強かったみたいです。
そもそも原作は映画同様に、謎解き自体は簡単で、どちらかと言えば、ワトソン君とのコンビ芸にこそ、この物語の魅力がある!とおっしゃってる方もいて、決して、原作からかけ離れてる訳じゃないとの意見もあるみたいです。

僕は、読んで無いからなんとも言えませんが、ファンが原作と違うから怒ってるという話を鵜呑みにして、批判をするのは、危険なので、その批判は十分に原作を読みこんでからにした方がいいかも知れませんね。

でも、1も2も最後に、「コナン・ドイル卿の作ったキャラクターに基づく」とわざわざクレジットを入れてるので、僕はちゃんとリスペクトしてて、いいなと思うんですけどね。


⑤周りの作品との関連性

やっとここまで来ました。正直、もう明日にしたい所ですが、書き上げますよ。

なんだこの枠は?と思われた方もおられるかも知れませんし、ここからは僕の頭のおかしさを露呈すると思うんで、読まなくていいと思いますよ。ただ、僕はここが一番書きたい部分ですけど。

本来、①で書くべきでしたが、モリアーティ教授が実は、第一次世界大戦を起こす為に暗躍していた!と言う部分を書き忘れてました。こういう仮想歴史って、「ウォッチメン」や「X-MEN: ファースト・ジェネレーション」もそうなんですけど、もしかしたら僕の一番好きなジャンルかもしれません。これ、本当だったらおもしれーなぁとか、妄想しながら楽しめるんですよ。子供の頃から、漫画のキャラクターが実在したらどうなるか?とか考えるのが好きでして。

そんな人間なんで、鑑賞中に「我々が中学で学んだ歴史は、所詮、何者かによって隠蔽された作り話に違いない」と思い込み、実話として観てた訳ですけど、ただ、そこで、ハッとしたんですよ。
いいですか?僕は、この日に3本連続で、観たんです。1本目はどうでも良かったですが、今作の前に観たのは、スピルバーグ監督が第一次世界大戦を描いた「戦火の馬」じゃないですか。勘のいい方なら既に、僕の言いたい事がおわかりかと思いますが、今作を鑑賞中に以下の様に思い始めた訳です。

「モリアーティ教授のせいで、ジョーイはあんな目に遭ったんじゃないかー!!」と…。

さらに「てことは、ジョルジュ・メリエスが苦悩の末、自作をことごとく捨ててしまったのも、こいつのせいやないかー!!」

さらにさらに「ロレンスのアラビアでのあんな事やこんな事も、こいつのせいやないかー!!」

はい。どうかしてますね。おやすみなさい。

とにかく、必要以上に楽しめました!!

ブログ内関連記事
ガイ・リッチー
「シャーロック・ホームズ」

「300<スリーハンドレッド>」
「戦火の馬」
「ヒューゴの不思議な発明」
「アラビアのロレンス」
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by eigasirouto | 2012-03-29 04:21 | 追記、修正など

シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム   

金曜日に、ユナイテッドシネマとしまえんで鑑賞した3本目!

シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム
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公式サイト
解説:『アイアンマン』シリーズのロバート・ダウニー・Jrと『コールド マウンテン』のジュード・ロウがシャーロック・ホームズ、ジョン・ワトソンにふんするアクション・ミステリーの第2弾。おなじみのコンビに謎の女占い師を加えた3人が、ある事件を裏で操る最強の敵との死闘を繰り広げる。監督は、前作に続き『スナッチ』のガイ・リッチー。また、2人と手を組むヒロインを、『ミレニアム』シリーズのスウェーデン出身の女優ノオミ・ラパス、テレビドラマ「MAD MEN マッドメン」シリーズのジャレッド・ハリスが敵役として登場。ヨーロッパをまたに掛けて活躍する、ロバートとジュードの絵になるコンビに期待が高まる。
あらすじ: オーストリア皇太子が自殺する事件が起きるも、シャーロック・ホームズ(ロバート・ダウニー・Jr)は皇太子が暗殺されたと推測。事件の謎を解くため社交クラブに潜入したホームズは、ジプシーの占い師シム(ノオミ・ラパス)と出会うが、シムは事件の手掛かりを知ったことで暗殺事件の首謀者モリアーティ教授(ジャレッド・ハリス)に狙われてしまい……。

今回の記事は、かなり長くなると思います。
なので、読むのがめんどくさい人の為に、結論から書いておきます。

最初からずっと楽しかったけど、強いて言うなら少しだけ悪ノリし過ぎな感じがしなくも無かった。でも何よりもラストの僕らが子供の頃読んでいた少年ジャンプ的な盛り上がりに大興奮したので、最高でした!!

と言う事で、これからチマチマと書きたい事を書いていきます。
今回は、本当に長くなりそうなので、以下のブロックに分けて書いていこうと思います。
①物語について
②ロバート・ダウニー・Jr、ジュード・ロウの魅力とホモ・ソーシャルな関係について
③格闘技について
④原作との比較に関して
⑤周りの作品との関連性
めんどくさいですよねー。更に、これに前作との比較なんかも織り交ぜながら書いていきたいと思います。なので、興味ある部分だけでも読んで下さいな。

①物語について

1作目の敵は、ヘンリー・ブラックウッド卿で、近年のガイ・リッチー作品には欠かせないマーク・ストロングが好演してましたが、1作目からヒロインであるアイリーン(レイチェル・マクアダムス)を利用して、ホームズに接近を図ってた宿敵モリアーティ教授(1では、影しか見えない)が、今回ついに登場し、ホームズ達と対峙します。それをジャレッド・ハリスが怪演します。
ブラックウッド卿も中々手ごわかったですが、今回は、ホームズと互角の頭脳を持つ男です。天才ホームズもただでは、済みそうにありません。おまけに大好きな相棒ワトソン君は、結婚します。
どうなる?ホームズ!どうなるんだ?このコンビ!?と序盤から目が離せない展開です。

とにかく、アクションあり、コメディあり、やおい感あり、ミステリーサスペンス(ここが弱くて文句言ってる人は結構います)ありの、盛りだくさんなお話を素晴らしいスピードとテンポで、見せてくれます。
全体的に、あらゆる面で、1よりスケールアップしてるにも関わらず、上映時間は1が129分に対し、2は128分と短縮されてる事に驚きです。(1で必要だった、キャラ説明が必要無いからという理由が一番大きいかと思われますが)

そして、1では、19世紀ロンドンで大活躍するホームズ達ですが、今回は、ヨーロッパを駆け回ります!イギリス出身のガイ・リッチー監督、1でロンドン愛を爆発させてたと思いますが、2では、ヨーロッパを描いてくれました。モリアーティ教授との最後の決着は、④でも触れますが、原作同様に、スイスで行われます。

ただ、ヒロインに関しては、アイリーンの方が、好きでしたね。ノオミ・ラパスも素敵ですけど、あの、敵か味方かわからない峰不二子感が好きだったんですけどね。まぁでもアイリーンが死んだ場面自体は映してないから続編で、実は生きてましたーという「男塾」的な展開も望めますよ。

でも、とにかくラストに向かって、物語はエスカレートして行き、テンション上がりますよ。最後のチェスをしながらのモリアーティ教授との戦いは、興奮必至です!チェスで思い出すのは、「リボルバー」と「ドーン・オブ・ザ・デッド」ですね。ガイ・リッチー監督の黒歴史と言えそうな「リボルバー」が、今回の決戦で成仏出来るのでは、無いでしょうか。あれがあったから今回の興奮すべき展開があったんですね。失敗はあっても無駄にはしなかったですね!!

果たして、どうなるのか?興味ある方は、1をDVDで鑑賞してから劇場へ行きましょう!

②ロバート・ダウニー・Jr、ジュード・ロウの魅力とホモ・ソーシャルな関係について

確かに、このシリーズのホームズとワトソンは、ちょっとちょっと~と言いたくなるくらいホモホモしくて、やおい好き女子もたまらないんじゃないでしょうか。ただし決して、ゲイって訳では無く、あくまで友達…いや、マブダチ感が強いだけで、いわゆるホモ・ソーシャル感が半端無い事になっています。
ホモ・ソーシャル=ホモフォビア(同性愛嫌悪)とミソジニー(女性嫌悪)を基本的な特徴とする、男性同士の強い連帯関係のこと。それ自体同性愛的なものでありながら、男性同性愛者を排除し、異性愛者同士で閉鎖的な関係を築く。
色んなスポーツ物や、ヤンキー物、バトル物なんかは、実は、ここにこそ魅力があったりすると思うんですよ。熱い友情にグッと来るじゃないですか。物語だけじゃなく、実際のスポーツとか、バンドとか、お笑いコンビとかも、実は、こういう要素って大事で、意識こそしないけど、そこに萌えたりしてる部分絶対あると思うんですよね。お笑いコンビとか、面白さだけじゃなくて、関係性とかもやっぱり大事だと思いますし。

だから僕は、ガイ・リッチー監督は、よくぞこの要素に着目し、拡大したなと思いますね。これが入る事によって、単なる天才探偵と助手と言うだけじゃなく、キャラクターに深みが増してる思います。更に、1作目からワトソン君が結婚を前に、コンビを卒業しようとしてて、ホームズがやさぐれると言う事で、面白いし、危機感と寂しさを醸し出してて、僕は、それがたまらなく好物ですよ。

そして、それを演じる2人も最高に素晴らしいですよ!

まず、なんと言ってもシャーロック・ホームズを演じるロバート・ダウニー・Jr
「アイアンマン」で、すごく惹き付けられたのですが、このホームズも当たり役と言って良いでしょう。僕的に、今、一番好きな俳優かも知れません。「アベンジャーズ」の予告編が、チラホラ流れ始めましたが、色んなヒーローがいる中、僕は、やっぱり彼が映ってるシーンは、テンション上がります!とにかくカッコイイって、だけじゃない魅力がありますよ。なんでしょうか、この半端無いロバート・ダウニー・Jr力は。「戦場のメリークリスマス」で、僕はたけしさんが画面に映るとテンションが上がったものですが、それと同じような感覚がありますよ。ずっと観ていたい存在感があります。

また、このホームズ像がハマるんですよ。何を考えてるかわからない顔で、男前だけどすっとぼけた感じの顔でもあるんで、天才って感じもするし、頭のイカれた人にも見える。完璧ですよ。

もう一方のワトソン君を演じるジュード・ロウも、スマートで色気があっていいですね。
そう言えば、「ヒューゴの不思議な発明」で一言も彼に言及してなくて、後悔してたのですが、ヒューゴの父親役で、素晴らしい演技を見せてくれてましたよ!

彼は、ホームズの保護者役って感じなんですけど、なんだかんだホームズに巻き込まれる損な役割で、いつもホームズに怒ってるんですけど、どうもまんざらでもなさそうなんですよね。お前も、本当は、ホームズとバカやりたいんだろ?でも、世間体とか考えて、大人のふりして結婚とか考えてんだろ?ってのが、バンバン伝わって来て、たまんないですよ。それが証拠に、今作で酒を飲んだらホームズ以上にハチャメチャな人間だったと言うのも描かれてて、面白かったです。

この2人が、画面に映っただけでも映えますからね。それだけでも、僕としては、もうこの映画は、楽しいんですよ。ずっとこのコンビを観て行きたいですよー!

で、そのホモ・ソーシャル感なんですけど、これも前作よりアップしてます!
確か、1の時、原作者コナン・ドイルの遺族に、「これ以上そういう描写を増やすなら続編は作らせない」と怒られたとか、聞きましたが、2では、
ホームズ「誰にダンスを教わったんだい?」
ワトソン「君だよ、君」

もうこれ、確信犯でしょ!怒られちゃいますよ!
まだ1の方が、シレっと入れてる感じしましたけどね。
僕は、ニヤニヤが止まりませんでしたけどね。


とここまで書いて疲れたので、残りは久々に追記で続きを書こうと思います。では。

ブログ内関連記事
ガイ・リッチー
「シャーロック・ホームズ」
「リボルバー」

「ヒューゴの不思議な発明」
「ドーン・オブ・ザ・デッド」

2012/3/29に追記を書きました→こちら
2012/4/27の「裏切りのサーカス」で、ちょっと追記あります。
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by eigasirouto | 2012-03-28 02:17 | 新作映画(2012)

戦火の馬   

金曜日に、まとめて3本鑑賞した2本目です!

戦火の馬
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公式サイト
解説: 1982年にマイケル・モーパーゴが発表し、舞台版は第65回トニー賞で5部門に輝いたイギリスの小説を巨匠スティーヴン・スピルバーグが映画化。第1次世界大戦下を舞台に、主人公の少年アルバートとその愛馬ジョーイの掛け替えのないきずなの物語が展開する。主人公の少年を演じるのは、新星ジェレミー・アーヴァイン。共演は『ウォーター・ホース』の実力派女優エミリー・ワトソン。壮大かつ感動的な物語の行方に注目だ。
あらすじ: 農村に住む少年アルバート(ジェレミー・アーヴァイン)の愛馬であるジョーイが軍馬として騎馬隊に売られ、フランスの戦地に送られてしまう。敵味方の区別を知らないジョーイの目に、戦争は愚かさで悲惨なものとして映るだけだった。一方そのころ、アルバートは徴兵年齢に満たないにもかかわらず、ジョーイと会いたいがため激戦下のフランスへ旅立つ。

スティーヴン・スピルバーグ監督が、初めて第一次世界大戦を撮った作品です。
児童向け小説が元になってるみたいですが、案の定、未読。全然、本を読んでませんよね…。
先に結論から言いますと感動する場面は、確かにあった!けど…という感じですね。

まずは、前半のアルバート(ジェレミー・アーヴァイン)のジョーイ(馬)へのひたむきな愛情が、微笑ましかったです。
それと全然CGって、わからないくらい馬がよく撮れてるなぁと思って調べたら
『戦火の馬』—スピルバーグ監督が映画作りの原点回帰で見せた真骨頂
↑の記事で「映画化するのなら、CGではなく、本物の馬でなければならない」と書いてました。競馬好きの友達(非常に馬に詳しく造詣が深い)も、「あの表情はCGですよね~?あんな事出来ないですよね~?」と言ってて、僕も「どっちかわからないですからね~。CGの技術ヤバイでしょ。」などと会話してたんですけど、まさかのモノホンですよ。今になって度肝を抜かれましたよ。さすがとしか言いようがないです。
この情報だけは、先に入れておけばよかったです。
それで、ラストもまぁ感動しましたけど、僕の一番の感動ポイントは何と言っても、ジョーイが、有刺鉄線に絡まるシーンがあるのですが、ある二人の男の行動でしたね!人間も捨てたもんじゃないですよ。
スピルバーグは、舞台版のこのシーンに一番カタルシスを覚えたとおっしゃってて、舞台版は小さい扱いだったけど、拡大してもっと深く描く事にしたみたいですね。そりゃあ巨匠の一番描きたい部分で本気出す訳ですから、我々もグッと来ますよね。
ちなみに、↑の理由と乗馬にハマってる娘に、せっつかれてと言うのが、今作を撮った理由との事です。(スコセッシといい娘に弱いんだから~)
さらに言うならこれは、戦争映画では無く、馬を通じての人間ドラマだと思って作ってるとの事ですね。(僕のタグ的には、探しやすいように戦争映画って事にしておきますが。)いや、実際、後半の戦闘シーンも「プライベート・ライアン」程じゃ無いにしても、割とすごいんですよ。息遣いが聞こえてくると言うか。
結局、この物語でわかるのは、どこの国でも、どんな状況でも、どんな時代でも、行動原理は人によるって事ですよね。

ただ、ちょっとアルバートの父親の行動が、理解出来ないというのが、冒頭から最後まで残りましたね。オークションで農耕馬が必要なのに、サラブレットのジョーイを衝動買いしちゃうんですよね。農耕馬として使えないとわかったら殺そうとするし、戦争始まったら速攻で売るし。マジ、ダメダメじゃんと思って。その後に、母親が父について、こうこうこういう人だからってフォロー入れるけど、あんま説得力ないというか、思慮に欠ける人物だなぁとしか思えなくて。アルバートが出来た人間だからよかったけどさー。
まぁその辺で、前半にちょっと乗れなかったのが、でかいですね。

それと、ハリウッド的な物語は、よく「行って帰る話」と僕らは、ラジオや本で教えてもらってて。で日常から非日常に行って、死にかけて、また日常に戻るんだけど、成長してるってのが、基本だと教わってるんですね。
確かに、この物語もバシバシ上の通りになるんですけど、ただ、それを担当するのが、馬なんですよねー…。成長って部分は、よくわからないし…だからあんまり乗れなかったですよ。馬だけに。(いや、馬がすごい表現してくれてるのは、わかるしすごいんですけどね。)
アルバートを中心に据えて、観てみたかった気もしますけどね。ただ、彼は最初から聖人のような人間の気も…。

まぁゴチャゴチャと言ってますけど、馬の演技を観るだけでも、一見の価値はあるので、是非、鑑賞して下さい!

ブログ内関連記事
スティーブン・スピルバーグ
「プライベート・ライアン」
「アラビアのロレンス/完全版」

ここからは、構造の話をしたいと思ってるんで、ネタバレを含みます。なので、未鑑賞の方は、読まない方が、いいと思います。

「プライベート・ライアン」と「アラビアのロレンス」で、言及し損ねてたんですが、スピルバーグ監督は、デヴィッド・リーン監督を尊敬してて、新作撮入前に鑑賞する一本に「アラビアのロレンス」を挙げてるとの事です。
それで、「アラビアのロレンス」は円環構造になってるのですが、これはも同じ手法で、「プライベート・ライアン」も作られてて、「アラビア~」へのオマージュと思われるとWikiに書いてました。
そう考えると今作も、確かに完全に円環構造なってました。
観た方ならわかると思いますが、ジョーイの流れが完全に、円環になってますよね。
アルバート→イギリス兵→ドイツ兵→フランス人→ドイツ兵→イギリス兵→アルバート
更に、
オークション→戦争→オークション
と、わかりやすいほど円環になってます。
これが、そもそも原作がそうだからなのか、脚本がそうだったのか、スピルバーグ監督の判断なのか、わかりかねますが、円環構造を持った作品である事は、疑いようが無いわけで。
しかも、「アラビア~」と同じ、第一次大戦を描いてるんで、意識しなかったとは、考えにくいですよね。
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by eigasirouto | 2012-03-26 03:29 | 新作映画(2012)

おかえり、はやぶさ   

いや~「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」を観ようと思ってたんですけど、まさかの満員で、次の映画の時間まで、2時間もあったので、丁度同じ時間にやってたこちらを鑑賞しました。

おかえり、はやぶさ
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公式サイト
解説: 小惑星のイトカワからサンプル採取という快挙を達成し、60億キロ約7年に及ぶ宇宙の旅から帰還した小惑星探査機「はやぶさ」の挑戦を、JAXAのエンジニアの視点を通じて全編3Dカメラで撮影された最新映像でつづる感動作。度重なるトラブルに見舞われたはやぶさの帰還を支えたプロジェクトチームの奮闘を、『釣りバカ日誌』シリーズや『犬と私の10の約束』の本木克英監督が描き出す。はやぶさが直面する困難を通して成長していくエンジニアの主人公を、『DEATH NOTE デスノート』『カイジ』シリーズの藤原竜也が熱演。共演には『婚前特急』の杏、ベテランの三浦友和らがそろう。
あらすじ: 宇宙の謎を解く鍵となる小惑星イトカワのサンプルを採取して地球に帰還するべく、2003年5月9日、小惑星探査機「はやぶさ」が打ち上げられた。JAXAのエンジニア助手・大橋健人(藤原竜也)は、火星探査機のぞみのプロジェクトに携わっていた父への思いを胸に、はやぶさの壮大なプロジェクトチームの一員として日々奔走する。しかし四つのメインエンジンの停止、通信の遮断など、数々の困難が待ち構えており……。

まず来週のタマフルのサイコロで、当たったので鑑賞しようか迷ってたんですけど、正直、〝はやぶさ〟の何がすごいのか、なんで騒がれてるかも今一つピンと来てないし、そもそも主要五科目でも、理科が一番興味無いし、苦手なんですよね…。
相対性理論とか、興味ありますけど、なかなか理解出来なくて、というか、アインシュタインという人物に、興味があるだけとも言えるんですけど。
それで、子供の頃から全く宇宙に夢を抱かない少年で、それより歴史とか人間に興味があったと思うんですよね。
ただ、もしかしたらこの映画を観て、興味を抱くきっかけになるかもしれないし、〝はやぶさ〟について、偉そうに語れる様になるかもしれないじゃないですか。

でも、周りの評判とか聞くにつけて、これはやばそう…と思って、ユナイテッドシネマとしまえんで、同時間帯でやってる「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」に切り替えたんですよ。絶対、こっちのが観とくべきだと思いまして。そしたらまさかの満席ですよ…。

確かに、ユナイテッドシネマとしまえんは、会員なら金曜1000円ですけど、満席になる様な映画館じゃなかったはずですよ…。なんか、金曜1000円と言うのが、色んな人にバレてしまったのですかね…。混まない所も好きだったのですがね。いやいや、それで経営難で潰れるよりは、繁盛してずっと続いてくれる方が嬉しいのは当然なんですけどね。でも、俺の知ってるユナイテッドシネマとしまえんと違う!と思ってしまいましたよ。関係者の皆さんごめんさない。

まぁそれで慌てて、こっちに変えたんですけどねー…。まぁそれくらいのテンションで観てる訳ですからねー…。いや、それでも切り替えましたよ。よし、こうなったら〝はやぶさ〟に関して、蘊蓄の一つでも言える男になってやろうと。

ただ、結論から言うと結局〝はやぶさ〟の何がすごいのか、この映画からはなんとなくしか伝わって来なかったんですよね…。

冒頭で、わりとわかりやすく説明してくれるんですけど、バカであり、はやぶさ及び科学弱者である僕は、ボンヤリとしか理解出来なくて。(子供向けの説明なんですけどね)
ただ、説明の仕方が本当に勉強って感じだなぁと思ってしまったんですよ。説明的だなぁと。学校で教えるのが上手い先生の話って、入って来ますけど、教科書読んでるだけじゃんって感じの下手な先生の話って、真剣に聞いても入って来ない感じに、似てるんですよね。(あくまで僕の感想ですよ)
だから、もういいや、細かい部分は、帰ってwikiで調べようと思って、人間ドラマを楽しむ方向に、シフトチェンジしたんですけど、なんかそっちも全然乗れなかったですよ…。

書き忘れてましたが、2Dで観たんで、3Dで観たらもう少し違ったんですかね?

まぁでも、映像の部分は置いといて、とにかく出てくる人達が生きてる感じがしなかったですね。
主要人物達のキャラも、いまいち掴みきれなくて、魅力的じゃなかったのもありますけど、エキストラが酷いなと思いましたね。はやぶさコールしてる時の目の死にっぷりが、半端じゃないですよ。目の死んだ状態で、同じリズムで無感情に手拍子しながら「はーっやっぶさ!はーっやっぶさ!はーっやっぶさ!」って、それを集団でやるなんて相当怖いですよ。全員トリップしてましたねぇ。どうかしてますよ。

それで言うと前半の杏さんが、「こども宇宙教室」で下手な新米教師をやってて、子供達が白けてるんですけど、その公演で、画像を使って説明をするクダリがあるんですけど、そこでギャグとして、杏さんのカラオケの動画が流れる(歌ってる歌は、大塚愛のさくらんぼ)というベタなおっちょこちょいギャグが入るんですよ。まぁそれは別にいいですけど、そしたら子供達が喜んで一緒に「さくらんぼ」を歌い出すんですよ。「えー?気持ち悪い」と思ったんですけど、そこは百歩譲っても(子供ならあるかも知れない)、後ろにいる保護者達まで、手拍子&笑顔で歌うのはどう考えてもおかしいだろ!そして、ココリコの田中さんが、上手い事言って止めるまで、ずーっと「もーいっかい」を繰り返すんですよ。頭のおかしい集団ですよ。大塚愛さんは、怒っていいレベルじゃないですかね。自分の歌をこんな形で醸されて。

なんで、こういう部分を適当にやっちゃうんですかね?

脚本も杜撰だとは思うんですよね。
前田くんのお母さんが手術する話って、〝はやぶさ〟が帰って来るのと全然関係ないと思うし、で、いつの間にか手術終わってるし。もう、そもそもこの話自体、不必要な感動演出なんで要らないと思うけど、せっかく入れるんだったら、帰って来るシーンと手術シーンをカットバックで見せても良かったんじゃないですかね。
なんかエンディングの皆のその後も、そんなに取り挙げられて無かった登場人物のプロポーズ見せられても、何も感じれないですよ。

これは、僕的には、ちょっと厳しい作品でしたね。
でも、はやぶさが燃えるシーンは、なんか感動しましたよ。そんな気がします。
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by eigasirouto | 2012-03-24 00:52 | 新作映画(2012)