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17歳の肖像   

キャリー・マリガンの結婚に動揺してます。出会うのが遅かったか…

17歳の肖像
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解説: イギリスの人気記者リン・バーバーの回想録を基に、ベストセラー作家のニック・ホーンビィが脚本を手掛けた注目の青春ムービー。年上の男性と劇的な恋に落ち、それまでの人生が一転する少女の変化と成長を描く。賢くキュートなヒロインを演じるのは『プライドと偏見』のキャリー・マリガン。その幸運な相手役に『エスター』のピーター・サースガード。傷ついてもしっかりと前を見つめて進んで行く主人公の凛(りん)とした姿がすがすがしい。
あらすじ: 1961年、16歳のジェニー(キャリー・マリガン)は、ロンドン郊外の街で平凡で退屈な日々を送っていた。父(アルフレッド・モリナ)は成績優秀な娘をオックスフォード大学に進学させようと躍起になり、彼女はそのことに反発を覚えていた。そんなある日、彼女はデイヴィッド(ピーター・サースガード)という年上の男性と出会い……。

DVDのジャケ(↑の写真を参照)を観る限り、ユルユルの恋愛映画だろうけど、とにかく動くキャリー・マリガンが観たくて借りたんですけど、すみません!フツーに面白いしいい映画でした!舐めてました!特に若い女の子に、面白いしタメになると思うからオススメしたいですね。

原題が、「AN EDUCATION(教育)」で、キラキラで町山さんが紹介してたのですね。(こちら)

それにしても、キャリー・マリガンはかわいい。

写真もかわいいけど、やはり彼女が映像の中の彼女こそが真にかわいいです。微笑む時に出来るエクボがたまらなくて、胸がキュンキュンなりますよ。こんな気持ち初めてですよ。
エレン・ペイジ最強説を唱えてた僕ですが、キャリー・マリガンと「ドライヴ」で出会った今、僕は何をどうすればいいのか、もうわかりません。
それなのに、冒頭で書きましたが、彼女は結婚してしまいました。心が砕け散りそうです。
しかし待てよ?人妻の方が興奮するんじゃないか?きっとそうに違いない!
いつ何時、本当の出会いが訪れるかわからないので、男を磨き続けておこうと思います。とりあえず、腕立てを日課にしようと思います。

まぁそれは置いといて、普通に面白い映画でしたね。「ローラーガールズ・ダイアリー」に少し似てるなぁと思いました。
女の子の青春モノだし、親は自分の理想を娘に押し付けてるし、学生が大人の世界に踏み込むし、そんな成長物語ですからね。

最初、お父さん(アルフレッド・モリナ)が、うるせー親父だなぁと思ったんですが、うるさすぎて段々笑えて来て、なんか好きになって来ましたよ。
高校生のジェニー(キャリー・マリガン)の倍近い年齢のデイヴィッド(ピーター・サースガード)も、口が上手くてなかなか魅力ある人物でしたよ。
例えば、ジェニーの母親(カーラ・セイモア)に対して、「お姉さんかと思った!」とか言って、即、心を掴むんですよ。さらに父親に「こんな素敵な奥さんもらって幸せモノですなぁ」とか言って、親父の心さえ掴んでしまいます。
タメになるなぁとか思いながら観てましたよ。(使う場面は無さそうだが)

そんなこんなで、色々あってデイヴィッドと結婚するってなったんですが、今まで、勉強一筋で父も勉強しろ勉強しろとうるさかったけど、結局、金持ちと結婚すれば、成績とか関係無くね?とか、親父も言い出す始末で。
そこには、当時のイギリスの社会背景もあるみたいで、1961年は、まだビートルズが世に出る前で、イギリスは落ちぶれてて全く魅力のない国で、女性もいい学校に行っても、教師か公務員くらいしか仕事が無いと言う現実もあり、進学を勧める女の先生に対して、ジェニーが、「勉強してアンタらみたいなつまらない人生送るより、金持ちと結婚して楽しい人生送りたい!」と言い放ち、先生も何も言えないと言うシーンが印象的でした。

ただ、その後に、でも…という展開が待ち構えて、彼女は本当に大切なモノに気付きます。
その辺は、映画を観てから確認して欲しいですね。
映画の物語論通り、通過儀礼の物語で、少女が大人の世界に飛び込み、彼女は、絶望を味わい、そして復活して、自らの意思で選択をして、真の成長を遂げる物語でした。

アプローチの仕方は全然違うけど、根底に教育がテーマになっている無知の怖さを描いた「プレシャス」という映画があるのですが、これも非常に「なるほど、勉強って、やっぱりある程度必要だな」と納得させられる映画なので、こちらも是非、観て欲しい映画の一つですね。
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by eigasirouto | 2012-04-30 02:44 | 旧作(2012年鑑賞)

ナイト・オブ・ザ・リビングデッド   

本題に入る前に、「裏切りのサーカス」の事を色々考えたので、ちょっと追記させて下さい。
この作品って、サスペンスと思って鑑賞しがちですけど、イギリスでは、原作小説やドラマ版が、昔から根強い人気があるとの事なので、「ドラゴンタトゥーの女」同様に、誰が犯人(もぐら)なのか?という謎解き部分を重視した作品では無いんじゃないかと思い始めました。
それで、よくよく考えてみると「J・エドガー」が、時代背景も内容(誰も信用出来ないや、どちらも観た人ならわかるアレやら)も映画の仕組みもちょっと似てるなぁと思います。
主人公のキャラクターが180度違うので、一見気付きませんが。
そもそも、謎解きの部分も、元々、誰にでもわかる様なシロモノじゃないのかも知れません。そもそも東西冷戦というものが、色んな複雑な事柄が絡み合ってる訳ですから、一筋縄では、行かなくて当然かも知れませんね。
スパイの世界観、孤独、生き方、そして映画が放つ美意識を堪能すれば、それでこの作品は良いのかも知れません。そして、そのパワーが凄まじいので、僕の様な「???」となった人間も虜にしてる。そう思ってます。

で、頭を使い過ぎたので、あまり頭を使わなくても良さそうな映画(失礼)を観ました。


ナイト・オブ・ザ・リビングデッド
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解説: いまや古典となったロメロのゾンビ映画第一作。死者が蘇り生者の肉を喰うというプロットは“ゾンビ”に新しい定義を作り、多くの亜流を産んだ。一軒屋に立て篭った七人の男女と怪物の死闘というストーリーはさして目新しいものではないが、ロメロの客観的で冷徹な演出と白黒画面が醸し出す恐怖感は他に類がない。

初めて、ゾンビが人を襲った1968年のゾンビ映画です!ちなみに初のゾンビ映画は、1932年の「恐怖城(ホワイト・ゾンビ)」との事です。

今まで、いくつかゾンビ映画を観て来ましたが、その基本中の基本が今作では無いでしょうか。
僕は、「ショーン・オブ・ザ・デッド」が鑑賞したいのですが、「ショーン・オブ・ザ・デッド」が、「ドーン・オブ・ザ・デッド」(登場人物を後で付け足すと書いたまま放置してすみません。気が向いたらやるかも知れません)とジョージ・A・ロメロのゾンビ三部作のパロディみたいなので、先にそれを全部観てからの方が楽しめるなと思ってて、ツタヤにあったので借りて来ました。ちなみに他の二つは、貸出中でした。
さらにちなみに、「ドーン・オブ・ザ・デッド」が、ロメロの「ゾンビ」のリメイクです。

それで、確かに今観るとゾンビの動きとかが、ちょっと笑えて来ますけど、僕が観た数少ないゾンビ映画はこれの応用、発展させたモノだなと思う場面とか観てるとやっぱり初めにやった人って偉いなぁと思いながら観てました。
立て篭もる所とか、車で脱出を図る所とか、建物内で人間同士で揉めるとか、人間かゾンビかわからないとか。

後、黒人が主人公で活躍すると言うのは、「コーマン帝国」じゃないですけど、弱者側の視点から描きたかったのかなぁとか思いました。
ただ、最善は尽くしたし偉いんだけど、結果論から言うと「ミスト」同様に、お前がジタバタしなかったら、もう少しマシな結果になったんじゃねーの?という皮肉な話でした。それが、また絶望感を抱きますが。

そして、ゾンビの原因ですが、明言はされませんが、テレビで「衛星の放射能じゃないか?」と言うシーンがあり、当時の米ソ宇宙開発競争や核への批判が入ってるのかなぁとか思ってます。良いゾンビ映画には、実は、何かしらの時代時代の世相を皮肉った要素が本来入っているというのも特徴みたいですね。(聞いた話ですが)

2012/5/14 「ゾンビ」にて、今作について触れています。
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by eigasirouto | 2012-04-28 01:58 | 旧作(2012年鑑賞)

マーク・ストロング   

マーク・ストロング
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フィルモグラフィ
赤文字は、鑑賞済です。またこのブログに感想のある作品は、クリックでそのページに行けます。また鑑賞してても、あまり記憶にないものは、未鑑賞扱いにしています。
出演作品
第一容疑者3 Prime Suspect 3 (1993) テレビ映画
炎の英雄 シャープ 11 英雄譚の真実 Our Friends in the North (1996) テレビ映画
ジェーン・オースティンのエマ Emma (1997) テレビ映画
ぼくのプレミア・ライフ Fever Pitch (1997)
イフ・オンリー The Man with Rain in His Shoes (1998)
太陽の雫 Sunshine (1999)
E.O.D. 重爆物処理班 Bomber (2000) テレビ映画
エンド・オブ・オール・ウォーズ To End All Wars (2001) 日本未公開
スーパーファイアー Superstition (2001) 日本未公開
アンビリーバブル It's All About Love (2003) 日本未公開
キング・オブ・ファイヤー Henry VIII (2003) テレビ映画
リボルバー Revolver (2005)
オリバー・ツイスト Oliver Twist (2005)
シリアナ Syriana (2005)
トリスタンとイゾルデ Tristan + Isolde (2006)
スターダスト Stardust (2007)
サンシャイン2057 SunShine (2008)
バビロン A.D. Babylon A.D. (2008)
ロックンローラ RocknRolla (2008)
ワールド・オブ・ライズ Body of Lies (2008)
フラッシュバック Flashbacks of a Fool (2008) 日本未公開
ヴィクトリア女王 世紀の愛 The Young Victoria (2009)
シャーロック・ホームズ Sherlock Holmes (2009)
キック・アス Kick-Ass (2010)
ロビン・フッド Robin Hood (2010)
第九軍団のワシ The Eagle (2011)
グリーン・ランタン GreenLantern (2011)
裏切りのサーカス Tinker Tailor Soldier Spy (2011)
ジョン・カーター John Carter (2012)

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by eigasirouto | 2012-04-27 23:15 | 映画人物

コリン・ファース   

コリン・ファース
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フィルモグラフィ
赤文字は、鑑賞済です。またこのブログに感想のある作品は、クリックでそのページに行けます。また鑑賞してても、あまり記憶にないものは、未鑑賞扱いにしています。
出演作品
アナザー・カントリー Another Country (1983)
ひと月の夏 A Month in the Country (1987)
アパートメント・ゼロ Apartment Zero (1988)
コリン・ファースの恋の掟 Valmont (1989)
サークル・オブ・フレンズ Circle of Friends (1995)
イングリッシュ・ペイシェント The English Patient (1996)
ぼくのプレミアライフ Fever Pitch (1997)
シークレット/嵐の夜に A Thousand Acres (1997)
恋におちたシェイクスピア -Shakespeare in Love (1998)
ブリジット・ジョーンズの日記 Bridget Jones's Diary (2001)
アーネスト式プロポーズ The Importance of Being Earnest (2002)
スプリング・ガーデンの恋人 Hope Springs (2003)
真珠の耳飾りの少女 Girl with a Pearl Earring (2003)
ラブ・アクチュアリー Love Actually (2003)
ロイヤル・セブンティーン What a Girl Wants (2003)
ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月 Bridget Jones: The Edge of Reason (2004)
秘密のかけら Where the Truth Lies (2005)
ナニー・マクフィーの魔法のステッキ Nanny Mcphee (2005)
トラウマ trauma (2006)
いとしい人 Then She Found Me (2007)
聖トリニアンズ女学院 史上最強!?不良女子校生の華麗なる強奪作戦 St Trinian's (2007)
マンマ・ミーア! Mamma Mia! (2008)
Disney's クリスマス・キャロル A Christmas Carol (2009)
シングルマン A Single Man (2009)
聖トリニアンズ女学院2 不良女子校生たちの最悪ミッション!パイレーツの秘宝をねらえ!! St Trinian's 2: The Legend of Fritton's Gold (2009)
英国王のスピーチ The King's Speech (2010)
裏切りのサーカス Tinker Tailor Soldier Spy (2011)

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by eigasirouto | 2012-04-27 23:09 | 映画人物

裏切りのサーカス   

すごく気になってて、楽しみにしてた映画を新宿武蔵野館に行って来ました!

裏切りのサーカス
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公式サイト
解説:元MI6諜報(ちょうほう)員の経歴を持つ作家ジョン・ル・カレによる人気スパイ小説を、『ぼくのエリ 200歳の少女』のトーマス・アルフレッドソン監督が映画化したサスペンス。英国諜報組織の中枢に20年も潜入しているソ連の二重スパイを捜すため、引退生活から呼び戻されたスパイが敵味方の区別もつかない中で真相に迫る姿を描く。主演のゲイリー・オールドマンをはじめ、『英国王のスピーチ』でオスカーを受賞したコリン・ファース、『インセプション』のトム・ハーディら実力派の競演は必見。
あらすじ:東西冷戦下の1980年代、英国諜報(ちょうほう)部「サーカス」を引退したスパイ、スマイリー(ゲイリー・オールドマン)に新たな指令が下る。それは20年にわたってサーカスの中枢に潜り込んでいる二重スパイを捜し出し、始末するというものだった。膨大な記録や関係者の証言を基に、容疑者を洗い出していくスマイリーがたどり着いた裏切者の正体とは……。

新宿武蔵野館でまた写真撮って来ましたよ。
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今回は、いつもそうだけど、いつにも増して全く内容の無い事しか書けませんが、だからと言ってこの作品が悪いとかじゃ絶対無いので、ご注意下さい。

と言うのも、恥ずかしながら全然、この映画を理解出来ませんでした!
観てる間、ずーっと「俺がアホなの?俺がアホなの?わからない。わからないんですけどー!」とか考えながら観てると〝もぐら〟が判明して、「え?え?え?」とか思ったら、そこからオシャレな曲が掛かって、衝撃かつ切ないラストシーンに「かっこいい!!」となりました。

なんだけど、何がどうなったのかわからなくても、演技力、映像美、音楽、衣装などが素晴らしいので、非常に僕は楽しめました。

それで、また色んな人のレビューとか読んだら、僕と同じ様な意見が多くて、ホッとしました。
わかんないんだけど、かっこいいし、面白いとさえ思ってる自分がいます。
レビューを読む限りでは、原作を読んでたら本当にこの映画面白く観れるみたいです。
それと二度観るとよりわかると言うのもあるみたいで、二回目の鑑賞は、半券を持って行けば、1000円で鑑賞出来るみたいです。
一度、観ただけで理解出来ないなんてダメだと言う意見の人もいるかも知れないけど、僕は、そうは思ってなくて、「MIND GAME マインド・ゲーム」もそうですが、理解出来ないけどスゲー!何回か観て理解したい!と思いたくなる作品って、やっぱりありますよ。
そもそも金が無いからって、一回観ただけで、わかった様な気になって感想なんて書いてる自分も、問題あるなぁと思ってた今日この頃でもあります。
うーん…他にも観たい映画あるけど、もう一回観てみたいですね。僕の頭が二回目で理解出来るかは、未知ですけど。

僕は、あまり教養が無いので、最後の曲の知らなかったですけど、フランスの「ラ・メール(La Mer)」と言う曲で、フリオ・イグレシアスさんと言うスペインの方が演奏したとの事です。
一つ、勉強になりましたね。
それと映像に関しては、ポール・スミス氏が、衣装協力や色彩のアドバイスをしてるみたいで、だからカッコつけじゃなくて、かっこよくてオシャレでスタイリッシュなんだなと納得しました。(ソース)

で、監督のトーマス・アルフレッドソンって誰や?と思ったら「ぼくのエリ 200歳の少女」の監督じゃないですか!ハリウッドのリメイク「モールス」がDVD出てるので、観ようと思ってたけど、もう一度「ぼくのエリ~」も観ようと思います。「ぼくのエリ~」も、大好きな作品なので、観てみて下さい。

とりあえず、MI6とKGBの事くらいは、勉強してから行った方が、いいかも知れませんね。ただ、僕の様にそういう事が全くわかってなくても、なんか凄いと思わせれる力を持ってる作品なのは、間違い無さそうです。
MI6に関しては、「シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム」に登場した、兄のマイクロフト・ホームズもここに所属してるみたいです。
「シャドウゲーム」で、兄について、語り忘れてて、ちょっと後悔してたのですが、この兄貴も弟に負けず劣らずの変人で良かったですよ!部屋では女がいようと全裸で生活してる所とか!

最後に、「哀しき獣」 「ドライヴ」同様に、あまり主人公がしゃべらないんで、そこがまた僕は好きですけどね。ただ、今回は、謎解きサスペンスでそれをやってる所が、鬼ですけどね。さらに時系列もいじってるから鬼ですけどね。

2012/4/28「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」の記事で、追記してます。
2012/5/15 2回目の鑑賞をしたので、より詳しく感想書けました→こちら
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by eigasirouto | 2012-04-27 02:54 | 新作映画(2012)

そろばんずく   

こちらも観たかったけど、GEOには置いてなかった作品。

そろばんずく
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解説:「家族ゲーム」の森田芳光を監督に迎え、当時飛ぶ鳥を落とす勢いだったお笑いコンビ“とんねるず”が映画初主演を果たした異色コメディー。実力派俳優、小林薫が怪演。春日野八千男と時津風わたるの2人は広告代理店“ト社”に勤める若き営業マン。その2人にパブで知り合った梅づくしのり子がト社に入社し、3人でチームを組んで仕事を進めていたが、ライバル“ラ社”に度々横ヤリを入れられる。その“ラ社”のエリート社員、桜宮天神の策略で3人は窮地に立たされるが…。

てっきり、そろばん塾の話かと思ったら、そろばんずくって、計算ずくとか、そう言う意味なんですね。

1986年の作品なんですけど、今観ても前衛的なコメディだと思います。いや、永遠に前衛的なコメディかも知れません。はっきり言ってムチャクチャですよ。
ただ、とんねるずさんは、この作品に関しては、一切アドリブ禁止だったみたいで、全て森田芳光監督の考えでこうなってるとの事です。
その件に関して、森田監督は「役の上でのアドリブならいいけど、彼らの地が出ると観客はそれで冷めてしまう。おそらく映画初出演の2人に、それは無理だろう」と語ってたそうです。
今では、すっかり大物のお2人ですが、そんな時代も当然ながらあったのですね。
しかし、とんねるずの面白さは、アドリブ的なスタンスこそ人気があったので、当時のファンも??となったみたいです。
森田監督のフィルモグラフィ的にも、各賞を受賞した「それから」の次が、方向性の全く違う今作だったので、当時の観客も戸惑いを隠せなかったみたいです。
一体、森田監督は、何を思って今作を作ったのか?色々調べてみたい所です。

ちなみに、同時上映が、、おニャン子クラブ主演の「おニャン子ザ・ムービー 危機イッパツ!」との事で、人気出そうですが、どちらも興行的には失敗だったみたいです。
それはそれで観てみたいですね。

この映画、バブル時代の調子コキまくってる日本が描かれてるんですが、あり得ない角度からギャグが入って来るし、本域でバカバカしい事をやってるので、バブルで調子にコイてて腹立つというより、狙いかどうかわからないけど、バブルの本質を暴きだしてる様に感じて嫌いじゃないです。※バブルに対する僕の怒りは「ニューヨーク・ストーリー」の「ゾイのいない部屋」に書いてます。
これは、現代的な視点があるからこそでしょうが、イケイケでほんと調子コイてるし、それで上手く行くんだけど、これって恥ずかしいよね?と言うのが、画面に映り込んでると思いました。

でも、ムチャクチャだと言ってますが、話は割と一本道なので、わかりやすいですよ。ただ、見せ方が異常なだけで。例えば、スーパーマリオの土管があってそれに入ったら、ライバル会社のラ社が合宿(?)みたいなのをしてる場所に行くとか、そういう無茶苦茶さです。

今では死語となった、当時、何を考えてるかわからない若者世代をおっさん達が、新人類と呼んでましたが、映画(現実にもそうだったのでしょう)とんねるずがその新人類と言う訳です。
僕が、新人類と聞いて、すぐに思い付くのは、西武の工藤氏、ナベQ氏、清原氏ですが、これは余談ですね。

確実にエネルギッシュでパワフルな時代だったんだなーとは思いますね。だからって、その時代が羨ましいとは思いませんけど。このエネルギッシュへのカウンターとして、やる気の無さそうで繊細さを持ったDTや、中世的なウンナンが台頭して来たのかなぁと考察しているんですがね。どうですかね?これもまぁ余談ですね。

っていうか、余談で、話をごまかしてる感じに思えるかも知れませんけど、僕は個人的には、なかなか面白くて興味深い映画だと思ってるんですけどね。ただ、人に面白いのか聞かれたら、すごく珍味だからとりあえず、森田監督の映画を数本観てから観るといいよー。みたいな言い方すると思います。みたいな。
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by eigasirouto | 2012-04-26 02:47 | 旧作(2012年鑑賞)

ジャッキー・ブラウン   

ツタヤで旧作100円レンタル出来る様になったので、ゲオには置いてなかった作品を借りまくってます!

ジャッキー・ブラウン
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解説:70年代テイストを前面に押し出した、クセ者スター勢揃いのクライム・サスペンス。黒人スチュワーデスのジャッキー・ブラウンは、密売人の売上金をメキシコからアメリカに運ぶ副業を持っていた。だが、ひょんなことから逮捕され、捜査官レイに密売人オデールの逮捕に協力するよう強要される。オデールが証拠隠滅のために自分を消そうとしていることを知ったジャッキーは、関係者をあざむき、お互いに潰し合わせようとする。

ずっと観たかった作品で、やっと観れました!

ブログ内関連記事
クエンティン・タランティーノ
サミュエル・L・ジャクソン
ロバート・デ・ニーロ

中年の黒人女性(パム・グリア)が主役という異例の作品ですね。
最近だと「ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜」なんてのがそうでしたけど、あっちは一応、白人娘とどっちが主演かわからないですからね。

若き日のパム・グリアで、タランティーノはガキの頃にオナニーしてたみたいです。
アホだなぁと思うのと同時に、ガキの頃の憧れを主演に抜擢出来て羨ましい限りですよ。

ロバート・デ・ニーロの演技は相変わらず凄いけど、この作品に置ける彼の扱いにも注目です。

普通に面白かったですが、他のタランティーノ作品に比べて、個人的にイマイチに感じたけど、色々レビューとか読む感じだと〝完全にこちら側の問題〟ですね。
わかりやすい凄さがなかったけど、多分、本当は今作も十分に凄いんだと思います。
細かい様々な仕掛けや演出など、特筆すべき点が多いみたいですが、僕は、ボケーっとしてるので、それに気付けませんでした。
というか、1997年の映画なので、その手法が色んな所でパクられてるでしょうから、特に真新しさを感じなかったからかも知れませんが…。
うーん、映画はやはりその時代に観るのが、一番良いんでしょうね。
後、70年代の犯罪映画を復活させたかったみたいですが、その辺の映画をもっとたくさん観てみるとまた違った感想を抱くかも知れませんね。

後、思ったのは、1作目の「レザボア・ドッグス」2作目「パルプ・フィクション」が、僕の様なにわかには、面白く感じるのは、所謂、奇襲が仕掛けられているからで、3作目の今作で、普通っぽく撮った映画も普通にちゃんと面白く撮れてる!と言う部分が非常に意味のある事の気がする。
それで、その次に、奇襲中の奇襲というか、やりたい事をやりたいままにやった様な「キル・ビル」を作ってる所なんかが、興味を引きます。

早く、新作が観たいですね。

もっともっと映画を観て、こちらのレベルが上がって、もう一度観てみたい作品です!
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by eigasirouto | 2012-04-25 00:42 | 旧作(2012年鑑賞)

サミュエル・L・ジャクソン   

サミュエル・L・ジャクソン
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フィルモグラフィ
赤文字は、鑑賞済です。またこのブログに感想のある作品は、クリックでそのページに行けます。また鑑賞してても、あまり記憶にないものは、未鑑賞扱いにしています。
出演作品
エディ・マーフィー/ロウ Eddie Murphy Raw (1988年)
星の王子 ニューヨークへ行く Coming to America (1988年)
スクール・デイズ School Daze (1988年)
ドゥ・ザ・ライト・シング Do The Right Thing (1989年)
シー・オブ・ラブ Sea of Love (1990年)
モ'・ベター・ブルース Mo' Better Blues (1990年)
グッドフェローズ Goodfellas (1990年)
ジャングル・フィーバーJungle Fever (1991年)
ジョニー・スエード Johnny Suede (1991年)
パトリオット・ゲーム Patriot Games (1992年)
ローデッド・ウェポン1 Loaded Weapon 1 (1993年)
ジュラシック・パーク Jurassic Park (1993年)
トゥルー・ロマンス True Romance (1993年)
メナス・トゥ・ソサイアティ Menace II Society (1993年)
パルプ・フィクション Pulp Fiction (1994年)
死の接吻 Kiss of Death (1995年)
ダイ・ハード3 Die Hard: With a Vengeance (1995年)
ファイト・マネー The Great White Hype (1996年)
トゥリーズ・ラウンジ Trees Lounge (1996年)
評決のとき A Time To Kill (1996年)
ハードエイト Hard Eight (1996年)
ロング・キス・グッドナイト The Long Kiss Goodnight (1996年)
ジャッキー・ブラウン Jackie Brown (1997年)
プレイヤー/死の祈り Eve's Bayou (1997年)
スフィアSphere (1998年)
交渉人 The Negotiator (1998年)
レッド・バイオリン Le Violon rouge (1998年)
スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス Star Wars: Episode I - The Phantom Menace (1999年) - メイス・ウィンドウ役
ディープ・ブルー Deep Blue Sea (1999年)
英雄の条件 Rules of Engagement (2000年)
アンブレイカブル Unbreakable (2000年)
シャフト Shaft (2000年)
ケミカル51 The 51st State (2001年)
チェンジング・レーン Changing Lanes (2002年)
スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃 Star Wars: Episode II - Attack of the Clones (2002年) - メイス・ウィンドウ役
トリプルX xXx (2002年)
閉ざされた森 Basic (2003年)
S.W.A.T. S.W.A.T. (2003年)
キル・ビル Vol.2 Kill Bill: Vol. 2 (2004年)
Mr.インクレディブル The Incredibles (2004年) - フロゾン役(声)
コーチ・カーター Coach Carter (2005年)
デトロイト・コップ・シティ The Man (2005年)
トリプルX ネクスト・レベル xXx: State of the Union (2005年)
スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐 Star Wars: Episode III - Revenge of the Sith (2005年) - メイス・ウィンドウ役
スネーク・フライト Snakes on a Plane (2006年)
ブラック・スネーク・モーン Black Snake Moan (2006年)
童貞ペンギン Farce of Penguins (2006年) - ナレーター
勇者たちの戦場 Home of The Brave (2006年)
ザ・クリーナー/消された殺人 Cleaner (2007年)
1408号室 1408 (2007年)
ジャンパー Jumper (2008年)
スター・ウォーズ/クローンウォーズ Star Wars: The Clone Wars (2008年) - メイス・ウィンドウ役(声)
アイアンマン Iron Man (2008年) - ニック・フューリー役(カメオ出演)
レイクビュー・テラス 危険な隣人 Lakeview Terrace (2008年)
ザ・スピリット The Spirit (2008年)
ソウルメン Soul Men (2008年)
イングロリアス・バスターズ Inglourious Basterds (2009年) - ナレーション
愛する人 Mother and Child (2009年)
ATOM Astro Boy (2009年) - 声の出演
アフロサムライ:レザレクション Afro Samurai: Resurrection (2009年) - 声の出演・製作総指揮
アイアンマン2 Iron Man 2 (2010年) - ニック・フューリー役
4デイズ Unthinkable (2010年)
アザー・ガイズ 俺たち踊るハイパー刑事! The Other Guys (2010年)
マイティ・ソー Thor (2011年) - ニック・フューリー役(カメオ出演)
キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー Captain America: The First Avenger (2011年) - ニック・フューリー役
キリング・ゲーム Arena (2011年)
アベンジャーズ The Avengers (2012年) - ニック・フューリー役
Django Unchained (2012年)

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by eigasirouto | 2012-04-24 23:24 | 映画人物

SR サイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者   

2年間待ち焦がれて、やっと鑑賞出来ました!

SR サイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者
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公式サイト
解説: ラッパーとしての成功を夢見ながら田舎町で鬱屈(うっくつ)した日々を過ごす若者たちの姿をつづった青春ヒップホップ・ムービー『SR サイタマノラッパー』シリーズ第3弾。ヒップホップ・グループ「SHO-GUNG」のメンバーと別れ、上京したマイティのその後を描く。シリーズおなじみの奥野瑛太、駒木根隆介、水澤紳吾のほか、『ムカデ人間』の北村昭博、お笑い芸人ガンビーノ小林ら多彩な顔ぶれがそろう。インディーズ映画としては異例の大ヒットを記録した入江悠監督の手腕に期待したい。
あらすじ: かつて埼玉の弱小ヒップホップ・グループ「SHO-GUNG」の仲間と別れ、上京したマイティ(奥野瑛太)はラップを断ち切ることができず、先輩ヒップホップクルー“極悪鳥”の手伝いをしながらメンバーに入る機会をうかがっていた。しかし、ラッパーになりたいと願いつつも現実は厳しく、ある事件をきっかけにマイティは追われる身となってしまい……。

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入江悠
「SR サイタマノラッパー」
「SR サイタマノラッパー2 ~女子ラッパー☆傷だらけのライム~」

これは、とにかく多くの人に今観て欲しい作品です。

あまり誰も観に来てないこのブログで訴えても全く効果無いかも知れないし、全国で今現在渋谷のシネクイントでしかやってない状況ですが、関東に住んでるなら是非、渋谷に足を運んで欲しい気持ちです。地方の人は、とりあえず東京の知人に宣伝して映画館に行く様に説得して、地元での上映を待ち構えてて欲しいです。

今まで、このブログで面白い面白いと訴えて来た映画達も、本当に面白いし観て欲しいですけど、なぜこんなに今作に限りプッシュしてるかと言えば、今作が自主制作映画であり、公開館も少なく(4/28~愛知でも上映との事)制作者、出演者が映画館の近くで、チラシ配りをやってお客さんを集めています。お金があれば大々的に宣伝も出来るでしょうが、そうも行かないので、自らの足で宣伝しているのです。その姿勢が僕はすごいなぁと思っています。

それで映画の内容も本当に面白いです。
面白いと思います。じゃなく、面白いんです。

面白くない友達がいたらちょっと付き合いを考えないといけないと思ってる所です。

「ドライヴ」鑑賞後、なかなか映画から抜け出せなかったと書きましたが、またもや同じ状況になりました。
しかも、今回は泣いてしまってて、涙こそすぐに乾いたドライアイ野郎ですが、頭と心は、映画に鷲掴みにされたままで、朝から何も食べて無いにも関わらず、食欲が全然、湧きませんでした。

些細な気になる点は、ちょっとだけあったりもしたけど、そんなのはどうでもいいです。

とにかく、このシリーズの行き着いた先に、この様な衝撃であるとも、ましてやこんな形の感動が提示されるとも、1を観た時は思っても無かったので、本当に凄いと思いました。

続編(完結編?)としては、最高の形になったのでは無いでしょうか。

もう、何から書いていけば良いのか皆目見当がつかず、途方に暮れてますが、少しでもこの映画の役に立ちたいので、がんばって書いてみます!

今回は、
①敢えて、先に気になった点
②入江監督過去作との比較
③ストーリーについて
④登場人物について
⑤まとめ
という項目に分けて書いて行きたいと思います。

極力避けますが、結果的にネタバレもあるかも知れないので、そういうのが嫌な人は、お願いですから劇場に足を運んで下さい。


①敢えて、先に気になった点

大絶賛してますが、気になる部分が無いと言えば嘘で、少し気になる部分もありました。

・まず、主人公であるMIGHTY(奥野瑛太)を皆でボコろうとしてる時、明らかにお前殴れるだろ?と思える人がいる
・車で逃亡する時、もっとスピード出した方がいいんじゃないかなぁ?とか、(もしかして免許持ってないとか?)
・IKKU(駒木根隆介)達が餃子屋でケンカになるシーンも、普通はもう少し早く止めるんじゃないかなぁ?とか
・山下紀夫(ガンビーノ小林)の怪しい現場に身寄りのない奴等を奴隷の様にプレハブに入れてるけど、そんなカイジ的な世界観って今時あり得るかなぁ?とか
・仮にあったとしても、そこの看板に〝どれいの部屋〟とか書くかなぁ?とか
・言いたい台詞を優先させて、人が動かないのが、気になるなぁとか
…などなど

本当に細かい部分ですが、気になりました。

ただ、なんかそういう部分も含めて、今作は好きになってますよ。
違和感さえも吹き飛ばす説得力が確実にあると思います。


②入江監督過去作との比較

僕は、入江監督の作品は、SRシリーズの他に「劇場版 神聖かまってちゃん/ロックンロールは鳴り止まないっ 」と、DVD発売で映画と言えるかわからないので、鑑賞したけど敢えて感想を書かなかった、「タマフル THE MOVIE ~暗黒街の黒い霧~」を鑑賞してますが、ぶっちぎりでSR3(今作)が一番好きです。

SRシリーズは、それぞれこのブログで書きましたけど、「かまってちゃん」と「タマフル」をどう観たかも少し触れておきます。

「劇場版 神聖かまってちゃん/ロックンロールは鳴り止まないっ」は、ポレポレ東中野という家から歩いて10分の場所でやってたので、嬉しかったですし、かまってちゃんに興味湧いたし、ラストのライブの説得力、映像の
説得力は、非常にあると思いましたけど、子供達があまりにも現実離れしてて、正直ちょっと苦手な作品でした。

「タマフル THE MOVIE ~暗黒街の黒い霧~」は、ラジオリスナーなら楽しめる内容なので、僕は面白かったですけど、ラジオを知らずに鑑賞した人が、どう思うのかは見当も付きません。よくぞ素人さんを使ってああいう作品が作れたなぁと感心しています。

と言う具合なんですけど、入江監督の特徴を考えているのですが、こういう感じでしょうか。
・自主制作である
・脚本を自分で書いている
・日常のちょっとしたリアルな瞬間を切り取るのが上手い
・ロングショット&長回し&長めの暗転
・痛々しいシーンを描く
・コメディ部分が面白い
等じゃないでしょうか。
もっと深い部分で共通点を見つけられそうですが、今の僕にはこれが限界です。

好き嫌いはあれど、1作ごとに確実に映画として、ちゃんとして行ってると思います。
今後も、要チェックですよ!


③ストーリー、演出について

詳しいストーリーは、上を読んで欲しいですけど、1で主役のIKKU達の後輩だったイケイケのMIGHTYが主人公で、埼玉と味方を捨てた2年後の東京で生活してる所から始まります。
冒頭で、回想シーンで1のおさらいをしてくれるので、1と2を観て無くても大丈夫な作りになってました。
1を観てた方がより感動するかも知れないけど、多分、今作だけでも感動必至なんで、レンタルDVDで1から観て行くのが、面倒な人は、もう直接観に行って下さい!

東京で、極悪蝶というヤバそうなヒップホップグループのパシリをやってたけど、ある事件をきっかけに栃木に逃げたMIGHTY。ここから物語は、思わぬ展開に発展して行きます。

それで、このSRシリーズで初めて彼女(もしくは彼氏)という存在が登場します。
MIGHTYが、1と3の間に彼女を作り同棲してて、栃木にも一緒に行く事になります。
この映画は今までのシリーズの青春路線は残るものの、コメディ部分がかなり控えられ、恋愛要素、犯罪要素が強くなっています。

MIGHTYが物語の後半で、ある大きな犯罪を犯すのですが、この時の音の使い方が僕はすごく好きでした。
〝あ…マジで一線越えちゃったな…〟と体感して、僕も鳥肌が立ちました。

もう物語は、ちょこちょこさっき挙げた気になる時がありつつも、ずーっと入り込んでました。

そして、ラストくらいから号泣!号泣!!号泣!!!でした!

入江監督は、暴力を面白おかしく描くのではなく、それに伴う代償と落し前をきっちりつけました。

なぜ、こんな事になってしまったのか?
こうするしかなかったのか?
1の頃のあの楽しい時間は、もう戻らないのか?

やるせなさとMIGHTYのバカ!という気持ちでいっぱいになる一方で、しかし自分がMIGHTYの立場なら、こうならずにもっと上手く立ち回れたのか?皆、上手く立ち回れるのか?と考えてしまいます。

でも、ラストあれだけ好きあってる彼女よりも先に、現れたのは…。

とにかく観て欲しいですよ!!


④登場人物について

主演のMIGHTY、シリーズの主役のIKKUとTOM(水澤紳吾)と3人共、こちらも知ってる仲に思えて、もう最初から感情移入出来るのも、あるかも知れないけど、素晴らしかったと思います。
後、これは、演出の部分で触れるべきかも知れませんが、IKKUとTOMの映画に於いて登場する場所が、最高によかったと思います。2は、冒頭でいきなり出て来るので、これ、ちょっと勿体ないんじゃないかなぁ?彼らの登場シーンは、絶対的なアガりポイントだから結構、引っ張ってから出せば良いのに!とか思ってたので、3では、MIGHTYの話に集中してて、IKKU達の事を忘れてたら登場したんで、「おおー!そう言えば、まだ出て無かった!」とテンション上がりましたよ。(2は、語り口の効率上、わざとそうしたのかも知れないけど)

他の人達も結構よくて、極悪鳥・MC林道(北村昭博)も良かったですね。顔も悪人顔で性格も悪そうで、他にもガンビーノ小林さんも方言もハマってて、かなり実在感がありましたよ。IKKU達と仲良くなる〝征夷大将軍〟のメンバーも、面白かったです。美保純のやさぐれた女も当然ハマってました!

でも、一番良かったのは、MIGHTYの彼女斎藤めぐみ(相沢一美)の体付きでした。
決して、美人じゃないし、ぽっちゃりなんですけど、MIGHTYの彼女としてリアルだなぁと思いまして。
なんか、この2人が同棲してるのに説得力がありました。
僕は、てっきり前半の振舞いでMIGHTYは、そんなに好きじゃないけど、妥協で付き合ってるかと思いましたけど、そうじゃなかったんですね。なんか僕の中で男を上げましたよ。

後、今シリーズのファンを公言している、いとうせいこうさんくりぃむ有田さんも登場してました。
自主映画にとって、これはありがたい事ですね!


⑤まとめ

長々と書いて来ましたが、結局、最初に戻ってもう一度書きますが

これは、とにかく多くの人に今観て欲しい作品です!!

2012/5/4「山椒大夫」の記事で、ちょっと追記的な記事があります。
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by eigasirouto | 2012-04-24 02:36 | 新作映画(2012)

入江悠   

入江悠
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フィルモグラフィ
赤文字は、鑑賞済です。またこのブログに感想のある作品は、クリックでそのページに行けます。また鑑賞してても、あまり記憶にないものは、未鑑賞扱いにしています。
監督作品
OBSESSION(2005年)
行路I(2005年)
JAPONICA VIRUS ジャポニカ・ウイルス(2006年)
SR サイタマノラッパー(2009年)
SR サイタマノラッパー2 女子ラッパー☆傷だらけのライム(2010年)
劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ(2011年)
同期(2011年WOWOWドラマW作品特別上映)
SRサイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者(2012年)
タマフルTHE MOVIE 〜暗黒街の黒い霧〜(DVD)(2012年)

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by eigasirouto | 2012-04-23 18:01 | 映画人物