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ディクテーター 身元不明でニューヨーク   

10/1、新宿武蔵野館にて鑑賞。

ディクテーター 身元不明でニューヨーク
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公式サイト
解説: 『ブルーノ』などのお騒がせ男サシャ・バロン・コーエンが、世界一危険な独裁者を熱演する痛快爆笑ムービー。それまで欲望のままに生きてきた暴君が、ひょんなことからニューヨークに渡り、生まれて初めて庶民の世界を垣間見る様子をブラックな笑いと共に描き出す。将軍の右腕を、『ガンジー』などの名優ベン・キングズレーが好演。観る者を爆笑の渦に巻き込みつつ、時代背景を反映した痛烈な社会批判も込めた力作に脱帽する。
あらすじ: アラジーン将軍(サシャ・バロン・コーエン)は、幼いころから北アフリカにあるワディヤ共和国の独裁者として君臨していた。彼は気に入らない相手を即刻処刑したり、核ミサイルの開発に手を出したりとやりたい放題だったが、ある日、核ミサイルの件で国連から釈明を求められてしまう。そこで将軍は意気揚々とニューヨークに旅立つが、陰謀により捕らえられ、立派な口ひげをそられてしまい……。

さすがですね。当然、好きな人ばかり観に来てるんだろうから、それはそうかもしれませんが、冒頭の〝敬愛なるキム・ジョンイルに捧ぐ〟というメッセージから館内笑いの絶えない105分でしたね。僕もずっと笑ってました。

表面上は、くだらないギャグや下ネタ、差別ネタ、処刑ギャグ、など良識ぶった人達に嫌いそうな笑いなんですが、ただ、一枚皮を剥ぐとサシャ・バロン・コーエンの頭の良さ、したたかな計算と風刺の効いた表現に、恐ろしさを感じます。

「アリ・G」(未鑑賞)、「ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習」、「ブルーノ」とアメリカを中心にモキュメンタリースタイルで世界をからかいまくったサシャ・バロン・コーエンの新作です。前3作のモキュメンタリーはわかりやすく言うと「電波少年」的な事をもっと過激に、そしてスタジオでのつっこみも無く、ディレクターからやらされてる訳じゃなく、警察を呼ばれたり、殺されかける所までやると言う、恐るべき芸人根性で世界を笑わせました。普通に、いつ殺されてもおかしく無さそうですが、かと思えば、「ヒューゴの不思議な発明」で、素晴らしい泣かせる役をやったりもしているサシャ・バロン・コーエン。で、前3作との大きな相違点は、今回はモキュメンタリーでは無く、劇映画と言う点です。だから惜しいと言えば惜しいのかも知れませんが、逆にこういう政治ネタ系が嫌いな日本の観客にとっては、逆に安心して笑えるかも知れないとは思います。僕もテレビのバラエティにケチつけるPTAとかに普段うるさいなぁと思ってるけど、「ボラット~」「ブルーノ」は基本ゲラゲラ笑ってますが、時々、やり過ぎて相手がかわいそうに思ったりしてますから、今回のは普通に作り物だから気にせず笑えましたね。まぁそういうケチをつけるPTA的な感覚の人は、これでも大激怒しそうですけどね。

独裁者を題材にしたコメディと言えば、ほぼ同時期に鑑賞した「アイアン・スカイ」の中に何度も登場した、チャップリンの「独裁者」が一番に思い付くと思うのですが、チャップリンの方は、非常に皮肉の効いた風刺のコメディだと思うのですが、今作は、狂ったギャグの中に風刺が入ってる感じと言いますか、くだらないギャグ>風刺と言う感じでしょうか。だから風刺を求めて劇場に行くと面喰うかも知れませんが…。

それとコメディじゃないですけど最近鑑賞した「デビルズ・ダブル -ある影武者の物語-」も、ちょっと連想したりしましたね。独裁者にはやっぱり影武者がいるよね。とか思ったり、やりたい放題やってる所とか。サシャ演じるアラジーンと言う独裁者も、コメディタッチで描いてるけど、トチ狂ってて極悪非道ですからね。見せ方で観客は笑っちゃいますけど。アラジーンは何かと言えば、処刑ですからね。核兵器の先っぽが尖ってるか尖って無いかで口論になっただけで、その科学者を処刑にしたり。で、覚えて無いと言う。リアルだったらたまりませんよ。

とにかく、北アフリカのワディヤ共和国と言う架空の国の独裁者として、やりたい放題のアラジーン。国の200の言葉をアラジーンに変えたせいで、YESもNOもアラジーンと言う独裁っぷり。(ジョージ・オーウェルの「1984年」と言う小説のパロディみたいです。)医者に「今日はアラジーンな話とアラジーンな話があるけど、どっちから聞きたいか?」と言われ、患者が「じゃあアラジーンな話で」と答える様なちょっと気の利いた知的なギャグの後に、ただのくだらないギャグが入ったり、すぐに処刑したり、核兵器を開発しようとしてたり、デリヘル嬢みたいな感じで、ミーガン・フォックス(本人役)とヤッて「泊って行きなよ~」「明日は、イタリア大統領の相手だから無理」とか言わせて、一緒に写真を撮って、それを壁に貼ったら、そこには大量のベットを共にしたハリウッドスター達の写真が飾られてて、独裁者っぷりを権力者っぷりをコミカルに見せて行きます。

そんな感じでやりたい放題やってたけど、核兵器の所有が国連で問題になってニューヨークで演説をする流れになるのですが、そこで裏切りに合い、象徴である髭を剃られて、ニューヨークの街に放り出されます。その間、アホな影武者が言われるがままに、ワディヤ共和国を民主主義国家にすると演説してしまって、アラジーンからすれば、大変だとして何とか独裁者に返り咲こうという話です。

街頭テレビでリベラルな人達が、偽アラジーンの演説を抗議活動をしながら見守ってるのですが、そこに本物だけど髭の無いアラジーンが来て、一緒にテレビを観てるのですが、偽物に対して、本物が「あいつは本物の権力者じゃない!」と言い放つのですが、リベラルな活動家達が〝ふさわしくない〟の意味に捉えて、一緒に「あいつは本物の権力者じゃない!」と連呼する所とかも結構好きでしたね。そこで知り合ったリベラルな女と仲良くなって、そいつが店長を務めるスーパーで働く事になって…と言う流れなのですが、全部書いてしまうと意味無いので、この辺で。

とても笑える作品でした!
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by eigasirouto | 2012-10-16 17:57 | 新作映画(2012)

アイアンマン【2回目】   

9/22、DVDにて鑑賞。

アイアンマン
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解説: 自ら開発したハイテクの鎧を身にまとい、“アイアンマン”として悪と闘う男の活躍を描くアクション超大作。同名の人気アメコミを原作に『ザスーラ』のジョン・ファヴロー監督が世界平和のため正義を貫くヒーロー映画を撮り上げた。豊富な資金と科学技術でアイアンマンに変身する軍事会社社長トニー・スタークを、『ゾディアック』のロバート・ダウニー・Jrが好演。繊細(せんさい)な精神も持ち合わせる人間味あふれるヒーロー像も見もの。
あらすじ: 億万長者で発明家の軍需産業会社社長トニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)は、視察に訪れた軍のキャンプでテロリストの奇襲に遭い、胸を負傷してしまう。やがて自分の会社の兵器がテロリストに悪用されている衝撃の事実を知ったトニーは、自ら戦闘用のスーツを作り、“アイアンマン”となってテロリストに闘いを挑む。

やっぱりアイアンマン最高でした!

アベンジャーズ
ロバート・ダウニー・Jr
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by eigasirouto | 2012-09-29 00:53 | 再鑑賞など

THE GREY 凍える太陽   

9/1、新宿ピカデリーにて鑑賞。

THE GREY 凍える太陽
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公式サイト
解説: 『グラディエーター』のリドリー・スコットと『アンストッパブル』のトニー・スコットの兄弟が製作を務めたサバイバル・アクション。アラスカのツンドラ地帯で起きた飛行機事故の生存者たちが、過酷な大自然の中で決死のサバイバルを繰り広げていく姿を、壮大なスケールで活写する。『96時間』『アンノウン』で、ワイルドでタフな魅力を開花させたリーアム・ニーソンが、本作でも自然の猛威やオオカミの群れに挑む屈強な主人公を快演。メガホンを取るのは、『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』などのジョー・カーナハン。
あらすじ: 石油掘削現場で勤務する男たちを乗せ、アラスカのツンドラ地帯を飛んでいた飛行機が、大嵐に巻き込まれて墜落。オットウェイ(リーアム・ニーソン)ら、7人の男が生き残るものの、そこは周囲がすべて雪に覆われる極寒の地。一行は取りあえず南へと向かうが、野生のオオカミたちのテリトリーに足を踏み入れていたことから、彼らの執拗(しつよう)な攻撃にさらされることに。マイナス20度という寒さや、圧倒的な食料の不足にも苦しむ中、雪山を突き進んでいく彼らだったが……。

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by eigasirouto | 2012-09-22 00:40 | 新作映画(2012)

アベンジャーズ   

8/20に、ユナイテッドシネマとしまえんにて、IMAX3Dで鑑賞して来ました。

アベンジャーズ
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公式サイト
解説: アイアンマン、ソー、ハルク、キャプテン・アメリカなど、世界的に有名なヒット作の主人公が一堂に顔を合わせるアクション大作。特殊な戦闘力を誇る者たちによって編成されたチーム「アベンジャーズ」が、地球滅亡の危機を回避する戦いに身を投じる。最先端VFXを駆使した圧倒的ビジュアルに加え、『シャーロック・ホームズ』シリーズのロバート・ダウニー・Jrや『それでも恋するバルセロナ』のスカーレット・ヨハンソンら、豪華共演を果たしたキャスト陣も見ものだ。
あらすじ: 人知を超えた悪によってひそかに進められる地球壊滅の陰謀。それを食い止めるべく、大富豪で天才発明家アイアンマン(ロバート・ダウニー・Jr)、神々の国から地球ヘと追放された雷神ソー(クリス・ヘムズワース)、感情の爆発によって容姿を激変させる科学者ハルク(マーク・ラファロ)などを集めた部隊アベンジャーズが結成される。しかし、各々が抱えているつらい過去や苦悩が浮き上がっては衝突し合うようになり、人類史上最大の危機に立ち向かうチームとしての機能が消失しかけていた。

ちょっと、時間が無いけど、早めにupしたいので、今回はかなり雑に、読み返しもせずダラダラっと本能のままに書き記したいと思います。で、後日、追記という形で、詳しく掘り下げた文章をupするかも知れません。

まず、率直な感想は、最高過ぎるよバカ!と言う気持ちでいっぱいです。確かに、凄く楽しみにしてたし評判も頗る良かったし、「日本よ、これが映画だ!」と言う挑発的なキャッチコピーもありましたが、そう言ったハードルを悠々超えてくれました。もう最高です!

よくも、これだけのメンバー全員に見せ場を作ったものだと心底、感心しております。本当に監督のジョス・ウェドンをひたすら尊敬するばかりであります。そして、本当にありがとうという気持ちでいっぱいです。こんなに爽快な映画体験はなかなか出来ませんよ。

それぞれ登場の仕方、順番も完璧で冒頭からテンション上がりっ放しでしたね。なかなかハルクだけ変身しない…とか、よく計算されてると思います。後半も誰が最後に来るのかも。

アベンジャーズは前半、メンバー同士の壮絶なケンカが展開されるけど、それも最高でした。そのケンカの壮絶さがハンパ無かったです。とにかくそれぞれ一撃が重いので、一撃でぶっ飛ぶんだけど、そのぶっ飛び方が、すごく楽しくてしょうがなかったです。皆、画面全体で暴れまわってましたね。とにかく絵的に楽しませる工夫がすごい事になってて、サービス精神旺盛!サービス過剰でした!
それと予告編でも流れてるけど、キャプテン・アメリカとアイアンマンの口喧嘩も面白かったです。愚直なキャプテンの口撃をウィットに富んだ返しでさらりと交わすアイアンマン。通常時のハルク=ブルース・バナーのその2人に対するやれやれという感じも面白いし、そして神様というお門違い甚だしいソーの存在感もなんかすごくて、ソーが真剣な顔をすればするほど、僕的にはニヤニヤしちゃいました。

「アイアンマン」「アイアンマン2」「インクレディブル・ハルク」 「マイティ・ソー」 「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」の続編だけど観なくても、一応はわかる作りでしたね。ただ、「マイティ・ソー」は、やっぱり観といた方が良いかも知れませんね。でも、やっぱり一番は全部観てからがベストです。よりキャラが深く愛せるので、その感情移入たるや。アイツとアイツがこんな事してるー!的な楽しさが特盛りですよね。

一応、僕の「アベンジャーズ」の中での推しメンは、アイアンマンですね。ロバート・ダウニー・Jrがかなり好きってのもあるし、確かに超金持ちでそもそもの設備がすごいしかなりの天才ってのは大きいけど、あれ全部自分で作った訳ですからね。そこが本当に偉いなぁと思います。
いや、でもハルクも今作で、大好きになりましたね。もうかわいいし、ぶっ飛んでて素敵過ぎるな~。 あれを体一つで止める所とか、ヤバイし、ラスト間際にコメディタッチであいつをボコるシーンも大好きでしたね。
と言いつつ、ソーも、キャプテン・アメリカも好きだし、ブラック・ウィドウ、ホークアイも今作で好きなキャラになりましたね!ブラック・ウィドウを演じたスカーレット・ヨハンソンは本当に色気があったなぁ。大好き!

とにかく、アホみたいな文章になり果てましたが、ハルクの暴れっぷりも、アイアンマンの天才っぷりも、ソーの男前ぶりも、キャプテンのキャプテンシーも全て最高!でした。


【関連人物】
ジョス・ウィードン監督

ロバート・ダウニー・Jr
クリス・ヘムズワース
クリス・エヴァンス
マーク・ラファロ
ジェレミー・レナー
スカーレット・ヨハンソン
サミュエル・L・ジャクソン
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by eigasirouto | 2012-08-25 03:56 | 新作映画(2012)

インクレディブル・ハルク   

8/9に鑑賞した作品です!

インクレディブル・ハルク
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解説: 怒りや恐怖の感情が高まると、緑色の巨人“ハルク”に変身する青年の苦悩と活躍を描くヒーロー・アクション。2003年に同名アメコミを映画化した『ハルク』のリニューアル版となる本作では、『トランスポーター』シリーズのルイ・レテリエが監督を務め、すべての要素を刷新してアクション主体の娯楽性を追求する。演技派エドワード・ノートンが主人公を熱演するほか、リヴ・タイラー、ティム・ロスら豪華キャストの演技合戦にも注目。
あらすじ: ブルース・バナー博士(エドワード・ノートン)は緑色の巨人ハルクに変身する能力を隠して生活する日々を送っていたが、ハルクの変身の秘密を知ったテロリスト(ティム・ロス)が怪人アボミネーションと化し、ニューヨークの街を襲う。恋人ベティ(リヴ・タイラー)と街を守るため、ブルースはハルクに変身して危機に立ち向かう。

実は、既に「アベンジャーズ」を鑑賞したんですけど、「アベンジャーズ」関連でまだ観て無かった作品で、その前に鑑賞しておきました。

OPで、サクサクっとブルース・バナー(エドワード・ノートン)がハルクになってしまった経緯を映像だけで表現。大体、話は聞いてたので、かったるい説明が無くて良かったです。映画秘宝によれば、このやり方は、効率的なだけじゃなく、アニメ版「ハルク」のオマージュにもなってるみたいです。素晴らしい!

そう言えば、「アメイジング・スパイダーマン」に続き、またもや原作者であるスタン・リーが出てましたね。スタン・リーがどこに出てるかを探すのも、マーベルヒーロー映画の楽しみになって来ました。今回は、ブルースの血が入ったドリンクを飲んでしまう役でしたね。

で、ハルクがもう怪力で暴れまわるんですけど、度を超える暴れ方でとにかく無茶苦茶で、かなり楽しかったです。〝度を超える〟程暴れてくれると爽快感が生まれ笑ってしまいますね。映画においては〝度を超える〟事って、とても重要に思えます。

また、ハルクになるとほとんど理性が無くなるんですが、元カノのベティ・ロス(リヴ・タイラー)の言ってる事だけは理解してるみたいで、その化物が人間らしさを見せる瞬間に我々は胸がキューンとなりますね。かわいい。かわいいよハルク…。と思いながら観てましたよ。特に、カミナリにブチキレて岩を投げる所とか、かなり笑いました。それでいて、「マイティ・ソー」との絡みにもなってて、ここも素晴らしいです。

それと元々、ブルースが実験してたのは、「キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー」にも繋がってて、最後は、ロバート・ダウニー・Jr演じるトニー・スタークが登場して、「アイアンマン」も繋がります。「アベンジャーズ」への伏線がバリバリ引かれてます。だけど、そんなの関係無く楽しめる様にもなってます!「アイアンマン2」はやり過ぎだと思いましたが…。

敵役のエミル・ブロンスキー(ティム・ロス)も、何でそんなにハルクにこだわってんの?頭がおかしいなと思いながら観てると非常に楽しい敵でした。理由なんて無いですよね。男が強さにこだわる事に。特に軍人ですからね。とにかくドンドン己の肉体に注射を打つ事で、化け物になってしまいます。これはスポーツにおけるドーピングみたいなものですよ。

とにかく今作は普通に楽しめました。

ただ、残念な事に、今作でブルース・バナー/ハルクを演じたエドワード・ノートンは交渉が上手く行かず、「アベンジャーズ」には出演しませんでした。マーク・ラファロに変更になって、なんならエドワード・ノートンよりも素晴らしい演技を披露してるのですが、ここまで丁寧に他の作品とリンクさせながらやってるのに、変更になるのは、ちょっと悔やまれますね。

【関連作品】
「アベンジャーズ」
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by eigasirouto | 2012-08-23 01:40 | 旧作(2012年鑑賞)

ヤング・ゼネレーション   

ちょくちょく映画やDVD観てるんですけど、色々忙しくて完全に放置してしまってました。

ヤング・ゼネレーション
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解説:インディアナ州ブルーミントンを舞台に、大学へも行かず自分の目的を模索している4人の若者を生き生きと描いた青春映画。イタリアかぶれの主人公と彼が熱中する自転車レースを中心に、家庭の問題、大学生とのトラブル、恋などのエピソードを織り込んだスティーヴ・テシックの脚本(アカデミー受賞)を、ベテランP・イエーツが自然体でさらりと演出。

今、メモ帳を見たら8/5に鑑賞してますから、もう12日も過ぎてるんですね…。

そして、この映画はと言いますと、地味な映画なんですけど、間違い無く傑作です!

主人公デイヴ(デニス・クリストファー)のイタリアかぶれとそれに呆れる父親(ポール・ドゥーリイ)とのやりとりが非常におかしくて笑っちゃうんですけど、前半のそのノリが、ある出来事以降、ガラリと変わってしまいます。
すごく憧れていた者に裏切られたショックは、計り知れないものがあると思います。
デイヴが父親に、「世の中には悪い奴がいるんだね。知らなかった。」という台詞に思わず泣きそうになってしまいました。僕も小学校の頃に、本当に悪意のある嫌がらせをされた時に、人間という生き物に衝撃を受けた事を思い出しましたね。僕はてっきり皆が正義に憧れてると当時思ってましたから。
真っすぐに何かに取り憑かれた様に、必死に憧れになろうとするその姿に、自分を重ね合わせてみてました。その姿を周りは笑うし、確かにイタいのかも知れないけど、でも、その気持ちって本当に素晴らしい事だと思います。そうやって、笑われる事に臆病になり、好きな事をやめるのは、本当にもったいないですよね。今、周りの10人が敵でも、その周りの100人が味方かも知れないですからね。好きな事を貫く事は非常に難しいですけど、それを通すときっと良い事が待ってると思うので、若い人は絶対に曲げないで欲しいですね。
と、少し本題とズレましたが、でも、そういう事を考えさせてくれて、教えてくれる映画でした。

また、友達も良かったですね。いつも4人組なんですけど、4人とも友達だし最初は似たようなキャラで誰が誰やらわからなかったんですけど、ちゃんと観て行くと全然違うキャラで。それぞれに個別の葛藤があったりして。特に、兄が警察をやってるマイク(デニス・クエイド)の話は、よく出来た兄とダメな弟という、よくアメリカ映画にありがちな設定ながら好きでしたね。基本、工場の跡地の池みたいな所で、泳いで遊んだり、家があまり裕福では無い為に大学に通えず、その鬱憤を晴らすかの如く、大学生をからかってみたりして遊んでます。こういう複数の友達って僕は憧れますねぇ。

恋愛のシーンも普通にかわいいなぁと思って観てましたし、ラストの自転車レースのシーンも本当の自転車レースと観てる様で、迫力ありましたね!最後はスポーツ映画の王道らしいですけど、それまでの流れで、絶対そうなって欲しい!!と強く思って観てました。スポーツものは、主人公側を一生懸命応援したくなる気持ちにしてくれたら、もう勝ちですよね。

冒頭に戻りますけど、淡々としてるし地味に思えるかも知れないけど、とにかく素晴らしい傑作だと思うので、死ぬまでに観といた方が、間違い無くいいと思います。
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by eigasirouto | 2012-08-17 03:22 | 旧作(2012年鑑賞)

メリダとおそろしの森   

8/1(水)に、「おおかみこどもの雨と雪」の後に鑑賞しました。ちなみに3D吹替版での鑑賞でした。

メリダとおそろしの森
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公式サイト
解説: 『カールじいさんの空飛ぶ家』などの名作を手掛けてきたディズニー&ピクサーのタッグによる冒険ファンタジー。幻想的なスコットランドの森などを舞台に、自ら招いた不運と対峙(たいじ)することになるヒロインの活躍を描き出す。監督を務めるのは、『プリンス・オブ・エジプト』の共同監督のブレンダ・チャップマンと、『ジョン・カーター』の脚本を担当したマーク・アンドリュース。広大な森の風景と共に勇敢な主人公の成長に目を見張る。
あらすじ: 王女メリダは王家のしきたりや伝統に反発を覚え、娘に女性らしい優雅さを身に付けるよう願う母と度々ぶつかっていた。そんなある日、彼女は鬼火に誘われるようにして森の奥深くへと入り込み、魔女の家にたどり着く。そこで彼女は自分の運命を変えてもらいたいと訴え、その願いがかなうと同時に、それまで安泰だった王国が災禍に見舞われてしまい……。

映画の日に、日米の最高峰のアニメ映画を見比べた訳ですが、「おおかみこどもの雨と雪」に、母と子のお話、森でのお話、熊の存在など少し似てる部分もあり、色々と興味深く鑑賞しました。

とりあえず、ピクサー作品初の女性が主人公の作品で、しかもお姫様が主人公というディズニーの十八番設定で、町山さんなどの解説で、ピクサーはファンタジーだけど、作家達の悩みや気持ちをしっかり反映させている。そして作家達が男しかいなかったから今まで男の主人公ばかりだったけど、女性が作家に入って来たので、今回は女の子を主人公に出来た。との事です。普通にピクサーのファンですし、ずっと楽しみにしてました。

ただ、僕の感想はと言いますと相変わらず絵は美しいですし、楽しいのは楽しい映画なのですが、後半くらいからあんまり面白くなかったと言うのが、正直な感想です。

どうして面白く無かったのか?色々と考えたのですが、いくつか自分なりに理由を考えた所、大きく3つあると思います。
ただ、ネタバレになりますので、まだ観て無い方は、鑑賞後に読んで下さいね。
①主人公メリダに問題がある気がする
②理解出来ない行動がいくつかあった
③全体的にキャラが弱いと思う
と僕は思うのですが…。

①主人公メリダに問題がある気がする

ですが、これは主人公の顔がタイプじゃないとか、性格が嫌いとか、僕の個人的な好みじゃなくて、メリダが最初から最後まで正しく無いだろうか?という事です。
王道パターンであるならば、主人公の王子なりお姫様なりが父なり母なりに反発する主張は一見正しく思えるけど、いよいよ追い詰められ、仮の死を体験し、それを克服して、親の言ってる事を理解し、大人になって自らの意思で王様や女王になる。という感じだと思うんですけど、今作に関しては、終わってみれば、最初からメリダの言ってる事を貫けただけでした。わざと型を外した…のかも知れませんが。
つまり、観終わってから振り返ると最初から別にメリダの言ってる事が特におかしくなかったんじゃないか?と思えて来ました。冒頭で、母親に反発しててどこかで過ちに気付くと思ってたら、そうじゃなかったです。
むしろ間違ってたのは、母親の方で、母親の方がメリダに歩み寄るという結果でした。なので、成長したのはメリダじゃなく母親の方だった。と僕は思ったんですよ。
別に、型通りに作品を求めてる訳じゃないですけど、一体メリダは何をしたのか?果たして主人公的な活躍をしたんだろうか?と言う部分も重要だと思います。
全く活躍してない訳じゃないですけど、結構、偶然と力技でなんとか母親を懐柔した感じなんですよね。でも、その話のどこに面白さを感じればいいのだろう?と僕は思ってしまったんですけどね。やはり主人公なりの落ちぶれと復活と大活躍を観たかったです。

②理解出来ない行動がいくつかあった

これまた主人公の行動なんですけど、「おいおいそんな事より、それを早くやった方がいいんじゃねーの?」とついつい思ったり、「そこ一緒に行かなきゃダメなの?」と思う場面が多々ありました。ただし、これに関しては女性の行動ってそういうものだから。と言われてしまえば、もしかしたらそうなのかも知れません。
例えば、破れた家族の布を縫えば、母親が熊から人間に戻れるかも知れない!と思い始めて行動に移るのですが、まず観てるこちらも、魔女の魔法の解き方がわからないので、そんなんで大丈夫かいな?と思うヤキモキ感はありますが、まぁそれは置いといて、お城に母親(熊)と一緒に戻る必要はあったのかな?と。どう考えても危険じゃないですか。メリダが一人でサクッと取り戻せば、早かったと思うんですがね。森に置いておくと野生化して危険だからでしょうか?でも、一緒にいたら野生化しないという絶対的な理由はわからないんですけどね。そこが物語を盛り上げる為に、一緒に行動したとしか思えなかったんですよね。
その後、布を取りに行く時に、感動的スピーチをして、それ自体は素敵なんですけど、でも、まだ問題が解決して無いから、それより早く布を取りに行けよ!とか、その後も早く布を縫えよ!と思うシーンばかりで、イライラしながら観てました。まぁそれが女性の行動なのかも知れませんが…。

③全体的にキャラが弱いと思う

主人公の立ち位置が微妙でも、周りのキャラがすごく面白かったりすると楽しかったと思うのですが、全体的にキャラが弱い気がしました。
確かに、三つ子の弟や、花婿候補の3人は面白くなりそうなんですが、面白そうで結局終わっちゃったと言うのが、僕の感想です。
三つ子に関しては、後半ちょっとだけ活躍しますが、花婿候補もあのアホな奴等なりの活躍をもう少しちゃんと観たかったなぁと思いましたね。
スコットランドの話で、なんとなく「ヒックとドラゴン」に世界観が似てるなぁと思って観てたのですが、「ヒックとドラゴン」は、割と他の仲間も後半で活躍してて、そういうシーンでグッと来た思い出があるので、なんかちょっぴり物足りなさを感じてしまったんですよね。
とにかく、もう少しだけキャラを掘り下げられなかったかな~?という気持ちです。

と以上の部分で面白く無かったんじゃないかと思うんですが、どうでしょうか。
でも、スコットランド調の音楽も楽しいし、絵も美しいし、場面場面で愉快なシーンも盛りだくさんなので、まぁピクサー作品は観といて損は無いんじゃないでしょうか。
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by eigasirouto | 2012-08-06 19:15 | 新作映画(2012)

ネイビーシールズ   

7/20(金)、最後に観た映画です!

ネイビーシールズ
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公式サイト
解説: アメリカ軍の中でもエリート中のエリートが集められる特殊部隊、ネイビーシールズを題材にしたコマンド・アクション。ある救出ミッションを命じられた彼らが、巨大なテロ計画に巻き込まれていく姿を息詰まるタッチで追い掛けていく。メガホンを取るのは、これまでドキュメンタリーなどを手掛けてきたマイク・マッコイとスコット・ウォー。実際の隊員がキャストを務め、銃器もすべて本物を使用、さらに劇中の特殊技術や作戦立案も実例に従っているという、リアル志向を極めた描写と戦闘アクションに圧倒させられる。
あらすじ: 過酷な訓練を乗り越えてきた数パーセントの精鋭兵士たちで編成され、オサマ・ビンラディン暗殺をはじめとする国家の最高機密作戦に従事している、アメリカ軍が誇る特殊部隊のネイビーシールズ。そんな彼らに、誘拐されたCIAエージェントの救出という新たなミッションが下される。冷静に着々と救出作戦を遂行させていくが、誘拐事件は恐ろしい大規模テロ計画へとつながっていた。国家のため、家族のため、仲間のため、さまざまな思いを胸に秘めながら、ネイビーシールズの面々はテロ計画の中枢へと突き進んでいく。

ミリタリー好きだったら最新の銃とか使ってるらしいので、多分、楽しめるんでしょうが、僕はその辺に全然詳しく無いので、今一つ、ピンと来ない映画でした。

それでも敵側の事情の部分とか、敵を尋問する場面とかは、わりと楽しめたんですけどね。アクションシーンも迫力あるなと思いましたし、劇映画とドキュメンタリーの間の様な、そんなバランスの部分も、なかなか楽しんで鑑賞しました。
冒頭の爆破シーンとか、びっくりしたのと残酷さが入り混じって、すげー!こえー!わりー!とか、思ってワクワクしました。あんな事されたらたまったもんじゃないですよ。

でも、本物の軍人が演じているからなのか、誰が誰かイマイチわからなかったので、僕としては話にのめり込みにくかったです。主人公級の2人とか、敵側のボス達はわかりますけど、他の人達が誰が誰かよくわからなかったんです。この辺のキャラがはっきりしてれば、もう少し物語を楽しむ事が出来たのかな~?とかは、ちょっと思いましたね。

うーん、でも結構男子の評判は良いので、最近、僕は自分が本当に男なのか自信が無くなって来ましたよ…。もう1週間前に鑑賞してて、忘れかけてる部分もあって今回は、全然、大した事を書けなかったです(まぁいつもの事です)が、僕の感想は全く気にせず、興味ある方は、是非観てみて下さい!
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by eigasirouto | 2012-07-26 23:35 | 新作映画(2012)

アメイジング・スパイダーマン   

7/20(金)の「BRAVE HEARTS 海猿」の次に観たのですが、色々忙しくて、こんなに更新が遅れてしまいました!

アメイジング・スパイダーマン
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公式サイト
解説:アメコミ発の人気シリーズを、キャストとスタッフを一新してリブートするアクション超大作。主人公ピーター・パーカーを、『ソーシャル・ネットワーク』のアンドリュー・ガーフィールドが演じ、監督には『(500)日のサマー』のマーク・ウェブを抜てき。『ゾンビランド』のエマ・ストーンがヒロインとして出演するほか、マーティン・シーン、キャンベル・スコットらが共演。前シリーズの世界観を踏襲しつつも、アクションのさらなるパワーアップにも期待。
あらすじ:高校生のピーター・パーカー(アンドリュー・ガーフィールド)は両親が失踪した8歳のときから伯父夫婦のもとで暮らしていた。ある日、ピーターは父リチャード(キャンベル・スコット)の共同研究者だったコナーズ博士(リス・エヴァンス)のもとを訪れ、研究室で特殊なクモにかまれてしまう。その直後、ピーターの体には異変が起き……。

ユナイテッドシネマとしまえんのI-MAX3Dで鑑賞したんですけど、前作の「スパイダーマン」シリーズが好きな人の間には賛否両論あるみたいですけど、僕は1しか観て無くて、当時はピンと来て無かったんで、あんまり思い入れが無かったせいか、非常に楽しくて大満足でしたね!(今は感性が変わってるかもなので、前作のシリーズはもう一度確認しようと思ってます!)

普通に3Dとしても、スパイダーマンはビルとビルを飛び回るので、楽しかったと思います。やはり急降下とか急上昇とかが一番3Dに適してるのでは無いでしょうか?I-MAXで観たから気付いたのかも知れませんが、ものすごく小さいんですけど横の屋上で、テニスか何かをやってる途中で完全に動きが止まってる人が一瞬映った様に思うのですが、気付いてる方おられませんか?CGで消し忘れたのでしょう。まぁそんな細かい事はいいですけど、少しもったい無かったです。

でも、僕がこの映画好きだなぁと思ったのは、アクション部分もさる事ながら、恋愛部分が非常に面白かった所ですね。さすが恋愛映画の名作「(500)日のサマー」のマーク・ウェブ監督と言った所でしょうか。男のモジモジした感じを描くのが上手いなぁと思って観てました。
スパイダーマン&ピーター・パーカーを演じるアンドリュー・ガーフィールドとヒロインのグウェン・ステイシーを演じるエマ・ストーンの相性も良かったと思ったら、実際に2人は付き合ってるんですね。エマ好きの僕としては、それを知って舌打ちした事はここに告白しますが、まぁでもお似合いのカップルですよ。しょうがない。
グウェンは本当に理想の女性像でしたよ。かわいくて頭も良く優等生で。笑顔が本当にたまらなくかわいかったです。
でも、ピーターも良かったですよ。最初の冴えない感じもちゃんとあるけど、力を手に入れてからの説得力もちゃんとあると思いました。
ベンおじさん(マーティン・シーン)も、メイおばさん(サリー・フィールド)も素敵だし、最初のいじめっ子の男の子も実はイイ奴だったりで好きでしたよ。

ギャグもなかなか面白かったですよ。電車での乱闘シーンとかバスケの所とかの運動能力高過ぎギャグも面白いし、ベンおじさんがメイおばさんの料理について語る部分も笑いました。図書館でスタン・リーが音楽を聴いてる後ろで戦ってるシーンとかもギャグじゃないかも知れないけど、好きでしたね。

それとかなり現代風なスパイダーマンにしてる所も僕は好きですね。スパイダーマンの格好でiPhoneいじってたり、敵を待ち伏せしてる間、携帯ゲームで遊んでたりしてて、愛着が湧きましたよ。現代っ子の話だなぁと思うと不思議と応援したくなりました。
自主制作の糸に関しても、僕は自然に出せるより、こっちの方がいいと思ったんですよね。この設定があるからここを封じられると…という展開も作れるし、勝手な才能だけじゃなく、ちゃんと主人公が努力もしてるって事になるし、何より、それを作ってる時が、アイアンマンがアイアンスーツを作ってる時みたいなワクワク感がありましたね。

最後に敵の方も、ちゃんと理由がある的で納得できて良かったと思います。造形に関しては好き嫌いあるかと思いますが。でも、ラストで更なる敵がいる事が判明して、続編にも期待がかかりますね。


とにかく、楽しい!楽しい!楽しい~!と思って観てましたよ。
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by eigasirouto | 2012-07-25 00:23 | 新作映画(2012)

ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習   

忙しさと金銭的理由で、映画館で新作を観れません…。来週くらいからまた映画館に行けそうです。その隙に旧作を観ておこうと思います。

ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習
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公式サイト
解説:全米で大ヒットを記録し、ゴールデン・グローブ賞で主演男優賞を受賞した一方で、製作にまつわる訴訟も続出しているシニカルコメディ。人気コメディアンのサシャ・バロン・コーエン演じる主人公ボラットが、アメリカ大陸横断の旅を繰り広げる。監督は『ボブ・ディランの頭のなか』のラリー・チャールズ。アメリカを痛烈に皮肉った過激な内容と、ゲリラ撮影を終始敢行したというサシャ・バロン・コーエンの体当たりパフォーマンスは必見。
あらすじ:アメリカ文化をリポートする番組を作るため、カザフスタンからニューヨークにやってきた国営テレビの突撃レポーター、ボラット(サシャ・バロン・コーエン)。ある日、ホテルで『ベイウォッチ』の再放送を見た彼は、パメラ・アンダーソンに一目惚れ。彼女を自分の妻にするため、ロサンゼルスへ向かう。

とにかく酷いコメディなんですが、かなり本気で笑いました。けど、誰かれ構わずオススメは出来ないですね。特に真面目過ぎる人、ユーモアが足りない人、冗談が好きじゃない人は観ない方がいいと思います。普通に洒落の通じる人達でも、これは酷いと思う場面も少なくないです。差別や下ネタもたくさんありますからね。でも、逆に皆が上辺で隠してる差別意識を上手く引き出してるとも言えるのですが。今の日本のお笑いが好きな人程、こういう笑いが嫌いな可能性はありますが、電波少年的な笑いが嫌いじゃ無ければ、まぁ大丈夫かと思うんですけど、いや~、それでもやり過ぎな部分はあるかもです。でも、僕はそれを踏まえても、ずーっとゲラゲラ笑って観てたので、どうしようもない笑いに飢えてる人は観て損は無いと思います。でも、次の「ブルーノ」よりは、一応話がまとまってる感じはするので、まだ救いがあるかも知れません。でも、僕は引く部分もありつつも、終始笑い転げました。笑った感覚で言えば、僕の鑑賞した映画の中ではトップクラスだと思います。なので、すぐに怒らない人だけにおすすめです。

ちなみに、この映画の闘牛場で、ボラットがゲストとして招かれ、アメリカ国歌斉唱をするシーンがあり、その時、勝手に「The Star Spangled Banner」に以下の詞を乗せて歌うのですが、これが今年の3/23のクウェートで行われた射撃競技会の表彰式において、カザフスタン選手の国家を流す際に誤って流れたみたいです。
カザフスタン世界一偉大な国家
他の全ての国家はカマ野郎
カザフスタンカリウムの輸出量世界一
他の国家のは劣等カリウム
カザフスタン水泳プールの本場
長さ30メートル幅6メートル
浄水システムは驚異的目を見張る
人間の廃棄物浄化率80パーセント
カザフスタン、カザフスタン、君はとっても素敵なところ
タラシュクの平原から北のユダヤ人街のフェンスまで
カザフスタン友達、ウズベキスタンは例外
彼らはとてもうるさい奴ら、脳に骨が入ってる
カザフスタン産業世界一
われらが発明した、お菓子のタフィーとズボンのベルト
カザフスタン売春婦、この地方では衛生的
トルクメニスタンには負けるけど
カザフスタン、カザフスタン、君はとっても素敵なところ
タラシュクの平原から北のユダヤ人街のフェンスまで
さあつかみ取れ、われらの指導者の力強い男根を
根元からその先まで


サシャ・バロン・コーエン
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by eigasirouto | 2012-07-13 14:37 | 旧作(2012年鑑賞)