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ゾンビランド   

見逃してた最近の作品で観たかった作品を観ました。

ゾンビランド
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解説:人類の大半が人食いゾンビと化した世界を舞台に、引きこもり青年がゾンビのいない地を求めて仲間たちとサバイバルの旅をするホラー・コメディー。血肉飛び散るホラーにロードムービー、主人公の成長を描いた青春ラブストーリーなど娯楽映画のあらゆる要素が盛り込まれ、ゾンビ映画史上最大のヒットを記録した。出演には『2012』のウディ・ハレルソン、『イカとクジラ』のジェシー・アイゼンバーグ、『リトル・ミス・サンシャイン』のアビゲイル・ブレスリンら実力派がそろう。
あらすじ:人類の大半が人食いゾンビと化した世界で、引きこもり青年のコロンバス(ジェシー・アイゼンバーグ)は、ゾンビの世界で生き残るためのルールを作り、それを実践して生き延びてきた。故郷へ向かう旅の途中、屈強な男タラハシー(ウディ・ハレルソン)、したたかな姉妹ウィチタ(エマ・ストーン)とリトルロック(アビゲイル・ブレスリン)に出会い、ゾンビがいないとうわさされる遊園地を目指してサバイバルの旅を続ける。

ブログ内関連人物
ジェシー・アイゼンバーグ
エマ・ストーン

いや~、面白かったです。
まず、オープニングが非常に気に入りました。ゾンビに襲われる人間達をスローで見せて行くんですけど、それがおかしくて同時にスプラッターで楽しかったです。
ゾンビ映画好きも嫌いも楽しめる仕上がりになってると思うので、是非鑑賞してみて下さい!

では、ここからある程度ネタバレを含んで書いて行きます。
今回の場合、ネタバレしないと書きにくくて。

バカバカしい話ではあるんですけど、主人公であるコロンバス(ジェシー・アイゼンバーグ)が成長する話でした。
自分で決めた32の生き残るルールを忠実に守ってなんとか生き残ったコロンバスですが、ルールの通りに行動する時に、画面内にそのルールが文字で出て来る遊びが非常に楽しかったです。ほんと色んなパターンで遊んでましたね。
それでそのルールをずっと守ってたんですが、一番大事なルール17の「英雄になるな」を「英雄になれ」に変更、つまり自分の中のルールを破り、自分が生き残る事よりエマ・ストーンとアビゲイル・ブレスリンの姉妹を助ける道を選びます。
これまで誰ともつるまなかった主人公が、初めて利他的な行動に出る。ベタっちゃベタですけど、やっぱり感動しちゃいますね。

今回のゾンビも走るゾンビなので、その辺、ロメロ監督に怒られるぞ!と心配しましたけど、まぁでも楽しかったです。コメディなんで全然、怖さは無かったですけどね。

しかし、僕はタラハシー(ウディ・ハレルソン)がやっぱり好きでしたね~。トゥインキーというお菓子を僕は知りませんでしたけど、こんなゾンビだらけのゾンビランドになってるのに、トゥインキーを必死に探すバカバカしさもたまりませんね。そして、強すぎる!ゾンビをバシバシとシバきあげて行く様は爽快感すらありました。そんな彼にも悲しい過去があったりして泣けましたよ。

ワイルドなタラハシーとオタクのコロンバスが最初から仲良くなれるはずが無くて、そもそもゾンビの世界じゃ無ければ、きっと一生口も利かない様な2人なんですが、最終的には仲間になっていくという展開も好きですねー。ほんとベタなんですけどね。

あのズルい姉妹も好きですし、ビル・マーレイとの絡みも非常に愉快でした!

ゾンビ映画だけど、どちらかと言えば「アドベンチャーランドへようこそ」に近い。そんな作品です。
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by eigasirouto | 2012-07-05 02:17 | 旧作(2012年鑑賞)

ベルフラワー   

本日、渋谷のシアターNで、鑑賞して来ました。

ベルフラワー
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公式サイト
解説:『マッドマックス2』に登場する悪の首領ヒューマンガスをヒーローとあがめ、世界滅亡を夢見る若者たちの友情と愛憎を描いたダークな青春ドラマ。恋人に裏切られ絶望した男が狂気へと駆り立てられていくさまを、幻惑的な映像表現で描く。監督、脚本、製作、編集、主演を務めたのは、本作で長編デビューを果たした新鋭エヴァン・グローデル。自らの失恋経験を基に独自の映像世界を作り上げ、第27回サンダンス映画祭で上映されるや大反響を呼んだ。
あらすじ: 『マッドマックス2』を愛し、悪の首領ヒューマンガスに心酔するウッドロー(エヴァン・グローデル)とエイデン(タイラー・ドーソン)は親友同士。映画で描かれた文明滅亡後の世界を夢見て、二人はひたすら火炎放射実験や戦闘用改造車作りに明け暮れていた。そんなウッドローにも恋人ができ幸せなひと時を過ごすが、恋人に裏切られた彼は怒りと絶望から正気を失い、狂気に陥っていく。

賛否両論は絶対にあるだろうし、意味がよくわからない映画なんですが、ひとつ言える事は、ものすごく変わった映画です。ちなみに「マッドマックス2」は、観た事ありませんが、多分観なくても大丈夫だと思います。なぜならこの映画のメインテーマは、モテない男の恋愛と失恋についての話だからです。僕も初めて童貞を捨てた時、それまで自分なりにこだわってた事がどうでも良くなった思い出があります。それが大人になるという事の一部なのかも知れませんが。この主人公よろしく僕の場合も、はっきりはしてないけど、二股かけられてた臭く、絶望した記憶があるので、この映画の主人公の風景がよく理解出来ましたし、感情移入しまくりでかなり好きです。

意味がよくわからない映画と書きましたが、お話的に現実と主人公ウッドロー(エヴァン・グローデル)の妄想が、後半からわからなくなります。実際、僕が最初の失恋をした時は、現実と妄想が入り乱れる所までは行きませんでしたが、かなりの被害者意識と絶望で、この世界なんて滅亡してしまえばいいのに…と思った事もあります。そして、ここがこの主人公及び、映画を理解出来るか否か、感情移入出来るか否かのラインかも知れません。主人公は本当に絶望的で破滅的な妄想を乗り越えて、自分にとって本当に大切なものを見付けます。その妄想自体は、すごく個人的な妄想なんだけど、それが実は一部の人にとっては普遍的な事なんですよね。
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この映画の主人公は、友達のエイデン(タイラー・ドーソン)と一緒に、この世が滅んだ後、「マッドマックス2」の悪のボス、ヒューマンガスに憧れて、世界を支配する為に、車を改造したり火炎放射器を作ったりノートに色んな妄想をスケッチしてるバカなんですが、主演兼監督であるエヴァン・グローデルが、本当に車を改造して作ったり火炎放射器を作ったみたいです。更に、全編通して映像が奇妙なんですが、カメラも監督自身の自作らしくて何から何まで自主映画です。エヴァンが初めての恋の相手が二股だった事から悶々とした気持ちを表現したかったらしく話のネタすらも自前、驚くべき事に、その時の相手がミリーを演じたジェシー・ワイズマンとの事です。
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はっきり言ってコートニー(レベッカ・ブランデス)の方が、100対0でかわいいのに、ミリーを思い続けるウッドローはどうかしてると思ってましたけど、そういう事情があったのですね。それにしても、二股をかけた元彼の映画に同じ役で出演して、冒頭で生きたコオロギを喰らい、堂々と乳出しセックスシーンをやってのけるジェシー・ワイズマンという人はすごいですね。とまぁ虚実入りまくった映画だからこそ醸し出される面白さや普遍性が確実にこの映画にはあるんじゃないでしょうか。最後になりましたが、本日月曜日はシアターNがメンズデーというのもあるかもですが、30~40人いるお客さんの中で女性は、たったの2人でした。うん、男の為の映画です!

ミリー(ジェシー・ワイズマン)
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コートニー(レベッカ・ブランデス)                       
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印象的なシーン
・ミリーのコオロギの喰いっぷり
・ウッドローとエイデンの火炎放射っぷり
・コートニーが銃で~
・ミリーの浮気SEXの盛り上がりっぷり
・デートの途中で車をバイクに乗り換える
・エイデンの友情
・エイデンとやたらと「世紀末っぽい!」とはしゃぐ所
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関連映画
全ては、ここから始まった
「マッドマックス2」

同じ失恋モノとして
「アニー・ホール」
「(500)日のサマー」
「ブルーバレンタイン」
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by eigasirouto | 2012-06-26 00:01 | 新作映画(2012)

スノーホワイト   

6/15(金)に、ユナイテッドシネマとしまえんで鑑賞した3本目!もう1週間も前になるのですね。色々、小忙しくて、更新がおろそかになってしまってます。

スノーホワイト
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公式サイト
解説:世界中で愛されているグリム童話「白雪姫」を大胆にアレンジした、白雪姫と女王が死闘を繰り広げるアドベンチャー。戦術とサバイバル術を身に付けた白雪姫ことスノーホワイトには『トワイライト』シリーズのクリステン・スチュワートがふんし、『モンスター』のシャーリーズ・セロン、『マイティ・ソー』のクリス・ヘムズワースが共演。メガホンを取るのはCMディレクター出身のルパート・サンダーズ。オリジナリティーを加えたストーリーはもちろん、白雪姫の斬新なイメージを演出するスタイリッシュな映像やファッションも要チェックだ。
あらすじ:とある王国の王と王妃の間に生まれ、肌の白さがまるで雪のような美しさを持つスノーホワイト(クリステン・スチュワート)は、一家で仲むつまじく生活していた。ところが、スノーホワイトが幼いころに王妃が事故によってこの世を去ってしまう。大きなショックを受けた王だったが、ラヴェンナ(シャーリーズ・セロン)という美女に一目ぼれし、彼女を王妃として迎えることを決める。しかし結婚式の夜に、王はラヴェンナによって殺されてしまい……。

この一週間、色々ありましたから、ぶっちゃけこの映画の内容を忘れかけてますけど、ポカーンとしたのだけは忘れてません!

予告で、「アリス・イン・ワンダーランド」のスタッフが贈るって謳ってますけど、そもそも「アリス~」に、全然ノレ無かったのに、なぜ観たんだろうと後悔しております。でも、観る前は期待してる自分がいたんですよね…。

「白雪姫」が元になってて、1997年にマイケル・コーン監督版「スノーホワイト」ってのがあるみたいで、今回のは、そのリメイクなんでしょうか?今、サラッと調べたけどわかりませんでした。わかりませんけど、とりあえず、また新しい「白雪姫」って事みたいです。
他の男子の事はわかりませんけど、僕は「白雪姫」自体どうでもいいと思ってます。やっぱり「白雪姫」「シンデレラ」辺りは、女子の為にあるものだと思うんですよ。だからどうでもいい話を大人向けに、真面目に語られても、常にどうでも良さが付き纏ってしまいました。

まぁ観た理由は、たった一つ、
シャーリーズ・セロンが出てるから。
これだけです。

ブログ内関連人物
クリステン・スチュワート
シャーリーズ・セロン
クリス・ヘムズワース
ニック・フロスト

全部が全部嫌いとか、そういうテンションでも無く、好きとも嫌いとも思わない、無臭に近い作品だったと思います。

とは言っても、面白くなりそうだったんですよ。
シャーリーズ・セロンは、さすがの演技で、白雪姫の義理の母(女王)を怪演していたと思います。彼女が主役かと思えるくらい彼女のパートも結構あって、そこは楽しめるんですが、いかんせん彼女の出ないシーンが、興味が薄れてしまってました。最終的に、話がどうでも良すぎて、彼女が必死に演じてるシーンでさえ、どうでも良くなってましたけどね。

一方の、クリステン・スチュワートは、「アドベンチャーランドへようこそ」の時の方が、断然かわいかったですね。
王女の鏡に「この世で一番美しい」と言わせる説得力は、正直無かったと思います。シャーリーズ・セロンの方が、美しさではどうしても上に思えました。それは、個人の好みの問題もあるかも知れませんけど、でもなぁ…。

まぁそこはいいとしても、特に彼女が魅力的な描き方をされてないと思うんですよね。
というか、この映画、全般に言える事ですが、皆、キャラが弱いと思うんですよ。
せっかく、8人の小人(1人死んで7人の小人になる)に、
ビース - イアン・マクシェーン
ミューア - ボブ・ホスキンス
ゴート - レイ・ウィンストン
ニオン - ニック・フロスト
デューア - エディ・マーサン
コル - トビー・ジョーンズ
クワート - ジョニー・ハリス
ガス[7] - ブライアン・グリーソン
と癖のある俳優陣を揃えてるのに、全然、活かしきれて無いと思うんですけど…。見た目の楽しさだけで、こちらに汲み取らせようとしてるのかも知れませんが、何かしら彼らをもっと好きになれる要素なりエピソードが欲しかったですね。
序盤からの話がどうでもよかった分、彼らの登場にかなり期待し過ぎてたのかも知れません。

ただ、「マイティ・ソー」ことクリス・ヘムズワースが演じた猟師は好きでしたよ。なんというか、やさぐれてるけど腕っ節もある風な男が好きで、それを好演してたと思います。
一方の白雪ちゃんと幼馴染の男子は、優等生っぽくて、その対比も良かったと思います。
かなり例えが古いですけど、ちょうど、ド根性ガエルの梅さんと南先生が、ヨシコ先生を取り合ってる図に似てるというか。もちろん、梅さん達みたいに白雪への思いをお互いモロに出しませんし、猟師が、寿司の配達中にカップルをからかって、電柱にぶつかったりはしませんが。
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他に、好きだったのは、トロールとか妖精の造形は結構好きでしたね。
あの森の中の部分は、非常にワクワクしました。

そこの森に冒険に行った事で、白雪が本物の姫になったという通過儀礼なんでしょうね。

多分、物語の基本は守ってると思うし間違った事はやってない映画だと思うんですよ。ラスト間際、白雪が女王に虐げられた民を演説で奮い立たせるシーンとか、かなり好きなんですけど、それまでの過程が、ぼんやりしてるから、もったいないなぁと思いました。

ストーリーに間違いは無くても、特に面白くないので、やっぱりどうしても楽しめなかったですね。ごめんなさい。せめてキャラだけでも立ってればなぁと思います。

それとラストの戦いが思ったよりも、パッとしなかった点も、マイナスポイントかと思います。

と、今回はフワフワした感想になってしまいましたね。もう、一週間経ってますからねぇ。

後、一番これはどうしたものか…と思ったのが、毒りんごのシーンですね。突然、シャーリーズ・セロンが現れて、白雪に食べさせる演出なんですけど、どうかしてますよ。
ちょうど、この日、映画館に行く大江戸線内で、『ゴロツキはいつも食卓を襲う フード理論とステレオタイプフード50』という本で、ディズニーの最初の白雪姫の毒リンゴの描写の素晴らしさを説いてる部分を読んだ後だっただけに、非常にがっかりでした。
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この本では、継母がわざわざ老婆になってから毒リンゴを作るという順番がおぞましさと継母の怨念の強さを示す演出になってるし、毒リンゴを作ってる間に、小人たちがダンスをするミュージカルを入れて、継母のシーンに戻るとまだ毒リンゴを作ってる!と言う事で、本当に白雪姫憎し!を描けていると力説されてたので、今作がこの毒リンゴ問題をどう扱うか注目してたんですがね…。

ただ、これはあくまで「ド根性ガエル」を例に出す様な、無粋なおっさんの意見ですので、女性が観たらどう思うかわかりませんよ。映像なんか、それなりに楽しめるんじゃないでしょうか。興行成績で先週の1位だし、アメリカでもウケて、続編が決定したみたいですからね。後、個人的には、それでもやっぱりシャーリーズ・セロンは最高でした!
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by eigasirouto | 2012-06-23 02:22 | 新作映画(2012)

ソウル・サーファー   

6/15(金)に、ユナイテッドシネマとしまえんで鑑賞した2本目!

ソウル・サーファー
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公式サイト
解説:サメに襲われ片腕を失いながらもプロを目指して再起した実在のサーファー、ベサニー・ハミルトンの実話を映画化した感動作。突然の悲劇に絶望しサーフィンと決別しようとするものの、競技者として復活を果たした彼女の不屈の精神と家族のきずなを描く。主演は、『テラビシアにかける橋』のアナソフィア・ロブ。共演には『恋愛小説家』でオスカーを受賞したヘレン・ハント、『エデンより彼方に』のデニス・クエイド、名優ジャック・ニコルソンの娘ロレイン・ニコルソンらがそろう。
あらすじ:透き通るような美しいハワイの海を愛し、幼少時代からプロのサーファーになることを目指してきたベサニー(アナソフィア・ロブ)は、13歳のときにサメに襲われ左腕を失う。絶望した彼女はサーフィンを断念し別の道を歩もうとするが、どうしてもサーフィンをあきらめることはできなかった。そして、家族に支えられながら想像を絶するような特訓を重ね、再びプロを目指す。

これは、多くの人にとって平均点は越える映画だと思います。強いて言うなら、予告で想像した通りとか、いい話過ぎじゃないか?と言いがかりをつけるくらいしか、僕は否定する場所が思い付きません。僕個人としては、今年公開の新作にもっと偏って好きな作品はいくつかありますけど、間違い無く素晴らしい映画だと思います。今年の新作映画で好きな作品を大人数で投票するとこういう映画が上位に来るんじゃないでしょうか?

今まで、ハワイが舞台の映画ってそんなに観た記憶が無いですけど、「ファミリー・ツリー」に続いて、今年2本目ですね。共に、ハワイの海は綺麗で、全然違いますけど家族の話ですね。後、どちらも楽園だけど、のほほんとしてる訳じゃない話ですね。

今回の目次
①実在の人物ベサニー・ハミルトン
②アナソフィア・ロブ演じるべサニー・ハミルトンと家族
③映画自体について
④まとめ
です!


①実在の人物ベサニー・ハミルトン

僕は、サーフィンに全く興味を抱かないインドア派野郎なので、彼女の事を全く存じ上げませんでしたが、この映画で知る事が出来てよかったと思います。

13歳の時、イタチザメに襲われて、左腕を食いちぎられたにも関わらず、それでも努力、工夫、家族の助けなどにより、サーフィンを続けてる女性みたいです。本当にこの不屈の精神は、見習いたいものですが、彼女にとっては、好きなサーフィンをやりたいだけで、周りが勝手に感動してるだけかも知れないですけどね。しかし、どんな状況であれ、好きなものをやり続ける、これこそを僕は最も尊敬します。
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実際、サーフィンをやってる友達に聞くとサーフィンは、本当に難しいらしいですよ。普通の生活をしていて、片腕が無いだけでも大変なのに、バランスが非常に大事そうなサーフィンを出来るなんて、たゆまぬ努力も当然あるでしょうが、本当に好きで好きでたまらないんでしょうね。好きというか、生活の一部なんじゃないでしょうか。食べる寝ると同様にやるものだと子供の頃からやってる彼女からしたらそういう事なのかも知れませんね。

まだ映画でしか僕は彼女の事を知りませんが、色んな事を彼女から学びとれますね。


②アナソフィア・ロブ演じるべサニー・ハミルトンと家族

アナソフィア・ロブの出演作は、始めての鑑賞になりますが、顔は似て無いですけど、この意思の強そうな目つきは、べサニー・ハミルトンの役にぴったりだったんじゃないでしょうか。
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言葉で説明しなくても、強さが十分に伝わりましたよ。

本物のべサニー・ハミルトンが、どういう人なのかわからないですが、少なくともアナソフィア・ロブ演じるべサニー・ハミルトンの事は、好きになりましたね。

サーフィンがメチャクチャ上手いけど、全然それが鼻に付く感じでは無くて、家族思いのイイ子なんですが、特筆すべきは、さっきから言ってますけど、本当に芯が強い子で、前向きでひたむきな彼女を見てると小さい事でウジウジしている自分がちょっと恥ずかしくなりましたね。

また、この家族が素晴らしいです。

母親を演じたヘレン・ハントも父親役のデニス・クエイドも、理想の夫婦像だと思えるし、2人の兄もよかったです。特に、長男を演じたロス・トーマスが好きでした。
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ちょっとライアン・ゴズリングに似てると言うのが最大の理由かも知れませんが、頼りになる兄貴って感じで好きになりました。


③映画自体について

ストーリーは、確かに予告を見て、みなさんが思い描くストーリーと変わらないと思います。大体、想像つくじゃないですか。上手いサーファーの女の子が、サメに片腕食べられて落ち込むけど、ONCE AGAINする話って言うのは。でも、大事なのはそのプロセスで、彼女はどう立ちあがるのか?が見所だと思うのですが、意外にあっさりとサーフィンやる!ってなって、大会にも出れるみたいで、あれれ?と思ったら、更にその先に苦難が待ち構えてて、そこじゃなかったんだと思わされました。そして、彼女は絶望するんですが、ある行動により成長して、再び立ち上がるという話でした。それは決して想像の粋を越える出来事じゃないかも知れないけど、しかし、説得力のある出来事とそれに対する〝気付き〟で彼女は再び立ち上がるという流れでした。

後、彼女のライバルの女の子との関係性もよかったですね。隻腕になった彼女に気を遣う周りも決して悪いとは言い切れないけど、ライバル心むき出しで特別扱いしない彼女の姿勢にプロを感じたし、それに対してべサニーも喜ぶという、慣れ合いではない友情を感じさせてくれて、好きなポイントですね。

そもそもの話が凄まじいので、ショーン・マクナマラ監督の作品は、初めてで、一体どういう監督なのかはわからないままですが、過去作や次回作もチェックはしておきたい所ですね。
でも、サメの登場がいきなりで、その後の皆のリアクションとか、すごくリアルな感じがしましたよ。てっきりサメに噛まれた瞬間、べサニーが泣きわめくと予想してましたが、放心状態になるというのも、リアルだったらそうかも…と思いました。人生がいきなり真っ暗になりますし、それによって彼女の強さも描けてると思いました。

サメに襲われるまでもよくて、海ではしゃぐシーンを観てて、「ピラニア3D」を思い出したんですけど、あの映画だと(かなり不謹慎ですが)人間側が調子コキ過ぎてるから喰われても「ざまぁ!」とか思うし、それはわざとそういう作りにしてますけど、この映画でそういう風に思わせたら絶対アウトじゃないですか。絶対に、不幸な出来事に見せないといけない。そこがちゃんと抑えられていてよかったと思います。「ピラニア3D」は、あれはあれで大好きでしたよ。


④まとめ

とにかく今作は、余程のひねくれ者以外、誰が観ても一定の面白さは約束出来る代物だと思いますんで、是非、映画館で確認して観て下さい!
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by eigasirouto | 2012-06-19 00:00 | 新作映画(2012)

メン・イン・ブラック3   

先に訂正しておきたいのですが、「ピカッ」に、名前が無いと「メン・イン・ブラック2」で書いちゃいましたけど、そう言えば、ニューライザーって名前があったんですね。すみません。
という事で、ワールドカップの予選の事をすっかり忘れてて、ユナイテッドシネマとしまえんに行って来ました。

メン・イン・ブラック3
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公式サイト
解説: 地球で暮らすエイリアンの監視を任務とする男たちの奮闘を描いた人気シリーズ『メン・イン・ブラック』の第3弾。おなじみの名コンビの片割れが相棒の謎を調べるために、40年前にタイムスリップすることになるてん末を生き生きと映し取る。今回もスティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を担当し、久々にウィル・スミスとトミー・リー・ジョーンズの黄金コンビも復活を果たす。相変わらずパワフルな彼らの活躍に吸い寄せられる。
あらすじ: 秘密組織MIB所属のエージェントJ(ウィル・スミス)とK(トミー・リー・ジョーンズ)は、日々異星人の取り締まり追われていた。長年コンビとしてやってきた2人だが、Kの単独捜査をいぶかしんだJは直接そのことを彼に問いただす。だが、本人は全然聞く耳を持たず何の情報提供もしてくれない。次の日、本部でJはKを捜していたが40年以上も前に死亡していたと聞き……。

ブログ内関連記事
「メン・イン・ブラック」
「メン・イン・ブラック2」
バリー・ソネンフェルド監督
トミー・リー・ジョーンズ
ウィル・スミス
スティーブン・スピルバーグ(制作総指揮)
ビル・ヘイダー
ティム・バートン監督(カメオ出演)

3Dで観た方が面白いのかも知れないけど、金銭的理由で2Dで観ました。

はっきり言って、ストーリーは無茶苦茶でした。タイムスリップものにするとルールがややこしくなって、そしたらそれおかしくない?ってのが、出て来ますよね…。そして、そのラストだったら1との整合性も取れなくなるんじゃないの?って部分もありました。
まぁそうなんだけど、そもそもが荒唐無稽な世界観だし、気持ち悪いエイリアンとウィル・スミスとトミー・リー・ジョーンズ、JとKのコンビが観れれば嬉しいし、あのバイクもかっこいいし、アポロ11号を強引に絡めたりしてて楽しかったですよ。
ただ、1と2を続けて観た直後だとトミー・リー・ジョーンズはかなり老けた印象ですね。ある意味、僕が未来にタイムスリップした感覚でしたよ。彼の高齢化もあってか、タイムスリップものにしたのでしょうか?
楽しめたのは間違いないですが、色んな破綻も気になると言えば気になる…。そんな映画でした。まぁでも、そんな細かい事を気にする映画では、無いんでしょうけどね。

これから詳しく書こうと思ってましたが、結構な時間なのでそれはまた追記で。

6/15「メン・イン・ブラック3追記」の記事に、追記記事があります。
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by eigasirouto | 2012-06-13 01:59 | 新作映画(2012)

メン・イン・ブラック2   

うーん…多分、観た事あると思うんだけど、観てなかったのかなぁ?と観終わって思いました。

メン・イン・ブラック2
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解説:5年前、相棒のKとともに地球の危機を救ったJは、いまやMIBのエリート捜査官。日常業務を淡々とこなす平穏な毎日を送っていた。しかし、そんな彼の前に新たな敵が出現した。地球上では下着のモデルとして活躍している超セクシー宇宙人のサーリーナに、なんとMIB本部が占拠されてしまう。一人助かったJが頼れるのは、現在は引退している元相棒のKだけ。ところが、郵便局員となったKは完全に平和ボケ状態。しかもエージェント時代の記憶をきれいに消されていた。果たして、Kは記憶を取り戻し、敏腕エージェントとしてJとともに地球を救うことができるのか?

1の冒頭で、新人のJ(ウィル・スミス)が、宇宙人やMIBの内部に驚いて行く様子が楽しかったのですが、2では、K(トミー・リー・ジョーンズ)の記憶が無くなってる事で、再度、その驚きの様子を立場を逆転させて見せてくれてる所が嬉しいです。

なかなかギャグもアホらしくて、嫌いじゃないですよ。
それと結構な秘密組織のくせに、道具の正確な名前が登場せず(日本語字幕がそうなだけでしょうか?)、「ピカッ」とかで表現するバカバカしさも好きです。

マイケル・ジャクソンが、 「メン・イン・ブラック」をかなり気に行ったらしく、2にカメオ出演しています。マイケルがバリー・ソネンフェルド監督に頼んで出演させてもらったらしいですが、台本が既に出来上がってて、無理矢理入れたので、一瞬だけの映像になって、すごくがっかりしたみたいです。もし、生きてたら、「メン・イン・ブラック3」に、今回こそは多めに出演出来たかも知れないのに…と思うとちょっと切ないですね。

「宇宙人ポール」で、ポールがUFOに乗って地球にやってくる時、犬がわんわん吠えてて…という話があったけど、今作にもそれがあって、あのエピソードは、今作のオマージュでしょうか?他にも犬が吠えるってありそうですが…。
でも、「宇宙人ポール」は、後半MIBに追っかけられますから、そこはこのシリーズのオマージュなんでしょうか?

ただ、色々と映画を観るに連れて、自分の好きな傾向がわかって来たんですが、僕は多分、ファンタジーよりリアリティの高い作品が好きなんだなーとは、最近思います。アニメや漫画だと全然楽しめるんですが、生身の人間がそれをやるとイマイチどうでもイイ話に思ってしまう僕は、夢の無いクソリアリストかも知れませんね。
「バトルシップ」にいまいちノレ無かったのも、そこの部分が大きかったのかな?と最近思ってます。
でも、「宇宙人ポール」やゾンビものは、そんなの関係無く、好きなんですよね。

うーん…謎が深まりました。

6/13「メン・イン・ブラック3」の記事に、追記記事があります。
6/15「メン・イン・ブラック3追記」の記事に、追記記事があります。
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by eigasirouto | 2012-06-12 02:33 | 旧作(2012年鑑賞)

メン・イン・ブラック   

昔、観た気がするけど、1と2どっちを観たかわからないので、3をしっかり楽しめなと思い始め、せっかくなので、これを機にどっちも観ておこうと思いまして、鑑賞しました。

メン・イン・ブラック
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解説:協定に基づき地球に侵入して来た異星人の監視を行う秘密組織MIB(メン・イン・ブラック)エージェントの活躍を描いたコメディ・タッチのSFアクション映画。NY市警の警官ジェームズは逃走中の犯人が人間でない事を知るが、その記憶は警察署に現れた黒服の男“K”によって消されてしまう。“K”はMIBと呼ばれるエイリアン監視組織の一員だった。ジェームズの腕を認めた“K”は彼を組織にスカウトし、二人は地球に無断で侵入して来た昆虫型エイリアンの追跡を開始する。

いい意味でバカバカしい映画で楽しめましたよ。

1997年の映画なので、未来のCDと言って、コインくらいのCDが出て来て、K(トミー・リー・ジョーンズ)が「ビートルズ買い変えなきゃなぁ」というギャグを言うんですが、この時代に音楽をネットでダウンロードして、ipodが登場する時代が来るとは、夢にも思わなかったんだろうなぁと思ったり、トミー・リー・ジョーンズが、パソコンやってるシーンも、右手も左手もキーボードの端っこ叩きすぎてて、ちゃんとタイピングしてないのが、丸出しだなぁとか、未来から見て笑えるシーンもありますよ。

でも、敵がゴキブリ星人だったりする所も好きですね。

しかし、ラストには、良かったなぁと思えるシーンもありましたね。

また、「メン・イン・ブラック3」を鑑賞した時にでも、追記出来ればしようと思います。


6/12「メン・イン・ブラック2」の記事に、追記記事があります。
6/13「メン・イン・ブラック3」の記事に、追記記事があります。
6/15「メン・イン・ブラック3追記」の記事に、追記記事があります。
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by eigasirouto | 2012-06-09 01:12 | 旧作(2012年鑑賞)

マイティ・ソー   

2012/8/17公開予定の「アベンジャーズ」をより楽しむ為に、関連映画を観ておこう企画②

マイティ・ソー
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解説: 『スパイダーマン』などでおなじみのマーベルコミックの中でも、特に人気の高いヒーローの一人、マイティ・ソーが活躍するアクション大作。地球に追放された神の世界の最強戦士ソーが、巨悪の敵に立ち向かう。監督は『ヘンリー五世』のケネス・ブラナー。主演は『スター・トレック』のクリス・ヘムズワース。ソーをサポートする“ウォリアー・スリー”のホーガン役で浅野忠信が出演する。スリリングな戦いの行方と、迫力のアクション映像に注目。
あらすじ: 神の世界では最強の戦士といわれていたものの、横暴でごう慢な性格が災いとなり、地球へ追放されてしまったソー(クリス・ヘムズワース)。神の世界での力を失ってしまったソーに凶悪な敵たちが次々と襲い掛かり、ソーは地球でも戦いの日々を送ることに……。

なかなか楽しかったですよ。
浅野忠信も出てましたね~。

アベンジャーズを鑑賞した時にでも、何か追記出来る事あったらやろうと思います。

【関連作品】
「アベンジャーズ」
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by eigasirouto | 2012-06-08 02:21 | 旧作(2012年鑑賞)

サイドウェイ   

「ファミリー・ツリー」アレクサンダー・ペイン監督作品を観ました。

サイドウェイ
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解説: 『アバウト・シュミット』のアレクサンダー・ペイン監督が描く、人生と恋とワインをめぐるロード・ムービー。主人公のワインを愛するダメ男に『アメリカン・スプレンダー』のポール・ジアマッティ。1000ドル以上はする61年物のシュヴァル・ワインなどが登場し、映画のもう一人の主役となっている。
あらすじ:作家志望のマイルス(ポール・ジアマッティ)と売れない役者のジャック(トーマス・ヘイデン・チャーチ)は、ジャックの結婚祝いを兼ねてカリフォルニアのワイナリーを巡る旅に出発する。

面白かったです。後半になるに連れて特に面白かったです。
ただ、もしかしたら若い人が見て、この映画を面白く感じるのかは、また違うとも思います。とにかくこの映画は、ある程度の人生の経験値が必要…だとは思います。
大人の映画ですからね。もし若い人が今見てピンと来なくても、30過ぎて見るとまた違った味わいがあるんじゃないでしょうか。

僕は、酒はビールばかり飲んでワインなんぞ飲みませんし、ワインの蘊蓄なんて語られるとキザな感じがして、体がむず痒くなる気がする人間ですが、この映画で、色々語られるワインの蘊蓄を聞いてるうちに、ワインって奥が深くて面白そうと思いました。
そもそも、飲み会が無い限りほとんどお酒飲まないですけど、ワインの事を知ってれば、大人になり損ねた僕も上辺だけでもごまかせそうですよ。
余談ですが、ワインだけじゃなくて、日本酒や焼酎、コーヒーとかも勉強すればするほど、深くて面白いらしいですけどね。

主人公のマイルス(ポール・ジアマッティ)が、ワインに詳しいんですけど、一緒に旅をするジャック(トーマス・ヘイデン・チャーチ)は、ワインに興味無くて、女にしか興味はありません。ワイン通の横に、ワイン素人を置く事で、無理無く説明出来て、会話がチグハグでそれもまたおかしかったです。

この2人は、元々大学のルームメイトってだけで、全然、性格も趣味趣向も違うんですよ。マイルスは、ジャックに振り回されっぱなしなんですが、それでもお互い友達なんですよね。年取ると割と趣味が合う人とばかり遊びがちですけど、学生時代は割とそんなんじゃなくて、ただ、同じクラスだからって友達になれたりしますからね。確かに似た思考の人と遊んでるとかなり楽しいし楽ですけど、全然違う人種と遊ぶのも、また新たな発見と刺激がありますよね。
やっぱり、自分の何かが変わるとしたら、そういう自分と価値観が違ったり、考え方が違う人に触れた時だと最近思います。

コメディな要素もあります。全編会話がユーモアのある台詞で楽しめますし、ちんちん丸出しで追っかけて来るおっさんとか、あるウソを成立させる為にジャックがマイルスの持ち物をあれするシーンとか、ゲラゲラ笑えるシーンもありますよ。

後、出て来る人が、みんな超イケメンでも美女でも無い普通の人々って所も好感持てます。それによってこの話は現実っぽくなるし、僕らに非常に近い話に感じると思います。

そして、ほとんどの男は主人公に共感出来るんじゃないでしょうか。
モテる男の人だって、元恋人を引きずると聞いてます。まだチャンスがあると心のどこかで望んでる事も。しかし、女性はもう戻らないのが基本ですからね。そして、新たな恋になかなか踏み出せなくなってしまってたり。
そういう男の情けない姿をポール・ジアマッティが完璧に演じてると思いました。

後、酒場で電話する時、酔っぱらってフラフラしてるんですが、画面もグニャグニャになって、酔っぱらってる場面を上手く表現してるなと思いましたよ。
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by eigasirouto | 2012-06-01 05:06 | 旧作(2012年鑑賞)

ウディ・アレンの 重罪と軽罪   

2012年5月26日から公開中の「ミッドナイト・イン・パリ」に向けて、ウディ・アレン監督作品をちょこちょこ網羅して行きたいと思います企画③(ウディ・アレン監督作6本目)

ウディ・アレンの 重罪と軽罪
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解説:ウディ・アレンが89年に製作した作品。ある2組の夫婦を主人公に、浮気という“小さな罪”から、やがて殺人という“大きな罪”へと導かれる様を描いたシニカルな人間ドラマ。

これまでのウディ・アレンの映画とは違い、結構、真面目な映画でしたが、ウディ・アレン作品の中では、今の所、一番好きになりました!

世の中のやってられない不条理をシニカルに描き切っていて、観てる我々も色々と考えさせられるのでは無いでしょうか?

非常に正しき人が失明し、金持ちで軽い偽善者が口先だけで上手く行ったり、真面目に高い志を持った人が貧乏で失恋したり、己の名誉の為にある重大事件を起こした人物が隠して生きたり、と言った具合におかしいよ、こんな世の中!と言いたくなりますが、しかし、現実とはこういうものでは無いでしょうか。

基本的に、ウディ・アレン監督は、諦観を描いた作品が多いと聞きますが、僕も、「どうせ他人とわかりあえない」とか「どうせ自分は上手くいかない」という所謂「どうせ俺なんて~」という思いが、ベースにあるので、伝えんとする事が、わかると言うか。

そして、日々繰り返される選択の連続によって、どう生きたか、どういう人間かわかると教えてくれます。そう言えば、以前、桑田真澄がブログで選択についての事を書いてたので、読み直そうと思ったらブログが無くなってて残念です。

それによって観客に、アイツなんか上手く行ったけどこれで本当にいいと思うのか?と投げかけて来ます。でも、結局、現実ってこうなんだよ!クソ!とか思わされますが、少なくとも僕は、悲しい結末を向えた人物達にこそ共感し応援したくなると思います。

こだわりが強く真面目に生きてる人は、やっぱり生きにくいんですよね。

しかし、それでも最後に希望を見せて映画は終わります。
誰の、どういう考え方を持った人物の幸福な瞬間で終わるのか?それを観て欲しいです。
とにかく、確かに世の中は無情で不条理だが、諸々の事実をどう捉えて、どう接するべきか。そのヒントが隠されていると僕は思いました。

僕は、この作品、傑作だと思うんで、観て欲しい1本です。
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by eigasirouto | 2012-05-29 01:11 | 旧作(2012年鑑賞)