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ジャッキー・ブラウン   

ツタヤで旧作100円レンタル出来る様になったので、ゲオには置いてなかった作品を借りまくってます!

ジャッキー・ブラウン
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解説:70年代テイストを前面に押し出した、クセ者スター勢揃いのクライム・サスペンス。黒人スチュワーデスのジャッキー・ブラウンは、密売人の売上金をメキシコからアメリカに運ぶ副業を持っていた。だが、ひょんなことから逮捕され、捜査官レイに密売人オデールの逮捕に協力するよう強要される。オデールが証拠隠滅のために自分を消そうとしていることを知ったジャッキーは、関係者をあざむき、お互いに潰し合わせようとする。

ずっと観たかった作品で、やっと観れました!

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クエンティン・タランティーノ
サミュエル・L・ジャクソン
ロバート・デ・ニーロ

中年の黒人女性(パム・グリア)が主役という異例の作品ですね。
最近だと「ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜」なんてのがそうでしたけど、あっちは一応、白人娘とどっちが主演かわからないですからね。

若き日のパム・グリアで、タランティーノはガキの頃にオナニーしてたみたいです。
アホだなぁと思うのと同時に、ガキの頃の憧れを主演に抜擢出来て羨ましい限りですよ。

ロバート・デ・ニーロの演技は相変わらず凄いけど、この作品に置ける彼の扱いにも注目です。

普通に面白かったですが、他のタランティーノ作品に比べて、個人的にイマイチに感じたけど、色々レビューとか読む感じだと〝完全にこちら側の問題〟ですね。
わかりやすい凄さがなかったけど、多分、本当は今作も十分に凄いんだと思います。
細かい様々な仕掛けや演出など、特筆すべき点が多いみたいですが、僕は、ボケーっとしてるので、それに気付けませんでした。
というか、1997年の映画なので、その手法が色んな所でパクられてるでしょうから、特に真新しさを感じなかったからかも知れませんが…。
うーん、映画はやはりその時代に観るのが、一番良いんでしょうね。
後、70年代の犯罪映画を復活させたかったみたいですが、その辺の映画をもっとたくさん観てみるとまた違った感想を抱くかも知れませんね。

後、思ったのは、1作目の「レザボア・ドッグス」2作目「パルプ・フィクション」が、僕の様なにわかには、面白く感じるのは、所謂、奇襲が仕掛けられているからで、3作目の今作で、普通っぽく撮った映画も普通にちゃんと面白く撮れてる!と言う部分が非常に意味のある事の気がする。
それで、その次に、奇襲中の奇襲というか、やりたい事をやりたいままにやった様な「キル・ビル」を作ってる所なんかが、興味を引きます。

早く、新作が観たいですね。

もっともっと映画を観て、こちらのレベルが上がって、もう一度観てみたい作品です!
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by eigasirouto | 2012-04-25 00:42 | 旧作(2012年鑑賞)

バトルシップ   

どうしても今日のうちにブログを書いておきたかったので、朝早めに起きて、ユナイテッドシネマとしまえんで、鑑賞して来ました!

バトルシップ
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公式サイト
解説:ハワイでの軍事演習中に謎のエイリアンとその母船に遭遇したアメリカ海軍や日本の自衛艦が、地球存亡の危機に立ち向かうSFアクション。未曾有の事態に局面する男たちにふんするのは『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』で注目されたテイラー・キッチュ、『マイティ・ソー』の浅野忠信、『96時間』のリーアム・ニーソン。監督は『キングダム/見えざる敵』『ハンコック』のピーター・バーグ。人知を超えたエイリアンの武器と人類の近代兵力が激突する海上バトルもさることながら、日米の海の精鋭たちが国を越えたきずなをはぐくむドラマも見ものだ。
あらすじ:アメリカや日本など、各国の護衛艦がハワイに集まって大規模な軍事演習を敢行することに。アメリカ海軍の新人将校アレックス(テイラー・キッチュ)は、日本の自衛艦の艦長ナガタ(浅野忠信)をライバル視しながら演習に参加。そのさなか、沖合で正体不明の巨大物体が発見される。人類からの友好的な呼びかけに応じて現われたエイリアンの母船だという科学者たちの推測に反し、彼らは突如として謎の武器で攻撃を仕掛けてくる。

結構、子供心を持った男性陣に絶賛されてますけど…すみません。僕はダメでした。
うーん…。僕は割と子供心を持った人間だと思ってたんですが、そうでもなかったのか?いや、そう言えば、子供の頃から戦艦にも宇宙人にも特に心躍る人間じゃなかったような気が…。
いや、細かい辻褄とか求める映画じゃないし、映像がかっこよくて楽しい!それで、いいじゃんって思うんですけど、それでも僕としては、楽しめませんでした。(そもそもSF自体にやはり興味が無いんだろうか…)
あくまでも、全部が全部ダメと思ってる訳じゃないです。日本軍の活躍は、やはり嬉しかったし、「おお!」と思える場面もいくつかありましたので、あしからず。

今回は、
①ピーター・バーグ監督の前作までとの比較
②登場人物について
③ストーリー、アクション、エイリアンについて
④まとめ
以上の順番で書いていきます。


①ピーター・バーグ監督の前作までとの比較

ピーター・バーグ
「キングダム/見えざる敵」
「ハンコック」

まず、昨日の「キングダム/見えざる敵」の記事で、訂正と言うか、補足があります。
ピーター・バーグは、
マイケル・マンの弟子筋に当たる
と書きましたが、そもそも「キングダム/見えざる敵」のアイデアを思い付いたけど、イスラム国のテロを扱ってる政治的な内容なので、ハリウッドに相手にされずに、巨匠マイケル・マンに相談したとの事です。
この時点で、町山さんの特電で〝全く知らないマイケル・マンに〟と言われています。
そもそも町山さんのブログでは弟子と書いてたので、そのまま受け取りましたが、恐らくは、マイケル・マンが制作になってくれた後、影響を受けた事をわかりやすく師弟関係としたのだと思います。2人の関係性がどうなのか調べたけど、あまりわからなったので、弟子筋と言えるかどうかは、正確にはわかりません。ただ、「ハンコック」にもマンは制作で関わってるので、何かしらの関係はあるんじゃないでしょうか。
よくわかってないのに、紛らわしい事を書いて、すみませんでした。
その辺の事が詳しくわかり次第、書かせていただきます。

それで、鑑賞済のピーター・バーグ監督作品に順位を付けるならこうなりました。
1位「キングダム/見えざる敵」
2位「ハンコック」
3位「バトルシップ」
 
1位の「キングダム/見えざる敵」が圧勝で、「ハンコック」と「バトルシップ」は、それぞれ良い部分と悪い部分が、全然違うけど、甲乙付け難い所です。
どっちも、よくわからない設定が不満ってのは共通してますが、「ハンコック」は、着地に不満だけど、なんだかんだ楽しめた。「バトルシップ」は、着地はいいと思うけど、あんまり楽しく無かった。という感じです。
ただ、「ハンコック」が92分なのに対して、今作は131分もあるので、「ハンコック」を2位にしておきました。

それで、共通点などを考えてみたのですが、町山さん曰く、「キングダム/見えざる敵」以前の監督作が、全く共通点が見付からず、何がしたいんだ?職業的にやってるのかと思えるとおっしゃってました。(ただし、「キングダム/見えざる敵」は、自分で企画を思い付いて、行動してるので非常に作家性を出したとの事です。)

もしかしたら、自分がやりたかった作品以外は、職業監督的にやってるのかも知れませんね。

それでも、少しだけ共通点もあります。
まぁ、アクション映画であると言うのは、言わずもがなですが、他にも、〝わかり合えそうにない男達が、最終的にわかりあえる様になる〟とか、これは、「ハンコック」には無いけど、〝野球をやってる場所がエラい事になる〟と言う部分もありますね。後、〝黒人を重要ポストに置いてる〟とかでしょうか?
と言うか、よく考えたらこんなのハリウッドアクション映画の現代的な型じゃないですか…。
ただ、政治的メッセージが根底にある人なのかなぁとかは、ぼんやり思えるんですけど…。

多分、アクションシーンの撮り方に、くせがあったりはすると思うんですけど、僕はまだ見つけれてない状況です。


②登場人物について

この映画を一番つまらなくしたのは、なんと言っても登場人物達のキャラの掘り下げの薄さです。故に、僕的に、誰も好きなキャラが出来なかったのが、物語に入り込めなかった大きな要因だったと思います。
でも、強いて言うなら準主役並に活躍する日本代表、浅野忠信氏は、応援してました。
好きになれなかったと言うのは、言い過ぎかな?皆、ちょっとづつ好きだけど、そこまでハマれないって感じでしょうか。
お兄さん(アレキサンダー・スカルスガルド)とか、提督(リーアム・ニーソン)、彼女の体がエロい(ブルックリン・デッカー)とか、メガネをかけた博士と足を怪我してる黒人さんとか、割といいんですけど、それぞれ描き込み不足だと僕は思ったんですけどね。

特に、主人公のテイラー・キッチュが演じるアレックス・ホッパーが、あんまり好きになれなかったのが、問題ですねぇ。この映画を褒めてる人でさえ、彼の事は、いまいちって人も多いみたいですよ。
「トランスフォーマー」と同じスタッフで作ってますけど、あちらも主人公が軽薄な感じで、嫌だなぁと思ってて、今作もまさにそれなんです。脚本家の好みか、仕切ってる人の好みかわかりませんけど、ここは監督の問題というより、脚本家とかの問題なんじゃないでしょうか。

合う合わないという事なんでしょうけど、僕はどうやらこのチームが描く主人公像とは、合わないという事がわかりました。
後、「トランス~」も、主人公がエロい彼女作ってましたね。なんか、男も女も軽いんですよねぇ…。そこが、あんまり好きじゃないです。

でも、結局、ここがノレる人は、この映画は全然楽しめると思いますよ。


③ストーリー、アクション、エイリアンについて

ストーリー自体は、オーソドックスなんですけど、前半、エイリアンが出て来るまでが、いくらなんでも長すぎると思うんですけどね。
冒頭のホッパーのコンビニ強盗(?)シーンは、あれはあれで楽しかったですけど、(ただし、今時、強盗でピンクパンサーの曲?とは思った)、その後も延々と主人公の人となりの説明に費やしてるなぁとか思って。

サッカーのシーンも要らないと思ったし、つーか日本自衛隊のユニフォームの背中に日章旗と言うのも、なんか違和感あるし、戦艦の上で、自衛隊の人達が、「ニッポン!チャチャチャ!」って掛け声も、僕は気持ち悪かった。あれって、バレーだけじゃなかったですか?
だし、サッカーのシーンもなんか深刻に見せてるけど、これってただの親善試合じゃないの?いいから早くエイリアン出せや!と思って、ちょっと突き放されたんですよ。僕は。
いや、サッカーのシーンで、浅野忠信を登場させて、仲悪くなるという部分とホッパーの我の強さとかを見せたい意図はわかるんですけど、こんなやり方じゃなくても、良かったんじゃないでしょうか。

で、その後、なんか皆揃って、演説みたいなのもあるし、ここでも主人公が遅刻して来てて、またこういうキャラですよ。という説明してるんですよ。ベッタベタなギャグなのはわかりますけど、こんなペースでやってて、一体いつになったらエイリアン出て来るんだ!と。と言うか、この映画自体が、ここから始めるべきなんじゃないかと僕は思ってる訳ですけど…。

今度、また浅野忠信と便所で喧嘩して。(トイレの中で喧嘩してて、叫び声と殴る音だけしか聞こえないという間接表現なのは、残念。どうしてもケンカシーンを見せたくなかったのなら、影とかでも見たかった。)その後の気まずいお説教タイムとかは、ギャグとしてちょっと笑いましたけど。

ただ、終始、いつになったらエイリアン出て来るんだよー。という気持ちがこっちは募っていくのと比例して、主人公がドンドン嫌いになって行った訳です。

更に、彼女側のエピソードも入って来て、ええ?エイリアン登場は、まだですか…と絶望的になりましたね。

当然、こうなってくるとエイリアンのハードルは上がり切ってますよ。上がり切って、最初の内は、すげぇ!もうこれは人類滅亡じゃん!と言うくらいの強さはあったんですよ。これ、最早、人類に勝ち目は無いなぁと。そう思ってたらあらぬ設定を一つ儲けてまして。エイリアンは、敵が攻撃して来なければ、基本的に攻撃しない(出来ない?)と言うまさかの設定が入って来ます。

だったらさぁ…攻撃しなきゃ良かったんじゃないの~?とか思えて。基本、武器的な物を攻撃して来るんですけど、ヨーヨー型の武器は、橋の柱を武器と思い込んで、攻撃して橋が崩れてましたけど、あれは何に反応したのか、ちょっとわからなかったです。

そして、老人達が立ち上がるって、シーンはおお!と盛り上がりましたけど、ええ?バリアの中にいたのー?とか、変な部分はある訳ですよ。

とにかく、ストーリーもグダグダで。
ただ、そういういい加減な部分も含めて楽しむ映画なんだとは思いますよ、けどなぁという感じですかね。

アクションで一番「おお!」と思ったのは、香港をエイリアンが襲った所ですね。ハリウッド映画で巨大な何かからアジア人が逃げ回ってるのって、あんまり僕は観た事無くて、新鮮に感じましたよ。ラスト間際の戦闘シーンも迫力は間違いなくあると思うし、やっぱりアクションは、さすがだなぁとは思ってますね。

それと、あの真珠湾で日本とアメリカが別の敵と戦うってのも、いいなとは思ったりもしてるんですけど、なんか別にそれが活かされてるようには僕は思えなかったですけどねぇ。そこまでそれで感動出来るとは思えなくて。


④まとめ

もう、こんな時間じゃないですか。(1時に書き始めて、現在3時19分…)
色々と書いて来ましたが、今、劇場でやってる中で、一番豪華感がありそうなので、観といて損は無さそうです!
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by eigasirouto | 2012-04-21 03:25 | 新作映画(2012)

キングダム/見えざる敵   

悪ノリして、ちょっと後悔していたブログのタイトルを変えました。

「バトルシップ」を観る前に、ピーター・バーグ監督作品を少しでも観ておこう企画②

キングダム/見えざる敵
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公式サイト
解説:4人のFBI捜査官が自爆テロ事件捜査のため、サウジアラビアに乗り込んで行く社会派アクション。FBIのスペシャリストたちがタイムリミットは5日という極限状態の中、地元警察と激しい攻防を繰り広げる。主演はオスカー俳優のジェイミー・フォックス。共演者も『カポーティ』のクリス・クーパーや『エレクトラ』のジェニファー・ガーナーら実力派ぞろい。手持ちカメラを駆使したドキュメンタリータッチの映像は必見。
あらすじ:父母参観日に出席中のFBI捜査官ロナルド(ジェイミー・フォックス)の元に、サウジアラビアで自爆テロ事件が発生したと知らせが入る。彼は法医学調査官のジャネット(ジェニファー・ガーナー)や、爆発物専門家のグラント(クリス・クーパー)らとともに事件の調査を開始。しかし、FBIの捜査を拒むサウジ政府との交渉は難航し……。

これは、アメリカと中東との関係を色々と考えさせられる映画でした。
観終わった後、ネットで色々調べてサウジアラビアという国が、少しは理解出来ましたが、世界って本当に広くて複雑で難しく、価値観や正義や文化の違いなど、手に負えない問題だらけですね。
いつもの生活では、目の前の事に一生懸命生きるしか無いですけど、時々、そういう事にも目を向けて考える事も必要かもなぁと思ったりもしました。
そういう事に気付かせてくれただけでも、観といてよかったです。

前半は、字幕が多くて物語に入れませんでしたが、途中から段々入り込み、観終わった後は、すごい映画なんじゃないか?と思いました。
でも、OPでアメリカと中東の歴史をニュース形式で見せて行く映像は、すごくいいなと思いました。

なんか、こういう真面目系の映画を書く時、〝面白い〟とか〝楽しい〟とか〝かっこいい〟とか書こうとするけど、そう書いていいのか悩んでしまう自分がいます。適切な言葉は何すか?

でも、真面目系とか言ってますけど、アクションシーンは激しいし、カーアクションもすごいので、エンターテイメントとしても、間違い無く楽しめるとも思います。※ただ、我々はこれでいいのか?とか考えさせられもします。

しかし、「ハンコック」と同じ監督でも、描きたい事によって、こちらが受ける印象は、全然変わってしまうんですね。

共通点を探してたのですが、アホな僕には、内容より見た目くらいしかわからなかったです。
以下、僕の気付いた共通点です。
・アクション映画である
・主演が黒人である
・ジェイソン・ベイトマンが出てる
・マイケル・マンが制作
これくらいしか、わかんないです。

正直、アクション映画の良し悪しが、僕は全くわからないんですけど、どっちも迫力あるなぁと思ってみてましたよ。
「バトルシップ」も、アクションでしょうから大画面で観るのは、楽しみですよ。

色々と調べてみるとピーター・バーグは、マイケル・マン監督の弟子筋に当たるのですね。
どおりで、銃撃戦の迫力があるんですね。

僕は、銃の事が全然わからないので、「パブリック・エネミーズ」で、生意気と言うか、無知ゆえの恥をさらしていますが、(しかし、その時に思った無知も敢えて、時評として晒しておきたい)こんな風に書いています。
闇夜の銃撃戦はわかりにくいけど、逆にそれが怖さを増してると思った。
この時点では、マイケル・マン監督が、どれだけ銃描写について定評のある人なのかとか、知らなかったんですよ…。

とにかく、僕はもう少しニュースや新聞を読んで、世の中の事を知らないとなぁと思った次第であります。

後、シャーリーズ・セロン(「ヤング≒アダルト」)、ジェイソン・べイトマン(「JUNO/ジュノ」「マイレージ、マイライフ」)、ジェニファー・ガーナー(「JUNO/ジュノ」)とジェイソン・ライトマン監督作にも出てた役者さん達がいますけど、ピーター・バーグ監督とジェイソン・ライトマン監督は、何かしらの繋がりとかあるんですかね??

書き忘れてたけど、冒頭で野球シーンあり。個人的には大事。

2012/4/21「バトルシップ」で、今作にも触れています。→こちら
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by eigasirouto | 2012-04-20 03:56 | 旧作(2012年鑑賞)

ハンコック   

『LUPIN the Third -峰不二子という女-』観ましたか?
ルパン回はアクション路線、次元回はハードボイルド路線だったけど、第3話の五エ門回はまさかのギャグ路線でしたねw
次元と五エ門って、どっちもクールで似たようなキャラクターだと思ってたけど、いや、確かにどちらもクールだけど、次元はキレ者で、五エ門はちょっと変わった人だったのですね。
次元回が、最高に面白かったからちょっと肩透かしを喰らいましたけど、まぁこれはこれで。
来週も楽しみです!


「バトルシップ」を観る前に、ピーター・バーグ監督作品を少しでも観ておこう企画①


ハンコック
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オフィシャルサイト
解説: アルコール好きで力加減のできない嫌われ者のヒーロー、ハンコックが暴走するヒーロー・アクション。市民に迷惑がられる日々から一転、愛される真のヒーロー目指し、まい進していく。ハンコックを演じるのは、『アイ・アム・レジェンド』のウィル・スミス。共演はオスカー女優シャーリーズ・セロン、『キングダム/見えざる敵』のジェイソン・ベイトマン。砂浜に上がったくじらを海に投げ入れたりと、これまでのヒーロー像をくつがえす型破りな活躍は見逃せない。
あらすじ: 強大な力を持つヒーロー、ハンコック(ウィル・スミス)だが、酒好きでキレやすく市民には歓迎されていない。ある日、事故を防ぐために電車をエルボーで止めたハンコック。このときに助けられたPRマンのレイ(ジェイソン・ベイツマン)は、嫌われ者のハンコックに真のヒーローになってもらうべくさまざまな戦略を練るが……。

アクションシーンも楽しいし、役者さん達も悪く無いですけど、設定が辻褄があってないのと、この映画が醸し出す、ある価値観がすごく嫌で、正直微妙でした。

でも、設定がデタラメなのは、もう悪乗りか、もしくは細かい辻褄より、驚きの展開で面白ければいいんだ!という「キン肉マン」的なノリの可能性もあるので、ここの部分は、別にだからってダメとも言えないです。
中盤で、話が驚きの展開になるんですけど、「この2人、絶対何かあるとは思ったけど、ええ?そうなの?」とちゃんと驚けたんで、そことかは悪くないと思うんですよね。
ただ、その後、超人同士が、近づくと人間になって傷ついたり死んだりするとかの後付け設定、どちらかが受けたダメージをもう片方も受けるという、説明も無かった後付け設定とかは、別に面白くないし、それだったらさっきのシーンおかしくない?と思ったりしました。そこのいい加減な設定は、全然ノレ無かったです。

例えば、超人同士が、近づくと人間になって傷ついたり死んだりするって、後から言って来たけど、その2人がその説明がある前に、ガシガシ超人レベルで肉弾戦を繰り広げてるんですよ。辻褄があってないですよ。
まぁそんな感じのがいくつもあるけど、省略させて下さい。

後、ラスボスが途中で出て来た、チョイワルってどう思います?(ちなみに、「シャーロック・ホームズ」シリーズで、警察役のエディ・マーサン)
ここがスゲーもったいないし、このラスボスが主人公を追い詰めた時、長々と大して内容の無い話をしてたのもいただけないですよ。

ただ、最も嫌だったのは、こういうアンチヒーローものって、「アイアンマン」「ヘルボーイ」など色々あって僕はすごく好きですけど、戦って少し成長しても、でも、やっぱり本質は変わってなくて、ヒーローっぽく無いまま。みたいな所も好きで。その成長も自分自身で気付いて、行動が変わってると思うんです。

でも、ハンコックは、うさんくさい奴に吹き込まれて、世間的な正義感を植え付けられただけじゃんって思ってしまって。
僕はてっきり、一度はその偽善行為に騙されるけど、やっぱり俺は俺だぜ!と思い直して、そのうさんくさい奴こそが本当の敵だったという展開かと思ったんですけどね。笑えるくらい全然、違う話で逆に衝撃でしたが。
しかも割と早い段階で、更生しちゃうんですよ。(あくまで世間的な)

後、お前そんな能力あるんだから、こうした方がいいだろ?と思うシーンとかも多かったですけどね。ハンコックはアホだからしょうがないのかも知れませんが。

まぁでも「ヤング≒アダルト」でおなじみのシャーリーズ・セロンは相変わらず綺麗でした。(とは言え、冒頭で登場した時だけ、なんかすごい老けて見えたけど、あれはなんで??二日酔いだったとか??)演技もいいなぁと思ってみてましたよ。

後、CGが気になるとか、そこは実際の部分を見せてくれないんだとか、文句もあるけど、全体的にアクションシーンは楽しめました。
特に空を飛んでから着地する時が、すごく好きでしたね。

2012/4/21「バトルシップ」で、今作にも触れています。→こちら
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by eigasirouto | 2012-04-19 05:06 | 旧作(2012年鑑賞)

ドライヴ   

4/13(金)の3本目!実は最初からこちらの作品が大本命でした。

ドライヴ
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公式サイト
解説:スタントマンと逃がし屋の二つの顔を持つドライバーの姿をクールに描き、欧米の評論家の称賛を浴びたクライム・サスペンス。昼と夜では別の世界に生きる孤独な男が、ある女性への愛のために危険な抗争へと突き進んでいく。メガホンを取ったデンマーク人監督ニコラス・ウィンディング・レフンは、本作で第64回カンヌ国際映画祭監督賞を受賞。『ブルーバレンタイン』のライアン・ゴズリングと、『17歳の肖像』のキャリー・マリガンの演技派が出演。緊迫感あふれるバイオレンスとフィルム・ノワールのような雰囲気、ジェットコースターのような展開から目が離せない。
あらすじ:天才的なドライブテクを武器に、昼は映画のカースタント、夜は強盗逃し専門の運転手をしているドライバー(ライアン・ゴズリング)。ドライバーはアイリーン(キャリー・マリガン)にひそかに思いを寄せていたが、彼女には服役中の夫スタンダード(オスカー・アイザック)がいた。ある日、服役から戻ってきたスタンダードがガレージで血まみれで倒れている姿をドライバーが目撃し……。

「鑑賞後、映画から抜け出せず、主人公になりきり肩で風を切って映画館を出た。
好き嫌いは分かれるかも知れない。
スプラッターが苦手な人は、嫌かも知れない。
しかし、
たまらなくかっこいい。そして、ヒロインの笑顔がたまらなくかわいい。そして、せつない。
この映画、本当に展開が読めなかったんで、興味ある方は、このブログを読まずに、すぐ映画館に行って下さい!マジで面白いと思うんで。
好きか嫌いか別にしても、なんだか凄い映画ってのは、間違いなく伝わると思うんで、映画館で観ておいた方がいいですよ!
とにかく色んな映画やってますけど、予定を変更してでも行くべきです。金が無ければ消費者金融に走るべきです。とにかく、今、映画館で観て欲しいです!音響も大切なんで是非、映画館で。」


以上の文章は、映画を観終わって、大江戸線内で書いた文章です。

そして、3日経った今もこの映画から抜け出せて無いほど、愛おしい大好きな作品になってます。

これは、もうDVDが出たら買おうと思ってます。何度も何度も観てみたいんです。

この数日間で、色々レヴューとか読んだ感じだと賛否両論あるみたいです。
まぁそれもわからなくもないです。
なので、この映画は僕の偏愛が強いかもしれません。
ただ、誰がなんと言おうとこの映画が好きです。

それで今この映画をどう伝えればいいのか非常に悩んでます。
なぜ他の映画に比べて、こんなに興奮してるのかも、まだ掴み切れて無い状況です。
その上で、その理由を手繰って行こうと思います。

今回は、以下の項目に分けてみます。
①どういう映画なのか
②ドライバーとヒロインについて、そして純愛
③監督について
④まとめ


①どういう映画なのか

ストーリー自体は、その辺にある様な映画だと思います。
町山さんは、「シェーン」がこういう系統の原点だとおっしゃってて、他にもたくさん真似されてると言われてました。
どういう事かと言うと、好きになった人妻を守りたくて、恋敵である筈の旦那の為に一肌脱ぐ話です。

町山さんの解説に興味ある方は、ポッドキャストを。

主人公のドライバー(ライアン・ゴズリング)は、昼間は整備工&スタントマンをやり、夜は強盗を逃がす運転をするやり手のドライバーです。そして、後で気付いたんですけど、彼の名前は一切出て来ませんし、サイトなんかで調べても無いのです。つまり、〝名も無き主人公〟です。更に、無口でほとんどしゃべらない男で、何を考えてるのかわからないです。

わからないけど、言葉で説明せずとも表情や行動でわからせてくれるという正に、「アーティスト」の様な偉い演出です。(こっちにぶっ飛ばされて、アーティストの評価が厳しくなったのかも知れません。)ただ、それが全然、気取った演出になってなくて、ちゃんとキャラを引き立てる要素にもなってて、無口で出来る男でかっこいいと思えました。

「ドライヴ」というタイトルからは、カーアクションを連想されるかも知れませんが、後半は全然違う展開になって行きます。だから本当に、情報を入れずに、まず映画を観る事をオススメします。
※ちなみに、アメリカではアホな観客が「カーアクションシーンが無いから詐欺だ」と激怒して、訴訟を起こしてるとの事w

じゃあ、どんな映画なのか?とりあえず、似てる映画を考えますと、色んな方が指摘されてますが、まずは初期北野映画じゃないでしょうか。
言葉は少なめで内なる狂気を持った主人公、ほとんど会話が無く愛を伝える、非常に暴力的、何とも言えない悲しいラスト…など北野映画を連想してしまいます。

とするならば、韓国ノワール映画にも共通してます。今年、鑑賞した新作では、「哀しき獣」が一番近いです。

また、北野武監督が、俺と感性が似てるというマーティン・スコセッシ監督の暴力系の映画とも共通する部分がある気がします。
僕は、どうしても、主人公がドライバーだし、「タクシードライバー」を真っ先に連想しました。21世紀型トラヴィスとは、言えないかも知れないけど、内に秘める狂気や暴力性、純愛などは共通するのではないでしょうか。

それでいて舞台はロサンゼルスだけど、デンマーク出身の監督ですから非常にヨーロッパ的な映画っぽく、芸術的でオシャレな感じも残ってます。

あれだけ映画を観てる町山さんが、「ストーリーはベタだけど、全く新しい映画。 タランティーノ以来の映画に革命を起こした監督かも知れない」的な事を言われてます。他にもデヴィッド・リンチっぽいとかも言及されてました。(デヴィッド・リンチの作品は、もっと観たいけどGEOでなかなか見つけられて無い状況です。)

とにかく色んな要素が入ってるんだけど、なんか新しい。変な映画ではあるんだけど、僕はそのいびつさも含めてすごく好きですよ。

また、タイトルやエンディングの文字が、ピンクと言うのも、この映画にふさわしいのか~?と思いつつ、エンディングなんか黒にピンクの文字で、かっこいい!!と思いました。

色々、頭使い過ぎて、疲れたので、②以降は、また追記します!おやすみなさい!

2012/4/16に「ドライヴ追記」あります。→こちら
2012/4/18「ドライブ追記2」書きました。
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by eigasirouto | 2012-04-16 04:08 | 新作映画(2012)

荒野のストレンジャー   

イーストウッド監督、主演作品をまた鑑賞しました。

荒野のストレンジャー
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解説: イーストウッド監督の第2作目にあたる、自らが主演した異色のミステリアス西部劇。陽炎の中から馬に跨がり現れた謎の男は、いいがかりを付けた男どもを目にも留まらぬ早業で撃ち殺しその町ラーゴに居着く。その頃、以前逮捕した無法者たちが刑期を終え、ラーゴに仕返しにくる事を知っていた町の保安官は、その男の腕前を見込んで用心棒を頼む。その役を引き受けた男は町の男どもに射撃訓練をさせるが、町中を赤いペンキで塗らせたり、野外パーティの準備をさせたりと奇妙な行動も取って行く。そしていよいよ無法者たちが町になだれ込んでくるのだが……。

短めの感想になります。詳しくは、機会があれば。
イーストウッドが若い!

わりと変化球的な西部劇でした。

オチも展開もキャラも、何だか、ちょっと変な映画でしたけど、イーストウッドがかっこいいんで僕は満足ですよ。
この映画のイーストウッドはヤリチンでしたよ。
黒澤明監督の「用心棒」か「椿三十郎」に、似てると思ったんですが、後々、調べようと思います。
イーストウッド監督の新作、もしくは関連の映画がたまった時とかに、気分次第で、詳しい事を書こうとは思ってます。

思ってはいます。


ブログ内関連記事
クリント・イーストウッド

2012/4/13「椿三十郎(森田芳光版)」にて、追記あり。
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by eigasirouto | 2012-04-12 04:01 | 旧作(2012年鑑賞)

ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜   

「コーマン帝国」の後、新宿武蔵野館で、もう一本鑑賞しました。

ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜
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公式サイト
解説: 1960年代、人種差別が横行していたアメリカの田舎町に変化をもたらした実在の女性たちについて記したベストセラー小説を映画化した人間ドラマ。白人家庭でメイドとして働く黒人女性たちとジャーナリスト志望の若い白人女性との友情を通して、社会に対して立ち上がる勇気を描いていく。主演は、『ゾンビランド』のエマ・ストーン。『ダウト ~あるカトリック学校で~』のヴィオラ・デイヴィス、『ターミネーター4』のブライス・ダラス・ハワード、『ツリー・オブ・ライフ』のジェシカ・チャスティンなどが共演。感動的なストーリーはもちろん、彼女たちの熱演にも心を揺さぶられる。
あらすじ: アメリカ・ミシシッピ州。1960年代当時、白人家庭でメイドとして働く黒人女性は“ヘルプ”と呼ばれていた。作家志望のスキーター(エマ・ストーン)はメイドの置かれた立場に疑問を抱き、彼女たちにインタビューをすることに。仕事を失うことを恐れて、皆が口をつぐむ中、一人の女性の勇気が社会を揺るがすことになる。

こちらは、こんな展示がありましたよ。
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この映画は、偉いと思いました。それは、人種差別問題に切り込んだという部分じゃなく、人種差別問題という重くなりそうなテーマにも関わらず、コメディ調に描いているという部分です。

故井上ひさしさんの言葉に、こういう言葉があります。
「むずかしいことをやさしく、
やさしいことをふかく、
ふかいことをおもしろく」
正に、この言葉を体現してる映画じゃないでしょうか。

かと言って、差別を茶化してる訳じゃないです。差別の本質を突きながら、差別を暴きながらも、笑いを入れて来るといった感じでしょうか。

この原作小説が、アメリカで大ヒットして、2011年8月時点で500万部を売上げ、ニューヨーク・タイムズのベストセラーには100週以上入り続けた。との事です。しかもキャスリン・ストケットの処女作との事です。
日本でも、2012年2月17日に発売されたとの事ですけど、いつも通り、原作は読んでません!
ちなみに、原作者と監督のテイト・テイラーは、幼馴染で出版前に映画化権を与えてたとの事です。

それで、昨日UPした「コーマン帝国」の最後に、僕はこう書きました。
コーマン監督が、急に真面目に作って、唯一赤字だった映画が「イントルーダー」なのですが、これこそが、コーマン先生の真骨頂でもあり、自信作との事です。
実は、その映画と今日もう一本鑑賞した映画、「ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜」が、同じテーマを扱ってるので、そこで一緒に書いていきます。
つまり、「イントルーダー」という映画は、60年代アメリカ南部の人種差別問題についての映画だったんです。まさに、この「ヘルプ」と同じ映画なので、この問題について、書いて行きたいと思います。

その前に、このブログで差別を扱った映画は、
「エレファント・マン」
「ミルク」
ですが、どちらも共通して感じたのは、差別している人達に罪悪感、差別の意識がまるでない。という点でした。そして、今作もまさにそれです。

真面目な話、これって、もしかしたらしょうがない事なのかも知れないなと思ったりもします。だって、無意識及び、無知が招いてる事ですから。僕もどこかで差別してるしされてると思うし、差別やめようよなんて、凡庸な事を言う気はさらさらないですけど。でも、差別と戦う事、戦わなければ、何も変わらないという事を映画を通じて学んでますね。勝ち負けではなく。いや、ゲイや黒人問題とか、本当に殺されるという危険性もあるんで、かなり恐ろしい事だし、自分がその立場で戦えるか非常に疑問ですが…。

それで、人種差別の話ですけど、南北戦争で南部が負けて奴隷が解放されても、南部ではセグレゲーション(人種隔離政策)が続いてたみたいで、学校、トイレ、水飲み場などを分けて使われてて、この映画みたいに、黒人女性はメイドとして、白人に雇われていたみたいです。
それで、インテグレーション(人種融合政策)が始まったけど、南部には差別意識が残ってて白人の学校に通う黒人を阻止しようとしたり、選挙に参加しようとした黒人をKKKが殺したり、60年代はそういう状況だったとの事です。

その状況のおかしさをロジャー・コーマン先生は「イントルーダー」という映画で、62年に赤字覚悟で訴えたのです。無茶苦茶な人ですけど、そういうしっかりとした弱者への眼差しを常に持ってたし、体制や世間とちゃんと戦った人なので、やはり、尊敬に値します。

そして、本作では都会の大学から南部のミシシッピーに帰って来た作家志望のスキーター(エマ・ストーン)が、友達や親の黒人メイドの扱いに違和感を覚えて、メイドさんのインタビューを本にして訴えようというお話です。
しかし、南部の黒人差別は酷くて、どの黒人メイドさんも怖くて、なかなか話してくれません。そんな本が世に出たら殺されかねませんし、白人のスキーターだって黒人に肩入れしたという事で殺される可能性は高いです。それでも、ある事がきっかけでエイブリーン(ヴィオラ・デイヴィス)は、話す事を決意します。彼女達は世間と戦うんです。
という真面目な下敷きがある状況で、ギャグ展開も用意されてて、むふふふふふふと思いながら観てたんですけどね。まぁまぁそれは映画を観て実際に楽しんで下さい。

なかなか役者さんも素敵な演技をしてましたよ。もっとも悪い女のヒリー(ブライス・ダラス・ハワード)が、悪く描かれ過ぎな気もしなくもなかったけど、でも、こんな嫌な女って稀にいるよね?とも思いました。ただ、彼女にももう少し救いの部分を見せて欲しかった気もしなくもないですね。まぁわかりやすい構造で見せた方が、こういう映画だといいのかなぁ。でも、本当にスゲー腹立つんで、脚本の力もあるかも知れませんけど、演技もいいんだと思いますよ。
でも、そんな彼女の周りの友達が、その部分を補ってて、周りは、本当に(差別意識)が無くて、思い込みで差別をしてるというのが、しっかり描けてたと思います。物心ついた時から黒人は、そういう扱いをするものだと思ってるんですよ。
だからヒリーの暴走にも、都会帰りのスキーター以外は全く疑問にも思ってないんです。
ここは、「ヤング≒アダルト」にも通ずるテーマなんですけど、何の疑問も抱かずに、生まれた場所にずっといれる人達、ありのままを受け入れられる人達を世間的には大人と言うけど、裏を返せばそういう人達って、鈍感なんだと思います。

やはり、一度は世界に出て、これまでの人生を否定されて、初めて大人になれるんじゃないでしょうか。

と、映画が真面目な事を面白く伝えてるのに、僕のブログは真面目なだけになっちゃってますねー。

ブログ内関連記事
「エマ・ストーン」
「ヴィオラ・デイヴィス」
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by eigasirouto | 2012-04-11 02:00 | 新作映画(2012)

コーマン帝国   

卑猥な映画とか思ってませんか?ロジャー・コーマンと言う監督の名前ですよ。

コーマン帝国
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オフィシャルサイト
解説: ジャック・ニコルソンやマーティン・スコセッシなどハリウッドの大物たちを発掘し、「B級映画の帝王」とたたえられる映画監督にして製作者のロジャー・コーマンに迫るドキュメンタリー映画。自身への取材のほかロバート・デ・ニーロやロン・ハワードなどそうそうたる俳優や監督へのインタビューを敢行し、早撮りで低予算、かつ面白い映画を次々と誕生させたコーマン監督の映画人生をひもといていく。刺激的な映画を世に送り出し続けるコーマン監督の、破天荒な伝説とエネルギッシュな人物像に驚嘆させられる。
あらすじ: 「インディペンデント映画の神」と称される映画監督・製作者のロジャー・コーマン。超低予算の作品を連発する一方、コーマン監督の作品からハリウッドへと飛び立っていった俳優や監督は枚挙にいとまがない。コーマン監督の作品やインタビュー、関係者や親交のある大物たちのコメントから、インディペンデント映画の魅力にまでも迫っていく。

久々に、新宿武蔵野館へ行ってまいりました!
新宿武蔵野館は、↓の写真の様な展示物があったりで、好きですよ。
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友達と行って、座って写真を撮りたかったですよ。

またまた、映画監督のドキュメンタリーで、「ピープルVSジョージ・ルーカス」とセットで観ると非常に面白くて、タメになりますよ。
ルーカスが表ならコーマンは裏って感じです。
その辺の事は、後で書こうと思いますが。

いや~、B級映画の帝王ロジャー・コーマン監督を知ったのは、今年に入ってからですけど…。
この人は、完全にパンクですよ。(僕の中では、超褒め言葉)※実際、ラモーンズが出演してる映画も撮ってました!

モットーは〝早く、安く、儲ける〟って吉野家かよと。
とにもかくにも、コーマン先生の精神が素晴らしいです。
インディーズである
金が無くても作る
工夫で何とかする
芸術性の排除
作品の完成度など度外視
客が喜ぶものを作る
2日で撮影を終える
体制批判の姿勢を常に持っている
弱者に優しい目線を持っている

メチャクチャ、かっこいいですよ!

客が喜ぶものって何か?
SEX、ドラッグ、ロックンロールですよ。それに、SF、アクション、ホラー、スプラッター…とにかくドラマなんかじゃなく、ただ観てて面白いモノですよ。


ジャック・ニコルソンの途中の発言が笑えました。
「彼の作品は、本当に駄作ばかりだよ。でも、たまに素晴らしいのを間違って作っちゃうんだ」
確か、こんな感じだったと思います。たまらなくコーマン監督が好きになりましたよ。
大好きなスコセッシ監督の師匠もまた素敵な人でしたよ。

更に、誰だったか俳優をやらされて、殺される役だったんですけど、人が足りないからカウボーイ役もやれって言われて、映像観たらカウボーイ役の自分が自分を撃ち殺してたと言うのも、メッチャ笑いましたね。

そんなコーマン先生の門下生や、コーマン先生をリスペクトしてる俳優や監督が多数出演しています。いかにロジャー・コーマンが、映画人達から愛されてるかわかりますね。
とにかく出演者がすごい!
ジェリー・コーマン(奥さん)
シーン・コーマン(弟)
ロバート・デ・ニーロ
ジャック・ニコルソン
マーティン・スコセッシ
ロン・ハワード
ジョナサン・デミ
ピーター・フォンダ
ブルース・ダーン
ポール・W・S・アンダーソン
クエンティン・タランティーノ
アラン・アーカッシュ
ポール・バーテル
ピーター・ボグダノヴィッチ
デヴィッド・キャラダイン
ジョー・ダンデ
パム・グリア
ゲイル・アン・ハード
ジョナサン・カプラン
ポリー・プラット
ジョン・セイルズ
ウィリアム・シャトナー
ペネロープ・スフィーリス
メアリー・ウォロノフ
アーヴィン・カーシュナー
イーライ・ロス
エリック・バルフォー
ディック・ミラー
ボブ・バーンズ
フランシス・ドール
トッド・マッカーシー
ジョージ・ヒッケンルーパー
トム・シェラック

興味ある方は、↓のロジャー・コーマン関係図を観るとよりわかりやすいですよ。
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好きな監督や俳優さんばかりですよ。
ちなみに、ジェームス・キャメロン(タイタニックやアバターの監督)は、門下生入り拒否となってますよ。先生の元で監督をさせてもらった「殺人魚フライングキラー」を自分の黒歴史にしてるみたいです。それで、環境だの愛だのと優等生っぽい映画ばかり撮ってる鼻持ちならない男ですよ。

ま、そういう薄情な奴の事は、ほっといて、この映画について語りましょう。
ドキュメンタリーって、編集と構成が命だと思うんですけど、「ピープルVSジョージ・ルーカス」も今作も、よく出来てるなぁと思うんです。
序盤は、色んなコーマン作品の破天荒ぶりを色んな証言者や本人が語って行き、実際に映像も流してて、笑えるし楽しいし、コーマン映画も赤字を出さないんで、イケイケなんですよ。
ただ、ある男達が登場して、その脅威によって先生の時代も終わって行くんですね。
しかしその先に…。という感じの流れで。

そのある男達というのがスティーブン・スピルバーグジョージ・ルーカスなんです。要するに、「ジョーズ」「スター・ウォーズ」って事です。
結局、コーマン先生が、低予算でも黒字になってたのは、大手会社が手を出さなかった分野で、勝負してたからなんですよ。ただ、大手会社もこういうジャンルもウケると気付いて、手を出し始めて、ちゃんと金をかけた見せ物映画を作ってしまうので、ついに先生に勝ち目は無くなってしまった訳です。

まさに、「マネーボール」で金が無いけど、工夫で金持ち球団と渡り合ってたけど、そのやり方を金持ち球団に真似されて勝てなくなったアスレチックスと全く同じ構造ですよ。

でも、最後に感動的な展開があって。
この時のタランティーノが、泣かせるんですよ。

とにかく、コーマン先生を名前くらいしか知らなかった僕が観ても非常に面白い映画なんで、是非、みなさん新宿武蔵野館に足を運んで欲しいと思ってます。

今年、初めてパンフレットも買いました。(800円)
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町山さんの解説付き&コーマン先生が参加してる460本の作品一覧が載ってます!

そう言えば、コーマン先生が、こんな事をおっしゃってました。
「台詞は、キャッチーな事を言わせて客を呼び、内容は実は反体制の事を描いていた」
と。これは、自分も大切にしておきたい名言ですよ。

そして、コーマン監督が、急に真面目に作って、唯一赤字だった映画が「イントルーダー」なのですが、これこそが、コーマン先生の真骨頂でもあり、自信作との事です。
実は、その映画と今日もう一本鑑賞した映画、「ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜」が、同じテーマを扱ってるので、そこで一緒に書いていきます。


「ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜」
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by eigasirouto | 2012-04-10 04:20 | 新作映画(2012)

レザボア・ドッグス   

タランティーノ監督の長編デビュー作を今さらながら鑑賞。なぜかと言うと観た事あると思い込んでました。
間違えてて、それは「ロンドン・ドックス」という映画でした…。

レザボア・ドッグス
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解説: 宝石店襲撃に失敗した強盗たちの確執をタイトに描いた傑作バイオレンス・アクション。描きこまれたキャラクター、縦横無尽に時間軸を越えた構成、緩急自在の演出とどれもが素晴らしく、脚本・監督(おまけに出演も)の異才タランティーノの名を一躍世に知らしめた。トップ・シーンからエンディングまで、トップノッチで突っ走る。

面白かったです。
色々、書きたい事ありますけど、新作2本観たので、ブログ更新が忙しいです。
またタランティーノの事を話す時にでも。

あえて、一つだけ言うならガイ・リッチーの「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ 」は、この作品に影響受けてると思いましたね。

ブログ内関連記事
クエンティン・タランティーノ
ハーヴェイ・カイテル
スティーヴ・ブシェミ

ガイ・リッチー
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by eigasirouto | 2012-04-10 01:57 | 旧作(2012年鑑賞)

カンフー・パンダ2   

ここで、一つだけ断らせてもらいたいんですけど、今後、旧作は、サラッとした感想のみに、なってくと思います。と言うのも、このブログは、そもそも新作メインで書いて行きたかったんですけど、貧乏暇なし故、なかなか新作が鑑賞出来ず、全然、更新出来そうに無かったので、旧作の感想も書いてしまえと言う、ノリで書いてましたが、旧作もこのペースで書いてたら死ぬなって気付きました。
なので、備忘録的に鑑賞した旧作もUPしますけど、下手したら感想すら書かないかも知れないです。けど、だからと言って、面白くないという訳じゃないので、あしからず。
で、同じ監督の新作、同じ役者が出てる新作、同じテーマの新作などを鑑賞した時に、その旧作もまとめて一緒に触れようと思ってます。
もっとドンドン映画を観たいし、やらないといけない事も多いので、そういう感じです。
とは言え、なんか言いたい事があった場合は、書かせてもらいますよ。今回の作品も、結局、書きますよ。



「カジノ」が、色んな意味で重かったので、バランスよく軽めの野菜的な映画を観たいなぁと思いまして、そう言えば、まだ観てないアニメの続編があったぞ。と思いだして鑑賞したのが、こちらの作品…


カンフー・パンダ2
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オフィシャルサイト
解説: 思いがけずにカンフーマスターを目指すハメになったパンダの主人公ポーの奮闘の日々を描いた、アクション・アニメーション『カンフー・パンダ』の第2弾。今作では、カンフーの達人たちと暮らしていたポーの前に中国制覇をもくろむ孔雀のシェン大老の軍勢が現われ、激しいバトルが勃発(ぼっぱつ)する。ジャック・ブラックを筆頭とした前作の声優陣に加え、ゲイリー・オールドマン、ジャン=クロード・ヴァン・ダム、ミシェル・ヨーが新たにボイスキャストとして参戦。本作で初めて明かされるポーの出生の秘密などサプライズ満載の痛快作だ。
あらすじ: 伝説の龍の戦士となったポーは平和の谷を守るため、カンフーの達人、タイガー、モンキー、ヘビ、ツル、カマキリの“マスター・ファイブ”と共に暮らしていた。ある日、見たこともない強力な武器のバスーカ砲を操って中国制覇の野望を抱くシェン大老の軍勢が現われ、ポーたちは立ち上がる決意をする。

ちなみに、2010/9/30に、DVDで「カンフー・パンダ」を鑑賞してます。
1と比較して、色々書こうと思ったんですけど、2年も経っちゃうと色々忘れてしまってますね…。
メモを観ても、抽象的で、よ~わからんのですよ。(無意味過ぎる…)
なので、比較は出来ないけど、「カンフー・パンダ」は、すげー面白かったんです。
ドリームワークス製作のアニメだと皆、「ヒックとドラゴン」を絶賛しますし、僕もすごく好きな作品ですけど、個人的には、こっちの方が好きな気がしなくもない。いや、悩むな。
それくらいの気持ちだったのに、あまり覚えて無いとか、僕の頭はおかしくなってますよ。

でも、2を鑑賞しながら、ああ、そうだ!トラは、女だった!とか、この師匠が好きだったなとか、ああ、ガチョウがお父さんだったねとか、ポー(パンダ)は、食いしん坊だったね!とか、諸々思い出しましたよ。

今回も、色々と楽しめました!

最初の楽器の演奏中のバトルで打撃音がちょうど打楽器音になってて、バトルで音楽ってて、楽しいなぁとか、龍の中に皆で入って敵を呑み込んで、中でフルボッコにしながら敵陣を練り歩くとか、ジャッキー・チェンで観たようなシーン諸々、面白いというか、楽し~いと思いましたよ。

今回、ポーが今回のテーマである「内なる平和」を手に入れる時のシーンは、ジーンと来ましたよ。

ただ、良いとか悪いとかじゃなく気になったんですけど、トラちゃんとパンダが、若干、恋心を抱いてる感じですけど、この世界では、異種の動物の恋愛は、アリにしちゃうんですか?どうも続編あるっぽいラストでしたけど、禁断の恋愛話になっていったりして。

後、死にそうになった時のカマキリ(味方)の素敵過ぎる発言を紹介します。
「ああ、僕も素敵な女性に出会って、(交尾中に)食べられたかったー」
そういう事だったんですね。僕は、カマキリのオスって、哀し過ぎる生き物と思ってましたけど、余計なお世話でした。

ただ、前作越えは、正直してないかなぁ…。あんまり覚えてないけど、スゲー面白いと思った感覚は、無かったので。

ブログ内関連記事
ジャック・ブラック
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by eigasirouto | 2012-04-05 02:11 | 旧作(2012年鑑賞)