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007 スカイフォール   

12/10、新宿ピカデリーにて鑑賞

007 スカイフォール
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by eigasirouto | 2012-12-31 14:58 | 新作映画(2012)

ダークナイト・ライジング   

8/13、ユナイテッドシネマとしまえんで2D字幕版で鑑賞しました。

ダークナイト・ライジング
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公式サイト
解説: 鬼才クリストファー・ノーラン監督が、『ダークナイト』に続いて放つアクション大作。8年間平和を保ってきたゴッサム・シティを狙うベインが出現し、再びダークナイト(バットマン)と激しい攻防を繰り広げる様子を映し出す。今回も主演のクリスチャン・ベイルをはじめ、マイケル・ケインやゲイリー・オールドマンらが続投。新キャストのアン・ハサウェイやトム・ハーディらと共に見せる、最終章にふさわしい壮絶なストーリー展開に熱狂する。
あらすじ: ジョーカーがゴッサム・シティーを襲撃するものの、ダークナイトが死闘を繰り広げ彼を撃破してから8年後。再びゴッサム・シティの破壊をもくろむベイン(トム・ハーディ)が現われ……。

なんだか割と絶賛ムードの人達も多いみたいですが、ちょっとそれは解せないですね。駄作だとか、全く面白くないとかは思いませんけど、いくらなんでも過大評価過ぎるんじゃないですかね?このすごい事してるっぽい雰囲気に騙されてる人が多いんだなぁと思います。

いや、僕もなんだかんだ楽しかった部分もありますし、すげー期待して観に行ってるんですよ。ただ、残念ながらあまり盛り上がれなかったです。その理由として、以下の様な点が挙げられます。
・ベインとの戦闘が全く盛り上がらなかった。
・ベインの弱点の場所に度肝を抜かれた。
・ベインの目的があやふやで感情移入出来なかった。
・バットマンの折られた腰がパンチ一発で治ったのに心底驚いた。
・もう少しキャットウーマンのセクシーサービスが欲しかった。
・警察達が長期間、地下にいるのにピンピンしてるのがおかしい。
などなど、言い出したらキリがないので、この辺でやめておきますが、納得出来ない部分が好きな部分を凌駕してしまいました。

町山さんもおっしゃってましたが、リアリティラインがおかしくなってると言うのは、僕もすごく感じました。どの位、真剣に観れば良いのか、全然わからないんですよね。もっと漫画っぽくやってれば、全然気にならないかもしれないけど、無理にリアルにやろうとしてるから、そうなるとそこおかしくない?って疑問は当然出て来ますよ。

全体像は、凄く好きなんですよ。金持ちVS貧乏人の戦いになりそうな展開、ゴッサムシティに革命を起こす。なんて、超面白くなりそうじゃないですか。だけれども、その描き方がなんとも中途半端に思えました。もっと掘り下げられたんじゃないのかなぁと。
それに、それぞれのキャラの見た目とか、持ってる悩みとかも好みで、すごく感情移入しかけてるんですよ。でも細部が変過ぎて、生きてる人に思えなかったんです。人間が描けてないなと思ってしまいました。そうなると途端にどうでも良くなりはじめてしまって…。

まぁ、「インセプション」同様に、そういう絵的にスゲー!と思わせるシーンはあるんですけどね。でも、予告編とかでもやってたアメフトの試合中に地面が落ちてくシーンとか、予告の時、凄く楽しかったのに、いざ本編で観るとちょっと肩透かしくらった感じで。具体的にどう良くないのか言葉に出来なくて、もどかしいですが、予告編の方が盛り上がったんですよね。僕的に。もしかしたら予告編で使われてなかったら、もっと盛り上がれたのかなぁ?と言うか、あれをクライマックスに持って来ても持って来て、そこにバットマンが現れてもよかったんじゃないですかね?

ものすごく大それた事を言わせてもらうと、クリストファー・ノーランって、そんなにかしこいと思われたいのかなぁ?と僕は思ってるんですけど…。サービス精神よりも、そっちのが大きいんじゃないのかと思うんですよね。でも、そこまでかしこく無いんじゃないですかね?本当にかしこければ、アホと思われても観客を喜ばせる方向に頭が働くだろうし、ここまで矛盾が出ないですよ。突き詰めるなら「ウォッチメン」くらいはやって欲しいですよね。
もしくは、真面目過ぎるのか。真面目過ぎて、観客の楽しさよりメッセージとか、そっちが先に立ってて、そっちにばかり気を取られて、絵的な面白さ一発で、サービス部分をなんとかカバーしようとしてる様に思えるんですよね。そんな大それた事より、全編に渡って緻密にサービスして欲しいですけどね。僕は。正直、前半、全く面白く無くて、何度も寝そうになりましたよ。もしかしらた脚本も辻褄合わせに必死になってる内に、大ポカやらかしてるパターンじゃないでしょうかね。

でも、全て否定的とか、そういうスタンスでも無いです。役者さんバットマン/ブルース・ウェイン(クリスチャン・ベイル)、ベイン(トム・ハーディ)を始め、全員、魅力的でしたし、先程も書いた様に、映像の凄さもありました。駄作とかは全然思ってません。ただ、いかんせん過大評価ムードが、どうなんだろう?と思うだけです。いや、ここのこう言う部分が好きだ!ってのは、僕もありますし、そういう評価はいいんですけど、漠然と良かったとか、あの世界観が…とか言ってる人は、やっぱりどうしても雰囲気に騙されてないですかね?と思ってしまいますね。

中途半端な問題提起してる映画よりも、バカ映画でも楽しい場面が多い映画の方が僕は大好きですね。
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by eigasirouto | 2012-08-24 01:03 | 新作映画(2012)

タロットカード殺人事件   

2012年5月26日から公開中の「ミッドナイト・イン・パリ」に向けて、ウディ・アレン監督作品をちょこちょこ網羅して行きたいと思います企画②(ウディ・アレン監督作5本目)

と、その前に、昨日の「隣る人」の記事が、我ながら不満でして、何が不満かと言えば、これを読んで観に行く人がいるのだろうか?と。

それで、今、ちょうど
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「映画は父を殺すためにある: 通過儀礼という見方」 島田裕巳(ちくま文庫)
という本を読んでて、ハッと気付いたのですが、「隣る人」って、ドキュメンタリーだけど、これ当てはまる仕組みになってない?と思ったのであります。

まだ、全部読んだ訳じゃないですけど、この本の序盤に、「映画は、通過儀礼が行われ、子供から大人になる姿を描いている」と説明され、「ローマの休日」や、「スタンド・バイ・ミー」を例に挙げて、丁寧に説明してくれます。
それを読みながら、そう考えると「隣る人」はむっちゃんが、幼少期から少女になる成長の物語だったなと気付かされまして…。
冒頭の暴言からラストの(ここは伏せますが)ある決断を考えるとそれが、むっちゃんの幼少期への決別だったのか?とか、思い始めまして。
でも、実際に、8年間撮り続けたみたいなので、むっちゃんも含めて、みんな成長してて。
何が言いたいかと言いますと劇映画で重要でもある〝成長〟が、描かれてる事は紛れもない事実なので、普通に、エンターテイメント性も実は兼ね備えてるんじゃないか?と思った訳です。

そういう観点で、観るともっともっと色々な気付きがあったかも知れませんね。

後、マリナちゃんとのバディムービー的な見方をしても面白いかも知れません。

とにかく、真面目な映画だと肩肘を張らずに、色んな人に観て欲しい作品なので、色んな角度からオススメしてる所です。

長くなって、すみません。

タロットカード殺人事件
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解説:ロンドンを舞台に、アガサ・クリスティへのオマージュたっぷりの事件が展開するコミカルなミステリー。切り裂きジャックの再来と言われる連続殺人鬼に、ジャーナリスト志望の女学生が挑む。監督は『マッチポイント』のウディ・アレン。主演はアレン監督作品のヒロインを務めるのは2度目となるスカーレット・ヨハンソンと、ヨハンソンとは2度目の共演となるヒュー・ジャックマン。アレン作品ならではのウィットとペーソスにあふれた作品に仕上がっている。
あらすじ:ロンドン市街のマジックショー劇場で、ジャーナリスト志望の女子大生サンドラ(スカーレット・ヨハンソン)が舞台に上げられ、中に入った人間の身体が消えては現れるボックスに入れられる。その中で、彼女は著名なジャーナリストの亡霊ジョー(イアン・マクシェーン)と遭遇。急死したばかりの彼から、とっておきのスクープを耳打ちされる。

「隣る人」に、パワーを使い過ぎて、軽くめんどくさくなって来ましたが書いてみます。

それで、鑑賞して僕は改めて、ウディ・アレン監督作品って、結構好きだなって思ってますよ。
ゴチャゴチャと皮肉的な理屈を言うんですけど、それが結構気に入れば好きになれるんじゃないですかね。

そんなウディ・アレン特有の言い回しの台詞で、今回一番響いた台詞は、
「ユーモアがあれば、世界はこれほど悲惨じゃない。」
と言う、割とサラっと言う台詞でした。

ただ、映画は結構、サスペンスの部分は、ご都合主義というかお粗末と言われても、おかしくない内容…とも思えます。一応、伏線とか回収してるんですけど、ほとんどの事が、たまたま上手く行っただけの話でしたね。まぁ、そこが狙いじゃないでしょうけど、もう少しだけ、そこを真剣に作ったらもっと面白くなったかも知れませんね。

しかし、スカーレット・ヨハンソンの普段はメガネっ子で、イマイチ似合って無いけど、メガネを外して水着姿になったらかわいいしエロくて、その落差でズキューンと胸がなりましたよ。
後、ヒュー・ジャックマンもナンパないい男をまぁ好演してたのでは無いでしょうか。

そんなヒュー・ジャックマンに近づくため、本来は赤の他人であるウディ・アレンとスカーレット・ヨハンソンが父と娘になりすまして、そんな余計な事言ったらバレちゃうよ~と言うなりすまし型コメディとしての側面もあるんですが、ただそこはウディ・アレンがガンガン危険な事を言ってるにも関わらず、ヒュー・ジャックマンがなかなか気付かないので、緊張と緩和が今一つ足りなくて、もう少し絶体絶命で何とか口先で切り抜けるシーンが欲しかったですね。(実際に、入っちゃいけない所に入って、ヒュー・ジャックマンが来る~…みたいなシーンはあるけど、僕の言ってるのは、会話の部分です。)

しかし、それよりも、もっと純粋にウディ・アレンとスカーレット・ヨハンソンの老人と美女の凸凹コンビが魅力的でツボでしたね。

とにかく頭が全部白髪になったウディ・アレンが、失礼な言い方かも知れませんが、かわいいんですよ。最初は乗り気じゃなかったけど、途中からスカーレット・ヨハンソンより捜査にのめり込んで、普段はシニカルな御託を並べながらも一生懸命やってる姿に、微笑ましくなると言うか。
そのウディ・アレンに対して、余計な事しないで!と本気で怒るヨハンソン。その困った感じがたまらないですよ。
そんな本来絶対、タッグを組まない組合せのボケ、ツッコミが入れ替わりつつ、笑わせてくれるので、やっぱり好きな作品になっちゃっいました。

ウディ・アレン監督の作品の何が好きって、気軽に観れるとこですね。

後、マジック中に、観客が箱の中に入ると…と言うのは、「ニューヨーク・ストーリー」の「エディプス・コンプレックス」でもありましたけど、このパターンがウディ・アレンは好きなんですかね?

でも、その部分だけ比較するとあっちの方が面白い使い方でしたね。

ユーモアを持ち合わせた人なら、それなり楽しめるんじゃないでしょーか。どうか気軽に。
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by eigasirouto | 2012-05-27 02:16 | 旧作(2012年鑑賞)

ピープルVSジョージ・ルーカス   

このブログでは、初めてのドキュメンタリーです。

ピープルVSジョージ・ルーカス
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公式サイト
解説: 『スター・ウォーズ』シリーズの熱狂的ファンであるアレクサンダー・O・フィリップが監督を務めた異色ドキュメンタリー。世界中の『スター・ウォーズ』ファンたちが、その生みの親であるジョージ・ルーカスに抱く愛憎渦巻く複雑な心理をインタビューで浮き彫りにする。出演者もダース・ベイダー役のデヴィッド・プラウズをはじめ、映画製作者や作家など多岐に渡る。激論を戦わせつつもその根底に横たわる傑作映画への愛の深さに感じ入る。
あらすじ: 1970年から1980年代にかけてジョージ・ルーカスが発表した『スター・ウォーズ』最初の3部作には誰もが熱狂し、圧倒的な賛辞を惜しまなかった。やがてその映画は新しいアメリカ文化ともいうべき大々的ムーブメントを各地で巻き起こす。だが、特別篇と新3部作の話になると、コアなファンたちの態度は手の平を返したように冷たくなるケースも出てきて……。

また、これも笑いましたよ。

やっぱり、『「スター・ウォーズ」シリーズと僕』という事から話を進めないといけないと思いますが、僕は「スター。ウォーズ」をリアルタイムで、観てません!
というか、最初の「スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望」は、1977年の作品だから1歳なので、観れなくて当然なんですが、でも子供の頃にテレビで映画やってても、食指が動かなかったんですよ。2時間も、じっと出来ない子供だったんで。
で、今3Dでやってる「スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス」も、1999年に盛り上がってて、今までのシリーズの過去の物語らしいとか聞いて、スゲー興味あったけど、過去のを観て無いから順番に観ないとダメと思ってて、結局、観て無かったんですよ。まだ田舎に住んでて、車でレンタルビデオ屋に行って、借りる情熱は無かったんですよねぇ。

それで、何度もこのブログで言ってますけど、2010年から(割と)たくさん映画を観る様になって、そりゃあ「スター・ウォーズ」も観ましたよ。※と言いつつ、2と3は、まだ未鑑賞って事に、映画鑑賞ノートを見直して、気付いた次第であります。(汗)

スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望 2010/9/21鑑賞
スター・ウォーズ エピソード5 帝国の逆襲 2010/9/21鑑賞
スター・ウォーズ エピソード6 ジェダイの復讐 2010/924鑑賞
スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス 2010/10/8鑑賞


と言う、もうすぐ33歳になろうかと言う頃にスター・ウォーズ童貞をやっと捨てれた様な軟弱男なんですよ。

それで、一番思ったのは、やっぱり映画は、その時代に観ておくと言うのが、大事なんじゃないかなぁと思いました。その時々の最高の技術を体感する興奮。何も知らないで望む映画。その時代を象徴する恐怖や正義、世界観なんかも入ってると思いますし。
更に言うなら「E.T.」とかと同様に、メジャー作品なので、色々と情報が入って来てますし、ルークだのアナキンだのダースベーダーだのテーマソングだの、更には、あいつとあいつがああでこうでとかも、知っちゃってたりしますからねぇ。
それなりに、面白かったのは間違い無いですけどね。
ただ、「ファントム・メナス」は、微妙に感じたんですよね。間延びしてるなぁとか、ジャージャーがうざいな。とか。

それで、今「スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス3D」が上映されてますけど、このタイミングで、まさかのルーカス及び「ファントム・メナス」をファン達がボロクソに言うこの映画ですよ。

今まで、グダグダ自分の「スター・ウォーズ」歴を述べて来た僕でも面白かったです。
少なくとも最低限の知識が入ってたので、本当に何も知らない人の意見は、わかりませんけど、少しでも知ってれば、今作は笑えるんじゃないですかね?いや、知らなくても面白い部分はあると思いますよ。

この映画は、世界中のSWファンと言うか、オタクの域の人達(著名な人から普通の人まで)へのインタビュー、コッポラなどの関係者の証言、ルーカスがテレビ出演した際の映像、実際の映像、ファンが勝手に編集し直した映像などで構成されて、SW同様に6部構成からなります。1部と6部で、SW及び、ルーカスへの尊敬、愛を前面に押し出しますが、間の2部~5部は基本、ほぼ文句と言う表面だけ繕いました型、悪口ドキュメンタリーでした。
と言うのは冗談で、冒頭で尊敬や好きと言うのを全開で見せて、間で愛ゆえの指摘をし、最後に、それでもやっぱり好きなんだよー!!こんな世界を提示してくれて、ありがとうルーカス!!と言う、感動する作りになってますよ。
ま、捉え方人それぞれで、それもまた面白いと思うんです。

色んな事が槍玉に挙げられてましたけど、大きく分けて、3つの文句からなってました。
①ルーカスが、オリジナルを勝手に変えて特別編を作った件
②グッズ販売についての件
③ファントム・メナスが、思ってたのと違った件

①に関しては、キラキラで宇多丸さんが、この映画よりも随分と前に話してるのがあるので、基礎知識として、非常にいいと思うので、聞いてみて下さい。→こちら
世に出た作品は、作者の物なのか皆の物なのか、難しい問題ですけど、皆、すごく怒ってるんですよ。本気なんですよね。本当にマニアの人達だから細かい部分に気付いてて、ルーカスに怒り心頭ですよ。ルーカスの気持ちもわからなくもないですけど。
どっちが拳銃を先に撃つのかと言う部分があって、それが変えられてて、みんなこれじゃあキャラが変わる!俺達が知ってるあいつの行動では無い!と激怒してるんですけど、これをどんだけ文章で書いても、感情が伝わらないと思うんで、面白さが伝わりにくいと思うんですけど、本当にみんなマジギレなんですよ。
8割が文句言ってる中、昔の絵描きも結構、何度も修正してる(ゴッホの絵で解説)という擁護も、一応入ってました。

②のグッズに関しては、新しいグッズが出る度に買わなきゃいけない(と思い込んでる、もしくは決め込んでいる)のに、ドンドン新しいのを出すからお金がかかってしょうがない。
これは、僕も気持ちすごいわかるんですけど、僕の場合、ずっと貧乏なので、フィギュアには手を出さないですけど、その気質は確実に持ってるんですよ。
「でも、これは自分のせいだ」という至極、真っ当な意見の擁護派もいて、そりゃそうだと笑いました。
でもさぁ、でもすごいわかるよ。俺も金があったら買っちゃうモノ。集めたいモノ。好きなモノ。

③ファントムメナスの件なんですけど、ここが見所満載でしたね。
早い段階から1(ファントムメナス)をやると言われてて、「スター・ウォーズ エピソード6 ジェダイの復讐」の後、16年後にやっと公開となった訳です。
16年ですよ?当時、子供だった人達も立派な大人じゃないですか。
しかも、一番ヒットしてるシリーズの続編なんで、公開は凄い事になった訳ですよ。ニュースで映画館にものすごい集まってると放送されて、ファンもお祭り騒ぎですよ。
16年間、ずっと待ち続けたものが、やっと観れるんですよ。
結構、仕事休んで観に来てて、実際、映画館で初めて映像が流れるシーンも映し出されるんですけど、映画館の雰囲気が最高ですよ。
真っ暗な中、ライトセーバーを振り回す観客達。あの「チャー、チャチャチャチャー♪」という音楽と共に、
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このタイトルが出た時、観客は、「うわーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」と狂喜乱舞するんです。
ここで僕泣きました。
いや、そうなりますよ。16年間ずっと待ってて色んな想像したりしてた訳だし。それを観て勝手に、よかったねぇみんな…と思って。泣いちゃって。俺も立ち会いたかったとも思いましたけど。改めて、すごいパワーを持った作品だったんだなぁと思いまして。

ところが…なんですけどね。
観終わった感想を聞かれてみんな
「…よくわからなかったんで、明日また観ようと思ったんだ」
「盛り上がったのは最初だけだったね」
「16年待ってこれかよ…」
「なんで、子供向けになってるんだよ…」
てな具合の落差に、ゲラゲラ笑いました。素晴らしい緊張と緩和ですよ。

それで、皆が皆、ジャージャーの文句言ってましたよ。でも、子供には、全然、不評じゃなかったみたいですね。

まぁそんな感じの映画で、スター・ウォーズを全く知らなくても、人間観察という観点でも楽しめるかもしれませんね。

しかし、ルーカスは、ネットの映像やこういう映画の公開も黙認するなんて、やっぱりでかい男ですよ。

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ジョージ・ルーカス
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by eigasirouto | 2012-04-07 04:25 | 新作映画(2012)

シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム   

金曜日に、ユナイテッドシネマとしまえんで鑑賞した3本目!

シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム
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公式サイト
解説:『アイアンマン』シリーズのロバート・ダウニー・Jrと『コールド マウンテン』のジュード・ロウがシャーロック・ホームズ、ジョン・ワトソンにふんするアクション・ミステリーの第2弾。おなじみのコンビに謎の女占い師を加えた3人が、ある事件を裏で操る最強の敵との死闘を繰り広げる。監督は、前作に続き『スナッチ』のガイ・リッチー。また、2人と手を組むヒロインを、『ミレニアム』シリーズのスウェーデン出身の女優ノオミ・ラパス、テレビドラマ「MAD MEN マッドメン」シリーズのジャレッド・ハリスが敵役として登場。ヨーロッパをまたに掛けて活躍する、ロバートとジュードの絵になるコンビに期待が高まる。
あらすじ: オーストリア皇太子が自殺する事件が起きるも、シャーロック・ホームズ(ロバート・ダウニー・Jr)は皇太子が暗殺されたと推測。事件の謎を解くため社交クラブに潜入したホームズは、ジプシーの占い師シム(ノオミ・ラパス)と出会うが、シムは事件の手掛かりを知ったことで暗殺事件の首謀者モリアーティ教授(ジャレッド・ハリス)に狙われてしまい……。

今回の記事は、かなり長くなると思います。
なので、読むのがめんどくさい人の為に、結論から書いておきます。

最初からずっと楽しかったけど、強いて言うなら少しだけ悪ノリし過ぎな感じがしなくも無かった。でも何よりもラストの僕らが子供の頃読んでいた少年ジャンプ的な盛り上がりに大興奮したので、最高でした!!

と言う事で、これからチマチマと書きたい事を書いていきます。
今回は、本当に長くなりそうなので、以下のブロックに分けて書いていこうと思います。
①物語について
②ロバート・ダウニー・Jr、ジュード・ロウの魅力とホモ・ソーシャルな関係について
③格闘技について
④原作との比較に関して
⑤周りの作品との関連性
めんどくさいですよねー。更に、これに前作との比較なんかも織り交ぜながら書いていきたいと思います。なので、興味ある部分だけでも読んで下さいな。

①物語について

1作目の敵は、ヘンリー・ブラックウッド卿で、近年のガイ・リッチー作品には欠かせないマーク・ストロングが好演してましたが、1作目からヒロインであるアイリーン(レイチェル・マクアダムス)を利用して、ホームズに接近を図ってた宿敵モリアーティ教授(1では、影しか見えない)が、今回ついに登場し、ホームズ達と対峙します。それをジャレッド・ハリスが怪演します。
ブラックウッド卿も中々手ごわかったですが、今回は、ホームズと互角の頭脳を持つ男です。天才ホームズもただでは、済みそうにありません。おまけに大好きな相棒ワトソン君は、結婚します。
どうなる?ホームズ!どうなるんだ?このコンビ!?と序盤から目が離せない展開です。

とにかく、アクションあり、コメディあり、やおい感あり、ミステリーサスペンス(ここが弱くて文句言ってる人は結構います)ありの、盛りだくさんなお話を素晴らしいスピードとテンポで、見せてくれます。
全体的に、あらゆる面で、1よりスケールアップしてるにも関わらず、上映時間は1が129分に対し、2は128分と短縮されてる事に驚きです。(1で必要だった、キャラ説明が必要無いからという理由が一番大きいかと思われますが)

そして、1では、19世紀ロンドンで大活躍するホームズ達ですが、今回は、ヨーロッパを駆け回ります!イギリス出身のガイ・リッチー監督、1でロンドン愛を爆発させてたと思いますが、2では、ヨーロッパを描いてくれました。モリアーティ教授との最後の決着は、④でも触れますが、原作同様に、スイスで行われます。

ただ、ヒロインに関しては、アイリーンの方が、好きでしたね。ノオミ・ラパスも素敵ですけど、あの、敵か味方かわからない峰不二子感が好きだったんですけどね。まぁでもアイリーンが死んだ場面自体は映してないから続編で、実は生きてましたーという「男塾」的な展開も望めますよ。

でも、とにかくラストに向かって、物語はエスカレートして行き、テンション上がりますよ。最後のチェスをしながらのモリアーティ教授との戦いは、興奮必至です!チェスで思い出すのは、「リボルバー」と「ドーン・オブ・ザ・デッド」ですね。ガイ・リッチー監督の黒歴史と言えそうな「リボルバー」が、今回の決戦で成仏出来るのでは、無いでしょうか。あれがあったから今回の興奮すべき展開があったんですね。失敗はあっても無駄にはしなかったですね!!

果たして、どうなるのか?興味ある方は、1をDVDで鑑賞してから劇場へ行きましょう!

②ロバート・ダウニー・Jr、ジュード・ロウの魅力とホモ・ソーシャルな関係について

確かに、このシリーズのホームズとワトソンは、ちょっとちょっと~と言いたくなるくらいホモホモしくて、やおい好き女子もたまらないんじゃないでしょうか。ただし決して、ゲイって訳では無く、あくまで友達…いや、マブダチ感が強いだけで、いわゆるホモ・ソーシャル感が半端無い事になっています。
ホモ・ソーシャル=ホモフォビア(同性愛嫌悪)とミソジニー(女性嫌悪)を基本的な特徴とする、男性同士の強い連帯関係のこと。それ自体同性愛的なものでありながら、男性同性愛者を排除し、異性愛者同士で閉鎖的な関係を築く。
色んなスポーツ物や、ヤンキー物、バトル物なんかは、実は、ここにこそ魅力があったりすると思うんですよ。熱い友情にグッと来るじゃないですか。物語だけじゃなく、実際のスポーツとか、バンドとか、お笑いコンビとかも、実は、こういう要素って大事で、意識こそしないけど、そこに萌えたりしてる部分絶対あると思うんですよね。お笑いコンビとか、面白さだけじゃなくて、関係性とかもやっぱり大事だと思いますし。

だから僕は、ガイ・リッチー監督は、よくぞこの要素に着目し、拡大したなと思いますね。これが入る事によって、単なる天才探偵と助手と言うだけじゃなく、キャラクターに深みが増してる思います。更に、1作目からワトソン君が結婚を前に、コンビを卒業しようとしてて、ホームズがやさぐれると言う事で、面白いし、危機感と寂しさを醸し出してて、僕は、それがたまらなく好物ですよ。

そして、それを演じる2人も最高に素晴らしいですよ!

まず、なんと言ってもシャーロック・ホームズを演じるロバート・ダウニー・Jr
「アイアンマン」で、すごく惹き付けられたのですが、このホームズも当たり役と言って良いでしょう。僕的に、今、一番好きな俳優かも知れません。「アベンジャーズ」の予告編が、チラホラ流れ始めましたが、色んなヒーローがいる中、僕は、やっぱり彼が映ってるシーンは、テンション上がります!とにかくカッコイイって、だけじゃない魅力がありますよ。なんでしょうか、この半端無いロバート・ダウニー・Jr力は。「戦場のメリークリスマス」で、僕はたけしさんが画面に映るとテンションが上がったものですが、それと同じような感覚がありますよ。ずっと観ていたい存在感があります。

また、このホームズ像がハマるんですよ。何を考えてるかわからない顔で、男前だけどすっとぼけた感じの顔でもあるんで、天才って感じもするし、頭のイカれた人にも見える。完璧ですよ。

もう一方のワトソン君を演じるジュード・ロウも、スマートで色気があっていいですね。
そう言えば、「ヒューゴの不思議な発明」で一言も彼に言及してなくて、後悔してたのですが、ヒューゴの父親役で、素晴らしい演技を見せてくれてましたよ!

彼は、ホームズの保護者役って感じなんですけど、なんだかんだホームズに巻き込まれる損な役割で、いつもホームズに怒ってるんですけど、どうもまんざらでもなさそうなんですよね。お前も、本当は、ホームズとバカやりたいんだろ?でも、世間体とか考えて、大人のふりして結婚とか考えてんだろ?ってのが、バンバン伝わって来て、たまんないですよ。それが証拠に、今作で酒を飲んだらホームズ以上にハチャメチャな人間だったと言うのも描かれてて、面白かったです。

この2人が、画面に映っただけでも映えますからね。それだけでも、僕としては、もうこの映画は、楽しいんですよ。ずっとこのコンビを観て行きたいですよー!

で、そのホモ・ソーシャル感なんですけど、これも前作よりアップしてます!
確か、1の時、原作者コナン・ドイルの遺族に、「これ以上そういう描写を増やすなら続編は作らせない」と怒られたとか、聞きましたが、2では、
ホームズ「誰にダンスを教わったんだい?」
ワトソン「君だよ、君」

もうこれ、確信犯でしょ!怒られちゃいますよ!
まだ1の方が、シレっと入れてる感じしましたけどね。
僕は、ニヤニヤが止まりませんでしたけどね。


とここまで書いて疲れたので、残りは久々に追記で続きを書こうと思います。では。

ブログ内関連記事
ガイ・リッチー
「シャーロック・ホームズ」
「リボルバー」

「ヒューゴの不思議な発明」
「ドーン・オブ・ザ・デッド」

2012/3/29に追記を書きました→こちら
2012/4/27の「裏切りのサーカス」で、ちょっと追記あります。
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by eigasirouto | 2012-03-28 02:17 | 新作映画(2012)

シャーロック・ホームズ【2回目】   

「シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム」の前に、こちらを再鑑賞しておきました。

シャーロック・ホームズ
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解説: 『アイアンマン』のロバート・ダウニー・Jrと『スルース』のジュード・ロウが、名探偵シャーロック・ホームズと相棒のジョン・ワトソン博士を演じるミステリー大作。国を揺るがす謎の敵を前に、ホームズとワトソンの強力なタッグで壮絶な闘いを繰り広げる。共演は宿敵ブラックウッドに『ワールド・オブ・ライズ』のマーク・ストロングほか、レイチェル・マクアダムスら。『スナッチ』のガイ・リッチー監督が作り上げた、激しいアクションが満載の新ホームズに期待したい。
あらすじ: 新たな難事件に挑むことになった名探偵シャーロック・ホームズ(ロバート・ダウニー・Jr)。相棒のワトソン博士(ジュード・ロウ)とともに宿敵ブラックウッド(マーク・ストロング)に立ち向かう。そんな中、国の崩壊をもくろむ巨大な陰謀を暴くための壮絶な闘いが、ホームズとワトソンを待っていた。

「シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム」の前に、ガイ・リッチー映画を全部、鑑賞しておきたかったんですけど、結局、「スウェプト・アウェイ」は、鑑賞出来ませんでした。なんか、どうしても、鑑賞する気分になれなくて…。いつか観ようとは思いますけど…。

でも、僕はこの作品、結構好きだったんですけど、公開当時、字幕が早かった印象があったんで、今日は吹替で観ましたよ。

それで、感想なんですけど、今日「シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム」観たんで、大体、似たような感想になる気もするんで、そっちでまとめてやっちゃいます。

でも、その前に、今日他にも2本鑑賞してるんで、観た順番的に、ホームズは最後なので、ちょっと時間がかかるかも知れません。

ブログ内関連作品
ガイ・リッチー
「シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム」
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by eigasirouto | 2012-03-23 23:45 | 再鑑賞など

ヒューゴの不思議な発明   

スコセッシ!スコセッシ!!スコセッシ!!!

ヒューゴの不思議な発明
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公式サイト
解説:オスカー受賞作『ディパーテッド』など数々の傑作で知られる世界的巨匠、マーティン・スコセッシ監督が初めて3Dでの撮影に挑んだ本格ファンタジー。世界各国でベストセラーとなったブライアン・セルズニックの小説を原作に、父親が残した機械人形に隠された秘密を探る少年の冒険を描く。主演は『縞模様のパジャマの少年』のエイサ・バターフィールドと、『モールス』のクロエ・グレース・モレッツ。共演にはジュード・ロウ、『ブルーノ』のサシャ・バロン・コーエン、ベン・キングズレーら豪華な顔ぶれがそろう。
あらすじ:1930年代のパリ。駅の時計台にひそかに住む孤児の少年ヒューゴ(エイサ・バターフィールド)の唯一の友達は、亡き父が残した機械人形だった。壊れたままの人形の秘密を探る過程で、彼は不思議な少女イザベル(クロエ・グレース・モレッツ)とジョルジュ(ベン・キングズレー)に出会う。やがてヒューゴは、機械人形にはそれぞれの人生ばかりか、世界の運命すらも変化させてしまう秘密があることに気付き……。

TOHOシネマズ渋谷は、14日は1000円で、3Dも1400円(メガネ持参だと1300円)って事で、行って来ました!

先に感想から書きますが、僕としては、かなりいい映画だと思うんですけど。久々に泣きましたよ。そして観るなら映画館で絶対に3Dにするべきです!

ただ、他にも言ってる人いますが、邦題と内容にギャップを感じます。その辺、注意が必要ですよちなみに原作の「ユゴーの不思議な発明」は読んでません!

スコセッシ作品で、ここに来てキャリア・ハイの観客動員数を誇り、さらに「アーティスト」とアカデミー賞各賞を分けあった作品ですからね。絶対、観とくべきだと思います。

スコセッシはいわゆるシネフィルで、かなり映画を観てる人ですが、スコセッシの映画愛が炸裂してる作品でした。
奥さんに「たまには、子供の為に映画撮ってよ」と言われて10歳になる末娘の為に作った今作。

映画の歴史、映画を初めて観た時の感動、映画の素晴らしさがとにかく詰め込まれてるなと思います。映画とはどういうモノなのか?なぜ必要なのか?というスコセッシからの回答が詰められてると思いました。

要するに、非常に映画愛に溢れるスコセッシの「映画についての映画」です。スコセッシ版「ニューシネマ・パラダイス」と言ってもいいんじゃないでしょうか。

初めての映画と言われる1895年リュミエール兄弟作の「ラ・シオタ駅への列車の到着」を観て、当時の人達が、汽車にぶつかる!と思って驚いて避けるシーンも微笑ましいです。それを最新技術の3Dで表現してるので、再び我々にその感覚を再現してくれるんで、すごいですよ。
また無声映画を観て驚く、クロエ・モレッツに萌えましたよ。
映画が誕生してからを楽しく観せてくれるんですが、この歴史の積み重ねに感動しましたよ。

そして、今作でキーマンとなる、おじいさんの〝ジョルジュ・メリエス〟は、実在の映画監督で、SF映画を最初にやった人物との事です。彼へのオマージュ非常にも溢れてましたし、彼まわりの話で、僕は号泣ですよ。

というこの辺に非常に魅力のある作品だと思います。

お話自体は、「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」に結構、似てると思いました。父が死んで鍵を探して父との葛藤を乗り越えようと言う部分や、子供と老人が触れ合って…と言うのも似てると思いました。

子供達もがんばってると思いましたよ。主役のヒューゴを演じたエイサ・バターフィールドも男の子だけど、かわいかったですし、演技もよかったんじゃないでしょうか。で、彼に最初に心を開く「キック・アス」のヒット・ガールで一躍有名になったクロエ・グレース・モレッツもかわいいし、表情に萌えましたよ。後、図書館で映画史の本を作った人物に出会うんですが、その彼の少年時代の回想があるんですが、その時の少年の笑顔が相当いいんですよ。なんかもう真っすぐでひたむきで皆愛おしいです。

対する大人達もみなさん素晴らしいですが、僕が一番好きだったのは、鉄道公安員のサシャ・バロン・コーエンでしたね。あの「ボラット」や「ブルーノ」で、世界をからかった男が、今作では戦争で足を悪くした男を演じてますよ。彼の恋のエピソードも好きでしたね。味わい深い役者でした。

戦争の話を出したんで、ついでにしますが、今作は、映画の素晴らしさを描くと同時に戦争の悲しさも物語ってると思います。大人たちのほとんどは、第一次大戦によって何かを失ってて、戦争が終わっても人生が変わってしまい、死ぬまで終わらないという部分もあり、戦争の悲劇も描かれます。ただそれと同時に、だからって目的を失ってしまってはダメだという事もメッセージとして、僕は受け取りましたね。

それとこの映画から学んだのは、〝孤独でも、ほんの少しの勇気を出せば世界は変わるかも〟って事ですね。

再度、3D表現について戻りますが、映像も美しいし、雪の使い方も好きだし、ハラハラするシーンもいっぱいあって、今まで観た3Dで僕は一番いいんじゃないかと思いましたね。

ただ、僕もそうだったんですけど、タイトルや予告を観る限りじゃ、もっと単純な冒険モノかと思って行くとちょっと違うと思いますよ。映画終わった後、カップルが上の写真を観て女の子が、「こういうアクション映画かと思ってた」とか言ってたんで、それを期待した人は、思ってたんとちゃう~と叫ぶかもしれませんね。

最後に、一つだけ付け加えたいのは、過去のスコセッシ作品と全然違う!って意見で批判される人もいるみたいですけど、僕的には〝何かに取りつかれて突き進む男〟が描かれてて、やっぱりスコセッシ監督らしいんじゃないかなと思いました。(あんまり観てる訳じゃないですが~)

家族みんなで観に行ってもいい作品じゃないでしょうか。

ブログ内関連記事
マーティン・スコセッシ
「レイジング・ブル」
「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」

2012/3/30に「グッドフェローズ」の記事で、追記を書きました。
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by eigasirouto | 2012-03-14 22:21 | 新作映画(2012)

エレファント・マン   

金銭的理由で、映画館に行けてないので新作は全然観れてないですが、旧作は観ています。今回観た映画は・・・

エレファント・マン
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ヤフー映画情報「エレファント・マン」
あらすじ: 19世紀末、ロンドン。医師トリーブス(アンソニー・ホプキンス)は、街の見世物小屋で象人間と呼ばれていたジョン・メリック(ジョン・ハート)に出会う。研究のために彼を病院で生活させるが、やがてメリックの知性と純粋な心に触れ、人間らしい交流が生まれる。

デヴィッド・リンチ作品。テーマが差別とは?という部分だと思う。重いので、色々、考えさせられた。とう捉えればいいのか、まだわかってない。道徳的にすごい怒ってる人達もいるとの事。けれど、ラスト間際の場面で泣いた。「けいおん」の最後の文化祭以来泣いた気がする。全然、知らなかったけど実在の人物だったとは・・・。個人的見立てでは、真の主人公は「エレファント・マン」ことジョン・メリック(ジョン・ハート)では無く、フレデリック・トリーブス医師(アンソニー・ホプキンス)なんじゃないだろうか。「ドラえもん」の主人公がのび太であるように。

詳しい追記感想を予定しています。

2012/3/2 「ミルク」で、今作をちょっと触れてます。
2012/4/11 「ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜」で、今作をちょっと触れてます。
2012/5/13 「イレイザーヘッド」で、今作をちょっと触れています。
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by eigasirouto | 2012-02-13 17:23 | 旧作(2012年鑑賞)

宇宙人ポール   

<はじめに>2年前くらいから年間100本弱映画を観るようになった映画若輩者です。映画を語れるほどの知識もリテラシーも、持ち合わせておりませんが、素人なりに観た映画の感想を綴ってみたい。そんな気持ちで始めたブログです。識者の方からすれば、稚拙な感想になってしまってるかも知れませんが、書き手は映画の素人であるという認識を持っていただければ幸いです。


そんな僕が観た、2012年1本目の映画は・・・

宇宙人ポール

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予告編
2012/1/9にこの感想の追記アリです。追記→こちら
2012/1/12に追記2アリです。追記2→こちら

いきなり・・・いきなりなんです。
この映画は、サイモン・ペッグニック・フロストのコンビが、スティーヴン・スピルバーグ氏への尊敬の念を込めて、作った映画なのです。
つまりスピルバーグ関連の映画のオマージュに溢れてる訳ですよ!
という事は、スピルバーグの映画に詳しいほど、この映画は楽しめるって事なんです。

が、僕はと言いますと子供の頃、ほとんど映画に興味無かったので、ちゃんと観た作品が、皆無に等しい訳です・・・。
当然、スピルバーグ作品に関しても・・・です。
そう・・・何が言いたいかと言いますと、いきなり映画素人にとってみればハードルの高い作品に出会ってしまった・・・
という状態で観た訳です。

まずこの映画を観るにあたって、少なくとも「未知との遭遇」「E.T.」は、観ておいた方がいいー!との情報が先に入ってました。
他に「ジョーズ」のあの台詞があるよー!とか「スターウォーズ」「スタートレック」も抑えておいた方が、より楽しめるよー!・・・という情報が・・・

それなのに僕ときたら子供の頃に、なんとなく「E.T.」「ジョーズ」は観た事あるが、何となくしか覚えてない、「スターウォーズ」は2年前に4、5、6、1を観た・・・くらいの状態でして・・・。
DVDでチェックしてから行くべき!と言うのは、重々わかっているのですが、現在「けいおん!!」の第二期を9巻全部を借りてるんで、一週間以内で観なきゃいけない状態なんで、家ではする事が山積みな訳です・・・。バイトも9日連続で入ってたりとかの状態です・・・。

という事で、前置きが非常に長くなりましたが、いきなりぶっつけ本番で、渋谷シネクイントに行ってまいりました。

そんなほぼスピルバーグ素人の僕が観て大丈夫なのか?って不安はあったのですが・・・全然、大丈夫で釣りがくるくらい面白かったです!

※ここから先は、ネタバレには注意して書きますが、結果そうなっても責任は負えませんので、自己責任で読んで下さいね^^

まず、キャラが面白く出来てて、かなり笑えるシーンも多かったです!

フレンドリーな宇宙人ポールのキャラが面白いです。バーベキューでクライブ(ニック・フロスト)にある疑問を問いかけるシーンの仕草とか、予告編にも出てるんで書きますが、せっかく蘇生した鳥をいきなり食べるシーンとか、初めて地球人観た時の感想が「顔が小さくて気持ち悪かった」とか、ホントたまりませんよ!もうポール最高!ってこれだけでいいじゃないですか。主人公が好きになった訳ですからね。

人間側の主役であるグレアム(サイモン・ペッグ)とクライブ(ニック・フロスト)もいいですよー。英国製オタクの二人組が、アメリカのコミコン(日本でいうコミケ)に来てる訳ですが、素晴らしいです。二人で脚本もしてるんですけど、本当にオタク魂が伝わって来ます。スタートレックごっこをやったり、最後の方のある絶望的な展開がグレアムを襲うのですが、その状況で気にするのはアレとかね・・・。(気になる人は即劇場へ行って下さい!)チンピラに絡まれた時の仕草とかもいいです。

他の脇を固めるキャラ達も、かなり笑わせてくれましたよ。
ルース(クリスティン・ウィグ)のある出来事からの豹変振りも笑えたし、タラ(ブライス・ダナー)の家が爆発して父を心配した直後の行動も笑いました。
で、その時にタラが心配する部分も面白かったですよ。
ゾイル(ジェイソン・ベイトマン)が登場した時のある確認もいいですね。
アホの刑事二人のやりとりも面白かったし(アホ過ぎる気がちょっとしなくもない)、地方警官の「イギリスって銃持たないんだって?大丈夫なの?」も好きだし、SF作家の嫌な感じも面白いですよ。
他にも、SFバーみたいな所で、テンション上がってスペースパフェみたいなの頼むんですが、注文してから品物が出てくる間に、とある出来事が起きて、で、品物が出てくるんですけど、この品物が出てくるタイミングが最悪なんですよ。一番持って来ちゃいけないタイミングで、ババアが呑気に人をバカにしたような所作で持って来るんですよ。あのシーンは本当に主人公達がいたたまれなくて、ニヤニヤしましたねー。

僕としては、本当にギャグが冴え渡ってるなーって思いながら観てました。

が、もっと映画通ならビック・ガイの正体とかでも、笑えたんでしょうね・・・。他にもたくさん映画通なら笑えた場面いっぱいあったんでしょうね・・・。なんだか僕は悲しくなって来ましたよ・・・。体も冷たくなって来ました・・・。

でもでも、それでもちゃんと面白い映画です

今まで、読んでこられた方は、SFコメディ映画なんだねって思われたでしょう。はい、その通りSFコメディ映画です。でもSFコメディだけに留まってないのが、この映画のすごい所だなーと僕は思いましたね。

最初にも言いましたが、これはスピルバーグの映画へのオマージュです。
スピルバーグって、素人の僕でもSFの巨匠ね?ってのはわかります。でも冒険とか友情とかも描いてますよね?
この映画には、しっかりと冒険と友情が詰まっています!

上辺だけのモノマネじゃなく、ちゃんと魂、エッセンスを受け継いでいる!

とほとんど観て無いくせにわかったような事を言って見ました(汗)生意気言ってスミマセン

でも、この映画って、それだけじゃないと思います。(というかこれから書く事は、それも含めて、スピルバーグのエッセンスなのかも知れませんが、素人の僕にはわかりません!)もっと深いテーマが根底に流れてると思うんです。何かと言うと差別や宗教の問題も入り込んでる訳です。

主人公の二人は、イギリス人な訳でアメリカでは、マイノリティ側ですよね?で、冒頭のホテルのボーイも中東の人っぽくて、その人物に「僕はこの国じゃエイリアンですから・・・」と言わせちゃうんです。つまり、主役の二人もアメリカでは、エイリアンという事じゃないですか。さらに二人は、ゲイと勘違いもされてるんです。それでからかわれたりもするし、オタクとしてバカにされたりもします。国籍だけではなく、非オタク観点から見れば、主人公達は何を考えてるかわからない人達=エイリアン、という構図になってると思います。

主人公達だけじゃなくて、ルースだって片目の無い人生で宗教にすがってた訳だし、タラも幼少期に宇宙人と出会ったばっかりに、キチガイ扱いされる人生だったんです。

そこまで考えてみると、ポールの「最初に地球人観た時は、吐いた。顔小さくて気持ち悪かった」って前半で言ってた台詞が、ただのギャグだと思っていたのに、僕的には深い意味を帯びて来るんです。人間というか生き物がそうなのかも知れないけど、お互いに、理解出来ない者、自分達と見た目が違うものを勝手に直感的にエイリアンと決め付けて、嫌悪感を抱いたりしてるんじゃないかって事です。これは差別の本質を突いてると思いますね。僕の好きな作品でもある「第9地区」にも通じるテーマだと思います。

そんな地球内エイリアン達(あくまで世間的目線から見れば)が、粋なエイリアン(あくまで地球人から見れば)ポールと出会って、友情で結ばれ、目的のために自己犠牲をいとまない行動に出たりするんです。 

そんなの少年時代、話し合える友達が出来なかった(という自分の思い込みではないかと30過ぎて思い始めている)僕としては非常に感動してしまいますよ。

でも、だからと言って、泣かせよう泣かせようとしてる演出では全然ないですよ。あくまでギャグの延長線上に感動がある!って僕は思ったんで。そこが素晴らしいなと思います。

さらに、家の爆発シーンやカーチェイスなど、映画としてのエンターテイメント性要素もしっかり入ってます。
後、友情にヒビが入りそうになるってシーンもあって、そこもいいんじゃないでしょうか?

ただ、一点だけよくわからないシーンがあったんですが、追ってるアホ刑事の1人のグラサンが片方だけになって、ルースみたいになるんですが、あれがその後、何の意味も持ってなかったんですが、あそこはあれでいいんでしょうか?僕は、ルースの親父にそれを見られて、バカにしてんのか!って怒られて・・・とかそんな展開なのかなって思ったけど、気付いたらそのグラサン無くなってるし・・・。あれは、あれだけで成立してるもんなのですかね?過去の何かの映画のシーンのオマージュなのかな?そこはちょっと気になりました。

まぁでもそんなのは、別にどうでもいいですよ。そんなの気にせずとも面白いから。

ストーリー的にも、まぁ王道的な展開だとは思いますが、ある人物の意外な立ち位置が最後に判明したり、ギャグの伏線が後々、違った意味合いも含めて回収されたりとイイと思いますよ。

演出も素晴らしいですね。ポールが最後の最後で、皆に声をかける時、なぜかタラの前だけは通り過ぎるんです。で、「あれ?そこ流すの?」って思ったんですけど、その後にポールが振り返って・・・って所とか好きですね。皆の流れですぐに声をかけるんじゃなくて、ポールのタラへの思いの重さが伝わるし、より感動的ですからね。

新年、1本目から当り映画を観れて、幸先のよいスタートを切れました!ありがとうポール!

という訳で、スピルバーグあんまり知らなくても、僕はこれだけ楽しめた訳です。でも「未知との遭遇」「E.T.」をちゃんと観るとこの映画はさらに数倍楽しめそうですね!
僕も「けいおん!!」を観終わった後「未知との遭遇」「E.T.」を観ますよ。そこを抑えて、もう一度DVDで観るとまた違った映画に観えるかも知れませんね。非常に楽しみです!思い入れも無く後追いで観るってのは、邪道かも知れませんが・・・。

追記はこちら
追記2はこちら
2012/1/12鑑賞「未知との遭遇」感想→こちら
2012/1/13鑑賞「E.T.」感想→こちら
2012/5/1 グレッグ・モットーラ監督作「スーパーバッド 童貞ウォーズ」→感想
2012/5/17 サイモン・ペッグニック・フロスト主演作「ショーン・オブ・ザ・デッド」→感想
2012/5/18 サイモン・ペッグ&ニック・フロスト主演作「ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!」→感想

<あとがき>とまぁ2012年1本目「宇宙人ポール」の感想は以上です。
感想文を書いた感想は、想像を絶する大変さでした。
でも、同時に楽しかったです。
映画を観た人はこれを読んでどう思うのか?観てない人に伝わるのか?観たいと思ってもらえるのか?色々気になりますが、1人でも多くの人がこれを読んで観たいと思ってくれれば嬉しいです。その辺を心がけて、今後も書いていきたいです。

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by eigasirouto | 2012-01-06 19:56 | 新作映画(2012)