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ランボー   

11/13、DVDにて鑑賞。

ランボー
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解説:  アメリカ北西部の小さな町を訪れた元グリーン・ベレーの隊員が、地方警察のいわれの無い仕打ちに絶えかね逆襲に出る。ベトナムで会得した戦術を駆使して、1対多の戦闘を見せる展開はアクション物としては及第。周囲から孤立して行く戦場帰りの男の悲哀も程良い味付けになっている。原題の“最初の血”には“どちらが先にしかけたか”の意がある。(allcinema ONLINE)

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by eigasirouto | 2012-12-15 19:48 | 旧作(2012年鑑賞)

高地戦   

11/12、シネマート新宿にて。

高地戦
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解説: 1950年代、朝鮮戦争の中でもし烈を極めた激戦地、南北境界戦にある高地で繰り広げられた攻防戦を描く戦争アクション。『JSA』の原作者パク・サンヨンが手掛けた脚本を、『映画は映画だ』『義兄弟 SECRET REUNION』のチャン・フン監督が映像化。南と北で頂上を奪い合い、日々戦局が動く中で、高地で戦った南北両部隊の謎と停戦成立決定後の最後の戦いに焦点を絞る。主要人物を、『JSA』のシン・ハギュンと『超能力者』のコ・スが演じる。銃弾や砲弾が飛び交い死屍(しし)累々となる戦闘の迫力に圧倒される。
あらすじ: 1953年、韓国と北朝鮮が激戦を展開するエロック高地。人民軍の内通者を調査するためにワニ中隊にやって来た韓国軍防諜隊中尉のウンピョ(シン・ハギュン)は、戦友のスヒョク(コ・ス)と再会する。しかし、スヒョクは異例の出世を遂げ、人が変わったように冷酷になっていた。そんなある日、ウンピョは隊員たちと北との内通を示す証拠を目撃し……。

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by eigasirouto | 2012-12-15 19:38 | 新作映画(2012)

アイアン・スカイ   

9/28、ユナイテッドシネマとしまえんにて。

アイアン・スカイ
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オフィシャルサイト
解説: 世界各国の映画ファンやSFマニアから出資を募るや、約1億円ものカンパを集めてしまったことでも注目された、異色のSFアクション。第2次世界大戦で敗北したものの、月の秘密基地にひそんでいたナチス・ドイツが地球侵略作戦を遂行していく姿を活写する。メガホンを取ったのは、『スターレック 皇帝の侵略』で話題を呼んだティモ・ヴオレンソラ。奇想天外な設定もさることながら、ナチス的意匠を施したメカやガジェットのデザインも必見だ。
あらすじ: 1945年、連合軍の猛攻撃にさらされ、アドルフ・ヒトラーが率いていた「第三帝国」ナチス・ドイツは完全に敗北。しかし、その一部のエリートたちはひそかに月の裏側へと逃亡を図り、秘密基地を建造していたのだった。第2次世界大戦の終結から70年超にわたって独自の軍事テクノロジーを発展させ続け、虎視眈々(たんたん)と連合軍への復讐(ふくしゅう)の機会をうかがっていた彼らは、2018年、ついに決行のときが到来したと判断。UFOの大編隊を組んで、地球侵略を開始する。

初日に鑑賞出来て嬉しいです!

とにかく設定が素晴らしいの一言に尽きます。こんなバカバカしい設定の映画をよくぞ作ってくれました。製作費は、ファンから1億円の援助があったみたいですね。

フィンランド/ドイツ/オーストラリアの合作で、設定が狂ってるだけに、ただのB級バカ映画と思って、それはそれで最高だと思って観に行ったんですけど、意外にもアメリカに対して痛烈な皮肉の籠ってたり、ポリティカルコレクト的なメッセージも入ってて、なかなか真面目な作品でした。

女性陣が色気があって良かったですね。無意味なエロさはB級の素晴らしい所だと思います。とりあえず観客を喜ばそうとするサービス精神は素敵です。

もちろん時代錯誤ギャグやギャップによる笑い、お色気ギャグ、差別ギャグと笑いも満載でした。チラッとヤフーレビューを見たら、ギャグがスベッてると言ってる人もいるんで、笑いは様々ですね~。僕は、ちょくちょく笑えましたけど。

でも何にしろ、この設定が本当にすごいと思いますよ。ナチスが月の裏に基地を作ってて、それが攻めて来るなんて、どこかの国の都市伝説であるんですかね?どこから来たアイデアなのか知りませんけど、これを具現化したスタッフ一同に感謝してます。
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by eigasirouto | 2012-09-29 02:01 | 新作映画(2012)

デビルズ・ダブル -ある影武者の物語-   

9/28、DVDにて鑑賞。

デビルズ・ダブル -ある影武者の物語-
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解説: イラクの独裁者サダム・フセインの息子、ウダイの影武者だったラティフ・ヤヒアの自伝を映画化した衝撃作。ウダイに顔が似ていることから無理やり影武者に仕立てられ、人生を狂わされた男の絶望と怒りを描き、サンダンスやベルリンなど世界各国の映画祭で絶賛された。監督は、『007/ダイ・アナザー・デイ』のリー・タマホリ。狂気にとらわれたウダイと家族を愛するラティフという、正反対の2人を一人二役で演じ切った『マンマ・ミーア!』のドミニク・クーパーの熱演が光る。
あらすじ: 家族思いの青年ラティフ(ドミニク・クーパー)は、ある日サダム・フセイン大統領の息子ウダイ(ドミニク・クーパー)に呼び出され、影武者になるよう命じられる。同級生だった高校時代から2人は似ていると評判で、一度は断るラティフだったが、家族の命と引き換えに強制的に影武者を引き受けることに。理不尽な運命に必死で耐えるラティフは、いつしかウダイの情婦サラブ(リュディヴィーヌ・サニエ)と心を通わせていく。

イラクの現状は、皆さん知っての通りだと思いますが、思えば、「アラビアのロレンス」の頃のイギリスやらトルコやらのせいで、この様な状況になってるとも考えられますよね。

「キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー」で、 「アイアンマン」ことトニー・スタークの父ハワード・スタークを演じたドミニク・クーパーが、独裁者の息子ウダイ(超鬼畜)と影武者を無理矢理やらされるラティフ・ヤヒア(好青年)を好演してました!すごい!

初のベルギー映画です。
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by eigasirouto | 2012-09-29 01:26 | 新作映画(2012)

リダクテッド 真実の価値   

2012/8/28に、鑑賞しました。

リダクテッド 真実の価値
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公式サイト
解説: アメリカ兵が14歳の少女をレイプした末に彼女の家族を惨殺するという、イラクで実際に起こった衝撃の事件を題材にした問題作。『カジュアリティーズ』でベトナム戦争での集団強姦殺人を描いたブライアン・デ・パルマが、ドキュメンタリー仕立ての挑戦的な構成で、残酷な戦争の実態と報道の在り方を問いかけている。賛否両論を巻き起こす内容でありながら、ヴェネチア国際映画祭で銀獅子賞を受賞。巨匠デ・パルマ督が作品に込めた真摯(しんし)なメッセージに注目だ。
あらすじ: 戦場をビデオ撮影し、映画学校入学のアピール材料にするというもくろみから、イラクでの兵役に志願した19歳のサラサール(イジー・ディアス)。検問所の任務に就いていたものの、大した映像が撮れないことに不満を感じていたサラサールは、ある夜、戦争遂行に役立つ証拠を捜索するという名目で、仲間とともに1軒の家に踏み込む。

僕は、本当に、にわか映画ファンなので、改めて調べてみると、ブライアン・デ・パルマ監督の作品は、1本も観た事が無かったみたいです…。と言いますか、この作品も、デ・パルマ作品と言うのも知らなくて鑑賞してました…。「スカーフェイス」とか、早く観ないと…と、思ってるのですが。

ホームビデオ、パソコン画面、テレビ映像など、色んな見せ方で、ドキュメンタリーっぽく見せ、リアリティを醸し出してました。すごい巨匠なのに、感覚がとても若いと思います。観終わって、監督が、デ・パルマと気付くまで、若手の監督かと思ってました。やっぱり、常に感受性を磨こう、新しい物に敏感でアンテナを張ってる人には、年齢は関係無いですね!

お話は、本当に救いが無くて、辛い話ですね。傲慢な米兵2名がイラクの少女をレイプして、その家族を皆殺しにする→それに対してイラクが米兵に復讐する。と言う話ですが、これは個人的な事件かも知れませんが、大きな目で見ると傲慢なアメリカがイラクを攻撃して、それに反撃するイスラム過激派。と言う構図と根本的には、何ら変わらないんじゃないでしょうか。米兵の勝手な行動は、「戦争遂行に役立つ証拠を捜索する」ですが、イラク攻撃時の理由も、「イラクは大量破壊兵器を持っている」と言う理由で開戦した訳ですからね。ミクロはマクロなり。とでも言えばいいのかわかりませんが、ケンカや戦争の理由は同じだと思いました。

傲慢な米兵2人は、戦争で狂ったと言うより、元々、野蛮で傲慢だとは思います。恐らく、戦争に行って無くても犯罪に手を染めた可能性は高いとは思います。ただ、戦争は、そんな奴らに大義名分を与えてしまう。と言うのが、やっぱり狂ってると思いますね。

ただ、米兵が全員、狂ってる訳でも無いんですよ。国の為、世界の為と心底思って、参加してる人もいまして、そういう人ですから、かなり正義感が強いんですが、そのイラクでの現実を目の当たりにして、自分の無力さと戦場の狂った現実を知る訳です。そして、帰国して英雄扱いされるけど…。と言う部分は、やるせない気分になりました。

戦争で人が死ぬだけじゃない、色んな角度からの悲劇が描かれていたと思います。

これを2007年に撮影したデ・パルマに脱帽です。
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by eigasirouto | 2012-09-13 16:53 | 旧作(2012年鑑賞)

ネイビーシールズ   

7/20(金)、最後に観た映画です!

ネイビーシールズ
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公式サイト
解説: アメリカ軍の中でもエリート中のエリートが集められる特殊部隊、ネイビーシールズを題材にしたコマンド・アクション。ある救出ミッションを命じられた彼らが、巨大なテロ計画に巻き込まれていく姿を息詰まるタッチで追い掛けていく。メガホンを取るのは、これまでドキュメンタリーなどを手掛けてきたマイク・マッコイとスコット・ウォー。実際の隊員がキャストを務め、銃器もすべて本物を使用、さらに劇中の特殊技術や作戦立案も実例に従っているという、リアル志向を極めた描写と戦闘アクションに圧倒させられる。
あらすじ: 過酷な訓練を乗り越えてきた数パーセントの精鋭兵士たちで編成され、オサマ・ビンラディン暗殺をはじめとする国家の最高機密作戦に従事している、アメリカ軍が誇る特殊部隊のネイビーシールズ。そんな彼らに、誘拐されたCIAエージェントの救出という新たなミッションが下される。冷静に着々と救出作戦を遂行させていくが、誘拐事件は恐ろしい大規模テロ計画へとつながっていた。国家のため、家族のため、仲間のため、さまざまな思いを胸に秘めながら、ネイビーシールズの面々はテロ計画の中枢へと突き進んでいく。

ミリタリー好きだったら最新の銃とか使ってるらしいので、多分、楽しめるんでしょうが、僕はその辺に全然詳しく無いので、今一つ、ピンと来ない映画でした。

それでも敵側の事情の部分とか、敵を尋問する場面とかは、わりと楽しめたんですけどね。アクションシーンも迫力あるなと思いましたし、劇映画とドキュメンタリーの間の様な、そんなバランスの部分も、なかなか楽しんで鑑賞しました。
冒頭の爆破シーンとか、びっくりしたのと残酷さが入り混じって、すげー!こえー!わりー!とか、思ってワクワクしました。あんな事されたらたまったもんじゃないですよ。

でも、本物の軍人が演じているからなのか、誰が誰かイマイチわからなかったので、僕としては話にのめり込みにくかったです。主人公級の2人とか、敵側のボス達はわかりますけど、他の人達が誰が誰かよくわからなかったんです。この辺のキャラがはっきりしてれば、もう少し物語を楽しむ事が出来たのかな~?とかは、ちょっと思いましたね。

うーん、でも結構男子の評判は良いので、最近、僕は自分が本当に男なのか自信が無くなって来ましたよ…。もう1週間前に鑑賞してて、忘れかけてる部分もあって今回は、全然、大した事を書けなかったです(まぁいつもの事です)が、僕の感想は全く気にせず、興味ある方は、是非観てみて下さい!
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by eigasirouto | 2012-07-26 23:35 | 新作映画(2012)

バトルシップ   

どうしても今日のうちにブログを書いておきたかったので、朝早めに起きて、ユナイテッドシネマとしまえんで、鑑賞して来ました!

バトルシップ
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公式サイト
解説:ハワイでの軍事演習中に謎のエイリアンとその母船に遭遇したアメリカ海軍や日本の自衛艦が、地球存亡の危機に立ち向かうSFアクション。未曾有の事態に局面する男たちにふんするのは『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』で注目されたテイラー・キッチュ、『マイティ・ソー』の浅野忠信、『96時間』のリーアム・ニーソン。監督は『キングダム/見えざる敵』『ハンコック』のピーター・バーグ。人知を超えたエイリアンの武器と人類の近代兵力が激突する海上バトルもさることながら、日米の海の精鋭たちが国を越えたきずなをはぐくむドラマも見ものだ。
あらすじ:アメリカや日本など、各国の護衛艦がハワイに集まって大規模な軍事演習を敢行することに。アメリカ海軍の新人将校アレックス(テイラー・キッチュ)は、日本の自衛艦の艦長ナガタ(浅野忠信)をライバル視しながら演習に参加。そのさなか、沖合で正体不明の巨大物体が発見される。人類からの友好的な呼びかけに応じて現われたエイリアンの母船だという科学者たちの推測に反し、彼らは突如として謎の武器で攻撃を仕掛けてくる。

結構、子供心を持った男性陣に絶賛されてますけど…すみません。僕はダメでした。
うーん…。僕は割と子供心を持った人間だと思ってたんですが、そうでもなかったのか?いや、そう言えば、子供の頃から戦艦にも宇宙人にも特に心躍る人間じゃなかったような気が…。
いや、細かい辻褄とか求める映画じゃないし、映像がかっこよくて楽しい!それで、いいじゃんって思うんですけど、それでも僕としては、楽しめませんでした。(そもそもSF自体にやはり興味が無いんだろうか…)
あくまでも、全部が全部ダメと思ってる訳じゃないです。日本軍の活躍は、やはり嬉しかったし、「おお!」と思える場面もいくつかありましたので、あしからず。

今回は、
①ピーター・バーグ監督の前作までとの比較
②登場人物について
③ストーリー、アクション、エイリアンについて
④まとめ
以上の順番で書いていきます。


①ピーター・バーグ監督の前作までとの比較

ピーター・バーグ
「キングダム/見えざる敵」
「ハンコック」

まず、昨日の「キングダム/見えざる敵」の記事で、訂正と言うか、補足があります。
ピーター・バーグは、
マイケル・マンの弟子筋に当たる
と書きましたが、そもそも「キングダム/見えざる敵」のアイデアを思い付いたけど、イスラム国のテロを扱ってる政治的な内容なので、ハリウッドに相手にされずに、巨匠マイケル・マンに相談したとの事です。
この時点で、町山さんの特電で〝全く知らないマイケル・マンに〟と言われています。
そもそも町山さんのブログでは弟子と書いてたので、そのまま受け取りましたが、恐らくは、マイケル・マンが制作になってくれた後、影響を受けた事をわかりやすく師弟関係としたのだと思います。2人の関係性がどうなのか調べたけど、あまりわからなったので、弟子筋と言えるかどうかは、正確にはわかりません。ただ、「ハンコック」にもマンは制作で関わってるので、何かしらの関係はあるんじゃないでしょうか。
よくわかってないのに、紛らわしい事を書いて、すみませんでした。
その辺の事が詳しくわかり次第、書かせていただきます。

それで、鑑賞済のピーター・バーグ監督作品に順位を付けるならこうなりました。
1位「キングダム/見えざる敵」
2位「ハンコック」
3位「バトルシップ」
 
1位の「キングダム/見えざる敵」が圧勝で、「ハンコック」と「バトルシップ」は、それぞれ良い部分と悪い部分が、全然違うけど、甲乙付け難い所です。
どっちも、よくわからない設定が不満ってのは共通してますが、「ハンコック」は、着地に不満だけど、なんだかんだ楽しめた。「バトルシップ」は、着地はいいと思うけど、あんまり楽しく無かった。という感じです。
ただ、「ハンコック」が92分なのに対して、今作は131分もあるので、「ハンコック」を2位にしておきました。

それで、共通点などを考えてみたのですが、町山さん曰く、「キングダム/見えざる敵」以前の監督作が、全く共通点が見付からず、何がしたいんだ?職業的にやってるのかと思えるとおっしゃってました。(ただし、「キングダム/見えざる敵」は、自分で企画を思い付いて、行動してるので非常に作家性を出したとの事です。)

もしかしたら、自分がやりたかった作品以外は、職業監督的にやってるのかも知れませんね。

それでも、少しだけ共通点もあります。
まぁ、アクション映画であると言うのは、言わずもがなですが、他にも、〝わかり合えそうにない男達が、最終的にわかりあえる様になる〟とか、これは、「ハンコック」には無いけど、〝野球をやってる場所がエラい事になる〟と言う部分もありますね。後、〝黒人を重要ポストに置いてる〟とかでしょうか?
と言うか、よく考えたらこんなのハリウッドアクション映画の現代的な型じゃないですか…。
ただ、政治的メッセージが根底にある人なのかなぁとかは、ぼんやり思えるんですけど…。

多分、アクションシーンの撮り方に、くせがあったりはすると思うんですけど、僕はまだ見つけれてない状況です。


②登場人物について

この映画を一番つまらなくしたのは、なんと言っても登場人物達のキャラの掘り下げの薄さです。故に、僕的に、誰も好きなキャラが出来なかったのが、物語に入り込めなかった大きな要因だったと思います。
でも、強いて言うなら準主役並に活躍する日本代表、浅野忠信氏は、応援してました。
好きになれなかったと言うのは、言い過ぎかな?皆、ちょっとづつ好きだけど、そこまでハマれないって感じでしょうか。
お兄さん(アレキサンダー・スカルスガルド)とか、提督(リーアム・ニーソン)、彼女の体がエロい(ブルックリン・デッカー)とか、メガネをかけた博士と足を怪我してる黒人さんとか、割といいんですけど、それぞれ描き込み不足だと僕は思ったんですけどね。

特に、主人公のテイラー・キッチュが演じるアレックス・ホッパーが、あんまり好きになれなかったのが、問題ですねぇ。この映画を褒めてる人でさえ、彼の事は、いまいちって人も多いみたいですよ。
「トランスフォーマー」と同じスタッフで作ってますけど、あちらも主人公が軽薄な感じで、嫌だなぁと思ってて、今作もまさにそれなんです。脚本家の好みか、仕切ってる人の好みかわかりませんけど、ここは監督の問題というより、脚本家とかの問題なんじゃないでしょうか。

合う合わないという事なんでしょうけど、僕はどうやらこのチームが描く主人公像とは、合わないという事がわかりました。
後、「トランス~」も、主人公がエロい彼女作ってましたね。なんか、男も女も軽いんですよねぇ…。そこが、あんまり好きじゃないです。

でも、結局、ここがノレる人は、この映画は全然楽しめると思いますよ。


③ストーリー、アクション、エイリアンについて

ストーリー自体は、オーソドックスなんですけど、前半、エイリアンが出て来るまでが、いくらなんでも長すぎると思うんですけどね。
冒頭のホッパーのコンビニ強盗(?)シーンは、あれはあれで楽しかったですけど、(ただし、今時、強盗でピンクパンサーの曲?とは思った)、その後も延々と主人公の人となりの説明に費やしてるなぁとか思って。

サッカーのシーンも要らないと思ったし、つーか日本自衛隊のユニフォームの背中に日章旗と言うのも、なんか違和感あるし、戦艦の上で、自衛隊の人達が、「ニッポン!チャチャチャ!」って掛け声も、僕は気持ち悪かった。あれって、バレーだけじゃなかったですか?
だし、サッカーのシーンもなんか深刻に見せてるけど、これってただの親善試合じゃないの?いいから早くエイリアン出せや!と思って、ちょっと突き放されたんですよ。僕は。
いや、サッカーのシーンで、浅野忠信を登場させて、仲悪くなるという部分とホッパーの我の強さとかを見せたい意図はわかるんですけど、こんなやり方じゃなくても、良かったんじゃないでしょうか。

で、その後、なんか皆揃って、演説みたいなのもあるし、ここでも主人公が遅刻して来てて、またこういうキャラですよ。という説明してるんですよ。ベッタベタなギャグなのはわかりますけど、こんなペースでやってて、一体いつになったらエイリアン出て来るんだ!と。と言うか、この映画自体が、ここから始めるべきなんじゃないかと僕は思ってる訳ですけど…。

今度、また浅野忠信と便所で喧嘩して。(トイレの中で喧嘩してて、叫び声と殴る音だけしか聞こえないという間接表現なのは、残念。どうしてもケンカシーンを見せたくなかったのなら、影とかでも見たかった。)その後の気まずいお説教タイムとかは、ギャグとしてちょっと笑いましたけど。

ただ、終始、いつになったらエイリアン出て来るんだよー。という気持ちがこっちは募っていくのと比例して、主人公がドンドン嫌いになって行った訳です。

更に、彼女側のエピソードも入って来て、ええ?エイリアン登場は、まだですか…と絶望的になりましたね。

当然、こうなってくるとエイリアンのハードルは上がり切ってますよ。上がり切って、最初の内は、すげぇ!もうこれは人類滅亡じゃん!と言うくらいの強さはあったんですよ。これ、最早、人類に勝ち目は無いなぁと。そう思ってたらあらぬ設定を一つ儲けてまして。エイリアンは、敵が攻撃して来なければ、基本的に攻撃しない(出来ない?)と言うまさかの設定が入って来ます。

だったらさぁ…攻撃しなきゃ良かったんじゃないの~?とか思えて。基本、武器的な物を攻撃して来るんですけど、ヨーヨー型の武器は、橋の柱を武器と思い込んで、攻撃して橋が崩れてましたけど、あれは何に反応したのか、ちょっとわからなかったです。

そして、老人達が立ち上がるって、シーンはおお!と盛り上がりましたけど、ええ?バリアの中にいたのー?とか、変な部分はある訳ですよ。

とにかく、ストーリーもグダグダで。
ただ、そういういい加減な部分も含めて楽しむ映画なんだとは思いますよ、けどなぁという感じですかね。

アクションで一番「おお!」と思ったのは、香港をエイリアンが襲った所ですね。ハリウッド映画で巨大な何かからアジア人が逃げ回ってるのって、あんまり僕は観た事無くて、新鮮に感じましたよ。ラスト間際の戦闘シーンも迫力は間違いなくあると思うし、やっぱりアクションは、さすがだなぁとは思ってますね。

それと、あの真珠湾で日本とアメリカが別の敵と戦うってのも、いいなとは思ったりもしてるんですけど、なんか別にそれが活かされてるようには僕は思えなかったですけどねぇ。そこまでそれで感動出来るとは思えなくて。


④まとめ

もう、こんな時間じゃないですか。(1時に書き始めて、現在3時19分…)
色々と書いて来ましたが、今、劇場でやってる中で、一番豪華感がありそうなので、観といて損は無さそうです!
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by eigasirouto | 2012-04-21 03:25 | 新作映画(2012)

トロピック・サンダー/史上最低の作戦   

RDJこと、ロバート・ダウニー・Jrが観たくて、鑑賞しました。

トロピック・サンダー/史上最低の作戦
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解説: 監督としても活躍する人気スター、ベン・スティラーが『太陽の帝国』に出演した約20年前にひらめき、長年企画を温め続けてきたサバイバル・コメディー。自己中心的な役者たちがアクション映画の撮影で東南アジアへ赴き、本物の戦争に巻き込まれてしまう。監督のベン共々主演を務めるのは、『スクール・オブ・ロック』のジャック・ブラックと『アイアンマン』のロバート・ダウニー・Jr。爆笑に次ぐ爆笑の展開と、多数の豪華ハリウッドスターによるカメオ出演が話題となっている。
あらすじ: 落ち目のアクション俳優スピードマン(ベン・スティラー)は、戦争大作『トロピック・サンダー』での返り咲きを目指すことに。コメディー役者のジェフ(ジャック・ブラック)や演技派のラザラス(ロバート・ダウニー・Jr)とともに撮影に臨むが、クランクイン5日目で予算オーバーに陥ってしまう。あきらめ切れない監督は東南アジアのジャングルで撮影を強行しようとするが……。

ブログ内関連記事
ベン・スティラー
ロバート・ダウニー・Jr.
ジャック・ブラック
ニック・ノルティ
「プライベート・ライアン」
「レイジング・ブル」

ブラックジョークやら下ネタやらたくさん出来て来ますけど、かなり面白かったですよー!そんなので引くなんて、つまんない感情は捨ててしまえばいいんですよ。子供向けに作ってる訳じゃないんだし。

今回は、以下の様に区分けして、書いていきます。
①物語について
②メソッド演技について
③俳優陣について
④映画ネタについて

気になる部分があったらそこだけでも読んでもらえると嬉しいですよ。

①物語について

今作は、映画についての映画の話です。
リアリティ追及や戦争映画を小馬鹿にしつつも、それに最大限に賛美を送ってるとも言える話です。

そもそもが、架空のベトナム戦争を描いた映画「トロピック・サンダー」を撮影しようとしてるという所から始まります。で、映画の外に出ると、アホでわがまま役者達が、監督の言う事を全然聞かなくて、金も時間も遣い過ぎて、困り果て、原作者の提案で、本当のジャングルに役者達を送り込み、リアルな戦争場面を撮影しようとするんですが、そこで、現地の麻薬密造グループと本当に戦争をしてしまうという話です。

メチャクチャな展開とかありますけど、戦争シーンとかは本気で金をかけて作ってるので、迫力あります。だからこそ面白いし、入れるんだなと思います。

それとオープニングの前に、フェイク予告が入ってて、これ自体がバカバカしいギャグになってますけど、実は、これが架空の役者達が、これまでやって来た仕事になってるんで、ちゃんと観た方が面白いと思います。

②メソッド演技について

Wikiによりますと
コンスタンチン・スタニスラフスキーの影響を受けたリー・ストラスバーグらアメリカの演劇陣によって、1940年代にニューヨークの演劇で確立・体系化された演技法・演劇理論である。役柄の内面に注目し、感情を追体験することなどによって、より自然でリアリステックな演技・表現を行うことに特徴がある。
とあります。
また、スタニスラフスキー・システムとも言うんですが、これによって役に入り込み、リアリティを出せる反面、その後も、役から抜け出せなくなるという怖い部分も、持ち合わせた方法みたいです。

「レイジング・ブル」で、デ・ニーロ・アプローチについて書きましたが、あれも正にこのメソッド演技になります。他にもたくさんやってる人がいますが、ジェームス・ディーンやマリリン・モンローこれをやってたみたいです。

「ダークナイト」でジョーカーを演じたヒース・レジャーが薬の急性薬物摂取で死んだのも、婚約解消やインフルエンザ薬と睡眠薬の併用とも言われるけど、このメソッド演技でジョーカーになりきった故では無いか?と言われてます。

そんなメソッド演技についての豆知識が、入ってるとこの映画がもっと楽しめると思います。

③俳優陣について

僕は、今一番好きな俳優はロバート・ダウニー・Jrで、「シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム」で、色々書きましたけど、今作でもバッチリ面白かったです。
②で紹介した、メソッド演技をRDJ自身がやる人で有名ですが、今作は、オスカーを5度受賞した名優カーク役で、バリバリのメソッド演技役者役です。カークは、この「トロピック・サンダー」の役作りの為に、整形手術で黒人になった程の役者という事です。(あくまで映画内映画での話ですよ)
しかも、なりきり具合が、半端無いので、仲間のちょっとした事に、「それは黒人ナメてんのか?」とつっかかり、本物の黒人(ブラントン・T・ジャクソン)に「お前、本当は白人だろ!」とつっこまれても、気付いてない程です。
基本的に、黒人なので、いつものRDJさは無いですが、目はやはりRDJだなと思えますよ。
やはり、僕的には一番よかったと思います。

次に、この映画自体(映画内映画の事ではなく)の監督・脚本・制作・主演を務めるベン・スティラーが面白かったです。
落ち目の役者が、久々の主演になりはりきってるんですが、彼もメソッド演技の役者役で、チームのリーダーです。
途中から撮影じゃないモノに巻き込まれてると皆が気付くんですけど、彼だけは、ずっと撮影だと信じ込み、役になりきってて、麻薬組織に捕まり拷問をかけられてる時も、「カット!」「カットしてくれ!」のシーンは、大爆笑しました。
最後のRDJとのシーンもグッと来ましたよ。

上辺の笑いに走りがちで、苦手なジャック・ブラックは、やっぱりちょっとやり過ぎ感はあり残念でした。けど、彼が主演という訳じゃないので、RDJやベン・スティラーの力で、彼の嫌な感じも薄まってて、僕的にはよかったです。

それと原作者を演じたニック・ノルティも面白かったです。
というか、前日に観た「ニューヨーク・ストーリー」に出てた画家のおっさんが、すごいじいさんになってて、一瞬驚きました。
1989年の映画から2008年の映画を連続で観たりするとこういう事があるから面白いですよ。19年でこんな感じになったんだーとか、思いながら観てました。

④映画ネタについて

「ディア・ハンター」「地獄の黙示録」「ランボー」「プラトーン」「ハンバーガー・ヒル」「フルメタル・ジャケット」「プライベート・ライアン」などのパロディになってる部分もあるみたいですね。
「プライベート・ライアン」の腸が出てるシーンが冒頭で、ギャグっぽくあったりしました。
それと映画の中で、かなり色んな映画の話もしてましたよ。なんで、あいつがオスカーを獲れたのかとか。
僕的には、興味深い話を色々聞けて面白かったです。

後、最近「シネマ頭脳」という本を読んでるんですが、それにコメディの事を書いてて、チャップリン型とキートン型のコメディがあると書いてました。

チャップリン型は、たくさんギャグがあってもストーリー上には関係なくて(それぞれ面白いギャグだとしても、)、キートン型は、ストーリーに関連したギャグが続くから、キートン型の方が、笑いは大きくなるし、評価は高いとありましたが、それでなぜ、今作や「宇宙人ポール」「おとなのけんか」が面白くて、「ガリバー旅行記」が笑えるけど、何も残らないのかわかりました。

そんな感じですんで、興味ある方は観て下さいー。
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by eigasirouto | 2012-04-03 17:32 | 旧作(2012年鑑賞)

戦火の馬   

金曜日に、まとめて3本鑑賞した2本目です!

戦火の馬
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公式サイト
解説: 1982年にマイケル・モーパーゴが発表し、舞台版は第65回トニー賞で5部門に輝いたイギリスの小説を巨匠スティーヴン・スピルバーグが映画化。第1次世界大戦下を舞台に、主人公の少年アルバートとその愛馬ジョーイの掛け替えのないきずなの物語が展開する。主人公の少年を演じるのは、新星ジェレミー・アーヴァイン。共演は『ウォーター・ホース』の実力派女優エミリー・ワトソン。壮大かつ感動的な物語の行方に注目だ。
あらすじ: 農村に住む少年アルバート(ジェレミー・アーヴァイン)の愛馬であるジョーイが軍馬として騎馬隊に売られ、フランスの戦地に送られてしまう。敵味方の区別を知らないジョーイの目に、戦争は愚かさで悲惨なものとして映るだけだった。一方そのころ、アルバートは徴兵年齢に満たないにもかかわらず、ジョーイと会いたいがため激戦下のフランスへ旅立つ。

スティーヴン・スピルバーグ監督が、初めて第一次世界大戦を撮った作品です。
児童向け小説が元になってるみたいですが、案の定、未読。全然、本を読んでませんよね…。
先に結論から言いますと感動する場面は、確かにあった!けど…という感じですね。

まずは、前半のアルバート(ジェレミー・アーヴァイン)のジョーイ(馬)へのひたむきな愛情が、微笑ましかったです。
それと全然CGって、わからないくらい馬がよく撮れてるなぁと思って調べたら
『戦火の馬』—スピルバーグ監督が映画作りの原点回帰で見せた真骨頂
↑の記事で「映画化するのなら、CGではなく、本物の馬でなければならない」と書いてました。競馬好きの友達(非常に馬に詳しく造詣が深い)も、「あの表情はCGですよね~?あんな事出来ないですよね~?」と言ってて、僕も「どっちかわからないですからね~。CGの技術ヤバイでしょ。」などと会話してたんですけど、まさかのモノホンですよ。今になって度肝を抜かれましたよ。さすがとしか言いようがないです。
この情報だけは、先に入れておけばよかったです。
それで、ラストもまぁ感動しましたけど、僕の一番の感動ポイントは何と言っても、ジョーイが、有刺鉄線に絡まるシーンがあるのですが、ある二人の男の行動でしたね!人間も捨てたもんじゃないですよ。
スピルバーグは、舞台版のこのシーンに一番カタルシスを覚えたとおっしゃってて、舞台版は小さい扱いだったけど、拡大してもっと深く描く事にしたみたいですね。そりゃあ巨匠の一番描きたい部分で本気出す訳ですから、我々もグッと来ますよね。
ちなみに、↑の理由と乗馬にハマってる娘に、せっつかれてと言うのが、今作を撮った理由との事です。(スコセッシといい娘に弱いんだから~)
さらに言うならこれは、戦争映画では無く、馬を通じての人間ドラマだと思って作ってるとの事ですね。(僕のタグ的には、探しやすいように戦争映画って事にしておきますが。)いや、実際、後半の戦闘シーンも「プライベート・ライアン」程じゃ無いにしても、割とすごいんですよ。息遣いが聞こえてくると言うか。
結局、この物語でわかるのは、どこの国でも、どんな状況でも、どんな時代でも、行動原理は人によるって事ですよね。

ただ、ちょっとアルバートの父親の行動が、理解出来ないというのが、冒頭から最後まで残りましたね。オークションで農耕馬が必要なのに、サラブレットのジョーイを衝動買いしちゃうんですよね。農耕馬として使えないとわかったら殺そうとするし、戦争始まったら速攻で売るし。マジ、ダメダメじゃんと思って。その後に、母親が父について、こうこうこういう人だからってフォロー入れるけど、あんま説得力ないというか、思慮に欠ける人物だなぁとしか思えなくて。アルバートが出来た人間だからよかったけどさー。
まぁその辺で、前半にちょっと乗れなかったのが、でかいですね。

それと、ハリウッド的な物語は、よく「行って帰る話」と僕らは、ラジオや本で教えてもらってて。で日常から非日常に行って、死にかけて、また日常に戻るんだけど、成長してるってのが、基本だと教わってるんですね。
確かに、この物語もバシバシ上の通りになるんですけど、ただ、それを担当するのが、馬なんですよねー…。成長って部分は、よくわからないし…だからあんまり乗れなかったですよ。馬だけに。(いや、馬がすごい表現してくれてるのは、わかるしすごいんですけどね。)
アルバートを中心に据えて、観てみたかった気もしますけどね。ただ、彼は最初から聖人のような人間の気も…。

まぁゴチャゴチャと言ってますけど、馬の演技を観るだけでも、一見の価値はあるので、是非、鑑賞して下さい!

ブログ内関連記事
スティーブン・スピルバーグ
「プライベート・ライアン」
「アラビアのロレンス/完全版」

ここからは、構造の話をしたいと思ってるんで、ネタバレを含みます。なので、未鑑賞の方は、読まない方が、いいと思います。

「プライベート・ライアン」と「アラビアのロレンス」で、言及し損ねてたんですが、スピルバーグ監督は、デヴィッド・リーン監督を尊敬してて、新作撮入前に鑑賞する一本に「アラビアのロレンス」を挙げてるとの事です。
それで、「アラビアのロレンス」は円環構造になってるのですが、これはも同じ手法で、「プライベート・ライアン」も作られてて、「アラビア~」へのオマージュと思われるとWikiに書いてました。
そう考えると今作も、確かに完全に円環構造なってました。
観た方ならわかると思いますが、ジョーイの流れが完全に、円環になってますよね。
アルバート→イギリス兵→ドイツ兵→フランス人→ドイツ兵→イギリス兵→アルバート
更に、
オークション→戦争→オークション
と、わかりやすいほど円環になってます。
これが、そもそも原作がそうだからなのか、脚本がそうだったのか、スピルバーグ監督の判断なのか、わかりかねますが、円環構造を持った作品である事は、疑いようが無いわけで。
しかも、「アラビア~」と同じ、第一次大戦を描いてるんで、意識しなかったとは、考えにくいですよね。
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by eigasirouto | 2012-03-26 03:29 | 新作映画(2012)

アラビアのロレンス/完全版   

このブログで扱った映画で一番古い1962年(50年前の映画)で、時間も一番長い227分の作品で、トーマス・エドワード・ロレンスというイギリス人の話です。

アラビアのロレンス/完全版
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アラビアのロレンス 映画ファンサイト
解説: 第一次世界大戦下のアラビアを舞台に、実在した軍人T・E・ロレンスの孤高の戦いを描く戦争スペクタクル巨編。『大いなる遺産』などの名匠デヴィッド・リーンが監督を務め、イギリス人でありながらアラビアの人々の自由のために戦ったロレンスの勇姿、そして光と闇に包まれた人生を映し出す。ロレンスを熱演するのは、名優ピーター・オトゥール。砂漠に街を建設して撮影した壮大なスケールの映像や、哲学すら感じさせる奥の深い人間ドラマに圧倒される。
あらすじ: 第一次世界大戦の2年目を迎えた1916年、カイロ英陸軍司令部勤務のロレンス(ピーター・オトゥール)は、アラビアに対して勢力を持っているトルコの圧政に苦しむアラビア人に深く同情していた。やがて、ロレンスはさまざまな戦略を用いてトルコ軍を打ち破り続けるが……。

冒頭にも書きましたが、今作は1962年の作品で、アカデミー作品賞作品です。今の60代後半~がリアルタイムで観れた世代なんじゃないでしょうか。「ALWAYS 三丁目の夕日’64」で描かれてる世界の2年前ですよ。(ちなみにこの完全版は、1988年のものです。)
1962年とは、どういう年なのか、ちょっと調べたんですが、この年に生まれた有名人で、気になった人だけ挙げると
町田康
布袋寅泰
石塚英彦
真島昌利
木梨憲武
豊川悦司
郭泰源
小川博
秋山幸二
広澤克実
高田延彦
デヴィッド・フィンチャー
是枝裕和
三沢光晴
トム・クルーズ
藤井フミヤ
秦真司
ロジャー・クレメンス
水道橋博士
伊東勤
駒田徳広
宮崎哲弥
寺門ジモン
町山智浩
武藤敬司

という感じで、僕らの世代(現在35歳)が、観て来たり影響を受けて来た世代が、まだ生まれた年ですよ。それくらい昔ですよ。半世紀ですからね。上に挙げた人達が、もう50歳というのが軽くショックですけど…。もっとわかりやすく言うとビートルズがレコードデビューした年です。ちなみに「椿三十郎」もこの年です。

そんな50年も昔の更に名作と言われる様な作品を僕ごときが、とやかく言っても仕方ないし、手に負えないですよ。これまで、ありとあらゆる人達が、批評を積み重ねて来てる訳で、レビューとか気になる人は、色んなサイトで調べた方が、いいです。絶対。もしくは、タマフルで取り挙げた「アラビアのロレンス/完全版」評を聞いて下さい。

それでも、一つだけ言うなら、「クローズ」と言う漫画があるんですけど、その中で黒焚連合というのが出来上がっていくシーンがあるんですが、なんかそれを思い出すシーンがありましたよ。僕的にロレンス=ブルでした。どっちも知らない人は、何を言ってるか全く理解出来ないでしょうが、説明する気は、さらさらありませんよ!

先程から、1962年の映画だとかずっと言って来てますけど、更に言うならこの映画は1916年の第一次世界大戦の話です。つまり今から96年前ですね。映画を撮った年の46年前ですよ。だから半世紀前の話を描いた映画を半世紀後に観てるという事になりますね。そうやって、中継が入ると戦争って、全然、昔の話じゃないんですよね。つーか、アラブ辺りは、まだまだ緊迫した状況が続いてる訳ですからね。

100年前の文化も違うし、知識もない人達(あくまで現代の観点からの知識)が描かれてますけど、結局、人は人なんですよ。100年前も今も共通する部分もあるし、50年前の感覚が今の我々にもあると思います。ちゃんと人間が描かれてると長く愛される映画になるのだなぁと思わされます。

「ヒューゴの不思議な発明」を観ても思いましたが、芸術作品を残しておくと言うのは、本当に大切な事だと思います。今年の映画を50年後、100年後の未来の人達が観てどう思うのか?どう考えるのか?時間をかけて評価が変わったりしますからね。また現代と違った感動を味わう人もいるでしょう。とにかく作品は、大切にしていきたいですね。

ちなみに、当時のイギリス国王は、「英国王のスピーチ」のジョージ6世の父、ジョージ5世でしたね。ロレンスはイギリス軍なので、一応。

ブログ内関連作品
アカデミー作品賞
「ヒューゴの不思議な発明」
「ALWAYS 三丁目の夕日’64」
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by eigasirouto | 2012-03-22 12:33 | 旧作(2012年鑑賞)