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ヒミズ追記   

前回の追記です。「ヒミズ」感想は→こちら

まずは、「ヒミズ」と関係ありそうで、関係ない、いや、関係あるかもな話から入らせて下さい。漫画「ヒミズ」から主人公、住田に、こんなセリフがあります。
オジさんは自分で決めたルールみたいなモノを何度も破って大人になったのか
自分が15〜16歳ぐらいの頃 これをやりたいという夢か何かがあったのか
そして今自分で自分を許せるのか
再読してて、このセリフが一番刺さったんですよ。「俺、自分で決めたルール、すぐ破るなぁ」「子供の頃の俺が今の俺に、がっかりするかなぁ」と。
で、早速、このブログ内で僕が一応決めてたルールを破ります。
僕の中で、映画タイトルは赤、映画館は青、文の強く伝えたいのはピンクとか決めてたけど、やめます。読みやすいとは思えないですからねぇ。とは建前で、めんどくさいのが最大の理由ですが、色分けは気ままにやります。
後、リンクもその度、その度付けるのもめんどくさいので、ページの最後にまとめて貼り付けますよ。

それで映画「ヒミズ」ですが、僕の感想として、漫画「ヒミズ」と園子温監督の演出の食い合わせが、悪いのかなぁ?と思ってるんですが、正直、自分の中でも、揺れてます。つまらないとは思わないけど、違和感を感じずには、いられない。まだ、自分の中で、この映画に対する答えが出てない状態なんですよ。

そもそも、園監督の映画って、「愛のむきだし」「冷たい熱帯魚」しか観れてませんが、それを観る限り、変と言うか独特だと思うんですよ。
過剰な演技や演出だったり、ぶっ飛びまくったキャラとか。ただ、それが「愛のむきだし」とかだと終始、引き込まれたんですよ。ケレン味たっぷりの演出とでも言いましょうか。現実にそんな奴いねーだろとか、普通そんな事言わないだろってセリフも多いですよ。いや、いるかも知れないけど、その人の性格のある一点を異常に強調してるとでも言えばいいんでしょうか。後、エロかったり、グロかったりもします。まぁ、とにかく、その辺の邦画とは、間違いなく一線を画してると思うんです。園子温作品は。

で、今回の「ヒミズ」も、いつもの〝らしい〟演出なんですが、ことこの作品に関しては、本当にこれでよかったのか?と僕は思ってしまったんですね。

と言うのも、漫画「ヒミズ」は、漫画ですけど、非常にリアリティあるなと思うんです。いや、実際、あんな身近で、事件ばかりあるかよ(未読の方、稲中しか読んでない方、ヒミズとはそういう作品ですぞ。)とかは、思いますけど、こんな奴ら実際いそうだならとかは、思うんですよ。中学生にしては、頭良すぎな気はしますし、みんなそれぞれ変なんだけど、こういう奴いるよなって思えるし、現実に実在するとしたら注意深く観察して、やっと変だと気付くくらいの変さなんですよ。でも、映画は、さっき言った通りなんですよ。

要するに、人間が演じてる映画より、絵だけで語られる漫画の方が、リアリティあるという、おかしな現象が起きてるんですよ。いや、別にそんなのどうでもいいじゃんと言われたらそれまでですが、僕としては、漫画「ヒミズ」のリアルさこそが、〝怖い〟なって思えた所なんですよ。プラス、故に、主人公や脇役に感情移入出来てたと僕は思うんです。

その点が、どうしても引っかかってるんです。そのまま忠実にやって欲しかった訳じゃないんです。これを「ヒミズ」と言われても、ピンと来なかったんですよ。僕は。

ちょっと完全に、取り留めのない文章になってしまいましたね。やはり頭の中で、まとまってないですよ。

で、この映画で、何より特徴的なのは、映画版は3.11以降の世界なんです。これは、おそらく、世界で一番早く、3.11〝以降〟を描いた映画だと思うし、それは、やはり園監督が、只者ではない証明だと思うんですが、そここそが、今回の違和感の原因になってるのでは無いか?と推察してるんです。

どういう事かは、次回に持ち越させて下さい。

つづく。

2012/1/24に、追記2を書きました→こちら
2012/1/28(3時47分)に、追記3を書きました→こちら
2012/1/29に、追記4を書きました→こちら

by eigasirouto | 2012-01-22 04:07 | 追記、修正など

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