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ウォッチメン(概要紹介編)   

まだ僕の「ウォッチメン」の記事を読んでない方→こちら

まずは、アメコミ「ウォッチメン」の概要に関して、書いていきたいのですが、その前に2009年3月にすでに、ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフルで、かなり読みたくなる紹介をしてますので、僕の駄文など読まずにこちらを聞いた方がいいですよ。

サタデーナイトラボ「『ウォッチメン』原作」特集!

とにかく、知ってる人からすいれば今さら感は否めないですけど、それでも知らない人だって、きっといる訳だし、自分なりに紹介させて下さい!

でも、読んで騙された!みたいに言われても困るので、先に言い訳させてもらいますが、以下に書かれてる様な人はもしかしたら合わないかもしれないです。
①適応能力がない(まず、アメコミなので通常の日本の漫画とページが逆なので、慣れるまで読み辛い)
②腕力がない(本が重いので腕が疲れる)
③字を読むのが苦手(2005年には、『タイム』誌によって1923年以降に発表された長編小説ベスト100に選ばれた事からもわかるように、漫画だけど非常に字が多い)
④80年代にアメリカとソ連が冷戦状態だった事を知らないとか、世界終末時計の存在を知らないとか、核ってなぁに?という人
⑤給料日前の人(3500円くらいするので)
てな感じですけど、でも、一般教養があり、一般的な好奇心があり、一般的な理解力がある人が、ちゃんと最後まで読めば絶対面白いはずです。途中で投げ出すのだけは辞めて下さい。それでも面白くないなら相性とかの問題と思うんで、即古本屋に行くといいと思います。結構、良い値段で売れるはずですよ。


色々、長引きましたが、そろそろ本題に入りますよ。
まずは、どういう話なのか?

この物語は、ヒーローってそもそも何?という事を真剣に考えて、解体して、再構築し、その上でヒーローが現実社会に実在していたら、どうなっていただろう?ヒーローは現実にはどう考え、どう行動するのか?というのを突詰めた作品なんです。

元々、チャールトンコミックの既存したヒーローをそのまま現実世界にぶち込むつもりが、諸事情で使用出来なくなったので、それぞれ同じ様な能力のオリジナルヒーローに変えたという経緯となってます。なので、全部のヒーローに元ネタがあります。
例えば、コメディアンというキャラであれば、平和の為なら暴力も厭わないという主義を持つスーパーヒーロー、ピースメーカーが元になってるという事です。(+他のキャラの要素も入ってるみたいですが、ここは説明なので、割愛させて下さい。)
で、本当に現実にピースメーカーがいたら、こういう思想だよなぁ?こういう事するよなぁ?現実主義だから政治的能力もありそうじゃね?下手したらレイプとかしそうじゃね?というのを原作者のアラン・ムーアは考え抜きキャラを作り上げ、実社会に登場させたという事です。

それで、作られたキャラ達が
コメディアン
ロールシャッハ
Dr.マンハッタン
ナイトオウル2世
オジマンディアス
二代目シルクスペクター
なのです。更に前の世代のミニッツメンというヒーロー達もいるのですが、(察しのいい方は、2世とか二代目で「ん?」となったでしょう。)ここでは一旦、説明を省きます。

連載時は1985年の作品なので、実際に1985年のアメリカが舞台です。まさに米ソの一発触発の冷戦状態です。そこに、モデルありきのオリジナルヒーロー達がそれぞれ現実にいるし、これまでのアメリカの歴史上にもいた。という設定なんです。

それで、現実に覆面被ったヒーロー達がいたら、問題が色々起きると。覆面ヒーローに成りすまして暴力を利用する奴も現われるし、仕事が減り覆面ヒーローばかりちやほやされるもんで警察もやる気を無してストライキしちゃって、逆に治安が保たれなくなるんですよ。だから1977年にキーン条約というのを政府が作って、覆面ヒーロー禁止となってる状態の1985年アメリカという事になってる訳です。

ただ、アメリカ政府としては、1人だけは特別扱いしないといけないんです。(そもそも、その人の為に法律的にヒーローOKにしてた訳で)なぜかと言うとその男は、ソ連への脅威となりうる程の力を持ってる男だからなのです。

その男の名は、



















Dr.マンハッタン


つづく。

by eigasirouto | 2012-02-15 23:05 | 追記、修正など

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