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ドラゴン・タトゥーの女追記2   

ドラゴン・タトゥーの女感想
ドラゴン・タトゥーの女追記

かなり長い事、間隔空けてしまいました。原作の小説を読み終わってから書こうと思ってたけど、今のペースじゃあ、しばらくかかりそうなので、忘れないうちにちゃんとフィンチャー版(スウェーデン映画でオリジナルが既にあるので、以降も今作の事は、フィンチャー版とさせていただきます。)の事を書いておこうと思います。

先程、小説はまだ途中と書きましたが、その段階での映画と小説の大きな違いは、やはり登場人物の人数の差があると思います。小説版は、かなりの人が犯人の可能性を感じさせてくれますが、フィンチャー版はちょっと登場人物少ない…と言うか登場するけど、フューチャーされる人物が少ないんで、犯人があらかた予想出来て、推理的にはあまり楽しめないかも知れません。僕は、映画で犯人を知った上で小説読んでるんで、進みが遅いのかも知れませんが…。

ただ、この話は全部やっちゃうと膨大な時間になるし、小説が世界で800万部売れてるし、オリジナル映画もあるしで、もはや真犯人は誰だ的な展開にしても、知ってる観客は喜ばす事は出来ないと判断したんだと思うんですよ。

変わりに、メインをドラゴンタトゥーの女こと、サランデル(ルーニー・マーラ)のキャラを掘り下げてじっくり描いて、キャラで持ってく映画にしたのではないか?と言う仮説を立てています。
この映画を観て、サランデル及び、それを演じたルーニー・マーラちゃんを好きにならない男がいるとしたら僕はその人と仲良くなれる自信が無いですよ。それくらい絶対的に魅力的に描かれてると思いますよ。
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まず、見なりがかなりアウトローで、眉毛もほぼ無いです。
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移動手段はバイクに皮ジャンです。そして基本、人に心を開かないので、めちゃくちゃ無愛想で、人付き合いが不器用です。
ただ、そうなってしまう生い立ちがある事が後に判明して、振り返って考えると、なんかもう不憫で不憫で…。
そういう彼女ですが、頭はかなり良くて、ハッキングで情報を仕入れる仕事をしています。
ただ彼女には、ニルス・ビュルマン(ヨリック・ヴァン・ヴァーヘニンゲン)という後見人(保護観察みたいなの)がいて、この男がクソ野郎で、サランデルに非人道的な行いをしやがるんですよ。僕は眠くなりかけてたけど、完全にそのシーンの衝撃と怒りで目が覚めましたよ。
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だけど、サランデルがその辺のおねーちゃんと違うのは、目には目をどころか、目には最もえげつない目をって感じで、三倍にも五倍にもして仕返しするんですよ。
正直、不謹慎と思われるかも知れないけど、僕はカタルシスを感じましたね。だし、彼女にとっては、その手段しか無いと言えば無いですよ。しかも、そこから恐喝までしますからね。絶対に手を出してはならない女に手を出してしまったんですよ。彼は。
見事、ピンチをチャンスに変える逞しさに、もう僕は心を鷲掴みにされましたよ。

その後のミカエル(ダニエル・クレイグ) への豪快な愛情表現&ツンデレ的な精神に、胸がキュンキュンしなくて、何が男かと僕は言いたいですよ。
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僕的には、ミカエルが喜ぶと思って、ライダースっぽい革ジャンをプレゼントに選ぶシーンが、ダントツに萌えポイントでしたよ。僕らから見ると彼のファッションと違うからけ、「あいつ着ないと思うよ」って言いたくなるけど、きっと彼女はこれをあげたら喜ぶと思い込んでると思うんですよ。そう考えると非常に愛しいしかわいいんですよ。

とにかく、この映画は彼女に尽きるんです。皆さんはどうでしょうか?

by eigasirouto | 2012-03-05 03:33 | 追記、修正など

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