人気ブログランキング |

シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム追記   

まずは「シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム」の感想(前編)を読んでいただけると幸いです。

以下の5つのブロックに分けて、色々書いてます。
①物語について
②ロバート・ダウニー・Jr、ジュード・ロウの魅力とホモ・ソーシャルな関係について
③格闘技について
④原作との比較に関して
⑤周りの作品との関連性

前回は、①と②について書きましたが、この記事は、③以降について書いていきます。

③格闘技について

このシリーズは、いわゆる探偵モノと思ってたら、肩透かしを喰らうと色んな方が言われてます。(それに関しては、④で言及します)しかし、アクションシーン、特に格闘シーンはスゲー楽しいです!

原作からして、ホームズは架空のバリツと言う、日本を発祥とした格闘技を体得してるという事になってて、ボクシングもプロ並みの強さとの事です。とにかくホームズは、頭も良ければ、ケンカも強いんですよ!ただ、バカと天才は紙一重で、事件が無い時のホームズは、ダメ人間で、完璧な人間では無いという部分も好きになる要素なんですよね。

それは、さて置き格闘技の話をしますが、まず、ガイ・リッチー監督が、
7歳の時に空手を始めた。柔道では黒帯を、ブラジリアン柔術では茶色のベルトを所持している。
とWikiにあり、一方、ロバート・ダウニー・Jrは、
薬物依存のリハビリ・プログラムの一環として始めた詠春拳やヨーガなどのレッスンを、克服した現在も続けている。
とWikiにあるように、それぞれ、格闘技に精通していると言えるでしょう。

つまり、この映画に於いては、ブラジリアン柔術×詠春拳=バリツと考えても良いのではないでしょうか。ちなみに詠春拳とは、ブルース・リーが習った格闘技で、昨年、日本でも公開されたブルース・リーの師匠を描いた「イップ・マン序章」「イップ・マン葉問」も、かなり面白いので、未鑑賞の人は、是非、観て下さい!

実際、シャドウゲームでは、前半に中国人に変装してるホームズのカンフーシーンが観れますよ!

それで、その格闘シーンをどういう風に描くのか。と言う部分が大事で、「300<スリーハンドレット>」で、〝ゆっくり見せて、素早くドン!!〟と言う格闘シーンを紹介しましたが、それの強化版とでも言いましょうか。
まず、ホームズの頭の中で、格闘シーンをシュミレーションします。「向こうが右で殴って来るからこうよけて、顎に一発入れて…」という具合です。それを映像でスローで見せた後、実際の速度でシュミレーション通りのシーンを見せてくれます。これが、メチャクチャかっこいいんですよ。かっこいいだけじゃなく、ホームズの洞察力や判断力が、すごいと言うのも同時にわかるから素晴らしいんですよ。その脳内のシュミレーションの事を〝シャドウゲーム〟と呼ぶ事が今作で明らかになります。

ただ、1でこのシーンが一番好きで、前半で2回もやってくれたのに、途中から一切無くて、ちょっとがっかりだったんですけど、2を観てわかりました。これ、2のラストの伏線だったんですね。
だから初めから1,2通して考えて作られてて、1だけ観ると物足りなさを感じましたけど、続けて観ると納得は、出来ると思います。(それがアリかどうかは別として)

その最後のシャドウゲームで、僕はこの作品大好き!!って、なりました。すごく言いたいですけど、ネタバレになるとあれなんで、とにかく少年ジャンプ的盛り上がりがあるとだけ言っておきましょう。


④原作との比較に関して

色々、書いて来ましたが、元々のシャーロック・ホームズファン(シャーロキアン)の中には「こんなのホームズじゃねぇ!」と怒ってる人もいるとの事。で、僕はと言いますと子供の頃に、NHKでやってた『シャーロック・ホームズの冒険』(イギリス・グラナダTV制作)を何度か観た程度で、例によって、原作は読んだ事がありません。なので、調べたり聞いた話しか出来ませんが、批判がある一方で、「これぞ原作通りのホームズ!」と言ってるシャーロキアンもいるみたいです。

まず、③でも書きましたが、原作でもホームズは強かったみたいです。
そもそも原作は映画同様に、謎解き自体は簡単で、どちらかと言えば、ワトソン君とのコンビ芸にこそ、この物語の魅力がある!とおっしゃってる方もいて、決して、原作からかけ離れてる訳じゃないとの意見もあるみたいです。

僕は、読んで無いからなんとも言えませんが、ファンが原作と違うから怒ってるという話を鵜呑みにして、批判をするのは、危険なので、その批判は十分に原作を読みこんでからにした方がいいかも知れませんね。

でも、1も2も最後に、「コナン・ドイル卿の作ったキャラクターに基づく」とわざわざクレジットを入れてるので、僕はちゃんとリスペクトしてて、いいなと思うんですけどね。


⑤周りの作品との関連性

やっとここまで来ました。正直、もう明日にしたい所ですが、書き上げますよ。

なんだこの枠は?と思われた方もおられるかも知れませんし、ここからは僕の頭のおかしさを露呈すると思うんで、読まなくていいと思いますよ。ただ、僕はここが一番書きたい部分ですけど。

本来、①で書くべきでしたが、モリアーティ教授が実は、第一次世界大戦を起こす為に暗躍していた!と言う部分を書き忘れてました。こういう仮想歴史って、「ウォッチメン」や「X-MEN: ファースト・ジェネレーション」もそうなんですけど、もしかしたら僕の一番好きなジャンルかもしれません。これ、本当だったらおもしれーなぁとか、妄想しながら楽しめるんですよ。子供の頃から、漫画のキャラクターが実在したらどうなるか?とか考えるのが好きでして。

そんな人間なんで、鑑賞中に「我々が中学で学んだ歴史は、所詮、何者かによって隠蔽された作り話に違いない」と思い込み、実話として観てた訳ですけど、ただ、そこで、ハッとしたんですよ。
いいですか?僕は、この日に3本連続で、観たんです。1本目はどうでも良かったですが、今作の前に観たのは、スピルバーグ監督が第一次世界大戦を描いた「戦火の馬」じゃないですか。勘のいい方なら既に、僕の言いたい事がおわかりかと思いますが、今作を鑑賞中に以下の様に思い始めた訳です。

「モリアーティ教授のせいで、ジョーイはあんな目に遭ったんじゃないかー!!」と…。

さらに「てことは、ジョルジュ・メリエスが苦悩の末、自作をことごとく捨ててしまったのも、こいつのせいやないかー!!」

さらにさらに「ロレンスのアラビアでのあんな事やこんな事も、こいつのせいやないかー!!」

はい。どうかしてますね。おやすみなさい。

とにかく、必要以上に楽しめました!!

ブログ内関連記事
ガイ・リッチー
「シャーロック・ホームズ」

「300<スリーハンドレッド>」
「戦火の馬」
「ヒューゴの不思議な発明」
「アラビアのロレンス」

by eigasirouto | 2012-03-29 04:21 | 追記、修正など

<< ロバート・ダウニー・Jr. シャーロック・ホームズ シャド... >>