人気ブログランキング |

ランド・オブ・ザ・デッド   

ジョージ・A・ロメロ監督の21世紀型ゾンビ映画です。

ランド・オブ・ザ・デッド
a0250573_1454281.jpg

解説: 『ゾンビ』『死霊のえじき』など、“ゾンビ”の第一人者として知られるジョージ・A・ロメロ監督による最強のゾンビ映画が誕生。主演は『トリプルX』のアーシア・アルジェントと『ザ・リング2』のサイモン・ベイカー。ロメロ監督が描く“進化したゾンビ”はこれまでのゾンビ映画とは一線を画し、新たなゾンビキャラクターを生み出した。
あらすじ: ある日突然死んだはずの人間が次々とゾンビになり、そのうちの一人が知恵をつけ始めた。銃や、器具を使うことを覚えたゾンビたちにライリー(サイモン・ベイカー)やわずかな生存者たちは窮地に追い込まれる。

ロメロゾンビ3部作
「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」(1968年)
「ゾンビ(ドーン・オブ・ザ・デッド)」(1978年)
「死霊のえじき(デイ・オブ・ザ・デッド)」(1985年)

今作は、2005年の作品の映画なので、20年ぶりのロメロゾンビ映画です。
2005年より、2年置きにロメロ監督のゾンビ映画が発表されてるので、次の「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」と「サバイバル・オブ・ザ・デッド」も鑑賞しますよ。

しかし、ゾンビが少しずつ進化してますよ。
今回のゾンビの一体は、完全に知能がありましたね。「うー」と唸って、何かしら仲間のゾンビにメッセージを送ってるみたいでしたし、機関銃もぶっ放してましたよ。

更に、人間同士の争いが、今までよりも増して、入り組んでましたね。

今回は、ロメロ監督曰く、9.11テロを象徴させてるらしいです。
富裕層が住んでるビルは、世界貿易センターを象徴してて、その下のスラム街が、一応守られてるけど、実は、一部の人間に良いように利用されてる一般人(要はアメリカの大半の人達)、そして、ゾンビがテロリストのメタファーだと思います。
今作は、本当に腐ってるのは、一部の特権階級の人間で、その他の貧乏な人間やゾンビは完全に被害者でしたね。そして、一般人達とゾンビ、また、一般人同士が、一番偉い人であるカウフマン(デニス・ホッパー)の為に戦います。
何とも腹立たしい、しかし、これがアメリカの(もしくは、国というもの)本質であり現実でもあるんですよね…。

その三つ巴の関係を把握して来た段階で、三国志みたいじゃん!と超ワクワクしましたし、誰が誰にケリをつけるかは、納得の展開だったし、ある人物の「ゾンビになるのも悪くない」という、今までの登場人物は、決して言わなかった台詞も好きですね。

今作では、あの「ショーン・オブ・ザ・デッド」エドガー・ライト監督と主演のサイモン・ペッグがゾンビ役で出演してるけど、ゾンビなので、よくわかりませんでした。あの見世物小屋で鎖に繋がれて、前に人間の女性が立って「キャー」って、言ってるアトラクションの時の後ろのゾンビでしょうか?
しかし、この2人、元々は台詞のある役だったらしいですが、ゾンビ役がやりたいと熱望して、ゾンビ役になったみたいで、やはり信頼出来る男達ですね。

しかし、今回も色んなゾンビがいましたね。文字通り首の皮一枚で繋がってるゾンビが、ガブっと噛んだ後、頭が後ろに垂れるゾンビが特に好きでしたね。後、楽器を演奏しようとしてるゾンビも好きでした。ロメロ監督は、ゾンビを本当に愛してるんだろうなぁと思える映画でしたね。

ロメロ監督のゾンビは、どういうのがいるのか探すのも楽しみの一つですね。


あまり感想らしい感想は書いてないですけど、AKB総選挙やら色々と観なきゃならんので、この辺で。

by eigasirouto | 2012-06-07 02:22 | 旧作(2012年鑑賞)

<< マイティ・ソー 先生を流産させる会追記 >>