2012年 04月 21日 ( 2 )   

バトルシップ   

どうしても今日のうちにブログを書いておきたかったので、朝早めに起きて、ユナイテッドシネマとしまえんで、鑑賞して来ました!

バトルシップ
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公式サイト
解説:ハワイでの軍事演習中に謎のエイリアンとその母船に遭遇したアメリカ海軍や日本の自衛艦が、地球存亡の危機に立ち向かうSFアクション。未曾有の事態に局面する男たちにふんするのは『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』で注目されたテイラー・キッチュ、『マイティ・ソー』の浅野忠信、『96時間』のリーアム・ニーソン。監督は『キングダム/見えざる敵』『ハンコック』のピーター・バーグ。人知を超えたエイリアンの武器と人類の近代兵力が激突する海上バトルもさることながら、日米の海の精鋭たちが国を越えたきずなをはぐくむドラマも見ものだ。
あらすじ:アメリカや日本など、各国の護衛艦がハワイに集まって大規模な軍事演習を敢行することに。アメリカ海軍の新人将校アレックス(テイラー・キッチュ)は、日本の自衛艦の艦長ナガタ(浅野忠信)をライバル視しながら演習に参加。そのさなか、沖合で正体不明の巨大物体が発見される。人類からの友好的な呼びかけに応じて現われたエイリアンの母船だという科学者たちの推測に反し、彼らは突如として謎の武器で攻撃を仕掛けてくる。

結構、子供心を持った男性陣に絶賛されてますけど…すみません。僕はダメでした。
うーん…。僕は割と子供心を持った人間だと思ってたんですが、そうでもなかったのか?いや、そう言えば、子供の頃から戦艦にも宇宙人にも特に心躍る人間じゃなかったような気が…。
いや、細かい辻褄とか求める映画じゃないし、映像がかっこよくて楽しい!それで、いいじゃんって思うんですけど、それでも僕としては、楽しめませんでした。(そもそもSF自体にやはり興味が無いんだろうか…)
あくまでも、全部が全部ダメと思ってる訳じゃないです。日本軍の活躍は、やはり嬉しかったし、「おお!」と思える場面もいくつかありましたので、あしからず。

今回は、
①ピーター・バーグ監督の前作までとの比較
②登場人物について
③ストーリー、アクション、エイリアンについて
④まとめ
以上の順番で書いていきます。


①ピーター・バーグ監督の前作までとの比較

ピーター・バーグ
「キングダム/見えざる敵」
「ハンコック」

まず、昨日の「キングダム/見えざる敵」の記事で、訂正と言うか、補足があります。
ピーター・バーグは、
マイケル・マンの弟子筋に当たる
と書きましたが、そもそも「キングダム/見えざる敵」のアイデアを思い付いたけど、イスラム国のテロを扱ってる政治的な内容なので、ハリウッドに相手にされずに、巨匠マイケル・マンに相談したとの事です。
この時点で、町山さんの特電で〝全く知らないマイケル・マンに〟と言われています。
そもそも町山さんのブログでは弟子と書いてたので、そのまま受け取りましたが、恐らくは、マイケル・マンが制作になってくれた後、影響を受けた事をわかりやすく師弟関係としたのだと思います。2人の関係性がどうなのか調べたけど、あまりわからなったので、弟子筋と言えるかどうかは、正確にはわかりません。ただ、「ハンコック」にもマンは制作で関わってるので、何かしらの関係はあるんじゃないでしょうか。
よくわかってないのに、紛らわしい事を書いて、すみませんでした。
その辺の事が詳しくわかり次第、書かせていただきます。

それで、鑑賞済のピーター・バーグ監督作品に順位を付けるならこうなりました。
1位「キングダム/見えざる敵」
2位「ハンコック」
3位「バトルシップ」
 
1位の「キングダム/見えざる敵」が圧勝で、「ハンコック」と「バトルシップ」は、それぞれ良い部分と悪い部分が、全然違うけど、甲乙付け難い所です。
どっちも、よくわからない設定が不満ってのは共通してますが、「ハンコック」は、着地に不満だけど、なんだかんだ楽しめた。「バトルシップ」は、着地はいいと思うけど、あんまり楽しく無かった。という感じです。
ただ、「ハンコック」が92分なのに対して、今作は131分もあるので、「ハンコック」を2位にしておきました。

それで、共通点などを考えてみたのですが、町山さん曰く、「キングダム/見えざる敵」以前の監督作が、全く共通点が見付からず、何がしたいんだ?職業的にやってるのかと思えるとおっしゃってました。(ただし、「キングダム/見えざる敵」は、自分で企画を思い付いて、行動してるので非常に作家性を出したとの事です。)

もしかしたら、自分がやりたかった作品以外は、職業監督的にやってるのかも知れませんね。

それでも、少しだけ共通点もあります。
まぁ、アクション映画であると言うのは、言わずもがなですが、他にも、〝わかり合えそうにない男達が、最終的にわかりあえる様になる〟とか、これは、「ハンコック」には無いけど、〝野球をやってる場所がエラい事になる〟と言う部分もありますね。後、〝黒人を重要ポストに置いてる〟とかでしょうか?
と言うか、よく考えたらこんなのハリウッドアクション映画の現代的な型じゃないですか…。
ただ、政治的メッセージが根底にある人なのかなぁとかは、ぼんやり思えるんですけど…。

多分、アクションシーンの撮り方に、くせがあったりはすると思うんですけど、僕はまだ見つけれてない状況です。


②登場人物について

この映画を一番つまらなくしたのは、なんと言っても登場人物達のキャラの掘り下げの薄さです。故に、僕的に、誰も好きなキャラが出来なかったのが、物語に入り込めなかった大きな要因だったと思います。
でも、強いて言うなら準主役並に活躍する日本代表、浅野忠信氏は、応援してました。
好きになれなかったと言うのは、言い過ぎかな?皆、ちょっとづつ好きだけど、そこまでハマれないって感じでしょうか。
お兄さん(アレキサンダー・スカルスガルド)とか、提督(リーアム・ニーソン)、彼女の体がエロい(ブルックリン・デッカー)とか、メガネをかけた博士と足を怪我してる黒人さんとか、割といいんですけど、それぞれ描き込み不足だと僕は思ったんですけどね。

特に、主人公のテイラー・キッチュが演じるアレックス・ホッパーが、あんまり好きになれなかったのが、問題ですねぇ。この映画を褒めてる人でさえ、彼の事は、いまいちって人も多いみたいですよ。
「トランスフォーマー」と同じスタッフで作ってますけど、あちらも主人公が軽薄な感じで、嫌だなぁと思ってて、今作もまさにそれなんです。脚本家の好みか、仕切ってる人の好みかわかりませんけど、ここは監督の問題というより、脚本家とかの問題なんじゃないでしょうか。

合う合わないという事なんでしょうけど、僕はどうやらこのチームが描く主人公像とは、合わないという事がわかりました。
後、「トランス~」も、主人公がエロい彼女作ってましたね。なんか、男も女も軽いんですよねぇ…。そこが、あんまり好きじゃないです。

でも、結局、ここがノレる人は、この映画は全然楽しめると思いますよ。


③ストーリー、アクション、エイリアンについて

ストーリー自体は、オーソドックスなんですけど、前半、エイリアンが出て来るまでが、いくらなんでも長すぎると思うんですけどね。
冒頭のホッパーのコンビニ強盗(?)シーンは、あれはあれで楽しかったですけど、(ただし、今時、強盗でピンクパンサーの曲?とは思った)、その後も延々と主人公の人となりの説明に費やしてるなぁとか思って。

サッカーのシーンも要らないと思ったし、つーか日本自衛隊のユニフォームの背中に日章旗と言うのも、なんか違和感あるし、戦艦の上で、自衛隊の人達が、「ニッポン!チャチャチャ!」って掛け声も、僕は気持ち悪かった。あれって、バレーだけじゃなかったですか?
だし、サッカーのシーンもなんか深刻に見せてるけど、これってただの親善試合じゃないの?いいから早くエイリアン出せや!と思って、ちょっと突き放されたんですよ。僕は。
いや、サッカーのシーンで、浅野忠信を登場させて、仲悪くなるという部分とホッパーの我の強さとかを見せたい意図はわかるんですけど、こんなやり方じゃなくても、良かったんじゃないでしょうか。

で、その後、なんか皆揃って、演説みたいなのもあるし、ここでも主人公が遅刻して来てて、またこういうキャラですよ。という説明してるんですよ。ベッタベタなギャグなのはわかりますけど、こんなペースでやってて、一体いつになったらエイリアン出て来るんだ!と。と言うか、この映画自体が、ここから始めるべきなんじゃないかと僕は思ってる訳ですけど…。

今度、また浅野忠信と便所で喧嘩して。(トイレの中で喧嘩してて、叫び声と殴る音だけしか聞こえないという間接表現なのは、残念。どうしてもケンカシーンを見せたくなかったのなら、影とかでも見たかった。)その後の気まずいお説教タイムとかは、ギャグとしてちょっと笑いましたけど。

ただ、終始、いつになったらエイリアン出て来るんだよー。という気持ちがこっちは募っていくのと比例して、主人公がドンドン嫌いになって行った訳です。

更に、彼女側のエピソードも入って来て、ええ?エイリアン登場は、まだですか…と絶望的になりましたね。

当然、こうなってくるとエイリアンのハードルは上がり切ってますよ。上がり切って、最初の内は、すげぇ!もうこれは人類滅亡じゃん!と言うくらいの強さはあったんですよ。これ、最早、人類に勝ち目は無いなぁと。そう思ってたらあらぬ設定を一つ儲けてまして。エイリアンは、敵が攻撃して来なければ、基本的に攻撃しない(出来ない?)と言うまさかの設定が入って来ます。

だったらさぁ…攻撃しなきゃ良かったんじゃないの~?とか思えて。基本、武器的な物を攻撃して来るんですけど、ヨーヨー型の武器は、橋の柱を武器と思い込んで、攻撃して橋が崩れてましたけど、あれは何に反応したのか、ちょっとわからなかったです。

そして、老人達が立ち上がるって、シーンはおお!と盛り上がりましたけど、ええ?バリアの中にいたのー?とか、変な部分はある訳ですよ。

とにかく、ストーリーもグダグダで。
ただ、そういういい加減な部分も含めて楽しむ映画なんだとは思いますよ、けどなぁという感じですかね。

アクションで一番「おお!」と思ったのは、香港をエイリアンが襲った所ですね。ハリウッド映画で巨大な何かからアジア人が逃げ回ってるのって、あんまり僕は観た事無くて、新鮮に感じましたよ。ラスト間際の戦闘シーンも迫力は間違いなくあると思うし、やっぱりアクションは、さすがだなぁとは思ってますね。

それと、あの真珠湾で日本とアメリカが別の敵と戦うってのも、いいなとは思ったりもしてるんですけど、なんか別にそれが活かされてるようには僕は思えなかったですけどねぇ。そこまでそれで感動出来るとは思えなくて。


④まとめ

もう、こんな時間じゃないですか。(1時に書き始めて、現在3時19分…)
色々と書いて来ましたが、今、劇場でやってる中で、一番豪華感がありそうなので、観といて損は無さそうです!
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by eigasirouto | 2012-04-21 03:25 | 新作映画(2012)

ピーター・バーグ   

ピーター・バーグ
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フィルモグラフィ
赤文字は、鑑賞済です。またこのブログに感想のある作品は、クリックでそのページに行けます。また鑑賞してても、あまり記憶にないものは、未鑑賞扱いにしています。
監督作品
ベリー・バッド・ウェディング Very Bad Things (1998年)
ランダウン ロッキング・ザ・アマゾン The Rundown (2003年)
プライド 栄光への絆 Friday Night Lights (2004年)
キングダム/見えざる敵 The Kingdom (2007年)
ハンコック Hancock (2008年)
バトルシップ Battleship (2012年)

脚本
ベリー・バッド・ウェディング Very Bad Things (1998年)
ルーザーズ The Losers (2010年)

出演
ショッカー Shocker (1989年)
レイト・フォー・ディナー Late for Dinner (1991年)
アスペン Aspen Extreme (1993年)
コップランド Cop Land (1997年)
エイリアス Alias (2002年)
コラテラル Collateral (2004年)
スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい Smokin' Aces (2006年)

制作
キングダム/見えざる敵 The Kingdom (2007年)

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by eigasirouto | 2012-04-21 01:21 | 映画人物